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2006.04.26

レベルアップ

 僕はいつも忙しい。
 レースをやっていた頃も忙しかったし、アメリカで働きながら大学に通っていた頃も忙しかったし、介護職者として働きながら通信の高専を受講し、ホームヘルパー1級過程も受講している今も、もちろん忙しい。

 レースを始める前はブラックバスと言う魚を釣るのにハマっていて、その頃もそれなりに忙しかった。平日の朝、めちゃくちゃに早起きして学校に行く前に釣りに行き、釣りから帰ってから学校に行き、帰宅部だった僕は授業が終わるとすぐに帰宅し、それからまた釣りに行っていた。高知市街地に住んでいた(いる)僕だけど、高知は中心地から自転車で30分程の位置にかなり釣れる場所があったのでそれが可能だったが、車で30分も走れば世界的に有名なサーフポイントがある高知には、社会人になってから、出勤前に波に乗って来て、なんて人もいるらしくて、アウトドア関連での「早朝ひと遊び」は高知では、「やる気になれば出来る」事の一つだ。


 レースをやっていた頃は当然忙しかった。資金的理由でマシン整備をずっと自分でやっていたので、レース資金を稼ぐ為に夜遅くまで働き、それから深夜までマシン整備。時間があればライディングと整備技術についての勉強や研究に余念が無かった。全日本選手権を走るようになった頃はかなり高度な整備も自分でしていたので、また、そのレベルになるとマシンにも高度な整備技術が求められるので、週30時間位はマシン整備に時間を掛けていた。この技術は自分がライダーとして走られなくなった後、メカニックへの転身を可能にした程だ。

 98年の鈴鹿での大クラッシュでライダーとして走れなくなり、99年からはメカニックとして親友のマシンを整備する事になったが、それはレースウィークのみの「出前メカニック」だったので、時間的余裕は比較的出来た。
 その時間的余裕に何を考えたのか当時の自分、英語を習い始め、それはメカニック引退後にアメリカ留学するまでのめりこみ、さらに抽選永住権に当選するという幸運を得て、移民としてアメリカで暮らすまでになった。

 アメリカは留学生の労働を認めていないが、永住資格のある者には労働と納税の義務があるので、胸を張って働く事が出来る。
 ただ僕だって渡米する以上はもちろん、ただアメリカに働きに行った訳では無く、昼間は大学で学び、夜は労働許可を利用してきちんと働き税金も払い、そうやって稼いだ金で生活費と学費を賄った。(実際の話、永住資格があると米国籍市民と同条件で奨学金が受けられるので、成績維持はタフだったが学費は限りなくタダに近かった)
 異国で、異言語で、働きながら大学に通うのは中々に忙しかった。当時の平均睡眠時間は6~5時間だったくらいで、「もっと勉強してぇ~・・・。」何て、学生時代の自分が聞いたら爆発的に笑い出しそうな言葉を吐いていたくらいだ。

 様々な事情が重なって、自主退学して帰国した僕だが、帰国してすぐにヘルパー2級の資格を取り、そしてすぐに今の職場に就職。常に人員不足な介護の現場で、激務(本当に激務だ)に追われながら過ごし、仕事に慣れ切る前にヘルパー1級過程に進み、さらにこの4月から、修了後に介護福祉士の国家試験受験資格が取れる通信制高専(2年過程)を受講開始。
 仕事をして、通信を受講し、ヘルパー1級講習を受ける。なんて生活は、当然忙しい。マンガじゃないけど、コピーロボットが欲しいくらいだ。


 少年期以降の僕はずっと、とにかく忙しい時間を、日々を過ごしてきた。レーサー時代にタイム・マネジメントの有効性を知り、滞米中は大学でそれについて学術的に学んだ。それらを経て時間の使い方や計画の立て方を身に付けた今、介護の現場で「同時処理能力」を鍛えられている。
 忙しさに対する対処能力が向上する度に、僕は自分をさらに忙しくなる状況に追い込み、そうやって自分の能力を向上させてきた。
 こんな生活をいつまで続けるのか判らないが、当分の間は、自分の対処能力ギリギリの、忙しい日々が続きそうだ。
 そんな生活を送るのはもちろん、とんでもなくタフでハードだ。

 タフでハードだけど凄く楽しい。
 それは、自分で考えて自分で決めた、
 自分の選んだ事だから。



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