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2006.08.14

おバカさん国家大日本帝国

 終戦記念日(ちなみにアメリカでは戦勝記念日)が近いので、ちょっと過去の戦争について調べてみた。

 大日本帝国軍の戦略構想とその戦術。

 軍事はシロウトの僕が見ても、呆れる程のおバカさんぶりである。

 今の基準で考えても、おっそろしく遠い所まで兵を進めているのだ。
 その拠点にその規模の兵力しか投入しないでおいて、兵士の休養はどうするつもりだ?戦死・負傷兵の補充は?武器弾薬以外の、食料とか医薬品とか兵士の衣服とか雑用品とか、補給は一体どうするつもりだったんだ?
(現実は、現地調達をしていたようだ)


 世界地図に描かれた、日本軍の進軍した勢力図を見ていると本当に馬鹿だと思う。開戦当時の海軍大将は、「開戦から半年は戦果を挙げる事も可能だが、長期戦は維持できない」と言っていたらしいが、その大将がブーゲンビル島で戦死した後どうなったかは、歴史が示す通りである。

 当時の日本の軍事力は、装備と兵力だけでも世界の5大国に数えられていた(ちなみに今も、予算だけなら世界第4位だ)くらいなので、それを集中させてまともにぶつけておけば、戦術的にはアメリカも苦戦を強いられただろう。

 しかし、おバカさん国家大日本帝国は、戦線を拡大して兵力を分散した。
 艦艇の総トン数が世界第3位の国が第1位の国と戦争をするのに、その艦艇を幾つもの艦隊に分散させて各戦場に派遣するのだ。
 戦力で上回っているんだから、後は各個撃破すればいい。
 例えこっちの戦意が低くて状況が悪くても、兵力が3倍もあれば楽勝だ。

 その条件で、なぜ兵力を分散した?
 さらに、なぜ兵力の出し惜しみをした?

 そうして、兵力の分散と逐次投入をした日本軍は、分散させた各地で各個撃破されて兵力を失い、補給路を断たれて戦争継続が困難になり、自国民が飢えるまで資源を枯渇させて戦争に負けた。

しかし、前線展開図を見ていると、戦略的に負けている戦争に、絶対に勝てない戦術で挑んだとしか思えない。

 戦争を美化したい、敗戦の事実に自尊心を傷つけられたくない日本人達(日本ネオコン友の会 /仮称)は、敗戦の原因を物量の不足と科学や情報の技術差に収斂させたがる。

 しかし、敗戦の原因は開戦した事なのだ。
 あの戦争は、負けるべくして負けた戦争だ。

 ボロボロになりながらも、かろうじて“勝ち”の形を繕った日露戦争の後、壊滅の言葉すら生温い程の被害を被ったノモンハン事件(兵力の3割が損耗すれば壊滅と言われるが、ノモンハンでの日本軍兵士損耗率は7割!!)までの間の日本に、一体何があったのかはまだ良く判らない。

 ただ、中国に覇権を求めて出兵した辺りから、日本中が焼け野が原になる伏線はひかれていたような気もする。

 我が兄に言わせると、「いや、ロシアと戦争をした時からだ。」となるらしいが。

参照記事
日本陸軍における責任



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コメント

・・・勝てるわけがないのになぁ・・。特攻隊まで使ってなぁ・・国民を洗脳してなぁ・・・戦争責任とれよなぁ・・これ以上書くと右○に撃たれるのでやめときまふ。

投稿: りえぽん | 2006.08.14 23:45

りえぽんさん>
あの後さらに調べてたんですが、当時の(って言うか戦前の)日本軍の高級参謀がやってた事って、今のキャリア官僚がやってる事と全く何にも変わってないんですよ。

机上の空論。
苦しむのは最前線の下っ端。
失敗しても責任は取らない。

結局、この国は先の大戦から何も学んではいないって事なんでしょうね。

左寄りの記事を書く僕は、羽浴(誤字)に打たれてしまいそうですが、英語でアメリカをけなす記事を書いている僕は既に、米軍に目を付けられちゃってるのかも?です。
(詳細は次の記事を)

投稿: mizzie | 2006.08.15 02:21

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