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2007.07.16

新潟県上中越沖地震

16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする非常に強い地震があり、新潟県柏崎市、長岡市、刈羽村、長野県飯綱町で震度6強…(中略)…新潟県で5人が死亡したほか、共同通信の午後5時現在の集計で負傷者は600人を超えた。気象庁は今回の地震を「平成19(2007)年新潟県中越沖地震」と命名。(共同通信)

また新潟で地震だ。しかも今回は前の中越地震よりも規模が大きい。
長崎を遊説中だった、内閣支持率急降下中の安倍総理は、「支持率挽回のチャンス!」とばかり遊説を急遽中止、民間機で首相官邸に急行した。

被災地では、新潟県の泉田知事が地震後数時間が経過した後、自衛隊に災害派遣要請を行い、要請を受けた自衛隊は即時、第30普通科連隊、第2普通科連隊からなる400人の災害救助部隊を派遣。人命救助・給水・被災者輸送等の活動を行った。

 

僕が地震の第一報を聞いたのが11時前。泉田知事の自衛隊への災害派遣要請に関するニュースを聞いたのが3時過ぎ。僕はそれを聞いた瞬間、「遅い!」って思った。
震度6強っていう地震の規模は、地震直後には官邸にも知事室にも伝わっていた筈なのだ。
震度6強なら相当の被害を覚悟しなければならない。
災害救助に当たる消防・警察は地方自治体の管轄だったと思うが、その時点の警察・消防のキャパシティーを越えた災害になる事くらい、中学生にだって判ると思う。
そして、違憲の集団である自衛隊は、自分達の存在意義を国民から認めてもらう為、この規模の災害が起これば、即座に災害救助派遣準備を始める。しかし自衛隊は文民統制(シビリアン・コントロール)が徹底されているので、自治体か政府からの要請が無ければ、命令も要請も無しに独自の判断で動く事は出来ないし許されない。それが文民統制と言う、民主主義国家の軍隊のあり方と言うものだ。
だから、彼等は要請があるまで駐屯地から出る事が出来なかったし、もし災害直後に派遣要請が出ていれば、自衛隊は12時前には大隊規模の救助部隊を出動させただろうし、もし仮に総理大臣が安倍晋三ではなく田中角栄だったなら、彼は迷う事無く災害救助・復旧に国力の全てを動員しただろう。

 

総理大臣の話が出た所で、さて、内閣支持率が発足以来最低を記録し、(選挙対策の為に)遊説を切り上げて急遽首相官邸に戻った安倍総理は、一体どこで何をしているんだ?

 

・・・・・。

見事に何もしていない。

ニュースでは遊説を切り上げて急遽首相官邸に戻った後、午後3時過ぎに自衛隊のヘリコプターで現地視察へと向かったんだそうだ。
10時過ぎ、地震直後に報告を受けてから約5時間。
地震直後の災害対策本部設置とかは恐らく危機管理マニュアルにあるだろうから、そう言った実務的な事の全ては塩崎官房長官率いる内閣官房などテクノクラート連中が全部やってしまっていたんだろうと思う。
ここで安倍晋三が内閣支持率と自民党のイメージを上げて有効な選挙対策とする為には、首相のリーダーシップを発揮してテキパキと陣頭指揮を執り、「いいからやれ!責任は俺が取る!!」ぐらいの事を言って、首相特権で次々とタイムリーな対応を取ればいいのだ。
しかし悲しいかな、何でもかんでも周りがお膳立てしてくれる環境で育った三世議員で、派閥のボスである森喜郎によって、全てがお膳立てされた状況で首相に就いた安倍晋三。自分1人では何にも出来ない。もしこれが参議院選挙直前の災害でなかったら、遊説先から急遽首相官邸に戻ったかどうかさえ疑わしい。

非常に規模の大きな地震が起きた。
取り巻きの助言に従い、急遽、首相官邸へ舞い戻った。
自民党には、愛媛県の高校生がアメリカ海軍の原潜と衝突して行方不明者が多数出たのに、何もせずにそのままゴルフを続けて国民から大ブーイングを食らったと言う悪しき前例がある。

民間機で長崎からトンボ帰りした後は、マニュアルに従って災害対策本部を設置した。設置した後は、実務的な事は全て優秀な官僚達に丸投げだ。

で、首相官邸に居てもする事が無いし、それ以前に何をしたらいいのか判らない。で、とりあえず税金で買った高性能だけど高価で燃費の悪い自衛隊のヘリコプターを使って、現地視察に行く事にした。マスコミからマイクを向けられ安倍総理、
「被災地の不安を払いたい。」と語ったそうだが、被災直後に首相1人来たところで、安倍総理の顔を見たからと言って安心を得たり、雨露や暑さ寒さをしのげたりする何て事は起こり得ない。現地で災害復旧や被災者救助に当たっている自治体職員や警察・消防、災害救助部隊にしたって、そんな一番忙しい時に首相なんかに来られたら、警護等の計らいで人員を取られるからメーワクなだけで、百害あって一利無しだ。

こんな時現場に行かせるのは、災害救助・復旧部門のトップを行かせて、自分は中央指令室か指揮所で、上がってくる情報から判断して、首相にしか下せない種類の決断・指令をしていなければいけないのだ。それが出来て初めて、真の国家・国民のリーダーと呼べるのだ。
指揮・司令部署にいても何にも出来ないから、とりあえず現地視察に行った。そのコストは税金から払われるし、首相視察の為に裂かれる人員は本来なら潰れた家屋の下敷きになっている市民を救助したり、麻痺した交通を整理したり、ライフラインの途絶えた地区に水や食料を運ぶ為の人員なのだ。

能無しのバカを国のトップに据えてしまうと、国民皆が迷惑をするし、今回の地震のような事が起これば実害が出る。

 

 

しかし、

 

僕はこのブログで何度も言っているが、安倍晋三は、近代史上最低の無能総理大臣は、公正な選挙を経て、国民から選ばれた国会議員達から選ばれた、つまり国民から選ばれた政治家であり、総理大臣なのだ。

あんな横柄で傲慢で人間性に重大な欠損があって、そして無能で役立たない男を政治家に選んだ国会議員は誰だ?

 

自民党だ。

 

自民党と言う集団は、国民の幸福とか権利とかには一切関心が無い。ただ、自分達に利益供与してくれるお金持ち達に、そのお返しを国民から巻上げた税金を使ってする事と、自分達の利益を最大化させてくれるボスを探す事だけだ。

 

2週間後に迫った参議院選挙。

僕等は、そんなクズどもに「No!!」を突きつけよう。

 

 

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受信: 2007.07.23 11:25

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