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2006.03.21

趣味は勉強です 〜語学の愉しみ編〜

 永住資格を得て渡米したものの、現代アメリカの現実に絶望して帰国した私だが、帰国後も意識的に英語に触れ続けるようにはしている。TVで放映される2ヶ国語対応の映画やTV番組を、原語&字幕無しで見たり・聴いたり、洋書を読んだりと言った類の、実にマイペースでのんびりとしたモノだ。僕にとっての語学は、必要に駆られて必死になっている訳でもなく、専門としている訳でもないのだから、趣味としてはそれで充分だと思う。

 で、そんな“のんびり・ゆっくり”、マイペースで進めている英語だが、時々、「あぁ、語学やってて良かった♪」って思える瞬間が訪れる。

 その日、僕はいつものようにトレーニングジムに行き、トレッドミルを歩きながら、持参したMDで音楽を聴いていた。その時は鈴木祥子がカヴァーする、Patti Smithの「Frederick」を聴いていたが、訳詩を意識せずに祥子さんが歌う英語詞を頭の中で追っていたその時、そのフレーズの持つ情景、情感が頭の中で、まるで突然、海中から沈没船が浮上してくるかのように浮かび上がり、その瞬間にはちょっとした衝撃と、「おぉっ!!そうだったのかっ!!」と言った種類の感動があった。
 直後「あれ?ここは確か訳詩では・・・」って記憶を探ると確かに、英語詞を日本語に訳せばそのフレーズになるのだが、その単語が持つ、日本語では表現しきれないニュアンスや、前後の言葉との組み合わせによって醸し出される情感・熱感は、ある程度の語彙力やその言語に対する理解力が無いと、読み取るのはとても難しいと思う。

 その言語が持つ、独特の雰囲気や微妙な感覚の差。それが読み取れるようになる事は、語学の愉しみの一つであり、そして一度その愉しみを知ってしまうと、益々その言語に対する知的好奇心や探究心が増す事になる。

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コメント

とはいえ私は独学タイ語なので、しばしば壁にぶち当たっております。今がまさにそんな時期でございまして・・・。これを乗り越えればきっともう少しレベルアップできるのだろうなぁ・・・と思ってはいるのですけどね。マイナー言語を選んでしまったものの悲哀ですわ・・・。

投稿: hana | 2006.03.21 19:13

 どんな言語であろうとも、「語学には近道無し」で、ある言語を習得するには、地道に勉強し続ける以外に方法はありませんから、今、悪戦苦闘してるhanaさんですけど、そうやってもがき続けてる間にも自身の語学力は確実に進歩しているはずで、それがある点でブレイクスルーして、学ぶ事に快感が伴う様になりますよ。

帰国子女やハーフ、2世3世など、完璧なバイリンガルが溢れていて、"英語が話せる”は生きて行くスキルとしては”2種免許を持ってる”程度のアドヴァンテージしかありませんが、マイナー言語の場合はそのマイナーさ故に、ある程度習熟するとそのまま生きるスキルに直結する利点がありますし、タイ自体はメディアで知る限りでは、かなり魅力的な国みたいですね。
 この間、深夜にムエタイが舞台の映画をケーブルTVで見てたんですけど、ストーリーも登場人物もめっちゃアツかったです。(^^)

投稿: mizzie | 2006.03.22 01:38

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