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2007.07.08

僕が英語を学び続ける訳

僕がアメリカから帰国して、もうすぐ2年が過ぎる。

アメリカに憧れて、彼の地で暮らす事を夢見て、そして労働許可を得て実際にサンフランシスコで暮らしていた頃は必死で英語を学び、生活も何とかこなせるようになり、日常生活レベルの英語と最低限のスペイン語なら問題なくこなせるようになった頃、様々な事情で帰国する事となった。

今は高知なんていう外国人と会う事なんかまず無いような田舎町に暮らし、介護なんて言う全く英語を必要としない環境で暮らしている僕だけれど、英語力の現状維持が出来るようにと、なるべく英語に触れるようにしている。
英語で書かれた小説を原語で読んだり、二ヶ国語放送の番組を英語で視聴したり、と言った類の簡単なものだけど、自分の英語力が落ちないようにと、それなりに気を使ってはいる。

 

日本で仕事も見つかり、生活も確立し、さらに恋人が出来てそのまま結婚してしまいそうな勢い(ってか、結婚するんだけど)なオイラだけど、冷静になって俯瞰的に今の日本を眺めた時、その将来が恐ろしすぎて、とても語学習得を止める気持ちになれないのだ。

自民党は、安倍内閣を見ていれば良く判るが、もうこの国を戦争が出来る国にしたくてしたくてたまらない。
小泉が「郵政民営化だ!改革だ!」って言って、広告代理店を使って大々的な選挙キャンペーンをやって、政治にあまり関心の無い、知識レベルの低い大衆を騙して動員して、衆議院選挙で大勝利を収め、その数の力で、「個人は国家に尽くす事が美徳」なんてとんでもない思想を子供達の頭に植え付ける為の改正案だった教育基本法とか、全体の2割の賛成でも憲法改正が出来る国民投票法とか、非効率的な人達を社会から排除する為の障害者自立支援法と生活保護法改正とか、悪法を次々と強行採決させた結果、国民全ての生命と財産と幸福追求権を保障し、交戦権の放棄と戦力の不保持を謳った、世界に誇れる平和憲法、日本国憲法の命は今や風前の灯火だ。

安倍内閣の支持率は、ネット投票では約8%、中・高校生へのアンケートでも支持率は5%台だけど、PCでネットにアクセスしてくる人ってのは、一部のネット右翼を除けば、かなり政治的意識の高い連中だ。そして中・高校生には選挙権が無い。
「安倍晋三は、自民党はヤバいよ!」って危機感を持っているのは、この国では少数派か部外者なのだ。

日本は、人口に占めるネットユーザーの比率は世界一だけど、その殆どは携帯からのアクセスで、ネットをeメールとしてのコミュニケーションツールとしてしか利用していない。せいぜい着うたとかのダウンロードサイトにアクセスするくらいで、情報源としてネットを使う人はごく一部だ。

この国の多数派と言うのは、テレビの言う事は盲目的に信用して、テレビで「オクラが健康にいい!」って言えばスーパーに殺到してそれを買い漁り、テレビが「安倍総理は頑張っています!」って言えばそれを信じて自民党に投票する。情報源は常に1つしかなくて(それは政府によって統制されたテレビだ)、その一つは神よりも正しいのだ。
政治家にとって、権力者にとって、こんなに支配しやすい国民は無い。

一部の良識あるテレビ製作者達はそれに危機感を覚えているようで、政府からの圧力を巧みに交わしながら、世論に考える事、現状を疑う事を促すような番組制作をしているが、この国の多数派国民はテレビは連ドラか情報バラエティーかバラエティーしか見ない。

この国の多数派は、テレビは低俗なバラエティと連ドラしか見ないし、読むのは漫画雑誌かレディコミと女性週刊誌だけ。彼等は新聞の文化欄なんか絶対に読まないし、ジャパンメールマガジンも田中宇の国際ニュース解説もきっこのブログも読まないし、教育テレビなんか絶対に見ない。そして選挙になんか行かないし、行ったとしても投票するのは自民党が推すタレント議員だ。
自民党はこの数十年間ずっと、選挙の度に国民を騙して嘘ばかりついて、「皆さんの暮らしを良くします!」と言って、僕等からせっせと金をまきあげる法律を作ったり、僕等の暮らしを悪化させるような改革を行ったり、そうやってまきあげた金を自分達にワイロをくれる企業や団体にばら撒く政治をやってきた。だけど、連ドラかバラエティーしか見ない、漫画か女性週刊誌しか読まない、なんていう国民が多数派を占める国だから、彼等は選挙の度にマスコミに踊らされて自民党に投票したり、「あたし一人じゃ何にもかわんないし・・・。」と言って投票棄権してきた。

僕は、政治に興味を持った12歳の頃から24年間ずっと、そうやって何度も何度も騙され痛めつけられ続ける一般庶民をずっと見続けてきた。
いつか、彼等も変わるだろう。今度こそ変わるだろう。もういい加減に騙される事はないだろう。そう思い続けて早や24年。僕が選挙権を得た年に生まれた子供ももう高校生だ。

だけど、この国は何一つ変わっていない。むしろ、さらに酷くなっているくらいだ。

選挙になんか行かない。行っても自民党か公明党にしか投票しない。そんな国民が多数派を占めるこの国だから、僕は怖くて語学学習を止める事が出来ないんだ。

自民党が政権に居続ける限り、日本国憲法は間違いなく改正される。

この国は安倍晋三の唱える、戦争の出来る、核兵器を持った、軍艦色に塗りつぶされた、個人の権利が制限された、国家が個人に自己犠牲を強いる美しい国になる。
そんな国で志願兵制度での部隊定員を維持する為には、食うに困った貧困層が必要だ。だから、

自民党は、格差の是正なんか絶対にやらない。大量の貧乏人が、その人生のどこかで深い「自分は絶対にこの社会では這い上がれない」と言う挫折感を負った貧困層が必要なのだ。そうやって貧乏人が兵隊になってもらわないと、どんなに高価な兵器をばんばん作って軍需産業を儲けさせた所で、それを使う兵士がいないと軍隊が成立しないからだ。

僕はななか(仮名)と早ければ年内にも結婚するつもりだし、そうすればごく近い将来、僕はお父さんになる日が来ると思う。だけど、

 

僕は、自分の子供が肩にライフルを抱えて、軍服を着て行進する姿なんか見たくないし、そんな事は絶対にさせたくない。
そんな日本にならないように、一人でも多くの人を投票所に向かわせられるように、自民党と公明党を国会から追放出来るように、自分なりに努力は続けるけれど、疑問や不満を周りにしゃべり続けるけれど、

僕の力が及ばなかった時、自民党の謀略が国民の変化よりも先に達成された時、憲法が変わって僕等の享受してきた自由が無くなって、この国が戦争で貧乏人の子供達を戦場に送り込むようになった時の事を考えたら、

僕は怖くて、(いつでも国外退去と海外生活が出来るようにと)語学学習を止める事が出来ない。

 

何を馬鹿な事を。とか、大げさに考えすぎだよ。とか思うかもしれない。
だけど、色んな物事は'05に小泉政権が解散総選挙で歴史的大勝利を収めたあの日から、確実に・少しずつ進行し続けている。
国民の2割の賛成で憲法改正が出来る、国民投票法案は自民党・公明党が野党の反対を押し切って強行採決させた。

このまま行けば、間違いなくこの国の憲法は変わって、自衛隊は自衛軍になる。

 

目を閉じちゃいけない。耳を塞いじゃいけない。

そんな事をしていても、事態はちっとも良くならない。

それどころか、次に目を開けた時には事態はもっと酷くなっている。僕等は、そういう世界に住んでいる。

現実から目を逸らすのは、卑怯者のやる事だ。

真実に耳を塞ぐのは、弱虫のやる事だ。

あなたが目を閉じ、耳を塞いでいる間にも、事態は悪化し続けているんだ。

 

 

これ以上世の中が悪くならないように、僕に、あなたに出来る事。それは、
選挙に行って、信頼出来る野党候補の名前を書いた投票用紙を、投票箱に投げ込む事だ。あなたの周りで選挙になんか行きそうに無い人を一人でも多く、投票所に向かわせる事だ。

 

 

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