« 病院で死ぬと言う事 | トップページ | テラめんどくさがり »

2007.05.01

手遅れになる前に

最近、自身の恋愛についての記事ばっかりで、「クール&ダンディーmizzieくん」がオンライン上でも、「キュート&ラブリーmizzieくん」になってるし、あからさまにノロケてばっかりなのもなんだしな…って事で、今日は久しぶりに『クール&ダンディーmizzieくん』路線復活って事で、ちょっと政治的にカタい話を書こうと思う。

 

 

 

それはまるで僕の帰国に合わせるかのように、この国が政治的にどんどん右傾化していって、「金こそ全て!」な、「弱い奴は弱く生まれてくる方が悪いんだ!」なんて、身もフタも無い価値観が幅を利かせるような、そんな恥ずかしい国になってしまって、戦争がしたくてたまらない自民党のセンセイ方や、自分達さえ儲ければ他はどうなっても構わない何て言う金持ち達の欲望は、多数派国民の合意を得てしまって(自民党が選挙で大勝利してしまって)、結果として、お年寄りや障害者や病人や母子・父子家庭や社会的弱者が無慈悲に切り捨てられていった。
 


介護保険法が改正されて、介護保険による介護によって生活を維持させていた数十万人の要介護高齢者達が、使える介護給付金を著しく減額されて、それどころか、改正前に支給されていた介護機器を取り上げられて、自立度が低下したり症状が悪化したりして、結果として社会保障全体に負荷を掛けるようになった。
介護保険法改正前は、介護保険によってレンタルされた介護機器の助けを借りて、かろうじて自立した生活を送っていた高齢者達は、介護保険法改正でそれらを奪われる事となり、それにより自立度が悪化して生活の質が著しく低下し、結果として、もう数えるのもイヤになるくらいのお年寄り達が、生きていく気力を失って寝たきり老人になった。その中の、決して少ない数の高齢者達は脳機能低下まで起こして医療的措置無しには生命維持が出来ない、準植物状態となった。

 

障害者自立支援法の施行によって、障害者達の働く場所だった授産施設が、利用するのには施設利用料が必要となった。
それを決めた自民党・公明党の政治家達は、
「障害者の皆さんも、施設利用に見合ったコストを負担して下さい。」
なんて聞こえのイイ事を言ってその実、そこで徴収される施設利用料は、障害者達がそれらの施設で稼ぎ出す賃金の3割近い金額だったりする。
そりゃ国が決めた授産施設利用料も、決めた張本人である、自民党や公明党のセンセーとか、厚生労働省の高級官僚達にとっては『はした金』なのかもしれない。でも、時給\150以下なんていう低賃金で、障害者にも出来る簡単な仕事を細々とやっていた彼等にとってその金額は、自民党議員が乗る国際線ファーストクラスの代金よりも高額に感じた事だろう。
その施設利用料が払えなくて、結果として施設を追い出されるカタチになってしまった重度の障害者達が何人も、生きる希望を失って自らその命を絶った。

『障害者自立支援法』
は、僕等のような福祉に関わる者達の間では、
『障害者自殺支援法』
と呼ばれている。

 

医療保険が大赤字だ!と政府は主張し、
企業が国際競争力をつける為にも、社会保障を減らしてその分を企業法人税減税に回せ!と日本経団連も経済同友会も主張し、

『国のトップにいる大金持ちだけの為の政治』

を戦後一貫して行ってきた自民党政権による、社会保障費抑制策の一つとして、リハビリの保険診療が一疾患辺り180日で打ち切りとなった。
脳梗塞や、中枢神経系の損傷によるマヒの場合、180日で完全回復させるのはとてもとても難しい。
また、神経は死んでいても筋組織が生きている『緊張性マヒ』の場合、リハビリを打ち切ると即座に拘縮(筋肉が縮んで固まってしまうこと)が始まる。180日でリハビリが打ち切られる事によって、それまでかろうじて日常生活を維持出来ていた患者が、その半年後には縮み固まった筋肉のお陰で、間接がとんでもない方向に曲がり固まり、そしてもう二度と元には戻らない。
一疾患につき180日でリハビリを打ち切る事になった今度の医療制度改革で、保険無しではリハビリが受けられない貧乏人は、中枢神経系に障害を抱えてから180日が経てば、

『人間らしく』生きる権利を国家によって奪われる事になった。

 

 

経団連も同友会も、消費税を上げて法人税を下げろと言っている。
そして彼等を支持基盤とする自民党が政権にいる限り、それは必ず現実化するだろう。
経団連も同友会も、社会保障は切り下げて、貧乏人や社会的弱者は切り捨てろと言っている。
そして彼等を支持基盤とする自民党が政権にいる限り、それは必ず現実化するだろう。

消費税は今の3倍以上になって、医療費もとんでもなく高額になって、大金持ちではない家庭に生まれた子供達は、男は軍人に、女は風俗嬢になるくらいしか、健康で文化的な最低限度の生活など、とてもじゃないが送れないような日本になりそうだけど、
国民の約半数は選挙になんか行かなくて、残りの半分のうちの約5割が自民党と公明党を支持している限り、日本は必ずそんな国になってしまうだろう。まぁ、日本がそんな国になったとしても、まだ北朝鮮よりはマシなのかもしれないが。

 

 

日本がどんなにヒドい最低のみっともない恥ずかしい国になったって、
『米国永住権』を持っている僕は、アメリカに戻ればいい。って思ってた。

 

だけど、

 

徒歩5分なんて言うチョーご近所に彼女が出来ちゃって、このまま教会の鐘鳴らしちゃいそうなオイラ、なりたいものでまだなってなかった最後の二つ、

『夫』

『お父さん』

に、どうやらこの国でなってしまいそうな勢いだ。

そうなると、この国がこれ以上悪くなるのはとても困る。
僕は高知の空と海と山と川と風と太陽を、心の底から愛しているが、”国家”なんて物なんかどうなったっていいと思っていた。
”国家”なんて所詮システムに過ぎない。そのシステムが僕に幸福を提供出来ないと言うのなら、そんな物は捨ててしまえばいいと思っていたし、実際に捨てるつもりだった。

僕に『愛郷土心』はあっても、『愛国心』は無い。
この2年は合衆国連邦政府に納税実績が無いから、米国永住権を剥奪される危険もあるんだけれど、介護職者には労働ビザが発給されて、それで一定年数の雇用実績を積めば永住権が得られる国が世界にはいくつかあるので、介護福祉士と言う国家資格が得られたら、それらの国で働くと言う手もあった。僕は英語が話せるから、介護資格さえあれば生きていける国が、この世界にはいくつかある。この国が本当にどうしようもなくなってしまったら、何の躊躇も無しに住む国を変えるつもりだった。

 

しかし、

僕は英語が話せるけれど、ななか(仮名)にはゼンゼン話せない。
それ以前に、警察国家になりつつある日本は、国外脱出を企てた者を厳罰化させてしまうかもしれない。国を捨てようとしたら収容所に送られて、虫ケラみたな扱いを受けて最後には殺される、北朝鮮のような国になるかもしれない。
自民党と公明党が政権に居続けたら、必ずそれは現実化するだろう。
『国民を恐怖でコントロールするにはどうすればいいか』
なんて事は、北朝鮮を研究し続けている自民党にしてみたら朝飯前だ。

 

「この国がダメになったらアメリカ戻っちゃうもんね♪」

なんてニヒルを気取っていたら、取り返しのつかない事になってしまいそうだ。僕一人なら何とかなるかもしれないが、ななか(仮名)や未来の子供達は何ともならないかもしれない。そしてそれは僕にとって、
本当に本当にとても困る。
『自分自身よりも大切』
って心の底から思える人達が、守銭奴な企業家と権力に目がくらんだ自民党・公明党に踏み躙られるなんて許せない!

幸いな事に、まだこの国はかろうじて、『民主共和制』がタテマエだけとはいえ生きている。
『選挙権』と言う、年収数十億円の超金持ちや、号令の下で数千人を動かす官僚達にも、年収150万円の低所得者や自力歩行の出来ない要介護の老人にも、等しく与えられたこの権利を正しく行使する事で、自民党と公明党によって1%の強者の為に運営されているこの国を、99パーセントの大衆の為に運営される国に換える事が出来るのだ。

そろそろ、皆の重い腰を上げさせよう。
親に、子供に、妻に、夫に、恋人に、友達に、同僚に、上司に、部下に、得意先に、となりの誰かに、とにかく今感じてるこの国の未来についての疑問を話そう。不満を口にしよう。不安を声に出そう。
その疑問と不満と不安は、きっと皆が感じている。
ただその原因と結果を知っているから、それが恐ろしくて皆口に出す事が出来なかったんだ。

僕が、あなたが、あの人が、
心のどこかで感じている疑問と不満と不安。
それを作ったのは、自民党と公明党だ。
そしてそれを支持した金持ちではない大衆と、
選挙になんか行かなかった大衆達と、
彼等を選挙に行かせられなかった僕達だ。

 

資源を持たない日本にとって、経団連と同友会の企業が稼いでくるドルが無かったら、国民全てを養っていく事が出来ないのは事実だ。

だけどあいつらは、放っておいたら自分達だけの利益を追求して、一般大衆なんか平気で踏み躙っていく。社会には必要だけど、使い方次第で毒にも薬にもなる。
そして経団連と同友会に利益誘導を行う事の見返りとして献金を受け取る自民党と、自民党を政権に付かせる見返りとして大臣のイスを得る公明党は、この国に巣食った悪性腫瘍みたいなものだ。
それは僕がアメリカで暮らしている間に、信じられないくらい巨大化してしまったけれど、まだ摘出可能な大きさだ。
でも今放っておいたら間違いなく、『選挙』と言う手術では手が出せないくらいに大きくなる。

この国が余命宣告をされてしまうその前に、
一日でも早く、自民党と公明党を国会から追放しよう。
とにかく誰でもいい。
自民党・公明党議員に最も勝てそうな候補に、一票を投じよう。

 

 

久しぶりのカタい記事ヴァージョン『Mizzie's Cafe』でした。
応援クリックをお願いします。
人気ブログランキング

ブログランキングもだけど、ワンクリック募金もクリックしてね☆

|

« 病院で死ぬと言う事 | トップページ | テラめんどくさがり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/8531/14898031

この記事へのトラックバック一覧です: 手遅れになる前に:

» 脳卒中とは、脳出血や脳梗塞を含む病気の総称です。 [脳卒中最新情報]
脳卒中とは、脳出血や脳梗塞を含む病気の総称です。 脳梗塞ってよく聞きますよね。ミスタージャイアンツの長島さんも脳梗塞で倒れられました。 この脳卒中、意外と身近な病気なんですよ。 脳卒中の原因ともなる、糖尿病や心筋梗塞、高血圧にも注意してくださいね。 [続きを読む]

受信: 2007.05.02 14:18

» 介護福祉士の仕事内容は? [介護福祉士 介護入門]
介護福祉士という言葉をよく耳にしたり目にしたりするようになりました。 [続きを読む]

受信: 2007.05.03 22:01

« 病院で死ぬと言う事 | トップページ | テラめんどくさがり »