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2005.12.30

”ちいさな願い”

 それは僕が渡米した直後(‘03の2月)の事。
 同じ家にステイしていた10代の子達がダウンタウンに遊びに行き、そこでお土産として、「ミサンガ(身に付けるときに願いを一つ念じながら結ぶと、切れた時に願いが叶うというアクセサリー)」を一つ買ってきてくれて、それを貰った。

 僕はその時、それを買ってきてくれた娘にそれを手首に結んでもらいながら、ある一つの事を願い、そしてそれはその年の内に切れてしまったのだが、その願いが叶う様子は一向に無かった。

 それ以来ずっと、その願いの事は忘れていたが、数日前、定期配信してもらっている田中宇氏のメルマガを読んでいて、その願いを思い出した。
 氏の分析では、私の願いは叶う方向に向かっているようだ。
 当時同じクラスで仲良しだったパレスチナ移民から話を聞き、中東情勢と彼の国には、深い関心を注いでいた僕だが、あの時僕がミサンガに掛けた願い、それは、

 「パレスチナから争いが永久になくなる事」

 ブッシュ政権の中東強制民主化で、中東諸国には民主的にイスラム主義政権が誕生しつつあるそうで、さらにアメリカのイラク戦線泥沼化による中東地域での影響力低下もあり、イスラエルは周囲の国と仲良くするしか、国家を存続させる事が困難な状況になりつつあるらしく、イスラエル政権も右派を切捨て、中道的政策で周囲のアラブ国家に受け入れてもらう方向へと、転換を強いられているらしい。

 中期的にはパレスチナを国家として認め、イスラエルとパレスチナに国境線を作り、パレスチナを「占領」から「切り離し」に政策転換してしまうつもりなようだ。

 これらが上手く進めば、’03に僕が願いをかけた小さな願い、「パレスチナの恒久平和」に向けた取り組みが一歩前進する事になる。ミサンガを結んで貰いながらぼくは、これを願いながら心の中で、(これが叶ったら神の存在を信じてもいいな)と思っていたが、国際情勢の流れが、田舎町の男に信条の変換をさせる結果になる事を、密かに願ってもいる。


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