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2006.10.16

予測死者数15万5千人。伊方原発事故

 これは過去記事でも書いたと思うが、日本は原発列島だ。

 僕が住む四国にも、愛媛県伊方町に『伊方原子力発電所』という原子力発電所があり、火力発電の依存度が低い四国では、約3割の電力を伊方原発に依存している。

 この伊方原子力発電所が、どうやらプルサーマル発電をやろうとしているらしい。


 プルサーマルとは、通常の原子力発電では燃料に二酸化ウランを使うが、プルサーマルではプルトニウムとウランの混合物を燃料として使う。

 このプルサーマルは通常のウラン燃料による原発よりも危険だと言われているが、何が危ないのかというと、出てくる廃棄物がとんでもなく危険なのだ。プルサーマル発電では通常の軽水炉を利用したウランによる発電の5倍という高濃度のプルトニウムが廃棄物として出る。5倍といっても通常のウラン燃料では廃棄物中の1%がプルトニウムなので、それが5%になるだけではあるのだが。

 しかし伊方原発のプルサーマルの場合、プルサーマル用MOX燃料と高燃焼度燃料を一緒に使う方式でプルサーマル発電をやろうとしているらしい。
 しかもその方式での発電は商業炉での実績が無く、伊方原発が世界初となる。

 それよりも、プルサーマルで出るプルトニウムがどだい危険なのだ。
 その放射能毒性はウランの一万倍から一億倍と言われており、他にもアクチノイドとか危険な物質が使用済み燃料に含まれる。こいつらを一体どうするつもりなんだ?この狭い日本には捨てる場所なんかないぞ。

 (って言うか、地球上にそんな場所は無いのだが、自民党政権は財政支援の見返りとしてそれを過疎地に押し付けようとしている)

 廃棄物も危険だが、事故時の被曝も恐ろしい。

 福井県にある高浜原発での事故時の被爆範囲予想を、アメリカの核管理研究家のS.ライマン博士が調べたそうなのだが、その結果は「高浜の被爆範囲は半径113km」となったらしい。
 調査対象となった高浜原発4号機は87万キロワットだが、伊方プルサーマル予定の伊方3号機は89万キロワットなので、伊方事故では大体半径120kmくらいが被爆範囲になるだろう。

 もし伊方3号炉がメルトダウンした場合、僕の住む高知市も被爆範囲内だ。

 チェルノブイリ原発事故では半径500kmまでが被害を受けたが、実際には500km辺りが一番危ないという専門家もいるが、伊方原発から500kmというと、ちょうど大阪辺りまでが被害範囲になる。

 その場合の被害予測、死亡者数は最大と最低の中間値で15万5千人と予測されているらしい。伊方で事故があった場合、地震災害と重なる可能性がとても高いのだが、そうなると逃げられない人も沢山出るだろうから、被害はさらに大きくなるだろう。

 ちなみに、四国外に住んでいる人には判らないだろうが、四国の主要国道には伊方原発事故に備えて、地区を封鎖する為の頑丈な鋼鉄製ゲートがあちこちに設置されている。
 それらの外見は交通案内表示機なので、じっくり見ないとそうとは気付かないが・・・。

参照記事 高知民報



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