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2006.01.27

輸入牛肉

 何でも、また米国産輸入牛肉が禁輸になったんだそうで、それの理由が、輸入再開条件の一つだった

 『特定危険部位の除去』

 がゼンゼン出来ていなかった事が発覚したからで、その上、牛肉を処理した施設では特定危険部位除去義務について知らなかったらしく、それが検査機関すらをもパスしてしまったからという事もあるんだそうです。

 僕は栄養学的観点から、蓄肉を食する事は非常に稀なのですが、アメリカ暮らしで彼の国に対する信頼度はゼロどころかマイナスになっている僕は、米国産食品はなるべく避けるようにしていて、さらに社会的・心理的理由からも、米国産蓄肉は拒否しています。

 まず、栄養学的にはレースをやっていた頃に

「スポーツ選手に対する蓄肉食の影響」

 を学び、蓄肉食後に採血された血液と、蓄肉を摂らなかった場合の食後に採血された血液との比較例や、蓄肉生育過程での飼料への汚染や、成長促進に投与される薬剤の影響、BSEの危険性等で、蓄肉食のリスクの大きさを知り、蓄肉を口にしようという気を失ってしまいました。

 また、約3年のアメリカ暮らしで彼の国に対する信頼感を失くし、その無責任体質や、責任転嫁能力、自己正当化技術の高さ、拝金・物質至上主義的な人達の多さには呆れかえり、またBSE問題に関しても、元・米国農務省の高官だった人が、街に出掛けた際に、国内チェーン店でハンバーガーを食べる親子連れを見て、「なんて危険は事をしているのだろうと思った。」的な発言をしていた。という記事を読み、さらに、拝金主義で安全や信頼よりも目先の金を選ぶ、中・低所得者層についても知る機会を得て、『Made in USA』に対する見解が、「いい加減でテキトーな物」から、「買うと被害を被るもの」へと代わりました。

 僕個人にとっては、情報関連商品や学習教材以外で、お金を払って入手する価値を、アメリカ製品には見出せません。

 最後の社会的・心理的観点に関してですが、これは過去記事でも触れていますが、サハラ以南のアフリカ貧困国で、本来ならば、自国で飢える国民の食料として地元農家によって生産されるはずの食用穀物は、アメリカの農業多国籍企業群によって家畜飼料用穀物に転作させられ、それらは低価格飼料として米国産蓄肉飼料として使用されている訳で、貧困国に対する彼の国の処遇に反対する意味も込めて、アメリカ製品・産品は極力、非買するように努めています。

 禁輸が解除されようが、再び禁輸になろうが関係無しに、私は米国産牛肉を食する気持ちは皆無だった訳で、メーカーのお客様相談室に電話をして、その企業製品に使われている肉の産地確認をしていた位(グリコとハウスのカレーはオーストラリア産だそうです)で、小泉も「自己責任」がどーたらこーたら言ってるんだから、「安ければ良い」と言っている連中は危険性など関係無しに買うし、買わない奴は購入を法律で義務化しない限り買わない(僕は義務化されても買わないけれど)んだから、

 全ての商品情報を開示して、「こういう経緯で生産された物で、これだけの危険があります。買う人はその危険性等を充分に認識した上で買って下さい。但し、その結果に政府は一切の責任を負いません」と公表して、全ての選択権と責任を国民に任せてしまえばいいのに。

 などど私などは思うのだが、「国民の生命と財産を守る事」は政府の義務でもあるので、そういう訳にはいかないのであろう。



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コメント

嫌煙が進むタイでは、タバコの箱にはっきりと「タバコを吸うと肺がんにかかりやすくなり死にます」(だったっけ?こんな内容のこと)が書いてあります。吉野家とかは大打撃でしょうけどね。
マリー・アントワネットの「パンがなければ・・・」ではないですが、「肉がなければ・・・」とはいかないものなのでしょうかねぇ。

投稿: hana | 2006.01.27 23:59

タイはHIV感染者数も激減させたんだそうで、その辺りの『厚生事業への取り組み』では間違い無く日本よりも秀でているようですね。
魚が美味しい高知に住む僕は、肉が無くても魚があるから全然平気なんですが、何でも、最近は水産資源が中国漁船との争奪戦になっているんだそうで、魚の方が肉よりも高くなるのはそう遠くはなさそうです。仕方が無い、趣味として釣りを始めるとするか・・・。

投稿: mizzie | 2006.01.28 01:31

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