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2004年4月

2004.04.18

 ?援助交際について考える?

 今僕が通ってるCollegeは、
University編入には人文系のクラス取らなきゃなんないんですけど、その中には外国語のクラスもあって、ネイティブスピーカーに混じって哲学とかやるよりは、初級の外国語の方がラクかな?って思って、で、日本人の僕はスペイン語クラス取ってるんですけど、留学生は結構同じ事考えるみたいで、日本語クラスは結構人気のあるクラスの様で、英語クラスのクラスメートで日本以外から来た留学生で、日本語クラス取ってる子から日本語に関して質問されたりもします。

 日本語クラスに人気があるのは多分、アメリカ人達にとってはエキゾチックな魅力からでしょうけれど、他の留学生、特にアジアからの留学生達は日本のポップカルチャーに凄く興味があるようで、宇多田ヒカルや浜崎あゆみは彼等にも結構人気があって、
それらも影響しているようです。

 彼等は日本の音楽から若者文化を経て、日本の色んな事に興味を覚えるようで、そう言った事に関してよく質問を受けるのですが、はっきり言ってもう若くはない僕は、返答に困る事多々です。

 ただ、返答に困るだけでは無く、僕自身深く考えさせられた事が一つあって、

 それは何かと言うと、

 『援助交際』

 「エンジョコーサイってどういう意味?」
 ってクラスメートから聞かれたのがその最初で、
 それを一言で定義付けられなかった僕は
Older man assist school girl in obtaining otherwise
too expensive items or cash in exchange for sexual favors.

(中年男性が女学生に対して、彼女達が高価な物や現金を得るのを援助し、その見返りに性的関係を持つ事)」って答えたら、

 「それって売春(Prostitution)とどう違うの?」って返って来て、
 「一緒と思うよ」としか答えられなかったんですよね。

 東南アジアや中南米では、中学生くらいの女の子が生きて行く為に売春をする事はそれ程珍しい事ではないそうなのですが、
経済的には満たされていて、生きていく為に必要な物は全て持っているはずの日本の女の子達が、なぜ1週間の生活費にも満たない金額で、その体を売らなければならないのか?

 見ず知らずの男と二人でホテルに行くという行為自体が、それはもう物凄く危険な事なのに。

恐喝されたり怪我したり、性行為感染症、ましてやエイズなんかもらちゃったりしたらどうするんだろう?

 そのリスクとリターンのあまりのアンバランスさに、
思わず「???」ってなっちゃった僕は、それについて自分なりに少し考えるに至った訳です。

 もちろん、「買ってる男達が一番悪い!」は真実だし、それで済ませちゃえば一番簡単だしラクなんでしょうけれど、元々が物事を深く考え込んじゃうタイプな僕は、さらにもっともっと深く考えるのでした。

 彼女達は、彼女達自身には高価かもしれないけれど、日本の経済観念からしたらたいした金額でもないそのお金を得る為に、物凄いリスクを犯してる訳ですけれど、そうやって得た金で何をしてるかと言えば、
 (彼女達にとっては価値のある)
 アイテムやサービスと交換してる訳ですよね?

 『常に、誰かが何かに貨幣を使用していないと維持できない』
 市場主義経済の元では、人は常に何かを買う事を求められ、
市民達は「持てない事」に対する脅迫観念の様な物に果てしなく追われているようにも感じる訳ですが、彼女達は、その脅迫感を克服する為に自分の体を売ってまでして、何かを得る為の貨幣を入手しようとしているように思えるんですよね。

 僕は売春を否定もしないし肯定もしないけれど、
 『市場主義経済システムを維持する為の』

    パーツの一部

として機能させられてる彼女達は、自分達がシステムの一部とされている事に気付いていないだけ(だって、彼女達が購入してくれる高価なブランド品は、それらの総売上のかなりの部分を
売春によって得られた資金が占めているはずですから)、憐れに思えて仕方がないのでした。

援助交際はした事もなければ、している人を見た事もない僕ですけれど、でも、あのクラクラするくらいに可愛い女の子達を、お金と引き換えに性器を駆使した快楽の対象としている行為って、客観的に見たら物凄く醜悪なんですけど、彼女達を買ってる男達はそれを感じないのかな?

SanFranciscoにて T.S.mizzie

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