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2007.09.21

権利の乱用

広島市の暴走側追放条例違反で起訴されていた元暴走族の男が、「市の条例は憲法が保障する”集会・結社の自由”を侵害しているから違憲だ!俺は無罪だ!」と主張して控訴していたのだが、先頃、最高裁が「条例は合憲である」との判断を下した。広島市の暴走族追放条例は、条文を読めばそれは拡大解釈で為政者にとって不都合な全ての集会を潰せる、危険な条例でもあり、最高裁の裁判官達にとっても難しい裁判だったと思うが、一人のバカのお陰で世論の合意を得て集会を規制する法律は合憲となってしまった。

広島のバカのお陰で僕達はまた一つ、やっと手にした権利を失う事になってしまった。

ああそうさ、確かに日本国憲法では集会・結社の自由は国民に保障された権利さ。

でもそれは為政者に対する意思表示としての集会の自由であって、ただバイクに跨ってるだけでロクにコントロールも出来ないようなヘタクソが集まって暴走族なんて名乗って、そいつらが”集会”と言って無駄に二酸化炭素と騒音を排出する自由まで保障してはいるのだろうか?

小林よしのりに迎合するつもりは無いが、”個”と”公”を履き違えている連中はいつだってそうだ。

ロクでもない番組とか作品とか作ってる奴に限って、それに苦言を呈されたりしたら「表現の自由」を言う。あの手の連中は「すべて国民は、個人として尊重される」を履き違えているから、自分以外の個人を尊重する事が出来ない。集会・結社の自由は確かに憲法で保障された権利だが、暴走族の集会の自由は、それによって膨大な数の”個人の幸福追求権”を侵害している。

でも、こうやって権利を乱用するバカが出てくると、それを誇張して「こんな奴等が悪用するから、国民の権限には規制が必要だ!」なんて言い出す輩が出てくる。
先人達の不断の努力の結果、やっと手にした権利なのに、こんな事をしていると憲法が改正されて、大日本帝国憲法時代に戻ってしまうぞ。

『大日本帝国憲法 第二十九條』
日本臣民ハ法律ノ範囲内ニ於テ言論著作印行集会結社ノ自由ヲ有ス

 

暴走族の皆さんよぉ、権利を主張するならその前に、義務を果たしてからにしてくんないかなぁ?

他人の権利を尊重する事。

労働と納税。

 

義務を果たさないで自分勝手な権利だけ主張したキミ達(含む弁護士)は、日本国憲法第十二条を読んで感想文を書いてきなさい。

日本国憲法第十二条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉の為にこれを利用する責任を負ふ。

バイクを改造して公害レベルまで排気音量が上がるようにして、でも一人じゃ何にも出来ないから大勢で集まって騒いでたら警察に捕まって、それで「集会の自由は憲法で保障された権利だから俺達は無実だ!」って控訴したこの男と弁護士は、憲法十二条違反だ。

 

 

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