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2007.05.28

憧れの国

僕には行ってみたい国が幾つかあるんだけど、その中でも、なるべく早く行っておきたい国がある。
それはキューバだ。
エルネスト・チェ・ゲバラは僕が個人的に尊敬している人物の一人だが、同様に、フィデル・カストロも僕は政治家として尊敬している。
そのカストロ氏は、西側諸国ではアメリカの宣伝政策の甲斐もあってか、「凶悪な独裁者」と言ったイメージで見られている所もあるが、実際にキューバに行った著名人や、反米的な思想を持った人達からはそれなりに賞賛を得てもいる。
フィデル氏がもし本当に凶悪な独裁者なのだとしたら、アメリカ政府があんなに沢山お金を使って政権転覆を試みているのだから、もうとっくに彼は暗殺されているか、キューバ国民の手で政権の座から引き摺り下ろされているだろう。

彼は決して完璧な政治指導者ではないが、キューバから不公平と不平等を取り除いた人物でもあるので、キューバ国民の大多数は彼が革命に成功してから数十年間もずっと、彼を支持し続けているらしい。

そのフィデル氏は今、病床にある。

恐らく、そう長くは無いだろう。


まだあと数年は生き続けられるかもしれないが、あと10年生きるのはとても難しいのではないか?と、国際報道を見ている限りでは思えてくる。

だから、僕は出来るだけ早くキューバに行きたい。
フィデル氏が存命しているうちに、あの国をこの目で見ておきたい。
キューバは僕の知る限りでは、フィデル氏の一枚岩で成り立っている。彼の持つカリスマ性と、卓抜した政治手腕に負う所がとても大きいのだ。
すぐ近く、小型ボートでも行き来出来てしまうような至近に、世界最強の軍事国家が控えているだけでなく、建国以来ずっと、その世界最強の軍事国家から敵対視され続けてきたキューバ。
それ故に、キューバは国家運営にはアメリカから気が遠くなるくらいの妨害を受け、それでもフィデル氏は革命後のキューバをきちんと運営し、キューバを世界で唯一の、”国家経営に成功した共産主義国”にした。
不公平と不平等を排し、キューバ全土が豊かになるよう、慎重に政策運営を行って、全土にかぎりなく公平・平等に富と幸福を行き渡らせた。
その、マスメディアが絶対に大きく取り上げる事の無いキューバに関する報道を、雑誌の片隅とか誰かのエッセイとかで小さく取り上げられているのを読んだだけの僕だけど、それのどこまでが事実なのか、フィデル氏が生きている内にこの目で確かめておきたい。

フィデル氏は恐らく、自分がもうそう長くは生きられない事を自覚しているのだろう。弟のラウル・カストロ氏を次期指導者に指名し、自分亡き後は彼にキューバを任せようとしている。

盟友チェ・ゲバラ氏が自分の理想を追い求めてキューバを去り、ゲリラ闘争に身を沈めた後も、彼はキューバに残って実務を引き受け、キューバと言う国家を実務面でも支えてきた。その圧倒的なカリスマ性と政治指導力で成り立ってきたキューバだが、彼亡き後に、政治的空白が生まれるのはまずい。

共産国として成功しているキューバはアメリカにとって、喉元に突きつけられた短刀のようなものだ。
キューバが政情不安になれば、あいつらは適当な理由を付けてキューバに介入してくるだろう。そうなれば、キューバは第二のプエルトリコとなる。
それを避ける為、フィデル氏は自分の存命中に後継者を指名した。
権力の世襲制には反対意見も多かろうが、フィデル氏の片腕として働いてきたラウル氏は恐らく、現時点では最もマシな後継者と言えるのではなかろうか?

しかし悲しい哉、ラウル氏にはフィデル氏のような政治手腕もカリスマ性も無い。
フィデル亡き後のキューバは恐らく、グローバリゼーションの波に巻き込まれていく事になるだろう。
ラウル氏はその中で、懸命にキューバを守ろうとするだろうが、グローバリゼーションを動かす「利益最大化」、「欲望充足追求」の力はとても強力だから、キューバもその荒波に飲み込まれて行くことになる可能性がとても高い。そうしたら、もうあと30年もしたら、キューバは第二のプエルトリコになっているかもしれない。


だから僕は、そうなる前のキューバを、この目で見ておきたい。
フィデル・カストロ存命中にゼヒ、キューバとキューバの地方都市の現状を見ておきたい。
 
 

”可能な限り多くの国民に”、平等・公平に国民福祉を行き渡らせたフィデル・カストロだが、彼の業績は、”可能な限り多くの富を”自分達に利益供与してくれる企業家達だけに集中させる政策運営を行った、コイズミやアベのようなファッキンなクズが国家元首という、東アジアの恥ずかしい国(だって彼らを選んだのは国民だ)に住む地方出身者として、ぜひこの目で見ておきたいものの一つだ。

自民党が政権にこのまま居続けるとどうなるのか?
それは、アメリカを見ていれば判る。
あの国は、1割の金持ちが9割の富を独占し、残った1割の金を金持ちでは無い9割の国民が手にする。
超・格差社会がそこにある。
では、広がり続けるこの国の不公平な格差を是正するにはどうすればいいのか?
僕は、キューバにその答えかヒントがあると考えている。

 
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