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2006.06.14

地域高齢者支援センター同行実習

 ホームヘルパー1級講習。実習もいよいよ最終段階、地域高齢者支援センター同行訪問実習まで来た。
 この、地域高齢者支援センターというものは、これまでの『在宅介護支援センター』が、今回の介護保険法改正で若干の業務内容と、名称が変わったものらしい。法改正により、介護予防に重点が置かれるようになったが、基本的に、在宅の高齢者を対象にしてサービスを提供する部局だ。

 実習先の事情もあって2日に分けられた実習。予定では、初日は業務内容の説明に費やされ、二日目に担当地区の高齢者宅に訪問。となっていた。

 実習指導担当の社会福祉士さん(美人♪)に、かなりの量の資料を渡され、支援センターの業務内容について説明を受ける。
 支援センターの業務として、

1)介護や介護予防についての相談・支援
2)介護予防事業のケアマネジメント
3)地域における介護予防の啓発

 が挙げられていた。
 支援センターは自治体毎にその業務が微妙に異なるようで、高知市では「いきいきと100歳まで暮らしたくなる地域づくり」をスローガンに掲げ、『いきいき100歳体操』なるものを考案し、介護度1以下の方を主な対象とし、それの普及・啓発に努めているようであった。

 初日はそれらの業務についての説明だけの予定だったが、予定よりも早く到着していた僕は、待ち時間で飼料の殆どに目を通していたので説明と質疑応答が物凄く早く終了し、時間が余ったので実習指導担当者と共に、高知市の高齢者支援センター全てを統括する『地域包括支援センター』への書類提出と、地域の民生委員さん達への、『いきいき100歳体操』に関する資料配布と告知依頼にも同行する事になった。

 初日はそれらが終わった所で終了、帰宅。

 二日目。朝、簡単なブリーフィングを済ませ、この日訪問を予定していた地区の在宅高齢者を訪問する。
 が、一軒め、二軒め共に不在。
 ポストに「来てましたよ」のメモを投函して次に向かう。

 聞けば、訪問に関してアポイントメントは取らないとの事。
 理由を聞くと、「事前に通知をすると、軽度の認知症高齢者の場合
は特に、こちらの訪問に関して身構えてしまうので、クライアントの正確なモニタリングが出来ないから。」との事。
 オフィスに座って相談者を待っているだけで、年収5~70000ドルを稼ぐアメリカのソーシャルワーカーとは偉い違いだ。
 僕がアメリカのソーシャルワーカーの話をするとその社会福祉士さん、

 「そんなに給料いいんだ。あたしもアメリカに行きたいわぁ。」

 なんて冗談交じりに言っていた。
 3軒めは在宅だったが、こちらの突然の訪問に少し驚いた様子。その相手に対して社会福祉士さん、「近くまで偶然来ていたのでちょっと顔出してみました」と言った風にさりげなさを装い、世間話から相手の状態を観察し、ニーズを探りだし、さらに幾つかのプランを提案。それらを果たすと要領よく話を切り上げて家を出る。そこら辺りはさすがプロって感じ。

 帰りの車中で、業務等について色々と話をしていたが、やはり、他職者との調整が困難な事もあるのだそうだ。
そして、日本の社会福祉士はアメリカよりも圧倒的に待遇が悪い。と言う事も判った。指導担当の社会福祉士さんも、本業は民間病院に所属するメディカルソーシャルワーカーなんだそうで、地域支援センターの仕事は、自治体から委託された仕事なのだそうだ。
 公務員の仕事をやっているけれど、立場は民間で給料もあんまり良くないらしい・・・。

 1件目と2件目が留守だったのでまた、予定よりも早く終了したが、支援センターに戻ってレポートをまとめ、指導担当者の社会福祉士さんに所見を書いてもらって実習は終了。

 これで、実習は全て終了。残すは事例報告・検討実習のみ。
 こっちは学校でやるので、もう殆ど終わったような物だ。1月から続いたヘルパー1級講習も終了するので、そろそろ通信制高専(NHK学園・社会福祉専攻科)の方に本格的に掛かるとしようか。7月にはスクーリング日もある事だし。



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