« プロが選ばないキヤノン | トップページ | 無事故無検挙有違反 »

2007.03.02

恋愛特攻隊

プルルルル、プルルルル、

カチ

「はい、もしもし?」

「mizzie?俺タカ(仮名)だけど判る?」

「おう、タカ(仮名)か。めっちゃ久しぶりやにゃあ、どういた?誰からこの番号聞いたがな?」

「どういたやないわや!おんしゃあ高知もんちゅうがやったら声ばあ掛けいや。(戻って来ているなら声ぐらい掛けろ)」

男友達がとんでもなく少ないオイラだが、さらに地元には殆ど友達を持たないオイラだが、↑に書いたタカ(仮名)とは、もう長い事友達をやっている。その付き合いは幼稚園まで遡るくらいという、名実共に僕の旧友だ。

どっちかと言うとあまり好きにはなれないタイプでもあるタカ(仮名)だが、不思議と30年以上仲が続いてきた、ある意味愛想入り混じったトモダチだ。僕がこんな付き合い方をする友達は、この世界にはコイツしかいない。
しかし、僕にとってタカ(仮名)は親友とはとても呼べない。コイツは俺の為に自分の何かを投げ捨ててでも献身をするなんて事は絶対にやらないし、俺だってコイツの為に何かを犠牲にしようとは思わない。趣味も嗜好もイマイチ合わないし、僕とタカの共通点なんて、歳が同じと言う事以外では、先祖が土佐藩士だった事くらいだ。後は甘い物好きな事か?

ただ、お互いが自分には無い物を持っている事だけははっきり自覚していて、その、タカ(仮名)に無い部分に関して僕が助言したり、僕が持たない決断力、と言うか勢いで、タカが僕の後押しをしてくれる事もあった。

逆に、暴走するタカ(仮名)のお陰で僕が酷い目にあったり、そのまま突っ走った方がいい結果が残せたのに僕が理論的に抑えに周って、結果的にチャンスを失わさせてしまったり、なんて事も何度かあった。

そんな二人だけど、破綻する事も無く、アツい友情で結ばれる事も無く、だらだらと交友は続いていた。それは滞米中も変わる事無くだ。

で、帰国している事を一部の知人やお世話になった方以外では、レース仲間にしか伝えていない僕だったが、どこでどう聞きつけたのか、僕が帰国した事と、携帯電話番号まで入手して、直接に連絡を取ってきやがった。

タカ(仮名)が僕に直接連絡を取って来る時は、面倒ごとに巻き込まれているか、相談事and/or悩み事を抱えているかのどちらか、或いはその両方だ。
あいつの周りには、僕のように物事を考えて行動する奴はいないから、その、自分や自分の周りの人間とはちょっと変わった、ある意味難しい視点での意見が聞きたくなった時や、面倒事に巻き込まれた時に、アイツは僕を頼ってくる。

マイったよ。
今回の相談は、僕にとって一番難しい種類の相談だ。

ヤツは、ちょっと難しい相手に恋しているらしい。

あいつに、恋愛に関して力があるのは認めるよ。

外見はそこそこ。決してブ男じゃあない。基本的にはワイルドだが、その場に応じてジェントルにもクールにも振舞えるヤツだ。
数をこなす。ってタイプではないけれど、本気で惚れた相手には全力を尽くす。その気になれば、そして相手を選ばなければ、女なんかつかみ取り出来ちゃいそうな男だ

ただ、ちょっと直情的過ぎるんだよな。

俺もその辺はタカ(仮名)と同じだから、タカ(仮名)の事を偉そうには言えないんだけど、大抵の男にとって恋愛というものは自分を構成するパーツの一部で、それを全てにしちゃう男ってそんなにいない。
でも、アイツはいつも、全身全霊掛けて恋愛にぶち当たって行く。
(その傾向は僕にもあるのだが・・・)
オマエそれ絶対ムリだって。傷付くだけだって。何てこっちが何を言っても耳も貸しゃあしない。
ダメになるの判ってるのに、アクセル全開で、もう一直線に突っ込んでいく。ココはサーキットじゃねーっつーの。
玉砕覚悟。どころか、ハナっから玉砕する為に突っ走っていくんだもん。
オマエは恋愛特攻隊かよ?って。

そんなアイツが、ちょっとややこしい相手に恋しているらしい。
「恋している」じゃなくて、「どうやら恋しているみたいだ」と言っていたけれど、ヤツの口調を聞いている限りでは、ヤツはその子に恋してる。

こっちにしてみたら、「そんなオマエ、恋愛は捨てられた事しかない俺にそんな事相談すんなよ。」ってカンジなんだが、まぁ、俺に相談してきたのも判らなくもない事も無い。
アイツの周りにいるのは、俺から見たらロクでも無い男ばっかりだからな。

タカ(仮名)は僕にいつも、「エイヤッ!」って一歩を踏み出す勇気、と言うか勢いを与えてくれる。代わりに僕はタカ(仮名)に、言葉と理論を使って暴走を食い止める理力を与える。まるでアクセルとブレーキみたいな二人だ。だからここまで何とか上手くいってきたんだろう。

直情的で感情的で本能的なアイツが、ちょっと難しい相手に恋しているらしい。

それがフツーの女の子だったら、
「どうしたいのか、お前が一番わかってるんだろ?」を気付かせてあげる手助けをしてあげるだけで十分なんだが、ヤツが恋してる相手はちょっと問題アリ、な女の子だ。

僕は翌朝が早出出勤だったので、タカ(仮名)にはそう言って途中で電話を置いたが、アイツ、僕が難しい悩み事を持ちかけられたら解決したくなる性分を完璧に見抜いてやがるんだきっと。
時間があるときに、少しじっくり話を聞いてやるとするか・・・。



介護とは無関係のこんなお話、興味があったらクリックしてね!!

Banner2_1
ブログランキングもだけど、ワンクリック募金もクリックしてね☆  

|

« プロが選ばないキヤノン | トップページ | 無事故無検挙有違反 »

コメント

なんだか素敵な関係のご友人のようで^^
お互いに無い物を持っているからこそ
まるで磁石の+と-のように引き付けあうのかも・・・なんて(*^m^*)

恋愛相談かぁ・・・

・・・してみたい(笑)


もともと恋愛には割りとクールなオイラなだけに、のめり込むほど誰かを愛せるのは羨ましいなぁと思います。

タカさんが恋する難しい相手って・・・
いったいどんな方なんでしょうねぇ・・・。

投稿: りぉ。 | 2007.03.03 23:50

りぉさん>
この話は機会があればまたブログに書きます。
難しい相手。心を病んでるみたいなんですよ。そりゃ僕以外に相談相手もいなかろう。って感じです。

投稿: mizzie | 2007.03.04 01:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/8531/14051865

この記事へのトラックバック一覧です: 恋愛特攻隊:

« プロが選ばないキヤノン | トップページ | 無事故無検挙有違反 »