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2007.02.26

Go For Broke!!(打ち破れ!!)

下流社会構成メンバーとして、世間から(って言うか特定の人達から)『あまり賢くない人達の職業』、『低質な人間達の吹き溜まり的職種』と言った扱いを受けている介護職だが、元・全日本選手権参戦オートバイレーサーとしてのスキルを持ち、日常生活は問題無しの英語力と、生きて行く事なら出来るぜってくらいのスペイン語は話せる。っていう語学力を持ち、北は北極から南は南極まで、地球上ならどんなトコだって生きていけるぜ。って程度には自分に自信を持ってる介護職員のオイラからしてみたら、手にした貨幣の量でしか幸福を測れない可哀相な人達からの介護職への評価には、「んだとぉ!?テメー誰にモノ言ってるのか判ってんのかコラッ!」って思っちゃうんだが、現実問題として、一緒に働いている職場の同僚達で、人間的に尊敬出来る人はとても少ない。
しかしながら、ヘルパー1級の実習先だった老健で指導担当だった介護福祉士さんだとか、このブログへ定期的に遊びに来てくれてる人達だとか、理想を持って、しかし理想と現実の狭間でもがきながら、理想に近付こうともがいてる、悩んでる、苦しんでる人達は沢山いる。

そんな、志高き介護職者達は、多剤耐性ウィルス・キャリアの利用者と常時接するというリスクに身を晒し、自分が感染源とならないよう、自己管理にも細心の注意を払いながら、家計を維持するのも難しいってくらいの薄給に耐えている。

そんな俺達『介護の志士』達に向かって、「下流社会構成メンバー」とは何たる無礼ぞ!って事で昨年(でいいんですよねhanaさん?)、秘密結社のごとく結成された、【私設・介護職地位向上委員会】だが、僕等は劣悪待遇と、社会からの差別・偏見と言う、二つの敵と闘っている。

介護職の社会的地位向上の為、オイラは介護を舞台にした小説を執筆中で、これを道具に介護業界のリアルな現実を社会に知らせようと企んでいるのだが、もう一つ、偏見を跳ね返す為に、介護職に就く者達それ自体を変えてしまおう。って過去記事で提唱した。
介護職に身を置く者は一人一人が、常に自分は介護職者の代表であると言う事を肝に銘じ、自分の行動はそのまま、介護職の地位向上に繋がると言う事を頭の片隅にでも入れておいて欲しい。って主張を展開した。



少し前、地下鉄のホームから線路に転落した女性を、列車に轢かれる直前に線路へと飛び込み救出した駅員のニュースをテレビで放映していた。
その若い駅員は、列車が滑り込んでくる線路へと女性が転落するのを見た瞬間、咄嗟に自分も線路に飛び降り、ホームの端、列車とホームの間に出来る隙間に女性と共に潜り込んで事無きを得た。
現場にいた他の人達はボーゼンと一連の出来事を眺めていただけだったらしいから、その駅員の勇気ある行為と咄嗟の機転は評価されてしかるべきものなのだが、数年前に同様に線路へと転落した酔っ払いを救出しようとして線路へと飛び込み命を落とした韓国人留学生(だから、僕等は韓国には恩義がある)の時とは大きく異なり、誰も怪我すらしなかった今回のニュースは全国放送では5分も扱ってもらえなかった。

テレビで、インタビューされた駅員はインタビュアーに対し、
「駅員として、体が勝手に動いてました。」
と言った所で映像は切れ、その駅員が本当に伝えたかったであろう事は何一つ伝えられる事が無かった。

この一件は、【私設・介護職地位向上委員会】にとって、重要な事を示唆してくれている。
何か凄い事をしてそれを介護職の地位向上に結び付けようとしても、それが映像として取り上げられる可能性は限りなくゼロに近いと言う事だ。

少し考えたら判る。

マスメディアが欲しがっているのは、数字(視聴率)に直接繋がるセンセーショナルな映像や話題だ。
危機一髪の所で一命を賭して赤の他人の命を救おうとも、誰も死んでいないニュースなんてマスメディアとマスメディアを求める大衆はこれっぽっちも欲してなんかいない。
死ねば、多少は悲劇的なニュースとして取り上げてくれるかもしれないが、死んでしまったら「死人に口無し」だ。
介護職の地位を向上させようにも、自分が介護職である事をアピールする事は出来ない。

だから、

何か、マスメディアに取り上げてもらえそうな「とんでもなくイイ事・ステキな事」を成し遂げる事が出来て、そしてインタビューとかを求められた時、介護職者は介護職者が闘っている劣悪待遇と差別・偏見を打ち破る為、

「介護職者として当然の事をしたまでです。」

とだけ言えばいい。
これ以外の言葉は必要無い。

そしたらニュースとかで、
「今日、マンションのベランダから誤って転落した〇〇ちゃん3歳を、下を偶然通り掛かった男性がキャッチ、一命を取り留めると言うニュースがありました。」
なんてアナウンサーが言った後で『〇〇ちゃんを受け止めた、介護 蜀さん(29)』って画面の下にテロップの入った映像と、マイクを差し出されて
「いや、介護職者として当然の事をしたまでです。人の役に立つ事が僕達、介護職者の使命ですから。」
って答える映像だけが、全国に流れる。

余計な事は一切喋らない。ただ寡黙に「介護職者として当然の事です」と言い続ける事で、「介護職とは、他人には出来ないようなイイ事を躊躇無くする職種だ」と言う合意が形成されるかもしれない。

さぁ!全国の介護職者の皆!!
もしその機会に巡りあったら、躊躇わずにその機会を掴み取ろう!
そして、何を聞かれても、「介護職者なんだから当然です」
とだけ答えよう。

僕等の敵は厚生労働省だけじゃない。
イチバンの敵は差別と偏見だ。

こいつらを打ち破るのは、地道な努力と献身しかない。

同士達の幸運を祈る。

 

 

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コメント

仕事を辞めてから、町を歩いていると、しょっちゅう「困っているらしき人」に出会うので、そのつど声を掛けて荷物をもったり車の多い道を一緒に渡ったり車椅子を押したり階段の上り下りを手伝ったり落とした小銭を拾ったり出発しそうなバスを「ちょっと待ってやっておくれやすな!」と交渉したりしているのですが・・・そんなこと当然のことだしな~んとも思っていなかったのですが、とうとう「先日うちのおばあちゃんがお世話になったみたいで・・・」という家人さんが我が家を尋ねてくるという事態になり、父ちゃんに「あんまりオセッカイするのも気を遣わすだけやで」と釘をさされてしまいました。
ま、以前から「夫婦揃って介護職」ということで、近所のお年寄りから「困ったときはあそこで聞け!」みたいに思われてたのですが・・・もっと大規模に頑張らないと介護職の地位は向上しませんね(笑)。

投稿: hana | 2007.02.26 21:55

hanaさん>
あ、さっすが『私設・介護職地位向上委員会』会員No.001のhanaさん、既に地道な活動を展開されておいででしたか。(^^)
「困ったときはあそこで聞け!」は、ちょっと名誉ですよね。
僕も地道に介護職地位向上目指して頑張ります!そうやって地道に頑張って、地域の中で一目置かれるようになって、そこから少しづつ広げていけばいいと思いますよ。

んじゃ、オイラは夜勤行って来ます。

投稿: mizzie | 2007.02.27 14:42

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