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2006.10.19

この国のジャーナリズムは死んだ

> 戦前、我が街の新聞である『高知新聞』は、反体制的な記事ばかり書いていたので政府から嫌われ、発禁処分を受けた事がある。
 『報道の自由』を奪われた当時の高知新聞社員達は、「報道の死だ!」と叫び、社員達は「新聞葬」と言って盛大な葬儀を行い、葬列が高知市を練り歩いた。>

 言論の自由が昭和22年に施行された現憲法で保障されてからもうすぐ60年。
 この国は、今すぐ『報道の国葬』を行うべきだろう。
 早くしないと、亡くなった『報道』の腐敗が始まってしまうぞ。

 この国の報道が死んだ事を証明する記事を、ここに転載する。転載元は「きっこの日記」(http://www3.diary.ne.jp/user/338790/)だ。
 始めに断っておくけれど、これはきっこ氏のウェブサイトからの二次情報なので、それの信憑を検証する方法が僕には無い。
 ただ、これまでのきっこ氏の過去ログなどから推察しても、彼女の記事は信憑性が高いと僕は個人的に判断したのでこれを転載する事にした。
 これを信じるか信じないかは、全てあなたの自由です。

_____________________________

『2006/10/19 (木)藤田社長からの追伸 1』

 毎日、話題を変えることを売り物のひとつにしてる「きっこの日記」としては、遅ればせながら、今日は、MAXのメンバー4人が、「2006ANA北京国際マラソン」を完走した!‥‥って話題を書く予定だったんだけど、18日の深夜、藤田社長から「追伸」として重要なメッセージが届いたので、おんなじ話題が連続しちゃうけど、こちらを優先することにした。

きっこ様

 いろいろと有難うございます。
 今夜テレビを見ましたが、今日、僕が司法記者クラブで語った事実は、どの局も取り上げませんでした。大学のときにフランス語教師が、「journalistとはそもそもフランス語源であり、日々を自由に旅するように真実を伝えるべき人のことを言うんだ」と教えてくれました。現在の日本には本物のジャーナリストはいなくなったのでしょうか。今日の記者クラブでの会見で、僕は、イーホームズは指定確認検査機関として仕事を全うしただけで、不正を伝えるべき仕事をしただけです。そして、このあとに国民に真実を伝えるのはあなたたちジャーナリストの仕事なのです。今度はあなた達が試されるのです。偽者なんていらない時代だとhitomiだって歌ってる。本物が試されるのです。などと(好き勝手に)言いましたが、なぜ、テレビは報道しなかったのでしょうか。

 今日の党首討論で、安倍晋三氏が、「国民の命と財産が大切なのです」というような発言をしていました。安倍さんとは直接お話したこともあるので悪くは言いたくはありませんが、本当に「国民の命と財産が大切なのです」と思っているのであれば、ご自分の後援会の重要メンバーであるアパの物件については、少なくとも自ら足元を照らすように、積極的に調査を行うべきだと思います。

『2006/10/19 (木)藤田社長からの追伸 2』

 ところで、僕は、イーホームズで受け付けた田村水落が構造設計に関与した3物件について、偽装(改ざん、若しくは、構造計算図書の不整合)を発見し、各関係機関に通報したと書きました。この内、アパの2物件、埼玉鶴ヶ島の物件と千葉成田市の物件は、具体的な物件名を伝えましたが、もう1つの川崎の物件については具体名を書かず、川崎市で計画変更処理がなされたと伝えただけでした。この物件に関して、僕に連絡が取れないのでということで、弁護士の方に問い合わせが殺到しています。正確に言うと、アパの物件としては2物件で、川崎の物件はアパではないデベロッパーの物件です。僕の表現が足らずに、読んだ方々に3物件すべてアパと勘違いさせてしっまたのであれば申し訳なかったと思います。川崎の物件は、役所の体質としてもおかしいと思える点がありますのでお伝えします。もしよろしければ、きっこさんのブログを通してお伝えくださればと思います。

物件名 エグゼプリュート大師駅前
建築主 株式会社伸明ハウジング、藤光建設株式会社
RC構造、15階建て
イーホームズで建築確認を行った日 平成16年8月12日(A)
川崎市で計画変更(確認)を行った日 平成18年1月24日(B)
川崎市で中間検査を行い合格となった日 平成18年1月26日

イーホームズとしてはこの物件の確認図面(A)の構造計算図書が偽装であることを発見したのです。その後工事は着工して、中間検査の直前に図面を変更して(B)の図面を計画変更確認しているのです。川崎市は、2月にイーホームズからの指摘で、Aが偽装されていたことを知りましたが、Bは図面上は正しくなっているので計画変更確認を下ろしたと言いました。工事の実態と、図面が違う可能性があるのですが、結局このまま工事は進行して住民の方に引き渡されたと思います。少なくとも、田村水落は、千葉と成田の物件は偽装された構造計算図書のままで工事を進行させました。同様に、川崎の物件も偽装された図面のままで工事が進行した可能性が高いものと推測できます。非破壊検査を行えば、実際の建物と、B図面とが一致しない可能性が高いものと考えられます。

『2006/10/19 (木)藤田社長からの追伸 3』

もし、この推測が的中した場合には、川崎市がもっと積極的に2月の時点で工事を停止させて実態を調べていれば、結果的に、偽装されたマンションが住民に引き渡されることは無かったのです。このように考えると、やはり耐震偽装事件は、「耐震偽装隠蔽事件」と呼ぶべきであり、隠蔽した主役は公務員であると結論できます。川崎市が国の指導でこの選択を行ったのかはわかりませんが、国土交通省住宅局建築指導課の小川冨吉課長と田中政幸課長補佐はこの事実を知っています。川崎市の担当は、川崎市まちづくり局指導部建築審査課長の倉形紳一郎氏です。

*公務員の氏名を記載すること関しては、今回のような国民の利害に関る情報提供において、個人情報保護法の対象にならないことを法的に確認しておりますので公表いたします。

藤田東吾

‥‥そんなワケで、あたしは、建築の専門的なことは分からないけど、藤田社長の言うように、アベシンゾーが本当に「国民の命と財産が大切なのです」って思ってるんなら、憲法を改悪するよりも先に、教育基本法を見直すよりも先に、沖縄にミサイルを配備するよりも先に、安晋会の副会長をやってる人物の会社の物件を非破壊検査すべきだと思う。藤田社長が、ここまで具体的なことを言ってるんだから、それでも検査をしなければ、世間からは「検査されると困ることがある」って思われちゃうんじゃないの? それに、何にも後ろめたいことがないんなら、1日も早く検査して、住民を安晋‥‥じゃなくて、住民を安心させるのが、「国民の命と財産が大切なのです」ってノタマッた人間としての最低限の責任じゃないの? とにかく、検査さえすれば、すべてはハッキリするワケだし、国民だって納得するだろう。そして、どこからどんな圧力があったのか知らないけど、これほど重要なニュースをまったく報道しなかった役立たずのマスコミに対しても、国民の意思がハッキリすると思う今日この頃なのだ。

2006/10/18 (水) 藤田社長からのメッセージ 1

 イーホームズの藤田社長が、命懸けの告発をプレスリリースしたってのに、当日中にこのことを報道したのは、「東京新聞」だけだった。それ以外のマスコミは、耐震偽装事件とはまったく関係の無い、藤田社長の裁判の判決について簡単に報道しただけで、何よりも重要な、一刻も早く国民へ伝えるべきプレスリリースに関しては、まるで申し合わせたように、ミゴトにスルーした。今回の記者会見は、霞が関の司法記者クラブで行なわれたんだけど、ここは、週刊誌の記者は入れない。その代わり、新聞とテレビの記者は勢ぞろいしてる。ま、司法記者クラブにいる記者どもなんて、ドイツもコイツも検察のイイナリの操り人形ばっかだけど、それにしても、これほどの大事件を報道しないってのは、前代未聞の情報操作と言えるだろう。真実をねじ曲げて、たくさんの国民の命を危険に晒してまで、そこまでして、アベシンゾーなんかを守りたいの? あんたらには、報道に携わる者としてのプライドってもんが、耳クソほども無いの?

とにかく、明日の朝刊全紙に目を通せば、どこの新聞がどれだけ政府の宣伝媒体に成り下がってるのかが明白になるだろうし、特に、「アベ政権の支持率が70%」だなんて言う、開いた口からエクトプラズムが出て来て幽体離脱しちゃうような大嘘を垂れ流した某紙が、このニュースをどんなふうに扱うのか、全国民は注目すべきだろう。完全にスルーするか、それとも、藤田社長の判決のみを伝えるか‥‥。どっちにしても、藤田社長のプレスリリースをそのまま掲載するような根性のある‥‥否、報道媒体としての最低限の責任感とプライドを持ってる新聞なんて、残念ながら1紙もなさそうだけどね。なんせ、マスコミの連中なんて、多かれ少なかれ、みんな揃って「アベミコシ」を担いで来た、アベ宣伝部隊のコシギンチャクどもばかりだからだ。

あたしは、何度でも繰り返すけど、今、この瞬間にも崩壊するかもしれないマンションやホテルの中で、何も知らずに安心しきってる人たちが、数え切れないほどいるんだよ。そして、その事実を国に告発した人間が、口封じのためにまったく関係ない別件で逮捕されて、その命懸けの告発が、国によってインペイされたんだよ。その上、今度は、その事実を直接、国民へ届けようとしたプレスリリースまでもが、アベの息の掛かった腰抜けマスコミによって、握り潰されようとしてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

2006/10/18 (水) 藤田社長からのメッセージ 2

‥‥そんなワケで、先ほど、藤田社長から届いたメッセージを公開する。これは、基本的には「あたし宛」の私信だけど、ここに公開することを前提として書かれてるので、第三者が読むことも踏まえた表現がなされてる。

きっこ様

藤田です。今日は援護射撃ありがとう御座いました。心強かったです。

僕は、きっこさんとはお会いしたこともお話したこともありません。ただ、僕が知っている耐震偽装事件の真実を、唯一、ありのままの形で取り上げてくれた日本のメディア(=「きっこの日記」)を運営されている方であることを、知っているだけです。

耐震偽装事件を通じて、マスコミとはどういうものなのかが良く分りました。新聞では朝日新聞が最も良いだろうと思って、去年の12月上旬に築地本社を訪ねました。たとえ、イーホームズに批判的な記事を書いたとしても構わないから、僕らが知る全ての事実を伝えるので、この事件をしっかり記録して記事にしてくださいと頼みました。耐震偽装を担当していた斉賀さんというデスクの方が応対してくれ、僕の趣旨を理解してくれ、担当記者をつけてくれました。12月13日に大臣認定プログラムが改ざん可能であるとの記事を書いてくれたのはこの方達です。他の報道関係者に較べて、最も、技術的学識的観点から確認検査制度や構造設計を勉強して記事を書いていました。

僕らは、年が明けて2月に入りアパを糾弾し始めました。斎賀さんが亡くなったのはこの時期です。そして、担当だった記者の方は担当から外されました。因果関係は僕には分かりません。そうした事実が符合しているだけです。そして、3月3日に、合同捜査本部の緊急立入捜査が入ります。アパの関係も含めて多くの資料が没収されました。しかし、僕らは、手元に残していた資料をもってアパの糾弾を続けました。結果として、4月26日に僕が逮捕されることで、会社の存続を断念せざるを得ませんでした。8月31日に最後まで残務整理の為に残っていた社員の再就職が決まりました。この日から、僕は、僕が辿った道筋を書き始めました。

2006/10/18 (水) 藤田社長からのメッセージ 3

僕は、我が子同然であったイーホームズという命を弔うために本を書きました。ある出版社に入稿もしました。そして、もしもの時を考えて、信頼できる複数の友人にも原稿ファイルを渡してあります。きっこさんにもお渡ししました。

いろいろと長くなってしまいましたが、本当にありがとう御座いました。
(以上の文責は当然に僕にありますが、もし、この文章を他に転載しようとされる方がいるなら、僕は構いません)

藤田東吾

‥‥そんなワケで、昨日の日記で公開した、藤田社長が書いたプレスリリースとともに、このメッセージも、自由に転載して構わない。今回の耐震偽装事件に関わっている多くの建設会社の社長たちが、こぞって、アベシンゾーの後援会である「安晋会」の会員だっただけでなく、ライブドア事件で、沖縄で変死したエイチエス証券の野口さんが、安晋会の理事だったと言う話も出て来ているし、エイチエス証券の澤田社長も、安晋会に所属しているそうだ。そして、今回、藤田社長が告発した問題でも、大きなカギを握っているのが安晋会なのだ。この背景を考えれば、ほとんどのマスコミがこの問題をスルーするのも、「さわらぬ神にタタリなし」ってことなんだろうけど、マスコミが死んでしまった今、あたしたちに残された、真実を知るための、真実を伝えるための最後のツールは、このインターネットだけしかない。だから、皆さん、藤田社長のプレスリリースを自由に転載してください‥‥なんて思う今日この頃なのだ。

 以上が、「きっこの日記」に掲載された全文です。
 毎日、物凄い量の文章を載せるきっこさんですが、ギャンブルの話とかほんとうにくっだらない時もあれば、物凄く考えさせられたりする政治的な事もかかれてる方で、ミラーサイトである『きっこのブログ』はブログランキングで2位に一桁以上のポイント差を付けてぶっちぎりのトップを爆走してる方ですが、色んな人が感じてる「ネットの可能性」に一抹の希望を抱いている僕としては、こーゆー人がいると言う現実には力づけられます。

 ある意味、社会に対してそれなりの影響力を持ち始めているこの方ですが、共感出来る所が多々あり、そして今回の記事にはブロガーの一人として義侠心を感じる所があり、そのまま転載させて頂きました。

 この国には600万以上のブログがあって、それは既に一つの世論を形成出来る所まで来ていると思います。そして、『ネットは為政者達による大衆操作を跳ね返す最後のツール』だと信じる僕としては、一人でも沢山の人がこの記事をさらに転載してくれる事を望んでいます。

ついでにクリックしてくれると嬉しいです。
でも、転載してくれたらもっと嬉しい☆

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