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2007.04.20

~バリアフリー in アメリカ~ 院内新聞寄稿Ver.

院内新聞で恋愛コラム…じゃねーよバカ!連載コラムを持つ事になったオイラ、院内新聞春号に寄稿したコラムが掲載されたので、こちらでも紹介してみる事にした。(別にネタに困っているワケではない)
って事で、以下がその院内新聞に掲載されたコラムだ。


90年代のIT景気で最も恩恵を受けた州の一つであるカリフォルニア州だが、同州では財政的に余裕があったその時期、福祉への予算配分も潤沢に行われた様で、公的施設や公共交通機関でのバリアフリーの徹底ぶりは、『障害者自立支援法』と聞こえの良い事を言ってその実、障害者に負担を押し付けただけの、冷酷で無責任な東アジアの某国とは歴然な差が存在する。
 私が過日に訪れたサンフランシスコ市など、その充実ぶりには目を見張るものがあり、街を歩いていても、車イスで外出する人々を見かける事は珍しくも何とも無く、また、殆ど全ての建築物が『障害を持つ人が支障なく利用出来る事』を前提に設計されており、それは日本と言う福祉後進国から来た者の目には、羨ましくもあり、また眩しくもあった。
 サンフランシスコでは殆どの道路や電停には段差が無く、公共の建物では階段にスロープが併設され、地下鉄の駅にはプラットフォームと直結するエレベーターがあり、そして殆ど全ての公衆トイレはバリアフリー化された多目的型となっていた。
 社会のバリアフリー化を進める最大のメリットは何だろう?
 きっかけは同情からかもしれないが、そこには確かな副産物が付いてきた。
 社会のバリアフリー化を進める事で、それまで閉じこもって(閉じ込められて)いた多くの障害者達が戸外へ、街へ、社会の中へと出て行く事になった。
 彼等は障壁の取り払われた社会へ飛び出し、活動・行動した。それらは経済活動に貢献し、またその中のかなりの数が職に就き納税者となった。バリアフリー化に払ったコストが、それに見合うだけのリターンを生み出したのだ。
 何もしなければ、家庭に閉じこもったままで福祉依存者として財政に負担を掛け続け、社会のお荷物扱いされ続けたかもしれないアメリカの障害者達は、バリアフリー化の進行によって、障害者達は社会と関わって行く事の喜びを、受け入れる社会の側は負担の軽減と経済活動への参加者増加と言う恩恵を受けた。
 日本には約650万人の身体・知的・精神障害者がいるが、仮にその1割が納税者になるとすれば、バリアフリー化へのコストは十分賄えるのではないだろうか?それは『自立支援』と言っておきながら、施設利用料の負担を障害者に押し付ける事で障害者達を施設から追い出し、結果として自殺へと追い込んだ『恥ずかしい国』の政府には、到底思いもつかないような難解な理論らしい。
最も、そんな低質な政治家達を選んだ・支持したのは、僕達国民なのだが・・・。

色んな人が読む院内新聞だから、あからさまに政治的なメッセージを載せる事は出来ない。
さらにスペースの問題で文字数に制限が加えられるので、そう言った制約の中で工夫を凝らして、Underlying messageとして「だから選挙行けよ!」ってのを込めてみたけど、読んでる人達は気付いてくれたのかな?

もうすぐ参院選があるよ。
さぁ、安倍政権に引導を渡して、自民党の守銭奴達に奪われてしまった、僕等の幸せな美しい国を取り戻そう!



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