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2006.05.10

売春が日本から無くならない理由

 この国は建前上は『売春防止法』という法律まで作って、対価と引き換えにセックスを供する事を禁じている。
 売春防止法では、セックスを対価に金銭を得る事、金銭と引き換えにセックスをする事、その為の場所を提供する事、それらの全てが禁止されている。これは日本には、全く正常に機能しない法律があるという事の実例であろう。

 個々のケースを引き合いに出すまでも無いが、この国にはソープランドと言う、金銭と引き換えにセックスを提供する場所と、そこで働く女性が相当数おり、そしてその客も同様に相当数が存在する。この国のおかしな所は、売春防止法で売春を禁止しておきながら、風俗営業法で性風俗店舗の存在を認めている点だ。

 これは一体何なのか?

 これはつまり、日本の政治はヤクザと繋がりがある事の証明でもある。
 江戸時代以前から、売春はヤクザの資金源だった。売春はヤクザにとって、強大な既得権益だったのだ。

 明治維新以後、西欧へのキャッチアップを国家目標として、そして戦後は民主主義を掲げて先進工業国家へと驀進する日本にとって、文化的洗練の為にも(そして性感染症予防の意味からも)売春防止法は必要だったのだろうが、それは既得権益にしがみつくヤクザにとっては邪魔な動きだった。

 恐らく売春防止法施行当時のヤクザ達は、自分達の既得権益を守る為、政治介入を試みたのだろう。若しくはそれ以前から、ヤクザと政治家には癒着構造があったのかもしれないが。
 叩いても埃の出ない政治家なんて、共産党くらいにしかいないだろうから、裏社会に住む者達にしてみれば、政治家の懐に飛び込み、共に美味しい汁を啜る様にルールを作らせる事は、それ程難しい事ではなかったのだろう。そして風俗営業法と、それに性風俗店に関する細則を盛り込ませたルールを作らせて、自分達が既得権益で甘い汁を啜り続けるのを可能にさせた。

 政治家とヤクザの繋がりはそのまま二世議員に受け継がれたようで、売春を本気で禁止するような動きが政府と行政から出そうな動きは全く無く、彼等が取締りを受ける事も規制される事も無く、そして、潤沢な収入源を持つヤクザが日本社会から無くなる日も、世襲する国会議員がいる限りなくならない。

 売春がヤクザの資金源であり、ヤクザが政治家とつるんでいるのだから、日本がオランダの様に売春を合法化して、売春婦を課税対象としたり、彼女達に健康保険を適用させたり公的年金を支払わせたりする事も無い。

 つまり、自民党政権を支持するという事は、間接的に売春制度とヤクザを支持するという事だ。投票棄権も同様に、売春とヤクザを支持するという事だ。




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コメント

この世からいわゆる「エロ商売」はゼッタイになくならないのですから、それをヤクザが資金源にするのは当然ですよね。世の中の男どもは「売る女がいるから買うんだ」という姿勢でいる人が多いようですが、外国まで出かけ処女を買う日本の男たちには、嫌悪感以上の汚らしさを感じます。
そんなひとはそれこそ性病にでもなって、家族にも捨てられ寂しい余生を送ればいいんです!自分で蒔いた種なんですから。
合法化してびっちり税金をとれば、かなり潤うはず・・・。取れるトコからもっととっていかないとますます弱者の負担が増えていきますね。

投稿: hana | 2006.05.10 07:46

hanaさん>
悲しい現実ですが、もし日本にソープランドが無かったら、性犯罪被害者が激増するでしょう。自分の性欲をコントロール出来ない男は、残念ですがこの国では相当数が存在すると思います。
必要悪として売春を捉えている僕ですが、それがヤクザの資金源となっている現状には強い憤りを感じ、その体を売らざるを得なくなった女性達をヤクザの餌食にするくらいなら、オランダみたいに合法化して国家の庇護の下に置き、代わりに国民として納税と公的保険・年金支払いの義務を課す方がはるかにマシだと思っています。

外国まで処女を買いに行く日本の男?

奴らは国籍を剥奪(日本の恥じゃ!)して、シベリアの炭鉱にでも送り込んでプーチンにこき使ってもらいましょう。

投稿: mizzie | 2006.05.10 21:05

売春も戦争もない平和で理想的な世界を作る方法が一つだけあります。
死んだらいいんです。
嘘だと思ったら一度死んでみてください。
平和な世の中になってますよ

投稿: アラモゴード | 2008.02.05 07:32

アラモゴードさん>
僕はレース引退の原因となった鈴鹿でのクラッシュの際、心肺停止を経験しているんですけど、つまり一度死んでみた事があるんですけど、ぜ~んぜん平和になんかなってなくて、息を吹き返した時には余計に酷い世界になっていました。

本当に一度死んでみた事のある僕ですけど、アラモゴードさんの仰るとおり一度死んでみたんですけど、あれから紛争とテロは益々酷くなって、体を売る・売らされる女性はもっともっと増えて、世界は暴力と強欲に満ちた、平和と安定・安心とは程遠い酷い場所になっています。

死んだって何も変らないんです。
目を閉じちゃいけないんです。
目を閉じても、ものごとはちっとも良くならない。目を閉じても何かが消えるなんて事は無くて、それどころか次に目を開けた時には、事態はもっともっと悪くなってる。僕等はそういう世界に住んでいるんです。

僕等はしっかりと目を開けていなきゃいけない。現実から目を逸らしちゃいけない。目を閉じるのは弱虫のやる事です。現実から目を逸らすのは卑怯者のやる事です。
あなたが目を閉じ、耳を塞いでいるあいだにも現実はどんどん悪くなっていくんです。まるで時計がコツコツと時を刻んでいくように。

斜に構えてニヒルを気取っていられた幸福な時代は、前世紀終盤のどこかで終わりました。今は、今世紀は、行動を起こす時です。
さぁ、一緒に立ち上がりましょう。Ballot(投票用紙)というBullet(弾丸)を、投票箱に撃ち込みましょう!!

投稿: mizzie | 2008.02.05 13:13

独身者の増加と売春の増加は密接な関係にあるでしょう。
江戸時代の勤番侍等大名の家来や町人の奉公人の大半が独身だったときの状態がかなりの説明となるとおもいます。

投稿: GI | 2014.08.04 11:42

>GIさん
独身者の増加と売買春の増加には相関関係があり、云々の話題は、このエントリーとはまた異なる次元の話になりそうですね。
機会があれば、それについてもまた、じっくりと考察して記事にしたいと思います。

投稿: mizzie | 2014.08.09 20:27

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