« ささやかな幸せ | トップページ |  クリスマスツリー、イミテーションと本物。 »

2004.01.03

Auto up掲載記事の編集前ヴァージョン

ーウェイターをしていて思った事ー

 僕は一時期、この街でもちょっと有名な日本食レストランで
ウェイターをしていたんですけど(高級店だけに、「あんたこの店には向いてないね」って言われてソッコーでクビになりました・・・)、その店は有名なだけの事ははあり、かなりきちんとした日本食を食べさせてくれるし、その関係で、その店の主な客層は、日本から来ているビジネスマンや、日本の味を懐かしがりに来る、日系の高齢な方達、そして、ある程度裕福なアメリカ人達がメインでした。

 そういった方達に給仕していて、本当によく思ったのが、

「アメリカに住む人は、とにかく食事を沢山残す」

 と言う事です。

 お客さんが食事を終えて帰る。

 その後に後片付けに行くと、白人もアジア系もラテン系も全て(アフリカ系はめったに来ない)、もう見ていて悲しくなる位に、料理を食べ残して行くんですよ。

 毎日、ディナーだけでも、200リットルのゴミバケツが一杯になる程の残飯が出ていて、それは「すき焼き」や「しゃぶしゃぶ」だったり、本マグロの刺身だったり、はっきり言って、かなり高価な食材なんだけど、でも彼等は平気で、大量に食べ残して行く。
でも、デザートはきっちり全部食べて行くんだ。

 僕は、そして恐らく大多数の日本人は、
「出された物は、残さず食べるのが礼儀」
 と躾けられただろうし、出された物を残すのは、それを作ってくれた料理人に対して、そして、食べられる為にその命を捧げてくれた全てに対して失礼だ。
 という意識があると思う(皆にもあるよね?)けど、それでも、日本語で会話しているお客さんさえも、残飯を他のアメリカ人並みに、大量に出して行くんだ。

 まるで、
『これがアメリカンスタイルだ。そして自分達は、もうそれに馴染んでいるんだ。』
 と言わんばかりに。
 そしてそれらを見るその度に、僕はいつも思うんだよね。

 残すのならなぜ頼むの?

 って。
 でも稀に、食べ切れない分を、持ち帰りを希望されるお客さんもいて、もちろん、それには喜んで対応させて頂くんだけど、基本的に彼等は皆、膨大な量の食べ残しを出して帰る。

 とにかく沢山の種類の料理を注文して、それらを少しづつ食べて、残りは食べ残す(つまり捨てさせる)んだ。

 日本食は別として、アメリカの食べ物ってとにかく量が多いし、めちゃくちゃに脂肪分過多な食材・調理法を使うから、達磨みたいに肥った人が沢山いるんだけど、彼等・彼女等は、食べる量も多いけど、残す量も半端じゃない位に多くて、

 それで彼等、彼女達が、

「今ダイエット中だから、全部はとても食べられなくって・・・。」

 みたいなな事を言ってるのを聞くと、

「この国は間違っている・・・」
 って、時々本当にそう思うんだ。
 そんな事を言ってると、

「じゃあ、なぜお前はそんな国にしがみついているんだ?」

って言われちゃうんだろうけれど・・・。

 その魅力で、目が眩むほどに強く輝く部分もあれば、
 その魅力の強さに見合うだけの、濃い影の部分も持っている。

 そんな国です。アメリカ合衆国と言う国は。

  Well, I hope you enjoyed this month
"Mizzie's cafe". Thank you for reading,
from mizzie, Bye for now!!

ブログランキングです。クリックしてね。

Banner2_8

|

« ささやかな幸せ | トップページ |  クリスマスツリー、イミテーションと本物。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/8531/69820

この記事へのトラックバック一覧です: Auto up掲載記事の編集前ヴァージョン:

« ささやかな幸せ | トップページ |  クリスマスツリー、イミテーションと本物。 »