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2006.05.18

刑務所以上軍隊未満

 施設介護ってどこかがおかしいと、間違っていると思う。
 働き始めた頃からずっと、僕はそう感じ続けてきた。

 仕事にも随分と慣れて来て、業務がスムーズに進められるようになればなるほど、この思いは強くなっていく。効率良く仕事を進める自分が、どんどん嫌いになっていく。

 そもそも、多様な個性を持った、生活習慣も嗜好も違う、しかもそれで数十年と生きて来た高齢者達数十人に、一単位で区切ったサービスで満足を提供する事なんか絶対に不可能だと思う。

 起床、食事、入浴、(医療施設なので更衣は無い)、消灯、全てが一律に時間管理され、皆が同じ時間に一斉に起こされ、食事をさせられ、入浴させられ、寝かされる。ルーティン化した一週間が淡々とこなされていく。

 食事一つにしたって、ゆっくり食べたい人もいるだろうに、「~分まで!」って感じでほぼ固定されていて、その~分からは次の業務が待っているので、各個人に合わせて・・・なんてとても出来ない。
 それをやると先輩達の眼が「まだ終わってないの?食事介助一つにいつまで掛けるつもり!?」と釣り上がり、食事を作り回収する部署(栄養科)もいい顔をしてはくれない。
 複数回それをやると確実に嫌われる。

 まるで全てがUnit(部隊)規模で一律・一斉・一様に展開される軍隊の様で、そこには多様性や個性と言った物が介入する余地は皆無だ。
 Cell(独房)に押し込められている服役囚よりはマシ。という体たらくで、どう良く見積もった所でも軍隊以下だ。



 こんなんまるで北朝鮮じゃーっ!!

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