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2007.05.04

その金(防衛費)、ちょっとこっち(社会保障)にも回せよ!(激怒)

日本のマスメディアではサーパリ放送されていないけれど、従軍慰安婦に対する発言でアメリカの一部議会議員や国民から大ヒンシュクを買っている安倍晋三は、訪米したら大ブーイングの嵐を受けていて、しかしそれをモノともしない間の抜けたコメントを連発、日本の恥を世界中に晒している。
(参照記事:http://tanakanews.com/070501JPUS.htm

そうやって安倍が日本の恥を世界中に晒している(在米邦人達は随分と肩身の狭い思いをしている事だろう・・・)影で、久間防衛相(防衛庁が防衛省になったので、防衛庁長官も防衛相になった)がいつの間にか訪米し、国防省やNATO本部を訪問して、「日本はもうすぐ憲法が変わって戦争が出来る国になるから・・・」なんてやってるみたいで(これは僕の想像)、さらに、『世界の駄作機リスト』に入っちゃいそうなイキオイのF-2戦闘機に換わる次期支援戦闘機として、あのF-22ラプターを売ってくれ。と要請していたみたいだ。
(参照記事:http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/04/f22_5.html

国家予算の約2割ちょいしか社会保障予算に割いていないのに、(高福祉国家の北欧では4~5割、あの「ビンボー人の事なんか知るか!」なアメリカでさえ約3割だ)キヤノンとか経団連の連中から、「社会保障費を削減して企業法人税を減税しろ!」と言われて本気でそれをやっている、恥ずかしい・みっともない国の日本だが、赤字だらけの緊縮財政下、殆ど削減されていないどころか増額さえされている防衛費だが、次期支援戦闘機の候補になっているこのF-22ラプター、一機のお値段はなんと250億円超である。

あのちっちゃな殺人兵器が、ハイテクの塊、超最新鋭の旅客機、ボーイング787ドリームライナーよりも高価なのは驚きだが、そいつが次期支援戦闘機になるとすると100機、主力戦闘機のF-15と入れ替えて主力戦闘機とするなら260機、日本政府は新たにそいつを僕等の払った税金で購入するという事になる。
元々、F-22はそのあまりにも高価な機体価格故に、クリントン政権時代にはクリントン前大統領が、「そんな機体買えるか!」って言って、パパブッシュ時代に計画された導入計画を白紙撤回させたという前科のある、チョー高価な戦闘機だ。そのアメリカ民主党が「そんな高価すぎる兵器は買えん!」と言った機体なのに、ブッシュが大統領になった途端に配備計画が復活して、6年後の今年、アメリカでは既に実戦配備され、日本への商談も兼ねて、嘉手納基地にやってきたりもした。

アメリカ側は、「F-22は最高機密だから、他国には売らん!」何て言っているが、軍需産業の連中はこいつを売りたくて売りたくてたまらないはずだ。何せ1機250億円。航空自衛隊の主力戦闘機に採用された場合、そんな高価な商品が260機も売れるのだ。総額6兆5000億円の商談だ。みすみす逃してEADS(ヨーロッパの戦闘機メーカー)に儲け話を横取りされたくなんかない。アメリカが「売らん!」って言っているのは、そうやって売り惜しみする事で値段を釣り上げて、可能な限り高く売りつけたいのだろう。

確かに、F-22は高性能な戦闘機だ。
開発されたばかりの頃、90年代前半頃のF-22はステルス性にこだわるあまり、操縦性や機動力が犠牲になっていた為、

「格闘戦ではフランカー(Su-27)にはかなわない」

なんて言われてもいた。ところがクリントンが導入を見送った後も、「共和党政権になれば軍事費が増える」と言うアメリカ政府の政策を信じていたであろう軍需産業はずっと改良を続けていた様で、推力可変装置やら色んな機動力を向上させるシステムが導入され、ラプターの機動力は開発当初とは比較も出来ないくらいに向上した。

アメリカの横槍で独自開発を断念させられて、駄作機F-16のコピーになってしまい、「高価な駄作機」になってしまったF-2の代わりに導入する戦闘機に、世界最高性能のラプターを導入したい。と思う気持ちはわからない事も無い。

しかしちょっと待て!

その、1機250億円超(恐らく日本に売ってもらう時は300億円近くまで値上がりしているだろう)の高性能戦闘機を、仮に260機買うとして、そんなお金は一体どこから捻出するつもりなんだ?
アンタ達自民党政権は、自分達が作った巨額の赤字を返済する為に、老人や障害者や病人を切り捨てる『骨太の方針』なんてものを作って、社会保障費1兆6000億円削減なんてブチ挙げたばかりじゃねえか!!

俺達庶民には「消費税増税しないとやっていけません」と言っておきながら、金持ちの所得税を先進国中ではアメリカに次ぐ世界第2位のレベルまで低下させておいて、オマケに大企業の法人税率はさらに下げようとしているクセに、年寄りや障害者や病人や失業者に回すカネを情け容赦無く切り捨てたクセに、1機250億円の戦闘機をガンガン買う金はあるのか?
F-22を毎年25機ずつ、10年間調達したとして、1年で6250億円。それだけの予算があったら、医療費の赤字分は全て帳消しに出来て、そのお釣りで介護保険の赤字分もチャラに出来るよな?
防衛省になって予算が増えて、海上自衛隊の護衛艦隊旗艦も、基準排水量1万6000トンの、ヘリコプター搭載型空母になったんだよな?
強襲揚陸艦だってイージス巡洋艦だって、国民が知らないウチに毎年建造されてるよな?


マヒした体を必死で引きずってリハビリに励んでた患者からリハビリをとりあげて生きる希望を奪っておいて、介護機器に頼って何とか自立生活を維持してた高齢者から介護機器を取り上げて寝たきりにしておいて、障害者の生き場所も取り上げて彼等を自殺に追い込んで、そうやって冷酷に社会保障をバッサバサと切り捨てておいて、それらも全て、
『逼迫した財政事情の中で、国家の破綻を避ける為』
だったんだよな?もう金がどこにも無いから、福祉を切り捨てて社会的弱者に泣いてもらってたんだよな?

F-22が次の支援戦闘機候補?

予算ならあるじゃん。そこにたくさん。
全部回せとは言わないよ。ホンのちょっと、F-22の3~4機分でいいからさ、それか1機250億円のF-22はやめて1機82億円のスーパーホーネット(F/A-18E)にしたらえいやん。F/A-18Eなら、機体価格はF-2の112億円よりも安上がりだぞ。

その分の浮いたお金を社会保障費に回せや。
国民の健康と財産を守って、健康で文化的な最低限度の生活を保障するのは、国家の仕事だろ?

 

 

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コメント

 防衛費を社会保障に回そうというご主張に賛成です。
 無駄遣いされているお金で社会問題を解消して欲しいところですね。

投稿: Omoimegurasu-Kame | 2007.09.17 23:14

Omoimegurasu-Kameさん>
はじめまして、ようこそMizzie's cfeへ。
無駄使いされてる僕等の税金ですけど、毎年予算が削られ続ける社会保障政策のお陰で、この国は随分と”金持ちだけが住みやすい国”に変わってしまっていて、アメリカから帰国した僕はがっかりです。

同様の記事が他にも幾つかありますから、興味と時間があれば探して呼んでみて下さい。記事数が多すぎて僕にもすぐにはは探せないmので…。(^^ゞ

投稿: mizzie | 2007.09.18 23:48

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