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2007.07.27

そりゃ野党だって頼りないけどさ・・・

参院選も終盤に入った。

全国各地で、候補者の舌戦も激しくなり、重点選挙区・激戦区には党の幹部や党首自身が応援演説に駆けつけたりしている。

直前のアンケートでは予想通り、自民党の苦戦が伝えられていて、就任以来ずっと失策の連続で、自分で墓穴掘って自分で墓穴堕ちて自分で墓穴の中でのたうってる安倍晋三は、自民党苦戦の事前予想で楽観した大衆が選挙に行かなくなって投票率が低下しない限り、歴史上最短の短命政権になりそうな勢いだ。

苦境で崖っぷちに立たされた自民党。もうなりふりなんて構っていない。それはもう醜悪の一言に尽きるんだけど、自民党はこの国の多数派がクリティカルに物事を考える事など出来ないマインドレスなバカであると見くびっているのか、彼等の感情に訴えかけようと、根拠の薄い野党批判やみっともない責任転嫁をしていたりもする。

しかしながら、確かに野党がイマイチ頼りないのは本当だ。

最大野党の民主党は、旧社会党系の左派民主党、小沢一郎と一緒に自民党からやってきた右派民主党、他にも旧民社党やらなにやらかにやら、寄せ集め集団で決して一枚岩ではない。
憲法問題一つとっても、9条固持・護憲派の左派勢力と、改憲・再軍備をも視野に入れる右派勢力が、とりあえずの『打倒自民党』と言う目標の元で団結しているに過ぎない。そしてその党内のアンビバレンツ(二律背反)は、有権者の不信を買う・自民党に突っ込まれる要因になっていたりもする。

少数政党になってしまった共産党と社民党も、例えば共産党はその主義・主張は完璧に大衆寄りで筋も通っており、また結党以来一度としてブレた事の無い主張の一貫性もあって、「確かな野党」としての存在意義は大きいのだが、いかんせん支持層が薄い。共産党の躍進は僕等の様な超金持ちではない一般大衆にとっては最も望ましい結果を招く可能性が高いのだが、まだ彼等には政権を獲るだけの力は無い。
なのに、その自分達の主張の正当性故か、他の野党まで歯に衣着せず痛烈に批判して(その対象は主に、民主党の右派だ)、独善と取られてもおかしくないような結果を招いているし、共産党と民主党が選挙協力をすれば間違い無く自民党を駆逐する事が出来るのに、自らの主張の正当性に拘りすぎるあまり、結果として自民党に漁夫の利を得させてしまいかねない状況になっている。まるで2000年の米大統領選挙の時の、緑の党だ。
志井和夫とラルフ・ネーダーは、その大衆寄りな政治姿勢が似ていたりもする。
社民党も、まだ日本社会党だった頃に自民党内のごたごたで分裂した自民党と連立して政権を担当。それまでの主張を180度転換し、安保容認、自衛隊容認、なんて感じに自民党的政策に迎合。旧来の支持者を裏切った前科があり、また少数政党転落後、少数ではあるが志高い女性議員を何人か抱えてはいるものの、地方組織で刑事事件を起こす党員がいたり、いざ政権を担当する事になれば突付かれかねない弱みをいくつも抱えている訳で、そのコロコロと変わる主義主張も相まって、今一つ、いやみっつよっつくらい頼りない。
新党日本も、田中康夫が志高き人材であるのは認めるが、それと彼がいい政治家になれるかは別問題だし、彼を生かせるだけの力は残酷だが今の新党日本には無い。ただ、田中康夫氏は埋もれさせるには惜しい人材ではあるので、比例区でいいから当選はして欲しいとは思う。
国民新党は、恐らくこの中の何人かは自民党が過半数割れした時に、それなりの見返りと引き換えに自民党に復党するのは目に見えているので、こいつらも自民党と一緒に消えてもらわないと困る政党だと言うのが僕の個人的見解だ

 

こんな感じで、自民党を打ち砕く為に尽力して欲しい野党が、本当に頼りない。

しかし、僕等はその頼りなさ全開の野党に、自民党を打ち砕く為の信託を与えなければならないのだ。
10年くらい前に村上春樹氏がエッセイで語っていたように、「マイナス4とマイナス5のどっちかを選べって言われてもさぁ・・・。」なんて諦め顔で投票棄権なんかしていたら、創価学会という強固な支持層を持つ自民党が、また勝ってしまう事になってしまうのだ。

確かに、僕等に与えられた選択肢にはマイナス4とマイナス5しか無いのかもしれない。だけど、「そんなのどっち選んでもマイナスじゃん」って投票棄権を選択してしまうと、確実にマイナス5が選ばれてしまうのだ。
戦後、そうやって選挙の度に多数派が投票棄権を繰り返してきた結果、マイナスの数値はどんどん大きくなって、最初はマイナス1とマイナス2を選ぶ選挙だったのが、マイナス2とマイナス3を選ぶ選挙になって、マイナス3とマイナス4を選ぶ選挙になって、気がつけばこんな有様だ。

もう僕等には後が無い。
もしかしたらまだあるのかもしれないが、これ以上僕等の暮らしが悪くなるのはとてもじゃないが耐えられない。
あなたがまだ10代前半かそれよりも若ければ、今から生き方を変えて、前にいる奴の足を引き、上にいる奴を引きずり下ろし、下から上がってくる奴を蹴落とし、弱者を踏みつけて踏み固めて足場にして、そうやって這い上がって行く人生を送るのならば、自民党的社会の方がそういった生き方はやりやすいし快適に生きられるだろう。
だけど35歳になった僕にはそんな生き方はできないし、ごく近い将来に持つ事になるだろう自分の子供達には、そんな人生は歩ませたくない。

だから、

今僕らがやらなければいけない事はとにかく、自民党議員を1人でも多く落選させる事だ。普段は絶対に選挙になんか行きそうにない人を、1人でも多く投票所に向かわせる事だ。
そして、一人区の選挙区ではとにかく誰でもいいから、自民党に最も勝てそうな野党候補に投票する・させる事だ。
比例区は、自分の主張と最も近い公約を掲げている政党に投票すればいい。どの政党が自分の意見と近い政策を掲げているのかは、http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/votematch/
で診断する事が出来るので、興味がある人はやってみて下さい。

ちなみに僕がやってみた結果は、新党日本が77%でマッチ度一位。以下、73%で社民党、72%で共産党と続きます。最も、僕が心に決めている政党はマッチ度とは無関係なんだけどね。

今は、躊躇ったりニヒルを気取っていたりする時じゃあない。
自分に取り得る選択肢の中で、最もマシなそれを選ぶ、行動の時だ。

諸君が最善の選択をする事を期待するし、それが正しく報われる事を願う。

 

 


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