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2006.07.03

失敗人生

 アメリカの現実に絶望したのと、家庭の事情もあって米国永住権を諦め(まだ返還はしてない)て帰国し、介護業界に飛び込んだ僕だけど、事前の情報収集が不十分だったせいもあって最近、「ちょっと失敗したかな?」って思う時がある。

 アメリカのいい面には物凄く快適に順応出来ていた分、日本のムラ社会的共同体システムは、本当に嫌になる。何か問題があった時、共同体のメンバーが一致団結して問題解決にあたるのではなく、共同体内の弱者をスケープゴートにして、全員がそいつを攻撃する事でストレス回避を図る、「強きにへつらい弱きを虐げ」のあれだ。

 仕事は、決して満足はしていないが、時々それは楽しいし、シビれるくらいに充実感や達成感を感じられる瞬間もある。
 『介護はとてもやりがいのある仕事だ』
 は事実だと、断言していいくらいだ。

 ただいかんせん、収入面が心もとない。
 滞米中は週35時間労働で月収2000~2500ドル(稼いだチップの額で収入が変わる)を稼いでいた身からすると、月168時間労働で18万弱と言う現在の収入はちょっと寂しい。しかも変則勤務時間な上に厳しい健康管理が求められる職業なので、おちおちバイトも出来ない。

 こうなると収入増の為には、自分に投資して技術や知識を習得し、出世するしか道が無いので、そうやって這い上がって行くしかない。と思っている。


 この世の中には、一度の挫折や失敗で挫けてしまい、命まで絶ってしまう人が結構沢山いるらしい。マスメディアでは成功例しか取り上げてはくれないから、マスメディアしか情報源を持たない20世紀人達は、失敗がそのまま自己否定に繋がってしまうのだろう。

 ここにmizzieと言う、自殺未遂をするほどの自己喪失から立ち直った後も、チャンスを掴んでは失敗をして、それでも立ち上り再挑戦を続けているバカがいる。

 そいつは米国永住権という、アメリカを夢見る者なら喉から手が出るほど欲しがるそれを、抽選で手に入れるという幸運を得ながら、それを自らの意思で放棄し、以前よりも過酷な環境へと進んで飛び込み、その選択が失敗だったかもしれない事を自覚しながらも、そこに居座りもがき続けている。

 成功例は華々しくアナウンスされるが、失敗体験談が語られる事はまずない。

 このブログは、人生戦略で失敗を続ける僕が、しぶとく立ち直り・立ち上がり、傷だらけになりながらも歩き続ける、終わり無き挑戦人生の物語だ。
 今の僕のこのチャレンジが『七転び八起き』になるのか、『七転八倒』で終わるのか、その結果は神のみぞ知る。

 偏見にあった?
 イジメられた?
 裏切られた?
 失恋した?
 落第した?
 失業した?
 夢に破れた?

 それがどうした。
 僕はそれを全部克服したぞ。

 それらを全部乗り越えて、「負け組」とカテゴライズされる待遇に身を置きながらも、それでもしぶとく生きている実例がここにある。
 世界で2番目に金持ちなこの国は、生きているだけでも幸せなんだから、多少の失敗や挫折くらいでは、人生が終わっちゃう程深刻な事態になんかならない。

 人生なんて奴は、生きてたら結構何とかなっちゃうモンだ。



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コメント

最近の記事の流れから・・・mizzieさん、ちょいとお疲れではありませんか??たまには足を止めてみることも必要ですよ~。イヤなことからしばらく距離を置くことは(言い方を変えれば逃げてる、ってことになりがちですが)、決してマイナスにはなりません。今は現状の良くないところばっかり目についておられるような気がして、心配です。
物価が安く自然に恵まれた地にご両親と同居し(ここポイント!)、好きな仕事をして月に18万円も貰えるなんて・・・幸せなことじゃないですか・・・。私も親に炊事洗濯してもらえる生活がした~い!!!(失礼すぎ!)

投稿: hana | 2006.07.03 07:47

わかる・・・わかるぞー!サラリーマンより過酷な労働しているのにサラリーマンより安いわが国の福祉の給料・・!やるせなす。

投稿: りえぽん | 2006.07.03 19:39

失敗人生なんてないと私は思います。頑張って下さい。ものすごい努力家のmizzieさんには素晴らしい未来が待っていますよ。しかし医療関係の仕事はみな給料が安いのでしょうか?

投稿: hiroko.m | 2006.07.03 20:13

hanaさん>
仕事でのここ数週間で、メンタル面で傷付く事が何度かあったのは事実ですけど、大丈夫ですよ。現状はタフでシビアだけど、それを引き受けて、その現実にも腹を括って生きてく。僕の宣言ですこの記事。
確かに、高知は食べ物が驚異的に安くて美味しいし、家事から解放されている現状はとても恵まれているのは事実です僕。(はあと)
りえぽんさん>
僕の年収(税込み)よりも、地方自治体の首長が受け取る夏のボーナスの方が高額だった時はちょっと哀しくなりました・・・。
hiroko.mさん>
医療関係従事者の、労働の質と賃金が合っていない。というのは時々思います。僕らよりも給与面で優遇されている看護士も、仕事の質や責任に見合った物だとは思えません。
介護はまだしも、優秀な医師やナースはそれなりの高給を取って欲しいです。

投稿: mizzie | 2006.07.04 01:21

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