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2007.10.18

少子化対策

結婚の準備を着々と進めているmizzie&ななか(仮名)だけど、二人にとって、児童扶養手当とか出産・育児関係の政府の少子化対策の動きには、敏感にならざるを得ない。国は『エンゼルプラン』なんて聞こえのいい名称を付けて、そして我が高知市も少子化対策には専門の部署を設けて、子供を育てる家庭を応援しようとしてはいるんだけど、その支援策内容はとても厳しい。現物支給に至っては焼け石に水、雀の涙どころかミトコンドリアの溜息くらいしかない。

人は言う。「子供は産み損だよ。」って。

日本で子供を産み育てるには、それはそれはとんでもないコストが掛かる。出産・育児のコストだけではない。食費、被服費、養育費の殆どを占める教育費。中学までは義務教育だからまだいいとして、大学まで行かせたとして、国立大学を自宅から4年間通わせた場合、大体500万円くらい。下宿だと4年間で900万円くらいかかるらしい。子供が3人以上いたとしたら、もう日本ではその引き換えに色んな事を諦めなければならないだろう。
それに、子供が自力でそれなりに稼げるようになるまでは、ある程度の遊興費だって親が出してあげないと、なんだって換金出来る卑しい国日本では、子供達は体を売ってでも遊ぶ金を稼ぎ出してしまう。

フツーの家庭が子供を持つと、本当に「産み損」になってしまう。
現実問題として、子供好きな家庭でも二人が現実的に考えられる限界では無いだろうか?
この過酷な現実に、自民党は夫婦共働きでないと家計が維持出来ないような社会を現出させておきながら、焼け石に水程度の少子化対策なんかしたって、法律で避妊と堕胎を禁止でもしない限り、出生率はゼッタイに回復しない。

では他国はどうなのか?

先進国はどこの国も、出生率の低下には悩んでいるが、ここに、日本から見たら劇的とも言える少子化対策を実施して、出生率をドラスティックに回復させた国がある。

フランスだ。

フランスの出産・育児・養育支援は本当に充実している。
まずは現物支給。

子供二人目からは(一人っ子だと支給されない)一人当たりで115ユーロ(1ユーロ=¥150として、\17250)、3人目からは147ユーロ(\22050)が支給される。そしてこれは子供が11歳になると一人当たり32ユーロ増額され、17歳になるとさらに57ユーロも増える。
その他にも、小学生以上の子供には毎年新学期手当で\30000くらい。って感じに実に充実した現物支給制度があって、フランスだと子供は産めば産むほど収入が増える。ってシステムらしく、子供が3~4人いれば、ヘタな小学校教諭くらいは国から支給されてしまうらしい。だからフランスでは、フツーの勤労者世帯夫婦が子供3人以上ってのは、ごくありふれた事なんだそうだ。

充実しているのは現物支給だけではない。
企業も出産・育児支援にはそれなりに積極的で、産休・育休中、母親には休暇取得前と同額の産休手当が支給される。こっちは雇用主が65%、政府が35%ずつ負担する。そして産休・育休を取った女性は3年間、休暇前の立場が保障され、休暇終了後は取得前と全く同待遇で復職が出来るようになっている。

さらに公教育が無料なフランスでは、日本での子育て、その最もコストを必要とする分野である教育費に掛かるコストを、物凄く低く抑える事が出来る。そしてフランスでは大学の学力は原則的に全て平等であるので、子供達はフツーに地元の大学に通うから、地方の親が子供を都会のいい大学に入れる為に塾通いさせたり、都会で下宿する大学生の為に生活を切り詰めたりする事も無い。
フランスでなら、子供を二人以上産み育てる事が、日本と比較したら恐ろしいくらいの低コストで出来るのだ。そんな低コストで子供が育てられる国なのに、充実した現物支給策も用意されていて、そりゃあ出生率も回復しようってものだ。

出産後の女性は復職後の育児にも、政府が格安のベビーシッター派遣制度を用意していて、そしてそのベビーシッターは家事代行もしてくれるらしく、子供を産み育てる家庭には、政府からの実に手厚い支援が差し伸べられる。その結果として、フランスは出生率が劇的と言ってもいいくらいに回復した。

ななか:「アタシ、フランスに移住したくなったわ。」

mizzie:「オイラのアメリカ永住権と換えてくんないかな?」

このフランスの育児支援の充実振りは、現在公開中のマイケル・ムーアの新作「Sicko(シッコ)」でも、かなり詳しく触れられているので、一度見ておく事を強くお勧めする。

 

 

 

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