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2006年4月

2006.04.30

NHK侮り難し

 基本的にTVを見ない僕だけど、放送視聴課題がある関係で、NHKは比較的よく見る。放送視聴課題でもある『福祉ネットワーク』とかは、介護職に携わる者としてはとても興味深くためになるトピックが多く、それなりに見がいがある(ってか、課題なんだから見ろ!!)し、『きょうの健康』で「嚥下困難者へのリハビリ」がトピックになっていたりもする。

 営利目的の民放と違い、番組制作にクライアントからのベクトルが掛からず自由な視点で製作が出来るので、つまりNHKの番組は視聴率獲得を主目的としない製作が出来る為に、大衆迎合のignobleな内容になる事が無いので、そこでは安易な視聴者ウケに走ることの無い物が創られる。
 NHKのドキュメンタリーや討論ものが面白いのはきっと、それらの理由からだろう。

 また、昔からやっていたのかもしれないが、昨夏までアメリカ暮らしだった僕はそれまでの日本事情が判らないせいもあって、昨今のNHK深夜枠(23時以降)の構成には、「あのNHKが?」って驚きがある。
 その時間帯にTVを見ている視聴者を手っ取り早くひきつけるには、刺激的で扇情的な、若しくはignobleな内容にすればいい。
 だが、NHKはそちらに堕ちる事無く、かといって難解になる事も無く、大人が笑える番組を作っている。
(例えば、『サラリーマンNEO』とか)

 それが出来るという事は、局内にそれを許すだけの体力と人材があるという事だと思うが、とにかく、最近の僕は夜中にそれらを見ながら「ぷぷっ」とか笑ったりしてます。

 金の為なら手段を選ばす、その金主が金貸しだろうが何だろうがお構いなしな民放がああだから、NHKがそうやって上質の番組を作ってくれていると、こっちも多少は、
「受信料くらいは払ってやろうじゃないか。」
って気にもなるってもんだ。



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2006.04.29

本気で使うのか?核兵器を

 最近、中東が物騒だ。イランの核問題で世界中が揺れていて、おかげで原油価格は高騰し、ガソリン代が上がって自家用車を持っている人は大変だろうな。とか思う。

 イランが対米強硬姿勢を取るのは、国内で支持率が低下するアハマディネジャド大統領の政治戦略に過ぎない(そしてアメリカの強硬姿勢も中間選挙が近いからだ)だろうが、中東にはイスラエルと言う核保有国があるので、本当にイランが核武装したいと考えたとしても不思議では無い。
 石油業界と軍産複合体に利益をもたらす為に、イラクとアフガニスタンで戦争をしたアメリカは、テロ戦争の結果として国力が低下して巨大財政赤字を抱え、世界強制民主化戦略では、世界中で民主的に反米政権が誕生するという悲劇に見舞われ、イラク戦線泥沼化でもう余剰兵力も財源も無い筈なのに、中間選挙が近く支持率を上げたい共和党政権が、対イラン戦略として、イラン攻撃計画とか練っているらしい。(戦争で勝った政権の支持率は上がるので)

 第一次湾岸戦争後の経済制裁で弱体化していたイラクと違い、世界第17位の軍事費規模を誇るイラン軍はより強力だ。さらに、アメリカが問題視しているイランの原子力施設は地下深くに建設されているので、アメリカお得意の空爆では有効な打撃を与える事は難しく、今のアメリカ軍にイランと戦争をする余力は無いだろう。(戦略的に勝つ事は可能だが、兵士損耗率が高くなりベトナム化するのがオチだ)

 だがしかし、アメリカはイラン攻撃の戦略を真剣に練っていて、そして、その際には核攻撃が行われるだろう。という記事が、アメリカの有名な雑誌に載っていたらしい。

http://www.newyorker.com/fact/content/articles/060417fa_fact
 それによると、アメリカ軍はイランの地下核施設に対し、バンカーバスター爆弾(地中貫通爆弾)を使用し、その弾頭には核兵器が使われるというのだ。記事によると、ブッシュ政権はアメリカ軍に、核兵器実戦使用の実績を作りたがっていて、それを作る事で反米国家に対し、「アメリカは国際ルールを破ってでも、反米国家制圧の為に核兵器を使用することがあるんだぞ」と言う前例を作っておきたいらしい。

 広島、長崎、ビキニ環礁と、核兵器による被爆を受けた世界唯一の国である日本としては、自分達を“最後の”被爆国として欲しい。それは切実な願いであり、新たな被爆国仲間なんか欲しくない。

 小泉ももう任期満了が近いんだから、ブッシュのペットで居続ける必要も無い事だしここは一つ、
 「アメリカが核兵器の実戦使用をするならば、唯一の被爆国であり核兵器廃絶を強く望む日本は、核兵器反対の意思表示として、保有する全てのアメリカ国債を市場放出する。」
 と宣言して欲しい。
(沖縄の米海兵隊グアム移転経費だって、日本政府が保有する米国債で払って欲しいくらいだ)
 日本が保有する全ての米国債を売却すると、米国債価格と米ドルが暴落してアメリカ経済が破綻する(日本経済も少なからぬ影響を受けるが)ので、アメリカの暴走を止めるのにこれくらい強力な戦術は無いし、これでアメリカのイラン核攻撃を止める事が出来れば、有力な産油国であるイランに恩を売る事にもなり、イランからの安定した石油供給確保と言う、国益にも繋がる。

 暴走する世界最強の軍事国家にはこれぐらいの恫喝を掛けて、あの傲慢な「ならず者国家」に大和魂を見せ付けて欲しいものだ。


(参照記事;「田中宇の国際ニュース解説」より)

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2006.04.27

二律背反

 要領と物覚えが悪く、どんくさくて不器用な僕は、職場での同僚からの評判はあまり芳しくない。仕事が遅い上に注意力不足で業務の同時処理能力が低い僕と組むと、僕のフォローに入らなければならない分、他の職員の負担が増えるので、職場の『お荷物キャラ』的扱いになってしまっている。
 労働者の権利が強固に守られている日本では、一旦雇用契約を交わすとそう簡単に解雇する事ができないので、
(アメリカだったら一週間で解雇だ)
今はクビにならずに済んでいるが、自分でも、同僚に負担を掛けている点ではいつも、本当に申し訳ないと思っている。

 とにかく、業務を一秒でも速く終わらせる事が求められるので、こちらも少しでも早く終わらせて、同僚の負担軽減に役立てるようになりたいのだが、技術的にはまだまだ稚拙な部分がある私が速度重視の仕事をすると、仕上がりが完全とは言えない状態になる事が殆どなので、何かあった時にはそれが原因で事態の収拾にさらなる時間が掛かる結果となる。

 そのどんくさい仕事ぶりで同僚からは非難の嵐で評判の悪い私だが、入所者にはすこぶる人気で、言語での会話が可能な全ての方から、とても可愛がられている。
 「mizzieちゃんはいつでも明るいねぇ。」
 とか、
 「優しいお兄ちゃんやねぇ」
 といった類の事を、始終言われながら仕事をしている。
 ただ、こちらは特に意識して明るくしたり優しくしたりと言う事は皆無で、至って平静に振舞っているつもりなのだが、僕の振る舞いは上に書いたような評価を、利用者からは頂いている。
 もちろん、『自立支援』が仕事な訳だから、過剰に介助して利用者を甘やかせる事で評価を得ているのではない(と思っている)。
 出来る事は自分でやってもらうし、依存心の強い利用者に、心を鬼にして突放すのとすれすれの対応をする事だってもちろんある。
 先頃退所された、ある利用者様の言葉を借りると、僕の仕事は丁寧できめ細かいのだそうだ。

 だがしかし、夜勤だと深夜帯は二人で組んでの仕事になるため、こちらの不手際はそのまま相棒への肉体的負担となってしまい、相手も辛いしこちらも申し訳無いし、とにかく少しでも相方の負担が軽くなるように、仮眠時間を削ったり(でも1時間は寝ます)それなりに努力はするのだが、何せ未熟者のへなちょこ介護職員、努力はすれども結果に結びつかない・・・。

 僕は比較的ADLの高い人(介護度4かギリギリで5の人)が入っているフロアを担当し、それの終了後はすぐに、ADLが低く医療のウェイトの高い人が占めるフロア(四肢麻痺者多し)を担当する同僚のヘルプに入る事になっているのだが、慣れた職員よりも5割増し程の時間を要した私は、この夜組む事になっていた看護士さんから、直々にその事で注意を受けた。

 「mizzieくん、あんたは言葉使いは綺麗やし、誰に対しても親切やし丁寧やし、そりゃあ凄い良いもんを持っちゅう。それは認めるし評価もするけんど、もうちょっと効率と言うモンも考えないかん。そうせんと、あんたと組む事になる者が困るきに。」

 確かに、この看護士さんの言うとおりだ。
 僕等はチームで仕事をしているのだ。僕の効率の悪さで他の職員の負担が増えるような事があってはいけない。しかしながら、知識も技術も経験も未熟な僕が、キレイに仕事を進めようとすると時間が掛かるし、速くやろうとすると仕上がりが上手くいかない。この相反する二つを如何に両立させるか、その技術を習得するかが決め手なのだろう。
 件の看護士さん曰く、上手い人の技術を盗んで、もっと早く仕事を進める要領を覚えなさい。だそうです。

 まだまだ『お荷物キャラ』な僕は、↑の看護士さんとのやりとりで、院内での他人への接し方(含む職員)と、真面目さだけはそれなりの評価を受けているようだったが、入社して半年。もうそれだけではいけない。という時期に来ているのも間違い無さそうだ。



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2006.04.26

レベルアップ

 僕はいつも忙しい。
 レースをやっていた頃も忙しかったし、アメリカで働きながら大学に通っていた頃も忙しかったし、介護職者として働きながら通信の高専を受講し、ホームヘルパー1級過程も受講している今も、もちろん忙しい。

 レースを始める前はブラックバスと言う魚を釣るのにハマっていて、その頃もそれなりに忙しかった。平日の朝、めちゃくちゃに早起きして学校に行く前に釣りに行き、釣りから帰ってから学校に行き、帰宅部だった僕は授業が終わるとすぐに帰宅し、それからまた釣りに行っていた。高知市街地に住んでいた(いる)僕だけど、高知は中心地から自転車で30分程の位置にかなり釣れる場所があったのでそれが可能だったが、車で30分も走れば世界的に有名なサーフポイントがある高知には、社会人になってから、出勤前に波に乗って来て、なんて人もいるらしくて、アウトドア関連での「早朝ひと遊び」は高知では、「やる気になれば出来る」事の一つだ。


 レースをやっていた頃は当然忙しかった。資金的理由でマシン整備をずっと自分でやっていたので、レース資金を稼ぐ為に夜遅くまで働き、それから深夜までマシン整備。時間があればライディングと整備技術についての勉強や研究に余念が無かった。全日本選手権を走るようになった頃はかなり高度な整備も自分でしていたので、また、そのレベルになるとマシンにも高度な整備技術が求められるので、週30時間位はマシン整備に時間を掛けていた。この技術は自分がライダーとして走られなくなった後、メカニックへの転身を可能にした程だ。

 98年の鈴鹿での大クラッシュでライダーとして走れなくなり、99年からはメカニックとして親友のマシンを整備する事になったが、それはレースウィークのみの「出前メカニック」だったので、時間的余裕は比較的出来た。
 その時間的余裕に何を考えたのか当時の自分、英語を習い始め、それはメカニック引退後にアメリカ留学するまでのめりこみ、さらに抽選永住権に当選するという幸運を得て、移民としてアメリカで暮らすまでになった。

 アメリカは留学生の労働を認めていないが、永住資格のある者には労働と納税の義務があるので、胸を張って働く事が出来る。
 ただ僕だって渡米する以上はもちろん、ただアメリカに働きに行った訳では無く、昼間は大学で学び、夜は労働許可を利用してきちんと働き税金も払い、そうやって稼いだ金で生活費と学費を賄った。(実際の話、永住資格があると米国籍市民と同条件で奨学金が受けられるので、成績維持はタフだったが学費は限りなくタダに近かった)
 異国で、異言語で、働きながら大学に通うのは中々に忙しかった。当時の平均睡眠時間は6~5時間だったくらいで、「もっと勉強してぇ~・・・。」何て、学生時代の自分が聞いたら爆発的に笑い出しそうな言葉を吐いていたくらいだ。

 様々な事情が重なって、自主退学して帰国した僕だが、帰国してすぐにヘルパー2級の資格を取り、そしてすぐに今の職場に就職。常に人員不足な介護の現場で、激務(本当に激務だ)に追われながら過ごし、仕事に慣れ切る前にヘルパー1級過程に進み、さらにこの4月から、修了後に介護福祉士の国家試験受験資格が取れる通信制高専(2年過程)を受講開始。
 仕事をして、通信を受講し、ヘルパー1級講習を受ける。なんて生活は、当然忙しい。マンガじゃないけど、コピーロボットが欲しいくらいだ。


 少年期以降の僕はずっと、とにかく忙しい時間を、日々を過ごしてきた。レーサー時代にタイム・マネジメントの有効性を知り、滞米中は大学でそれについて学術的に学んだ。それらを経て時間の使い方や計画の立て方を身に付けた今、介護の現場で「同時処理能力」を鍛えられている。
 忙しさに対する対処能力が向上する度に、僕は自分をさらに忙しくなる状況に追い込み、そうやって自分の能力を向上させてきた。
 こんな生活をいつまで続けるのか判らないが、当分の間は、自分の対処能力ギリギリの、忙しい日々が続きそうだ。
 そんな生活を送るのはもちろん、とんでもなくタフでハードだ。

 タフでハードだけど凄く楽しい。
 それは、自分で考えて自分で決めた、
 自分の選んだ事だから。



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2006.04.25

介護職のステータス向上 続編

 過日の記事で、介護職者の待遇向上には報酬アップは望みがたいと書いたが、報酬以外で介護職の社会的地位を向上させるには、社会の共通認識として「介護ってカッコいい!」とか、「介護職者って凄い!」ってイメージを抱いてもらわないといけないと思う。
 しかしながら、現時点では「大学には行けないけど、手っ取り早く手に職を付けたい人の仕事」と言ったネガティブなイメージが定着しつつある介護職イメージを、現場の頑張りだけで変えるのはとても難しいと思う。

 商業マスメディアが、特に視聴率至上主義の民放TVが、ココロの底からだいっ嫌いな僕がこんな事を言うのは悔しくもあるのだが、人気俳優と敏腕プロデューサ-、豪華執筆陣による脚本で、ゴールデンの時間帯に介護が舞台の連続ドラマを製作・放送してもらうのが一番早道だと思う。
例えば・・・

 主役で、生意気で世間知らずな介護員にキムタク
 彼に強い影響を与えるサービス責任者に山口智子
 情熱溢れるケアマネに・・・
 って感じで、脇役陣にも豪華な配役を据え、
 主題歌には、介護に重ねた人生を、
 アツいロックに乗せるサンボマスター。

 って感じで、このキャストで脚本が良ければ、んで番宣にコストを掛ければ、絶対にヒットすると思う。
 介護関連用品メーカーからスポンサーも取れるし。

 でも、オシャレなドラマにはなり難いよな~・・・介護が舞台だと。
 まったく、仕方が無いなぁ。
 誰か作家、出来たら村上春樹さんとかが、介護をカッコよく描写した小説書いてくんないかなぁ・・・。
 スタジオジブリのアニメでもいいな♪


 で、介護業界の社会的認知度と知名度と地位を上げちゃうの。
 これで小学生が「将来の夢」とかに、
 「おとなになったら、かいごふくししさんになりたいです」
 とか書いてくれるようになるのが理想☆



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2006.04.24

突然休暇

 水曜日に急用が出来た職場の先輩から急遽、
「僕の月曜休みとmizzieの水曜休みと変わって!!」
 と言われて休暇になった今日、突然の休暇に予定も無く、
 しかし天気は良いし、出掛けるには良い季節だしって事で、
 家で引きこもって過ごすにはもったいないからと、行って来ました
「美味しいケーキ屋さんめぐり Vol.2」
 前回食べ損ねた『大吟醸チーズケーキ』を食べに、
 
自転車漕いで夜須町(高知市から約25km)まで。

 健脚を誇るmizzieさん。しかし、漕いでも漕いでも目的地に着かず、その内「お尻がじょく瘡になるがな・・・。」って位に痛くなってきて、目的地の手前にある海水浴場もある海浜公園で小休止。


↓こんな所です。 ってか、もう泳いでる奴いるよ・・・。
Img_0163_8

        


浜の東側はこんな感じ
Img_0155_2

Img_0162_1













東端は河口になっています。


Img_0165_2













高知の海とは思えないくらいの、根性の無いさざ波です。

お前、それでも太平洋か!!

Img_0164_1













ちなみに透明度はこんな感じ。
やっぱり高知市に近いから、イマイチ綺麗じゃないですね。

 海辺をぶらぶら歩いて過ごし、一息ついた所で
「さて、ボチボチ行くか」と駐車場に戻ろうとすると、
一匹の猫がこちらをじっと見ている。


Img_0156_1




「にゃんだこいつは?」





で、僕が近付いて行くと、静かに立ち上がり緑地の中へ・・・。

Img_0158_1













 保護色しちゃってます。
 猫的気分は「野生の王国」か?


 で、再出発してすぐに目的地に着き、今回は目的の『大吟醸チーズケーキ』にありつく事が出来(最後の1個でした)ました。右側が大吟醸チーズケーキ、左側は『抹茶ティラミス』です。

Img_0166
では早速、一口ぱくり。

「…めっちゃ美味いやんこれ!!!!!」

 さすがと言うべきか、その食感、芳醇で繊細な甘さ、値段は高いが確かに美味い!
 原材料には地酒の蔵元から直接仕入れているという酒粕が使われている(だから「大吟醸」とついているそうです)そうで、確かに、その味はこれまで味わった事の無い種類の味だ。

 ってか、ザンゼさんごめん。
 この『大吟醸チーズケーキ』、
 ザンゼさんトコのチーズケーキより美味いよ。
 値段はザンゼさんの作るチーズケーキの倍以上するけどね。


 味には大満足。で、30分程店内でケーキとコーヒーを堪能し、
 『大吟醸クッキー』も買って店を出る。

 店を出ると風向きが逆になっていて、往路が追い風で、帰りも追い風と言う、自転車乗りにはとても有難い気象。

 
Img_0167













 チョー美味しいケーキ食べて大満足の帰り道、ちょっと寄り道して高知空港まで足を延ばしてみたら、USJ特別塗装のB767が飛んでました。

これは着陸のファイナルアプローチ中。


 気持ち良い風が吹いて、天気も良くて、お出掛けには丁度いい。って感じの季候と気象に、美味しいチーズケーキ付きの中々に快適な一日でした。

Img_0171_1
 陸橋の上から見た午後五時頃の高知市街。 
 ここから写真奥方向に1km程の場所に、僕んちがあります。

 綺麗な海と山と河があって、食べ物が美味しい街、高知。
 民放が3局しかなかったり、
 発売日に買えない雑誌があったり、
 ハンズもLOFTも無くて色々と不便なトコもあるけれど、
 住めばそれなりに結構快適です。

 さて、明日の仕事の準備をして、通信のテキストでもやるか。


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体成分測定Vol.2

 先月、通っているスポーツジムで体成分測定をした際、インストラクターから「4月から測定器が新型になります」と言われ、そいつが導入されたらまた測ってみようとは思っていた。で、先週、その新型でまた再測定してみた。結果は、

体重;61.7kg(1.2kg増加)

筋肉量;53.4kg(1.6kg増加)

体脂肪量;5.4kg(0.4kg減少)


体脂肪率;8.7%(0.9%減少)

 前回測定は2週間前で、この2週間でこれだけの変化があった。と言う事なのだろう。測定精度も向上しているそうだから、より実数値に近付いたとも言える。

 測定器が新型になって、僕個人としては内臓脂肪量とか、骨密度とかも計測してくれるようになって欲しかったのだが、その機能は無いようだった。代わりに基礎代謝量とか上腕脂肪厚とか体重管理評価とかが下される機能が付加されている。で、そいつの言うには僕の体は、

 基礎代謝量;1586kcal

 上腕脂肪厚;3mm

 適正体重;62.7kg


 体重管理;脂肪量不足

 体重調節量;脂肪量+1.1kg

 となるらしい。
 現役時代は体脂肪率が7%台だった、元・オートバイレーサー(プロじゃないけど・・・)でもある僕にしてみれば、現役時代のベスト体重だった57kgに戻したくて、少なくともあと3kgは脂肪を落としたいと思っていたが、フィットネスクラブ的理想体重としては、もっとデブな体が理想になるらしい。
 どうやら、欲望を肥大させてデブ化していたアメリカにならって、日本もデブになろうと、デブを社会的認知させようとしているようだ。

 多数派意見とか、権威ある人の意見とか、マスコミとかも疑って掛かる僕はもちろん、機械判断の「もっと脂肪を増やしなさい」は当然無視して、現役時代の体脂肪率に戻るまでは脂肪を落とすつもりだけどね。



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2006.04.23

その猫を探せ!!

今日は休日なので、一日3回更新です!!
でもヒマしてる訳では無く、通信の課題をやったりもしてましたよ。


 ウチでは2匹の猫を飼っているが、出不精でいつも猫ハウスに籠りっきりの一匹とは違い、とにかく一箇所に止まらない気質のもう一匹(黒猫)は、
 「俺と遊べ~!!」
 ってまとわりついてくる時以外は常に、どこに居るのか判らない。

 が最近、この猫に関してある事実に気付いた。

こいつが家に居る時、冬場は家の中で一番暖かい場所にいるのだ。
 その、時間を追う毎に変化をする快適ポイント、そいつを常に、的確に、ピンポイントで捉えている。
 寒いとき、その猫がいる場所に行けば、家の中で一番快適な場所が判るのだ。

 そういう訳で最近、時間が空いていてじっくり読書をしたい時など、僕とその猫は「最も快適なポイント」を巡って、熾烈な争奪戦を繰り広げている。


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My憲法


 僕はいつも、誠実ではいたいと思っているけれど、決して善人ではない。
 必要とあらば法を破る事に躊躇いは無いが、決して悪人でもない。

 そんな生き方をしている僕だけど、僕には僕の、自分の行動規範となる『自分憲法』みたいな物がある。“自身の内なる道徳律”みたいな物だ。
 例えば、


 The constitution of mizzie

 前文
 私の行動は全て、自身の内なる道徳律を基準とするものとする。ここでいう道徳律とは、“自分の子供の面前で胸を張ってそれが出来る事”を基準とする。


第一条
 善悪の判断基準は、自身の内なる道徳律に従うこととする。
 それに反する憲法、法律、命令、詔勅、
 その他如何なるもの対しても、これは優先される。

 第二条
年齢、性別、国籍、人種、門地、その他如何なる理由があろうとも、全ての人を公平・平等に扱い、その個人を尊重する。


 第三条
 仕事仲間、及び18歳以下の女性は、これを恋愛対象とはしない。

 第四条
 暴力による威嚇、または暴力の行使はこれを放棄する。
 但し自己防衛の権利は、これを放棄しない。
 またその手段は、これを制限しない。


 第五条
 視界内に児童が見受けられる際には、
 如何なる法律も破ってはならない。

 第六条
 窃盗、殺生、嫉妬はしない。


 第七条
 アイスは一日2個まで。

 って感じ♪

 これを基準に毎日を生きる、T.S.mizzie34歳。



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タイム・マネジメント

 「ああ忙しい!」「あれもしなきゃ、これもしなきゃ!」「もう時間が無い!!」なんて日々を過ごしている僕だけど、一体どうしたこんなに時間が無いのだろう?
 起こっている現象に対して、それを観察し、分析し、考察し、実証するのが習性づいている元・レーシングライダーでメカニックでもある僕は、一週間の行動をシミュレーションしてみた。

 仕事は不定期だが週休二日制なので、通勤時間や休憩時間も含めた「実拘束時間」は40時間強だ。最近の平均睡眠時間は6時間程度なので、こちらは42時間ちょい。整容・更衣に一日2時間として14時間。実家暮らしで家事から開放されている僕は、家事時間が0で食事は純粋に食べる時間だけなので一日合計1時間として7時間。週3回のジム通いが往復時間込みで10時間弱。ここまでの合計が113時間。
 一週間は168時間なので、53時間も余る事になる。

 どこで何をしていたんだ俺は!?
 週当たり53時間も???

 一日3時間を勉強にあてたとしても、まだ30時間以上余ってるじゃないか!!

 読書や勉強やPCに一日3時間位は使っているが、それ以外に僕は、どこかで週辺り30時間を無駄に過ごしている異なる。
これを上手くやりくりすれば、もっと効率的に一日を、一週間を、一ヶ月を、一年を過ごせるようなるだろう。

 よし!一日の予定表を作って、時間管理する事にしよう。
 この無駄に消えている30時間で、何か自分磨きになる事でもするとしようか。



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2006.04.22

睡眠赤字返済

 最近、睡眠不足の日が続いている。
 仕事が変則勤務時間制だと言う事もあるが、とにかく生活が不規則なのだ。
遅出出勤で帰宅が遅く寝るのが遅くなった日の翌日が早出出勤で、世界中を呪,うような悪態をつきながら目覚ましを止めたり、実習に行く為にさらに早起きをしたり、テキストを終わらせるのに深夜まで起きていたりして、平均睡眠時間が5時間以下と言う日が続いていた。

 健康的な生活を送るためには、一日8時間睡眠というのが欠かせないのだそうで、睡眠不足が心身に与える影響は、滞米中にも心理学で少し学んだ事があり、何とかしなくては、とは自分でも思っていた。
 睡眠不足と言うものは、その不足分を睡眠以外で補う事は不可能で、睡眠によって不足分の返済を済まさない限り貯まり続ける、カードローンの様なものらしい。そんなものはもはや「不足」とは呼べず、「赤字」と呼ぶべきだろう。

 がしかし、やらなければいけない事があり過ぎて、睡眠不足を解消させる機会を逃しつつ今日まで来ていた。


 僕の職場には月に一度、半日出勤と言う日があって、その日は12時半で仕事が終わる事になっている。数日前がその日だった僕は、少し残業をして1時過ぎに帰宅、昼食を摂ってから出掛けて買い物とかをすませてくるつもりだった。
 その用事の半分を終わらせて一旦帰宅し、休憩してから残り半分を済ませる為にまた出掛けようと企んでいたのだが、部屋で横になった次の瞬間、そのまま深い眠りに落ちてしまい、気が付いたら5時間程経過していた。

 目覚ましに起こされるのではなく、自然に目が覚める状態がこんなにも気持ちがいいとは!って位の快適な眠り&目覚めで、頭もすっきりして意識が完全に覚めており、それから数日間は眠気に悩まされる事無く過ごせた。懸案事項だった睡眠赤字が完済されて、身軽になったような気分だった。

 で、それから数日が過ぎた今日。
 夜勤明けと言う事もあってまた、睡眠不足が累積債務の様に貯まり続けているのだが、睡眠に払える約束手形が欲しいです。
(もし僕にそれがあっても、間違いなく不渡りだ・・・)



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2006.04.21

デイ実習Vol.2

 デイサービス実習最終日、この日は利用者の健康管理についてと、デイに訪れるADLの低い利用者への介助、そして個別対応のレクリエーションである。
 健康管理として、施設を訪れた利用者のバイタルチェックと、それで適正値を示さなかった方への対処を学ぶ。看護士の指示下で血圧・体温・心拍数を計測し、異常値を示した方には時間を空けて再測定。それでも数値が異常値だった場合は、看護士に報告、サービス利用を中止するかどうかの判断を仰ぐ。この日は利用中止となる方はいなかったが、リハビリや入浴が中止となり、静養室などで安静にして一日を過ごす事になる利用者もいるらしい。
 この最初のチェックで何も問題の無かった方は入浴となり、浴室ではじょく瘡の処置をしたり、感染症患者に薬を塗ったりする事を学ぶのだが、医療介護の現場で、また、創傷ケア院としてじょく瘡処置では地元でも知られた病院で働く自分としては、特に目新らしい事も無かった。


 ADLの低い方に対してだが、基本的にデイに来る方は自立度の高い人が殆どだが、この日は視覚障害のある方への、食事介助をさせてもらった。
 視覚障害者と介護職者として接するのはもちろん初めてで、そこには多くの発見と気付きがあり、実に貴重な体験をさせてもらった。目が見えないだけで他は全て正常なその方を介助する過程で、映像を言語化して説明する事の難しさを痛感し、また、こちらが言語化した映像を理解してもらえた時そこには、小さいけれども確かな達成感と充実感があった。


 個別対応レクでは、過日の様に皆で同じ事をするのではなく、あらかじめ決まったプログラムはあるが、そちらは希望者のみ参加で、それ以外の人は各々が好きな事をして過ごす。

 この日はカラオケの日だったらしく、約半数の利用者はそちらでカラオケを楽しんでいたが、カラオケを希望しなかった人はそれぞれ、編み物をしたり、パズルをしたり、本を読んだり、習字をしたりして過ごしている。日によってはボランティアで琴の先生がきてくれたり、将棋や囲碁で過ごしたりするらしい。実習生が来ているこの日、何にもしていない人は実習生とのコミュニケーションとなっていて、僕も数名の利用者を相手に、昔話を聞いたり一緒に知能ゲームをしたりして過ごした。


 そうして、しばらくしてからおやつが出され、それが終えたらトイレ誘導と排泄介助が行われ、帰りの送迎をして一日を終えた。

 資格を取得して現職場に就職して以来、他の職場を見る機会が無かったが、この実習では実に多くの事を学び・知る機会を得た。老健、デイ、医療介護、それぞれのadvantage & disadvantageを実際に見聞、体験し、考えさせられる事も多数あった。
 まだまだ、尊敬している職場の先輩には遠く及ばないが、少なくとも、自分の介護に関する知識と技術が1ノッチは上がったと思う。
 5月には訪問介護と訪問看護の実習があるが、上の先輩曰く「訪問看護には学ぶべき事が多いから、しっかり見て来なさい。」とのお言葉を頂いているので、それらが今から楽しみでもある。




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2006.04.20

介護職のステータス向上の為に

 特に賢い訳でも無く、向上心も自己啓発意欲も無いような、自分の時間を犠牲にして大学に行く為に勉強しようなんて克己心も、職人としてキツくて辛い下積みを経験するような忍耐力も無い、そんな志の低い連中が辿り着く、「下流社会構成人員」の職業としてカテゴライズされる事もある介護職だが、実際に介護業界に身を置く一人として、自己啓発意欲は高く、向学心と向上心にも富み、利用者の自立支援に向けて日々地道な取り組みを続ける、そんな志高き先輩職員達に囲まれている私にとって、その、一般人の介護職に対するイメージには、

 「んだとぉ!? (激怒)」

って感じだ。


 介護職者に志低き者が存在するのは事実だが、そういった人材の殆ど(つまり多少は生き残る)は、実際の業務のハードさと待遇の悪さに耐え切れず廃業して行く。

 ではなぜ、介護職に志低き者が参入してくるのだろうか?
 これは私の推論だが、介護業界の地位の低さと報酬の低さ、待遇の悪さ故に、いい人材が集まらず、結果、就職に対するハードルが低くなっているからなのでは?とも思う。
 ようするに、介護職は社会的地位が低いのだ。

 収入は全国平均でも月額20万円前後、(参考;
平成14年 介護事業経営実態調査結果 厚生労働省)と、国民平均所得と比較するとかなり低く、定休日はなく、早出出勤や夜勤もある変則勤務シフトで、派遣や非正規雇用が多く、しかも身体援助業務である介護福祉は、
 「体重70kg以上で四肢麻痺の利用者をベッドからストレッチャーに移乗させる事が日常業務としてある。」
 ってくらいには肉体的にもハードな上に、業務には常に付きまとう感染症の危険性や、自分が感染源となる可能性を避ける為に求められる高い自己管理意識、そして、医師・看護士と共に利用者の命を預かる事もあるので、求められる義務と責任はとても重い。しかしながら、フリーター並みの福利厚生にコンビニバイトよりはマシ。って程度の収入、加えて建設作業現場並みのハードさ、爆発物運搬車運転手級の危険と責任。
 労働環境と待遇は劣悪だが、少子化による労働人口減少と高齢化が同時進行する日本では、介護労働力に対する需要が恒常的に存在するので、介護職への就業は売り手市場となり易く、結果として、多数の質の低い職員が誕生する事になる。
 志の低い介護職者は現実に耐え切れず、他職種に移る事も多いと思うが、転職する事すら出来ない人材は、慢性的人手不足の業界なので解雇される事も無く、「こなす仕事」をしながら介護職に対するイメージダウンに貢献し続けて行くのだろう。


 義務・責任と、待遇・報酬のアンバランスさに離職する人があまりにも多く、実態調査で現実を突き付けられた厚労省も、「「2007年をメドに、介護職者の離職率低下に目標設定をして・・・」とか言っていたが、政府の回答は介護職者の待遇改善ではなく、介護職の門戸を低賃金外国人労働者にも開く。と言う方向に向かっているようだ。

 お上には、真剣に介護職従事者の待遇向上をやろうという意思が無い事は、上の事実からだけでも良く判る。

 政府がアテにならない以上、こちらで介護職の待遇向上策を考える以外に手は無い。施設管理者の平均月収は90万円以上(参考;同上)だが、それを国民平均所得並みに下げて残りの分を職員に回したとしても、大した賃金アップにはならない。
 既に火の車になっている介護保険制度なので、そちらから給与上昇に回すとなると利用者負担が増えるだけで、それは利用者減少にも繋がりかねず、自分で自分の首を絞めるだけでなく公共の福祉にも反しているし、『人の役に立ちたい』から介護を志した者達だって、そんな事は望まないだろう。
 日本中の介護職者が集まって、「報酬を上げろ~っ!!」ってデモをしても、世界中のちゃぶ台をひっくり返すくらいの怒りを表したとしても、その怒りを抑える財源はどこにも無いのだ。


 ここで改めて述べる事でも無いが、自民党政権下での福祉と言うものは、税金として吸い上げた国民の所得を大企業に対して再分配する事であって、経済的(経営的)に困窮した大銀行や建設会社を救う為の福祉予算はあっても、社会的弱者の為に使う福祉予算は無いのだ。

 政府がアテにならない以上、どうやって待遇改善をするのか?
 収入アップは望めなくても、せめて、介護職者が世間から尊敬される職業にする事は出来ないだろうか?
 介護職就業が欠乏欲求を満たす為の手段としてではなく、欠乏欲求よりもより高位に位置する、自己実現や自己超越といった成長欲求への道として社会認識されるようになれば、介護職は尊敬される職業となり、志の低い者達が参入してくる事は出来なくなるだろう。
 では、どうすれば介護職の社会的地位向上が?

 これについては、また機会を置いてじっくり書きたいと思う。


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2006.04.19

姿は人なれど、その者人間に非ず


 人間を定義する要素って何だろう?二本足歩行?道具を使う?言葉を話す?どれも他の動物だってやる事だよ。
 じゃあ、人間だけが示す行動って何だろう?
 僕の個人的見解としてそれは、「働く事、愛する事、学ぶ事、そして他者への感受性、例えば苦しんでいる人を見てその人の身になって考える事。」を元にした行動を取る事が、『人間らしさ』だと思う。

 上の要素を考慮した場合、愛し、愛されると言う建設的人間関係を築く事無く、己の性欲を満たす為に女性を殺害して強姦し、母親の不在に泣き始めたその子供を、その苦しみ・悲しみを考慮しないどころか、邪魔だからと殺害し、7年に及ぶ拘留期間中、殺された他者の苦しみに対しては一顧だにせず、労働も学問も果たさずに国民の血税で行き続けてきた上に、悔恨はおろか罪の意識さえ感じさせない山口母子殺害事件の加害者は、
 人の形をした、何か人のようなもの。
(Something like human beings)
 だと言わざるを得ない。
 生物学的には、遺伝子の塩基配列とか、細胞や器官の形と機能は人間のそれと同じなのかもしれない。
 しかしながら、文化人類学的、社会学的、心理学的、人間学的と言った、マテリアル以外の局面からは、そこに『人間性』を見出す事は、僕には出来ない。

 生物学的には人間にとても近い種族であるゴリラだが、そのゴリラの中には、育児中のメスゴリラは発情しないので、その子ゴリラを殺してメスゴリラを発情させ、そうして交尾するゴリラもいるらしい。だがしかし、強姦する為に殺し、行為の邪魔だからとその子も殺した加害者の行動は、発情させてから交尾するゴリラにも劣る。
 そんな生き物はもちろんhumanとは呼べず、animalはおろか、creatureですらない。
 刑法や、憲法で保障された基本的人権の適用外なのだ。

 人に危害を与えた動物は殺処分と決まっている。それがどんなに有益な動物で、危害を与えた理由が理にかなった物であったとしてもだ。
 保健所の小動物管理センターに行けば、捨てられた子犬や子猫が毎日、生きたまま麻袋に放り込まれ、ガス室で炭酸ガス殺処理されている。

 誤解がない様に言っておくが、僕は死刑廃止論者だ。
 生きたくても生きられなかった友達を知っているから、泣きながら親友の棺桶を担いだ事があるから、幸、不幸関係なく、人間が生きる事には意味がある。と考えている。

 そしてここに、悪魔的な手段で若い女性とその嬰児を殺した、人の容れ物に入った”動く欲望“がある。
 本能を自我で制御する事を学ばせなかった家庭や、他者への共感を学ばせなかった教育システムの問題はもちろん存在するが、既に起きてしまった事態に、将来の計画や対策など無意味だ。

 加害者の人権?
 未成年者の権利擁護?

 人を噛んで怪我させたら、子犬だって殺処分されるんだぜ。




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2006.04.18

デイ実習

 ホームヘルパー1級講習で楽しみにしていた課題の一つでもあった、デイサービス実習がやってきた。施設実習をした老健施設に併設されているデイサービス施設での、デイサービス実習だ。
 在宅で暮らす、施設入所者よりも介護度が低くADLの高い人が殆どなので、言語でのコミュニケーションが困難な方も殆どおらず(数名いた)、介助内容も「見守り」が医療介護とは比較にならないくらい増える。
 介護度が「要支援」レベルの利用者も多い。

 職員の一日の流れとして、申送→利用者受け入れ→バイタルチェック→入浴→リハビリ→昼食→レクリエーション→トイレ誘導・排泄介助→おやつ・水分補給→送迎→ミーティング、
 で終了となった。

 利用者のADLが高い分、医学的観察が必要な人や、寝たきりになってしまった人が殆どを占める医療介護の現場とは、また違った注意点や警戒箇所があるのだが、処理能力以上の業務に追われるような事もあまり無く、それならば仕事に燃え尽きる事も少ないだろうし、やりがいや達成感はより感じ易いかもしれない。

 受け入れやバイタルチェックや入浴や昼食や排泄介助と言った業務の合間は、利用者はテーブル毎に小グループで談笑に興じ、職員も比較的のんびり出来る時間帯ではあるのだが、実習生として職員から、「利用者とコミュニケーションしててね。」と言われ、ホールに並べられたテーブルをあちこちと会話をしながら周っている時、ふと気付いた事がある。

 集団の中に入っていけず、ホールの隅で一人でぽつんと佇んでいる方が何人かいるのだ。


 デイサービスの目的として、利用者の社交性を促進する。というのがある。
 その、本来は社交性促進の場であるデイサービスで、孤立している利用者がいるのだ。
 生来の気質として孤独を愛する人なのか、極端に気難しくて他の利用者と打ち解ける事が出来ないのか、理由は判らないがとにかく話し掛けてみた。こちらは初対面の実習生であるので、自己紹介をきっかけに話掛けるのは簡単だ。
 関わられるのをうっとおしがるようなら、孤独を愛する性向だという事だから、それならばそのままにしておいてあげればいい。ただ、「コミュニケーションをしてきて」と言われて色んな人に話し掛けて周っているのに、その人を素通りする訳にはいかない。

 が、こちらの予想に反して、自己紹介→天気の話→出身地の話→って感じに、どんどん話が弾んでいった。僕から話しかけられたその方も、一人で座っていた時よりもはるかに表情が明るくなっている。
 どうやらこの方は、少し「打解け難い人」なのか、周りが高齢者しかいない中にいる事に違和感を覚えているのか、それ以外の何かであって、決して孤独を愛する性向の方では無さそうだ。

 この、「集団で何かをする事」に馴染めない人というのは、レクリエーション中にも見受けられた。
 デイサービスに来れば、入浴と食事が供され、健康チェックが受けられリハビリ施設もあるので、在宅高齢者にとって、特に独居の場合は、それだけでも利用価値は十分にあるだろう。
 しかし、多様なバックグラウンドを持つ、多様な年齢層(前期高齢者と後期高齢者では確かに違いがある)を相手にして、全く同じサービスを提供する。というのは、難しい面があるのかもしれない。生まれた時から集団主義社会だった高齢者にして既にそうなのだ。個人主義と多様性の洗礼を受けて育った団塊ジュニア達が介護保険の第一号被保険者になる頃には、その多様さ・柔軟さを求められる需要に、総合的・一元的サービスでの対処は不可能なのではないだろうか?



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2006.04.17

誕生日

 生まれた年こそ違うが、僕はあの日本が誇る近代文化遺産、マリナーズのイチロー選手と誕生日が同じだ。
 「だからどうした?」
 とか言われたらミもフタも無いのだが、あ~んなとんでもなく物凄い人と誕生日が同じ。なんて言うのはちょっと気持ちがいい。『有名人の誕生日』というウェブサイトに行けば、何月何日生まれにどんな有名人がいるのか?が簡単一発検索出来てしまうので、興味がある人は訪れてみる事をお薦めします。意外なあの人が自分と同じ誕生日だったりすると、不思議とその人に親近感が沸いたりもして、それはそれで結構楽しかったりもします


 で、日本どころか世界中にその名を轟かせちゃったイチロー選手ですが、同じ日に生まれたその人と自分を比較した時、一方は年棒十数億円(CM契約費等は別)、こちらは年収200万円ちょいの低額所得者。彼我の差、そのあまりの巨大さに、何とも言えない心境になる事があります。

 いやね、今更言うまでも無いことだけどイチロー選手には、それだけの年棒を受け取る価値と資格は十分過ぎる程にあるよ。
 すっげー努力家だしさ、その野球に対する真摯で真剣な態度とかさ、大衆スポーツでもある野球を極めて、芸術の域にまで高めちゃったんだもん。あの年棒だって安過ぎるくらいだよ。100億円くらい貰ってても文句言う奴なんかいないさ。

 え?

 介護技術を芸術の域まで高めても10億も稼げないって?
 稼げるよ。10億くらい。
 トルコ・リラ(\1=約11000トルコ・リラ)なら楽勝で。
 トルコ・リラ換算なら、僕の年収だって200億オーバーだぃ!


 でも、USドルだったら年収5万でも満足ですぅ・・・。


 でも介護職者の所得もさ、もう少し改善してあげてもいいよね。

 ちょっとちょっと聞いてる?
 そこの川崎二郎(厚生労働大臣)さん。


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2006.04.16

国民年金宝クジ

 少子化・高齢化が進行し続ける我が国では、年金制度維持が困難。って位に年金の未払い者・滞納者が多いらしい。確かに、自分がもらえる年代になった時には破綻しているかもしれない年金制度に、金を払い続ける気が起きない層がいても不思議は無いとも思う。また、生活保護よりも少ない支給金額とか、制度自体が抱える問題点も少なくは無い。

 しかし、総額で年間数十億円規模という未納金額は、社会保障制度維持の為にも問題ではある。
 それに、これ以上未納者が増えると、「未納者が多くて制度維持が出来ません」とか言って、「逃げ切り」の大好きな日本政府が、全てを国民のせいにして突然支給を停止する口実を与えてしまう事になる。
 皆がきちんと納めていると「払ったから支給する」と言う約束を守る為にも、予算を(つまり税金を)振り向けざるを得ないが、未払い者が増えると自分達の責任を全部未納者に被せて、政府の官僚達は逃げてしまうだろう。

 って、どんな正論を唱えても、これまで支払いを拒否していた輩が負担を受け入れるとは考え難い。

 で、ここに一つの名案がある。

 パチンコ産業が兆の売上げを誇る巨大産業となり、ジャンボ宝くじに国中が熱狂し、トップ騎手がメディアでスター扱いされる程にギャンブル好きな日本国民だから、その国民性を利用するのだ。
 名付けて、

国民年金宝クジだ。
 

 毎年一回、年度末毎くらいのペースで抽選を行い、当選番号と年金番号が全て一致した一名に、10億円程度の賞金を出す。しかし、過去に一年以上の滞納期間があれば賞金受給資格を失い、その分の賞金は翌年分に積み増しされるシステムにする。
 毎年一回、きちんと年金を払い続けて来た者だけが参加出来る”超金持ち”になるチャンス。一攫千金が大好きな国民達は皆、こぞって年金を払い続けるようになるだろう。国民年金基金加入者には、さらに年金番号を交付して当選確率を
2倍にしてあげる。
 数百万人規模の未納・滞納者を抱える年金制度、その滞納者の半分でもこれで年金を払うようになってくれたら、充分利益が出る。若くて可愛いプロゴルファーを起用したCMを政策するよりも、費用対効果は大きいだろう。

 かなり極端な案ではあるが、しかしながら、これを政府がやる事は絶対に無いと断言していい。理由は上でも触れているが、年金に対する税負担をしたくない政府にとって、極端に滞納者が減ると年金破綻を滞納者のせいに出来なくなるので困るのだ。政府のお偉いさん達にとって、年金は自分が貰える期間だけ維持していればそれでいいのだ。自分が死んだ後に年金が破綻しても、そんな事はどうでもいい。
 ただ、それが自分の在職中に起きた時の逃げ口上として、滞納者がいてくれないと困る。だから今は、不払いを減らす努力をしているフリだけしておけばいい。
 上手くいけば、自分が受け取っている期間は持つかもしれない。運が悪ければ、自分の在職中にそれが訪れるかもしれないが、その時の為にも、滞納者は『政府の言い逃れに使われるスケープゴート』
 として、相当数が存在してもらわないと困る。彼等は政府にとって、非常(非情?)に高い存在価値があるのだ。

 日本政府がNHK受信料未納者からの強制徴収を立法化する事はあっても、国民年金の強制徴収は絶対に立法化しない。それは、未納者には自分達の責任逃れの為に、とんでもなく高い利用価値があるからだ。


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やる事が無い・・・

 仕事中、ウチの職場では食事中にTVではなくラジオをつけているのだが、今日はリスナーからのリクエストで、佐野元春の「アンジェリーナ」が掛かっていた。もう20年以上昔の曲だが、私がこの曲をリアルタイムで聴いていた世代だという(しかも僕は元春ファンだった)事を差し引いても、この世に送り出されてから20年以上経てもこの曲はなお、少しも色褪せてはいなかった。

 少し前に深夜のTVで、アマチュアバンドのコンテスト番組、それの全国決勝大会を放送していた。各地区大会で優勝したバンド達による、日本一のアマバンド決定戦だ。特に予定が無かった私はぼんやりと彼等の演奏を眺めていたが、自分達が彼等と同世代だった頃と比較すると、技術的には圧倒的に上手い。演奏技術も表現方法もとてもよく勉強している。でも、ヒマつぶしに聴く分には問題は無いが、お金を払って聴く気にはなれない種類のものだった。残酷な言い方をすれば、退屈なのだ


 独創的な何かをやっている訳でもなければ、強烈なメッセージがある訳でもない。演奏は下手ではないれど、彼等よりも上手いミュージシャンなら、プロの世界にはいくらでもいる。聴くに耐えないけどとにかく上手いとか、どうしようもなくヘタクソだけど強烈なメッセージを持っているとか、そんな要素は皆無で、ただ、過去にどこかであった何かを再構築しているに過ぎない。

 ケーブルTVと契約している我が家では、音楽専門チャンネルが視聴出来るので、チャンネルを流し見している時にそこでチャンネルを止める時がある。が、アメリカのMTVが失神するくらいにくだらなくなってしまったのと同様に、スペースシャワーTVもクラクラするくらいに面白くなくなってしまった。とにかくソフトに魅力が無さ過ぎるのだ。
 プロモ・ビデオを流して視聴者を獲得していたチャンネルなのに、そのソフトがつまらないんだから、仕方が無いから新人や、まだ売れていないミュージシャンを起用した番組制作をするのだが、人材も予算も無い番組が面白くなるなんてのは奇跡に近い訳で、そして奇跡と言うものはめったに起きないから奇跡なのであって、彼等の作る番組は、殆ど全てがつまらない。


 個性と趣味が多様化したのだから、限られたごく一部の層だけをターゲットに番組制作をしているのかもしれないが、内輪ネタとしか思えない内容の番組構成は、製作者のレベルと志の低さを、如実に表していると思う。

 技術的に、表現的に、新しい物なんかどこにも無くて、伝えるべきメッセージも持たず、閉塞しているけどそれを打ち破る為にアツくなる事にも白けている今の日本のポップミュージックと言うものは、もうどこにもやるべき事がなくなっているんだろう。
 後は、何か新しいテクノロジーの発明を待つか、閉塞に満ちた世界で絶望した連中が出て来るのを待つしかないと思う。



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2006.04.15

『おばあちゃんと過ごした日』 へのリンク

 ここは、暇つぶし程度には使える。ってFLASHムービーとかが沢山あるサイトだけど、ごくタマに、結構「じーん」ってくる奴があったりもします。
 ↓がそんなトコの一つ。

http://www.waraiseek.jp/flash/base/1144796097.php

 介護職にある人はきっと、そうでじゃない人でも恐らく、
 しんみりさせられちゃうと思う。

 介護職者のmizzieはとにかく、明日も仕事頑張って来よう!!
 って思いました。



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割り切り=諦め

 「ここは○○の為って割り切ってさ・・・。」
 本心では嫌な事をやる時、やらせる時、人はよくこの言葉を口にする。僕はこの、「割り切り」って奴がとても苦手だ。もちろんそれ以外に方法が無くて(思いつかなくて)仕方なく、と言う時もあるが、殆どのケースでそれが出来ず(やろうと努力すれども)、結果的にすごく損をしたり、周りにまで損害を与えたりする事も多々あった。

 一言で言ってしまえば、
 僕は物凄く不器用なんだと思う。

 もっと器用に、物事を割り切って捉えたり考えたりする事が出来たら、将来いい会社に入ってラクする為って割り切って受験勉強に励んだり(いい会社に入ってもそれで終わりではない時代になったが)、「つなぎ」って割り切ってそれほど好きでもない女の子と付き合ったり、「金の為」って割り切って効率重視で仕事を進めたり、そうすれば過去が、もっともっと簡単で快楽な物になっていたかもしれない。

 でも僕にはそれが出来なかった。
 周囲の為、将来の為、(そして未来に得られる金の為)と割り切って、自分の時間を勉強に捧げる事が出来なかった。それは「低きに流れた」とか、「逃げた」と言う見方も出来るけれど、(結果としてそれは破れる事になるのだが)僕はレースに人生を賭けてみたかった。一番好きな事を諦めたくなかった。
 恋愛や仕事だってそうだ。
 元々、手を抜く事はしたく無いし、出来ない性分なので、例えば仕事だと、自分の仕事にはある程度以上の質や精度や仕上がりを求めるので、ある程度技術が上達するまでは、余計な時間が掛かったり時間内で仕事がこなせなかったりする。周囲から「今は質よりも早さだ!!」と言われても、自分の仕事にある程度以上の質を求めてしまう傾向があって、そしてそれは大抵の場合、周囲からの不評を買う事に繋がる。

 「割り切る事」が出来ないというのは、ポジティブに見れば「自分に対する妥協点が高い」事になり、それは「大器晩成」にも繋がるという見方も出来るけれど、逆から見れば「協調性が無くて」「柔軟性に欠ける」とも取れる。

 割り切らないといけない局面と、割り切ってはいけない局面を見極める事が大切だとも思うけれど、その判断力にはとても高度な物が求められる。
 帰国して日本的組織に就職してから、物事をうまく進める為に自分を抑える局面が増えた僕は、そこら辺を「割り切って」いるのかもしれない。角が取れて丸くなったと言う見方も出来るけど、今の僕は間違いなく、色んな事を「諦めて」いるんだと思う。「諦め」方も不器用なのは、僕らしいといえば僕らしいんだけれど・・・。



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超・マイペース

 我が家では、縞猫と黒猫の2匹の猫を飼っているが、このネコと言う動物ほどマイペースな生き物っていないと思う。飼い主の都合はおろか、周囲の状況や事情など絶対に考慮しないのだ。

 ウチで飼っている二匹はどちらとも、アメリカ暮らしで3年近く家を空けていた僕をちゃんと覚えていて、それは可愛くもあったのだが、その超マイペースぶりには、こちらも時々くたびれてしまう。

 最近は、仕事だ通信制の学校だヘルパー1級の実習だと、忙しい日々を過ごしている私だが、その時にこちらが何をしていようともおかまいなしに、この子達(特に黒猫)は、「遊んでーっ!!」って鳴きながらまとわりついてくる。

 「今は勉強中だから後で!」

 「レポート提出期限近いんだから!」

 「週間業務リスト作ってるんだから!」

 な~んてこちらが何を言っても、人語を解せない(解せないフリをしているだけかもしれないが・・・)ネコ達には無意味で、膝に飛び乗ったり、僕の足で爪を研いだり、PCに飛び乗ったり(PC飛び乗りだけはやめろ~っ!!)もする。
 今日なんか、過日の転倒で穴が開いた膝の処置をしていると、そこめがけて飛びついてくるのだ。

 「うおっ!!雑菌入ったらどうするんや!!」

 猫を振りほどきながら、「お前くらいマイペースな奴を見た事が無い」とか言っていたら横から母が、

 「あたしゃ生まれてこのかた、協調性があって柔軟性に富んだネコなんて見た事が無いちや。」

 とツッコミを入れてきた。
 確かにそりゃそーだ。


 この僕にめちゃくちゃ慣ついている黒猫は、その前に飼っていた三毛猫の子供なのだが、賢くて用心深い猫だった親猫の気質を受け継ぐ事は無く、外向的で好奇心旺盛で冒険好きで新しい物好きで、そして、超マイペース。

 ったくこの性格、一体誰に似たんだか・・・。

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2006.04.14

エキスパートなのに・・・

 今日は、施設実習の最終日だった。
 朝から天気が悪かったので、折りたたみ傘を持ってチャリに乗り、実習先の施設(自宅から約7km)へと向かう。

 途中から雨が降ってきた。それも決して少なくない雨量の奴が。

 で、折りたたみ傘を取り出し、傘差し運転で施設へと急いだ。
(あぶないので、良い子はマネをしてはいけません)

 市街地を離れて海へと続く道を、通学の高校生達を掻き分けながら(僕の自転車ペースは速い部類に入ると思う)走る。そして歩道にある側溝を横切ろうとした時、雨に濡れてツルツルになった、その亜鉛メッキされた鉄製側溝フタで前輪が滑り、傘差し運転で不安定状態だった僕は、

 バランスを崩してすっ転んだ。


 
痛ってぇ~!!!



 そんな、元国際ライセンスのオートバイレーサー(左上の写真を見てね♪)でもある、2輪エキスパートの僕なのに、ママチャリごときで転ぶなんて・・・。

 両手の平が、右手は一円玉位、左手は豆粒大の大きさで皮が剥けて出血している。地面に叩き付けた左膝は、ジーンズが破れ、穴から膝に出来た裂傷が見える。

 通学中の女子高生達の視線が痛かったので、「ふん、まったく。」と言う顔をして自転車を起こし、痛みをこらえながらその場を去った。傘差し運転は
続行。 (←懲りろよ自分)

 実習先は老人保健施設なので、ソコに勤めるナースに傷の処置をしてもらい、実習はそのまま痛みを我慢して受けて来た。ダメージの大きかった左膝はまるで、じょくそう(漢字が出ない・・・)ポケットの様に、深さ10mm程の穴が開いていた。


 肝心の実習だが、資格を取ってすぐに医療介護施設へ就職し、他職種を知る機会が皆無だった私にとっては、技術と知識の両面で、実に実り多き経験を沢山させてもらった。
 この日が実習最終日だったので、職員と入所者の皆さんに挨拶をしていた時、
 「あら?今日が最後だったのね、もう来ないのね。」
 とか言って涙ぐんでくださる入所者もいて、それは介護職者としてはとても嬉しい、充実感と達成感に満ちた、得る物多き実習3日間でした。

 次はデイサービス実習です。
 その前に、先ずは明日からの仕事だ!!
 がんばろうっと♪

 しかし膝が痛い・・・。

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2006.04.13

キターーーーッ!!

 待ちに待ったそいつが遂に、国際郵便で我が家に届いた。
 冷戦終結後の世界的軍備縮小への対抗策として、イスラエルの某・軍需産業が開発した、民需転用製品、メガネ一体型HUD(Head Up Display)だ。軍事マニアでもある私が、その企業の全文英語HPで偶然、「試作品モニター募集」の文字を見付けて応募していたのだが、私の文章力と英語力、元レーサーとしての開発力、そして医療機関従事者と言う潜在需要性を買われ、外国人枠でのモニターに選ばれる。という幸運を得た。

 この会社は元々、戦闘機用のヘルメット一体型HUDを開発、製造・販売をしていたメーカーで、そのヘルメット一体型HUDは、ヘルメットのシールドに飛行中・空中戦闘中に必要な情報(高度、速度、針路、燃料残量、敵機との距離・相対速度、火気管制、照準、等々)が表示されるという、現代空中戦の必需品となりつつある、最先端装備の一つだ。
 これの民需転用品、そして簡易版でもあるメガネ型HUD、メガネ本体はディスプレイに特化され、電源と入出力、情報記憶・処理装置はMDプレーヤー程度の大きさの別体ボックスにまとめられ、そこから細いコードでメガネ本体と接続されている。

 何も無いときはグラス面右下に小さく、現在時刻だけが表示されている。もちろんこれだけでも既に充分有難いのだが、最初にUSBを介して入力していた情報に応じて、次々と情報がグラス面に表示される。例えば昼食時間が近付くと、「999号室の○×さん、▽#さん、☆×さんを車イスに移乗させて食堂へ連れ出して下さい。」とか、「今日は経管栄養ボトル消毒日です(○時までに終える事)。」などと言った情報が次々と表示される。
(試作品なので表示は全て英語)
 指示された業務を終えると本体ボックスにあるボタンで『Finish』を選択。enterを押すと情報が内部で処理され、
「Next, transfer Ms,abc, def, and xyz
in room 702 to W/C(車イスの略語)
and take them to the D/R(食堂の略語)on 3rd floor.」

 といった風に、次の指示が表示される。

 他の職員は私が普段はコンタクトレンズを使っている事を知っているので、「あら?mizzieさんメガネに変えたの?」とか言っているが、次々と先回りをして業務を終えて行く私に、「mizzieさん今日はいつもと違うね」とか、「やっと仕事師になってきたね」とか言っているが、私がこんな科学の最先端を走る便利ツールを駆使している事など知る由も無い。
(まだ試作段階で秘密厳守なので)


 私は試作品の開発モニターでもあるので全て無料なのだが、実務に使用した場合の改善要望、変更希望事項(ナースコールと情報共有させたい所だ)等を、ケース毎に、詳細に、英語でリポートしなくてはならないので、その点は結構大変だったりもする。
 製造メーカーがイスラエルの軍事企業でもあるので、ヘタな事をするとラビン首相みたいに暗殺されちゃいそうで、ちょっとコワかったりもします。











というのは全部ウソです(^^ゞ

 情報収集手段としてネットを活用している僕ですけど、そこには常に『情報の信憑性』についての危険が伴っている訳で、それをこんな形の「うそつきニュース」形式にして、ちょっと警鐘を鳴らして(ふざけて)みました。

もちろん、普段は100%ホントの事しか書いて無いからね!!


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2006.04.12

そりゃ退屈だ・・・

 毎日更新を心掛けているこのブログだけど、時々、書きたい事が一日のうちに3つも4つも出てきて、そうして書いた事は、PCに書き溜めておいて、書く事が無い日にUPしたりしていた。
 そうやって書き溜めた話が20近く溜まって来て、ちょっと見返そうとフォルダを開いた時、突然PCがおかしくなって書き溜めた原稿が全て消えてしまった。なんとかデータを復活させようとあがいてみたが、僕レベルの知識ではどうにも出来ず、結局それらは諦めたのだが、それに関して過去記事を見ていてふと気づいた事がある。

 僕の記事は面白く無いのだ。

 その時アタマに浮かんだ事をそのままキーボードに叩きつけている僕だけど、地方誌で連載を貰っていた頃とは比較にならないくらい、他人が読む事を意識しないで書いて、つまり計算しないで書いている。
 生来が頑固で過剰な程にシリアスで(自分で言うのも何だが・・・)生真面目な僕が、アタマに浮かんだ事をそのまま綴っているのだから、文体も内容も多数派向けでは無いし、計算無しに書いているのでその文章はろくに制御もされず、意識のほとばしりがあちこちで漏出するみたいにバランスを崩していて、ひいき目に見たとしても、「知的に退屈している」としか評価出来ない。

 もちろんブログなんて物は、形を変えた個人の日記に過ぎないのだから、さらさらと頭に流れてきた言葉を、ただ好きなように書きまくっても別にそれで構わないと思うし、好きな事を「あれも書かなきゃ、これも書かなきゃ」って次々と浮かんでくる事を書いているんだけど、何かを生み出すという事は、それ自体が既に一つの喜びでもあるので、これからもきっと、アタマに浮かぶ色んな事を書き続けていくんだと思う。

 でも、今日みたいにPCの不調で折角書き溜めた記事が消えちゃう事もあるから、これからはあまり溜めずにどんどんUPして行こうと思う。
 一日複数回更新予告でした。

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2006.04.11

施設実習

 ホームヘルパー1級講習も、やっと実習段階に入った。
学校と提携している老人保健施設で、認知症高齢者等、困難事例対応の実習だ。職場で公休をもらって朝から晩まで施設で担当職員と共に現場実習をして・・・って予定だが、

 なんやねんこの大雨は!!

 時間雨量20mmを越える雨などほぼ皆無。
 な、シスコ暮らしが染み付いていた僕は、高知特有の"下から降る雨"(雨粒が巨大で、傘をさしても飛沫で下から濡れる)を久し振りに味わった。
 車を持たない僕は始め、自転車で実習先(自宅から約7km)まで行くつもりだったが、あまりの土砂降りに断念。ゼータクにタクシーで現地へ。

 さようなら、僕の\1900・・・。

 現地ではオリエンテーションを受け、申し送り見学、入浴介助、食事介助、リハビリ送迎、排泄介助、援助拒否者への対応事例、等をさせて頂きました。

 で、その感想は・・・。

 普段、医療介護施設で働き、医学的生命維持に頼らなければ生命維持が不可能。な方を相手に仕事をしている僕から見ると、

 老腱って楽しそう。

 だって、入所者と言語でコミュニケーション出来るし、声掛けにもはっきりとしたリアクションあるし、それに何より、

 "生きてる人"を相手に仕事してるって実感があるもん。

 実際にそこで働いている人達にはきっと、そこにしかない苦労とかしんどい所とかが絶対にあるんだろうけれど。

 実習先の老健はデイサービス施設と併設で、レクリエーションでチラ見したデイ(レクはデイに来てる人と一緒にやるので)は、もっと楽しそうでした。来週はそこのデイで、「デイサービス実習」が予定されてます。

 タマには他所の職場を見るのも、刺激になっていいね。

 今日の予定を全て終了し、挨拶をして施設を出ると、外はすっかり雨が上がっていました。

嫌がらせかいな寒冷前線!!

 ビンボーな僕は一瞬歩いて帰ろうかとも思いましたが、さすがにそれはせずに、帰りはバス帰宅でした。

 さようなら僕の\380・・・。



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2006.04.10

隣の芝は青い

「お前、アメリカで暮らしよって居心地が良かったろうが。」


 過日に、現代日本社会について議論していた時、兄からズバリと言われた。
 アメリカに失望して帰国した僕にとって、これは実に痛い指摘だった。

 そう、それは正しく、兄の言うとおりだからだ。

 集団主義社会で異端者として過して来た僕には、個人主義社会のアメリカはある面、実に快適だった。
 逆に、とても強い(恐らく世界最強)同調圧力を持ち、その社会維持の為、常に共同体の周縁部を生贄とする日本社会で、その周縁部に位置する少数派として暮らしていると、個人主義・実力主義社会のアメリカは、理想的にすら見えた。

 そうして、日本を飛び出してアメリカで暮らしていた私だが、実際に暮らしてみると、勘違い個人主義や偽りの実力主義など、そこのマイナス面も見えてきて、また、外から眺める事で日本の風土・自然の美しさや、集団主義的社会のプラス面も見えてきた。合衆国の客体としての理想と、主体としての現実のギャップに失望し、さらに911テロ以降、悪くなる方向に転がり続けるアメリカに居続ける事に希望を見出せず、また生まれた土地への郷愁と家庭的事情も重なり、僕は帰国を決意したが、渡米時にカルチャーショック無しで馴染んでいた分、帰国時のカウンター・カルチャーショックが大きかった。

 「だめじゃん日本」って国を飛び出して、

 「だめじゃんアメリカ」って帰国して、

 「やっぱりだめじゃん日本」って嘆いてる。

 今年の9月までなら永住権は有効だから、8月末までにアメリカに戻ればまたアメリカ暮らしを再開出来るけれど・・・。

 アメリカと日本で暮らす事で、どっちにも良い面とダメな面がある事は、良く判った。そして物事を見る場合、外から見た方が中から見た時よりも良く見える事も知った。つまり、隣の芝は自分の芝よりも青く見えるという事だ。だから、

 日本の良い所もダメなトコも受け入れて、日本人としてハラを括って生きていこうと思っている。

 8月末までにアメリカへ戻れば永住資格は消えないし、あと2年滞米すればアメリカ国籍も取れる(日本国籍は無くなる)んだけどね。

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2006.04.09

Let"t roll !!

さて、ボチボチ夜勤に行ってくるとするか。

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あいつを黙らせろ!!

 一般病院併設の医療介護施設である私の職場では、他の部署、それは一般病棟だったり外来部だったり、薬剤科や栄養科やリハビリ科に放射線科と、実に多くの部署がある。
 部署が違うだけで全て同じ建物内にあるので、廊下や食堂や更衣室などで、他の部署に所属する人達と会う事はもちろんあるし、日常業務の中で、他の部署と共同作業をしたり、他所の部署を通過してさらに他所の部署に行く事も日常茶飯事で、それは他の部署でも同様だ。

 で、院の方針として『部署同士の競争によるレベルアップ』が課せられ、部署毎に切磋琢磨して職員のレベル向上を狙う。というのがある様なのだが、統一した評価基準がある訳ではなく、部署毎に他の部署を評価するという制度を採用している。そしてそうやって他の部署から評価される我が介護棟は、他の部署からかなり頻繁にクレームが上がる。そのクレームがこちらの目を開かせてくれる物なら、それを受ける事はこちらのレベルアップへのきっかけとなるので潔く受けるのだが、それは往々にして『あら捜し』に陥り易い。

 様々な状況要因が重なって偶然起きた、しかしよく目立つ一つの事柄を見て、それで全体を判断されてしまう事には、介護棟の職員全員が不服に感じていたのだが、今回、それとは少し違うクレームが上がってきた。名指しこそされなかったが、それが私に対してのクレームだと言う事は瞬時に理解出来た。内容を要約するとこうだ。

 ベテランが数人抜けた後に入ってきた新人職員が、職場の人間関係や業務内容に不満を感じていたのだが、ほんの少しだけキャリアが長く、かつ、(自分で言うのもなんだが・・・)人当たりが良くて話し易い私は、そういった悩み事を持ち掛けられる事が何度かあった。職場の人間関係についての話なので、他の職員がいる場所では出来ないので、棟外で話を聞いていたが、そこで相手を納得させる際に、心理学用語を交えたり社会学的観点で見たり、そうやって、そのねじれくれた新人への対応を私なりに分析し、それを打ち明けた方の、沈んでいく精神面の方向転換を試みていた。

 それを偶然聞いていたらしい、他の部署員からそれにクレームが付いた。共同使用スペースでそんな話をするな。と。

 はっきりとは口にこそ出さなかったが、そのクレーム内容に私ははっきりとしたunderlying messageを感じた。つまり、「新人のくせに生意気な事を言うな。」と。
 ベテランの新人イジメを理論的に分析、批判した私のやり方が、他の部署に所属する中堅以上のキャリア連中には気に入らなかったらしい。

 クレームそれ自体は私にとっては、「ふん。そう来たか。」程度なのだが、そのクレームが出た事で、私がはたと気付いた事がある。

 典型的な日本ムラ社会的共同体でもある我が職場においては、思考システムから言動に至るまで、私の全てが強烈な異分子なのだ。新人介護助手なんてものは共同体の辺縁部に位置する物(者ではない)として、黙ってスケープゴート役になっている事が求められている。その原理を実証学的に考察し批判するなんて、新人の、ましてや助手なんぞには、あるまじき行為となるらしい。

 これで私がバリバリに仕事が出来るのならば、「文句があったら仕事で来いや!!」が言える所なのだが、そのレベルにはまだ程遠い私としては、現段階で日本的共同体内での異分子として認識されるのは危険だ。共同体は、異分子を排除する方向に力が働くのが普通なので、放っておくととても面倒な事になりかねない。

 私個人は仕事に私情を持ち込まない主義なので、プライベートでは絶対につき合いたくない様な相手でも、仕事のパートナーには常に平等に接するのだが、元々が曲がった事が大嫌いで、不合理と不公平が死ぬほど嫌いな私は、仕事上の事ならそれに首を突っ込む事こそしないが、困っている人に助け舟を出したり、相談には乗りもするのだが、それは共同体にとっての攻撃・排除対象となるようだ。

 これが私1人の問題なら対処は簡単なのだが、「言い易い人」としてのイメージが出来上がってしまっている私は、否応無しにそれらに巻き込まれ易い。これからは、これらに関しても細心の注意を払う必要がありそうだ。


 ・・・っ手言うかさぁ・・・フィジカルもメンタルも、仕事中は利用者の為以外の事には使いたくなんかないんですけど・・・・・。


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2006.04.08

人類皆平等?ウソつけ!!

 『人類皆平等』という言葉には、大きな欺瞞がある。

 発達した文明社会を持つ、人類と言う生き物を個体ごとに比べると、とても不平等な生き物だ。
 過剰栄養による肥満が社会問題化しているアメリカと、貧困による飢餓と病気で、3秒に1人の割合で子供が死んでいるサハラ以南アフリカは、絶対に平等では無い。

 同じ社会に暮らしていても、年収3000万円以上の富裕層と、300万円以下の低賃金所得層では、受けられるサービスや手に入れられる資財には明らかな差がある。

 インフラ整備もままならない、学校以外に教育施設の無い地区に生まれた低所得世帯の子供と、専属の家庭教師を雇える大金持ちの家に生まれた子供が、同じ条件で競わされるのはアンフェアだが現実だ。


 でも、自分が持たない・持てない事を自覚し、それを得る為に闘う事を否定はしないし、そうやって勝ち抜いて欠乏欲求を満たした人は、単純に凄いなと思う。

 そして、全てを始めから持っている事で欠乏欲求が無く、欲求が自己実現や自己超越に向かう人も凄いし偉いと思うし、欠けている自分を受け入れ、持てない事実を認め、そこに潔く腹を括って現状でのベストを尽くしている人は清々しくもある。

 闘いの途中で力尽き敗れ去ったり、全て満たされた状態に安住して蕩尽し、没落する人達もまた、後に貴重な教訓を残す。


 この地球には約60億の人がいて、そこには約60億の人生があり、同じ物などひとつとして無い。
 そこには、多様なベースラインから始まる、多彩なイベントや変化や事件や行事を経た、人間の数だけの人生ドラマがある。
 そこには幸せも不幸もあり、その振幅は人間性に深みを生み出す。

 幸せも、不幸せも、そこには全て意味がある。

 そして、

 生きる事には、間違いなく価値がある。

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2006.04.07

常識外れ≠非常識

 「常識」って一体何だろう?
 小さい頃から物事の取り掛かり方や捉え方が人とズレていた私は、よく周囲から「常識が無い」と言われた物だったし、大人になって組織に属している今も、同じ事を言われている。

 滞米中、クリティカルシンキングについて学んでいた頃に、「常識も疑いなさい」と学び、“常識”と言う名の暗黙のルールに、強い同調圧力が存在する日本に息苦しさを感じていた私は、随分と救われた物だったが、帰国してみるとやはり、その強い同調圧力には違和感を覚える。
 受け入れ難い常識への同調圧力には応じない僕は余計に。

 日本人的常識で考えると、僕はかなり非常識な奴らしい。彼等によると、僕のこんな面が非常識なのだそうだ。

『大人になっても、”趣味は勉強”』

 彼等によると趣味とは、日頃のストレスを発散する物として、ギャンブルやスポーツやアートや遊びであるべきらしい。雑誌ではなくちょっと難解な本を読んでいたり、楽しみながら通信制の高専を受講していたりする僕は、ちょっと異常なんだそうだ。

『車が無いと何にもできない様な街に暮らしながら、移動手段に自転車しか持たない』

 一人前な大人の男と言う物は、自家用車を所有しているのが常識らしい。
 自宅と職場が至近で通勤に車を必要としない僕にとって、車を所有する事に対するコストと、それについてのベネフィットが釣り合わないから車を持たないだけで、車が必要な時はレンタカーで借りるし、数ヶ月に一度あるか無いかの中距離移動なら、タクシーを使う方が、自家用車を維持管理するよりも遥かに安上がりだから所有していないだけで、もちろん免許は持っているし、技術だってそこいらのシロウトよりは上手く運転する自信はある。
(腐っても元・国際ライセンスのレーサーだい!!)

『携帯電話を持っていない』

 僕もレースをやっていた頃は、携帯電話を持っていた。もう10年以上昔の頃だ。確かに、サーキットへの移動中は、仲間との連絡にはとても便利なツールだった。携帯電話の普及前は無線やポケベルしかなかったし、利便性とコストの両面で、携帯電話は圧倒的に勝っており、当時は高価だったコストを払ってでも所有する価値があったからだ。

 アメリカでは携帯電話はコミュニケーションツールとしてではなく、セーフティーツールとして所有していた。治安が良くない国だから、夜歩く時など「着信して無いけど話し中のフリ」で、携帯片手に歩いたし、何かあった時にも、即座にその場で警察に電話出来るので、安心でもあった。

 子供や若い女の子ならいざ知らず、大人の男が安心して手ぶらで夜歩ける国にいるのだから、携帯電話なんて必要ないと思う。もちろん、あればとても便利だけれど、僕にとってはこれも、コストとベネフィットが釣り合わない。

『34歳、独身・彼女無し』

 
うるさいっ! 余計なお世話だっ!!

 そりゃ僕だってさぁ・・・

 一般人の共通認識を”常識”と定義するならば、僕は確かに、色んな面で常識に反しているとは思う。でも、常識から外れる事はそんなに「いけない事」なのだろうか?人とは違う趣味を持っていたり、皆が持っている物を持とうとしなかったりする事は、ダメ人間の定義になるのだろうか?

 楽しみながら勉強をして、車も携帯電話も持たない僕は確かに常識外れかもしれないが、勉強をして誰かに迷惑を掛けている訳では無いし、携帯を持たない事で損をさせられる人もいないし、車を持たない事は逆に地球に優しいだけでなく、タマにタクシーを利用する事で、資本の流通に加担しているくらいだ。

 常識に反してはいるけれど、それをさも”罪悪“であるかのように扱うのは止めて欲しいと思う。それで迷惑を被る人がいなければだが、少しくらい他人と違っていてもいいじゃないか。


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2006.04.06

渋いぜばあちゃん!

 僕の職場は基本的に4人部屋で、机と引き出しとテーブルは無料で貸し出される。家電製品とTVは小額の使用料が必要だが、大抵の入所者はTVの貸し出しを受けている。で、TVを借りている人は皆、起きている間は始終TVはつけっ放しで、90歳だ100歳だ何て言うじ~ちゃんば~ちゃん達だから、見る番組もそう言った方達向けな番組が多い。例えば、

 時代劇(水戸黄門は人気です)

 大相撲中継

 野球中継

 何かNHKの高齢者向け番組

 演歌主体の歌謡番組

 民放ワイドショー

 まぁ、大抵はこれらの内どれかを、見るともなく聴くともなく眺めていたり、ひたすらじっと画面を見つめていたりもする。

 僕の職場には、比較的お茶目で反骨精神とギャグのセンスに富んだ、80歳代のおばあちゃんがいるのだが、この人も起きている間はずっと、TVをつけっ放しにしている。
 ある日、その人の所へ僕が昼食の配膳に行った時、そのば~ちゃんはNHKでもワイドショーでもなく、衛星放送のNBAバスケットバール中継を観ていた。

 「○×さん、えらい若者向けの番組見ゆうやいか。」
 「言うたち、これが結構面白いがよね。他は面白うないき。」

 その時は確か、76ersかHeatかどこかの試合中継だったと思うが、他の入所者がNHKニュースとかワイドショーとかを見ているその時、このばあちゃんは意図的にNBA中継を選択し、それを楽しんでいた。

 その数日後、今度はリハビリ室への送迎で私がこの方の所に行くと、こんどはこの方、国会中継を観ている。

 「こないだはNBA中継で、今度は国会中継かえ。中々に観る番組が幅広いやん。」

 「国会も中々に面白いがちや。この人らあの言いゆう事を聞きよったら、結構面白いがやかきに。」

 精神面がお茶目で反骨精神とギャグ精神に富むこの方は、その性向故に、スポーツも国技として記号化しつつある相撲ではなく、動きが激しく攻守の入れ替わりが早いNBAに。
 情報収集も大衆迎合主義的に情報操作された民放ワイドショーではなく、生放送の国会中継で政治家の言質を直に得る、そういう方向に向かったのだろうと推測される。

 もし、こんなば~ちゃんが多数派の国民だったとしたら、この国はここまで悪くなる事もなかったんじゃないのかな?

 普段の発言も、行動も、服薬の誤魔化しかた(こらっ!!)までもが、とてもお茶目な方なのですが、嗜好それ自体が既に平均とは少し離れていて、僕から見るとそれは中々に渋い、カッコイイば~ちゃんなのでした。

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2006.04.05

火に油


 今日は職場に新人ばかり。と言う勤務配置になっていて、日勤帯で働く介護職員の6人中4人が入社1年未満という状態だった。入浴が無い日だとは言え、52人の入所者に6人で対応すると言うのは、ベテランがフル活動しないと業務が回らない。って程度にはハードだ。
 入社8ヶ月の先輩と入社6ヶ月の僕は、もうルーキーではなく一人前として扱われているが、先輩はまだいいといして、へなちょこ介護職者(Ⓒhanaさん)の私には、ちょっと荷が重いな。と思ってはいた。

 で、そんな日に限って、容態急変の方が出て、ナースは全員がそちらに掛かり、介護職も以降の業務が全て後送りになってしまい、時間内にこなせた業務が皆無。という散々な有様だった…。

 で、そんな日に限ってリーダー担当だったmizzie、4時半終業なのに5時になっても業務が終わらない。

 「あっちゃ~…最短でもあと30分はかかるなこりゃ。」

 とか思いながら片付けをしていたら、

 「ちょっとmizzieさん。」

 と、ベテラン(でも僕よりは若い)職員に呼び止められた。
 で、得々とお説教が始まり、そうやって小言を言われていたが、その方の言い分は殆どが正しいので、頷き、相槌を打ちながらとにかく聞いていた。10分程そうやって小言を言われ続け、あらかた言いたい事を言い尽くしたのかその方も業務に戻ろうとしたので、離れ際に僕から、

 「まだまだ至らない所が多くて腹の立つ事もあるでしょうが、また気付かれる所があれば、宜しくご指摘下さい。」

 と言って、僕も業務に戻ろうとした。
 が、そのセリフを聞いた先輩、クルリと振り返り、

 「この際だから言わせて貰うけどさぁ…」

 で、またお説教再開…。

ーー卍(゜ρ゜) グェッ!!

 この方、自分一人が中傷者になる事には引け目を感じたのか、そこを通りかかった別のベテラン先輩も巻き込んで、僕の中傷合戦開始。

 (あっちゃ~…火に油注いじゃった~…)
 と反省するも、時既に遅し。
 僕が業務に戻った時は既に5時半を過ぎており、職場を出たのは6時近くになってからだった…。

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2006.04.04

喜ぶべきか?

 病院併設の医療介護施設である我が職場は、一般病棟と患者用シャワー室を共用している。一般病棟には子供から高齢者まで幅広く入院しているので、介護病棟内にあるシャワー室へと、特定の曜日には一般病棟の入院患者がやってくる。
 そんな一般病棟入院患者の中には、ぱっと見た目は介護病棟に見舞いに来た家族なのかわからない様な人もいるので、顔を合わせる事があれば、僕はいつも反射的に笑顔で挨拶をしてしまう。

 数週間ほど前辺りから一般病棟に、同姓から見ても感心してしまうくらいの、ハンサムな20代前半とおぼしき男性が入院している。僕は職場の同僚以外には、視界に入った瞬間に反射的に挨拶してしまうので、一般病棟のシャワー室使用日だったその日、廊下ですれ違ったその方にも、いつもの様に笑顔で「こんにちは!」

 僕からのそれにその方、

 「いつも、めっちゃ爽やかですね。」

 と、微笑みながら挨拶を返された。

 これで僕が妙齢の女性か、言った相手がそうならば、僕もそれなりに嬉しいのだろうが、同姓の、それも自分よりも圧倒的にハンサムな相手からのそれは、照れるというか恥ずかしいというか面映いというか、何とも複雑な気分でした。

 だからと言ってその「いつだって100%の笑顔」を変える事は皆無で、この後に入所者の1人からも、「mizzieちゃんはいつでもめちゃくちゃ明るいねぇ」とか言われてたけどね。


 シスコで寿司職人助手をしていた頃、英語で接客の出来る板前は僕だけだったのだが、客をして「You make customer happy!!(君は客をハッピーにするね)」言わせた程の、月1600ドル(約18万円)のチップを稼いだくらいの(寿司職人は接客もするのでチップをウェイトレスと分ける決まりだった)、“接客の達人”でもあった僕だけど、元々が、「人を笑顔にさせる事」が大好きな子供だったと言うのもあるが、とにかく人と接する事が好きで、その性向は物心付いた頃から今までずっと、全く変化する事なく続いていると思う。


 しかし、男が34歳にもなって「(笑顔が)爽やかですね」と言われるのは、喜んでいい事なのだろうか?

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2006.04.03

キャリア・パス

 米国永住権を得て渡米する時、僕には一つの目標があった。
 “人の役に立つ事”が好きで、
 “誰かの役に立つ事”を仕事にしたかった僕は、入学は簡単(永住資格者はTOEFLスコアを問われないのでさらに簡単)だけど、在学中に鍛えまくられるアメリカ大学システムで社会福祉を学び、アメリカで“社会福祉士になる”と言う目標だ。

 個人的・家庭的事情で帰国する事になった僕だけれど、帰国後も”人の役に立つ事”を仕事にしたい。と言う思いだけは残っていたのだが、この歳で受験勉強に捧げる時間も労力も知能も持たない私は、不可抗力による生活能力低下者への、身体援助業務である”介護”の道を選んだ。
 そうして介護者として暮らしながらも、色々と情報収集を続けていたが、日本で社会福祉士になる道として、4年生福祉系大学を卒業して国家試験受験資格を得る以外に、相談援助業務に5年以上就くか、2年以上就き、その後、一定期間の養成課程を終了するする事でも国家試験受験資格が得られる事を知った。

 で、その受験資格に認められる相談援助業務だが、何と嬉しい事に、ケアマネージャーもそれに含まれているのだ。

 ヘルパー1級を受講中の私だが、修了後は介護福祉士を目指し、そこを経てケアマネージャーになる事を目指していたが、それに加えて、そこで実務を積んで社会福祉士になる事も可能だ。という事を発見した。

 今は、2年で介護福祉士試験の受験資格が得られる通信過程で学んでいる私だが、それを経て介護福祉士資格を取り、実務を経てケアマネージャーを目指し、そこでの実務を経て養成期間(こっちも通信制がある)に進み、社会福祉士を目指す。と言う、自分が進みたいキャリア・パスが見えた。最短でも十年近くは掛かる道程だが、少なくともその期間中は、それを目指して充実した日々を暮らせるだろう。

 目標があると人は、中々に迷ったり、立ち止まったり、燃え尽きたり、踏み外したりはしないものだ。

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2006.04.02

夜勤明け

 ブログなんだからブログらしく、タマには日記らしい事も書いてみようと思う。夜勤明けだったmizzieの今日は、こんな一日でした。


 朝10時前、夜勤を終えて帰宅し、シャワーを浴びて片付けと業務チェックリストに新たな項目を加えたりと言った類の修正をして、昼過ぎに軽めの昼食。その後ヘアカットに行き、帰り道に本屋さんに寄って注文していた本を引き取って来た。

 僕は読書がかなり好きな方だと思う。だから本屋さんに行くと大抵、書棚に並んでいる新刊や”話題の書“として取り上げられている本をぱらぱらとめくってみたりもする。琴線に触れる物があれば、迷わず即買いもする。

 この日は特に”おおっ!!”ってなるような本も見付からず、注文した本の支払いを済ませて帰ろうとしたその時、出入り口近くに並んでいる旅行案内書のコーナーに目が留まった。『Rるぶ情報・・・アメリカ西海岸』とか言った類のアレだ。特に急いでいる訳でも無かったので、ちょっと手にとって読んでみた。もちろん見るのは自分がかつて住んでいたサンフランシスコについてだ。

 『サンフランシスコ美味しい物探検団』としては、日本の旅行誌で取り上げられるグルメ情報にはちょっと興味があったが、探検団の皆と行って、美味しい!が言えた、それでいて値段も手頃なお店は全く取り上げられてはいなかった。そこで出ていたお店はクロニクル誌が毎年出す『Bay area Top100』でも高級店として紹介されていたお店が殆どだったので、わざわざ日本から旅行で行く人に、ローカルが好む値段が手頃で味も評価の高いお店を紹介するよりも、内装も店員も豪華なお店を紹介する方が、旅行誌としては無難なのかもしれない。
 でも、『グリーンズ』は日本人には味と値段が釣り合わないと思うし、予約無しではまず無理。ってお店を紹介するのはどうなのかなぁ?とも思う。地中海料理のあの店や、スペイン料理のあの店も、イタリア料理のあの店も出てなかったし。

 可笑しかったのが“地球の暮らし方”っていう本。サンフランシスコ市内の、地区毎の家賃相場や治安とか、暮らし易さとかが出ている。「ふんふん?」とか思いながら、かつて自分が暮らしていた地区を探すとそこは、「市内で最も治安が悪く、生活観の全く無い地区。」として紹介されていた。
 確かに、治安は悪い。家から駅までのの300mくらいでも、日が暮れたら最高速度で歩いたし、女友達が女の子だけとか一人の時は絶対に送っていかないと心配だった。

 そ~か。俺の住んでいた所はそんなに危険だったのか。

 でも、その本で“大学に近く、治安もいい”とされている地区に住んでいた先輩板前さんは、「夜中に公園でギャングの連中が銃の練習してるよ」とか言っていたし、その本だけを信じてしまうのは危険だとも思ったけどね。

 そして本を買った帰り道、高知ででもかなり美味しいと評判のケーキ屋さんにも寄って、チーズケーキを買って帰った。高知市中心部に住む僕は、そこから自転車で10分で帰り着き、早速賞味する。

 うん。やっぱりZanze’s Cheese cakeの方がゼンゼン美味しいや。
 ザンゼおじさん、おじさんのチーズケーキはやっぱり世界一美味しいよ!!

 そんなにも美味しいZanze’s Cheese cakeなのに、日本の旅行誌でそこを取り上げている本は一冊も無いのでした。
 僕が始めてそれを食べた時、あまりの美味しさに感動して、そのまま店まで走って行って「おっちゃん!!このケーキめっちゃ美味いわ!!僕感動した!」って言ってもう一個買った位のこのケーキ、シスコ初心者は絶対に知らないこのケーキが食べられる事は、シスコで暮らす事の「小さいけれど、確かな幸せ」(Ⓒ村上春樹)だと思う。


 また食べたいな。ザンゼおじさんのチーズケーキ。

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2006.04.01

エンジンが燃えちゃうよ!!

 介護職の労働環境の悪さ(3Kどころか8Kじゃ!)からくる、多職種と比較した場合の離職率のあまりの高さに、遂に厚生労働省がその重い腰を上げたらしい。(遅すぎるんじゃ!!)
 新人の離職率が20%を超える現状に、「このままでは現在のサービスを維持出来ない。」との結論に達し、(今頃気付いたんか!!!)2007年をメドに(まだ待たすんかいな!?)具体的な数値目標を設定した政策を打ち出すらしい。恐らく、労働環境や賃金を改善させるように行政指導か法律改正を行うのだろう。
(まさか、標語とか作ってお終い。とかじゃないよな?)

 ぶっちゃけた話、現実問題として介護職員の給料はとても安い。
 介護職者向けの月刊誌とかで見ても、全国平均でも月20万ももらえればいい方だ。
 介護職としては高知では比較的給料の高い職種である、
 医療介護施設で働く僕の場合、
 夜勤手当と皆勤手当が込みでも、税込みで月18万位にしかならない。


 渡米前、滞米中、帰国後と、転職する度に仕事への満足度は上がったが、それに反比例して給料は下がり続けているのだが、これはまた別の物語なので、これに関してはまたの機会に書くとしよう。


 そして、その仕事のハードさと給与の低さ故、離職者も数多い。
 就業してまる5ヶ月が過ぎた僕だが、既に4人の先輩達を見送った。
 一人は燃え尽きて退職。多分、介護は廃業。
 二人が「この手取りじゃ家族を養えない」と言って職種変え。
 もう一人は、老健に転職。

 燃え尽きた一人はとても気のいい、フットワークの軽い、しかもめちゃくちゃに優しい人だったし、職種変えした二人も、我が職場の2トップ。って位のチョー仕事師だった。

 確かに、時給換算すると高知ではかなり給料がいい仕事の一つに入るから、正規社員になる責任とリスクを負う事が難しい人には、それなりに稼げるイイ仕事なのかもしれない。しかしながら、生活や将来の事を考えたら、結婚を意識している若い男性や、介護に志と希望を持って参入した人(僕もその一人さ!)、人生を長期スパンで考慮する事の出来る賢い人達や優秀な人材を引き止めるのは、とても難しいと言わざるを得ないだろう。

 卒業すると介護福祉士の資格が取れる学校が林立する中で、実務を経て介護福祉士を取った人や取ろうとしている人の、その経験に基づいた、知識と技術と観察力と判断力と処理能力には物凄い物がある。
 そして、それらを全てフル活動させていかないと業務が回らない、それが介護業界だ。そこに要求されるスキルは恐ろしく高く、駆け出しの頃の僕など、彼等・彼女等の指導が無ければ既に何人かは死なせていたかもしれないし、ここまで成長したのも先輩方の指導(イジメ?)があったからこそだろう。
 そんな高度な知識とスキル、豊富な経験が要求される職種だから、優秀な人材を育成するには恐ろしくコストと時間が掛かる。しかしながら、そうやって育ってきた人材に対する報酬はとんでもなく低い。Crazy lowだ。

 これまで色んな仕事を経験してきた僕だけど、介護よりもラクに稼げる仕事なんかいくらでもある。

 それでも今はまだ、介護職者の志や奉仕精神で辛うじて維持出来ている現場だけど、僕から見ているとこの仕事が長い人ほど、肉体的・精神的に疲れている様に、今にも焼き切れそうに感じる。

 これは決して一部の経営者だけが儲けている訳では無い。介護全体が低報酬システムになっているのだ。介護保険ですら既に、負担率を上げないとやっていけない位の大赤字なんだ。
 優秀な人材を高給で集め、介護保険適用外のサービスを提供する、富裕高齢者対象の豪華な介護施設も存在するが、それは富裕層の分しか存在しないし、富裕層だけが満足したサービスを受けられる介護と言う物は、社会の不安定化に直結する。

 日本社会の高齢化が問題になり始めたのは、まだ高度成長期の中にあった70年代だ。それを数十年もほったらかしにしておいて、2000年になってようやく『介護保険制度』を導入し、それ以前からいた老人施設で働く人や、新たに参入してくる人を「おら働け!」とハイスピードでドライブさせておいて、アクセルは全開なのに冷却も潤滑も無し。
 ほらほら、早くなんとかしないと、
 異常水温と異常燃焼でエンジンが燃えちゃうよ。

 いいエンジンを一つ作るには、それなりの手間とコストが掛かるし、今あるこのエンジンだって、かなり手間暇金掛けて作ってるんだよ。これ燃えちゃったら、変わりなんかすぐには無いよ!!

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