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2006.04.15

割り切り=諦め

 「ここは○○の為って割り切ってさ・・・。」
 本心では嫌な事をやる時、やらせる時、人はよくこの言葉を口にする。僕はこの、「割り切り」って奴がとても苦手だ。もちろんそれ以外に方法が無くて(思いつかなくて)仕方なく、と言う時もあるが、殆どのケースでそれが出来ず(やろうと努力すれども)、結果的にすごく損をしたり、周りにまで損害を与えたりする事も多々あった。

 一言で言ってしまえば、
 僕は物凄く不器用なんだと思う。

 もっと器用に、物事を割り切って捉えたり考えたりする事が出来たら、将来いい会社に入ってラクする為って割り切って受験勉強に励んだり(いい会社に入ってもそれで終わりではない時代になったが)、「つなぎ」って割り切ってそれほど好きでもない女の子と付き合ったり、「金の為」って割り切って効率重視で仕事を進めたり、そうすれば過去が、もっともっと簡単で快楽な物になっていたかもしれない。

 でも僕にはそれが出来なかった。
 周囲の為、将来の為、(そして未来に得られる金の為)と割り切って、自分の時間を勉強に捧げる事が出来なかった。それは「低きに流れた」とか、「逃げた」と言う見方も出来るけれど、(結果としてそれは破れる事になるのだが)僕はレースに人生を賭けてみたかった。一番好きな事を諦めたくなかった。
 恋愛や仕事だってそうだ。
 元々、手を抜く事はしたく無いし、出来ない性分なので、例えば仕事だと、自分の仕事にはある程度以上の質や精度や仕上がりを求めるので、ある程度技術が上達するまでは、余計な時間が掛かったり時間内で仕事がこなせなかったりする。周囲から「今は質よりも早さだ!!」と言われても、自分の仕事にある程度以上の質を求めてしまう傾向があって、そしてそれは大抵の場合、周囲からの不評を買う事に繋がる。

 「割り切る事」が出来ないというのは、ポジティブに見れば「自分に対する妥協点が高い」事になり、それは「大器晩成」にも繋がるという見方も出来るけれど、逆から見れば「協調性が無くて」「柔軟性に欠ける」とも取れる。

 割り切らないといけない局面と、割り切ってはいけない局面を見極める事が大切だとも思うけれど、その判断力にはとても高度な物が求められる。
 帰国して日本的組織に就職してから、物事をうまく進める為に自分を抑える局面が増えた僕は、そこら辺を「割り切って」いるのかもしれない。角が取れて丸くなったと言う見方も出来るけど、今の僕は間違いなく、色んな事を「諦めて」いるんだと思う。「諦め」方も不器用なのは、僕らしいといえば僕らしいんだけれど・・・。



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