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2006.05.03

技術革新

 まだ全国的に見ても珍しい、『創傷ケア院』でもある我が職場だが、その治療手順や栄養指導や医薬品の洗練と技術進歩のお陰で、一昔前だったら切除以外に治療法のなかった様な傷や病気でも、現代医学は治療してしまう事が可能になっているようだ。
 介護病棟である私の職場にも、第Ⅳ度まで進行してしまったようなじょく瘡を治癒させた方が何名もいて、オムツ交換時や入浴時にそれらの傷跡を見たり、治療過程にある方の処置を日常的に目にしている。
 医学の進歩ってホントに凄いと思う。じょく瘡で組織が壊死して骨まで見えているような、しかも高齢で治癒能力とか新陳代謝機能が低下している人でも、現代医学は傷を塞いで治癒させてしまうのだ。

 だがしかし、

 治るからと言っても、「じょく瘡作るは介護者の恥」は紛れも無い事実だ。体位変換等の介護が上手く行かないと、手順を手抜きしたりポイントを外した介護をすると、その結果は直ぐに発赤になって現れる。

 発赤を見逃せば、後は表皮壊死まで一直線だ。

 そして、一旦発赤が出てしまうと、その人は毎体位変換時に特別な除圧措置が必要になり、ただでさえ忙しい業務に、さらに時間が掛かる事になる。

 どんなに技術が進歩しても、方法や器具・道具が進歩しても、それを扱うのは人間で、その優れた・洗練された技術や道具や方法を、生かすも殺すも全ては使う人次第だ。


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