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2006.08.09

いいことをしよう!!

 加齢による身体能力の低下により、他人の介助無しには生きられなくなってしまった高齢者は殆ど皆が、自己否定的な発言を繰り返し、内気に、陰鬱に、自虐的になっていく。

 申し訳無さそうにこちらからの介助を受ける、そんな方達に僕はいつも、

 「○×さんはそれを受ける権利があるがやき!もっと堂々としちょってえいがちや!!」

 と言う。さらに、

 「見てこの街!60年前は焼け野が原やったがで!!今の日本は世界で2番目のお金持ちな国やき!○×さんらあが頑張ったき、こんなにえい国になったがで!!もっと堂々としちょってえいがちや!」
 とも言う。

 確かにそうだ。
 今、介護施設で介護を受けている方達というのは、70歳以上の方が殆どだ。1940年代以前に生まれ、子供時代か青年時代に戦争を体験し、その後の戦後復興を支えてきた世代なのだ。
 彼等には、加齢による生活能力低下をサポートしてもらう権利も資格もある。


 でも、その後の世代はどうだ?
 復興した後、豊かさを享受し「消費は美徳だ!」と言って欲望充足を追及した世代。
 政治活動をお遊びにしてしまい、政治に対する無力感を永続化させた全共闘世代。
 好景気に乗って享楽の限りを尽くし、後のツケを全て僕等以降の世代に押し付け、逃げ切りを図っているバブル世代。

 世界人権宣言に批准し、憲法で基本的人権と生存権を保障する日本では、彼等にも生活能力低下に関する保障を受ける権利は確かにある。

 でも、それを笑顔で自信を持って語れるかと聞かれたら、それは僕にとって、とてもとても難しいと思う。
 もっとも、権利意識だけは高いあの世代の連中は、躊躇なく自分達の権利としてのそれを主張してくるだろうけれど・・・。


 僕等も後の世代に、

「地球をめちゃくちゃにしやがったクセに」

 とか、

「財政再建を全部俺達に回して逃げやがったクセに」

 とか言われない様に、『いい事』をして生きなきゃダメだな。
 そんな風に思う。

 ゲド戦記(全巻読み終えました!面白かったです!!)じゃないけれど、どんなに小さな事でも、何かを変えるとそれは全体に影響を及ぼす。
 行動は常に、全体への影響を考えて行わなければならない。
 いい事にはいい結末が、悪いことには悪い結末が用意されている。

 少なくとも、子供に自慢できないような事をするのはやめよう。


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面白くなくても悪い事はすんなよ!

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