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2007.11.29

僕が共同住宅を選ばなかった理由

建て売りだけど新築一戸建て購入に向けて、金融機関とローン交渉を続けているオイラだけど、周囲の色んな人達から、またこのブログに来てくれている人達からも、「最初は安アパートで、暮らしが落ち着いてきてから戸建てかマンションにすれば?」って言われた。

僕も、最初は2DKくらいの安アパートで暮らしながら資金を貯めて、ある程度落ち着いたら持ち家かマンション購入を選択・・・、ってのは考えた。もし僕とななか姫が20代前半ならその選択肢を選んだかもしれない。しかしそれを選ばず、イキナリ一戸建て購入を選択した理由はこうだ。

お互いがまだ20代なら、一定期間はDINKS(Double Income No KIds、共働きで子供無しの事)ライフを楽しんで、落ち着いた辺りで子供をもうけて、って人生設計をしたと思う。しかし36歳の二人、36年間全力で人生を楽しんできて、趣味や遊びで得られるエクスタシーの中でも最高レベルのそれを経験してきたオイラには、DINKS生活をエンジョイしながら遊びたい事が無いのだ。さらに36歳のななか姫は、初産年齢としては若干高いので、様々なリスクを背負うくらいなら早く子供を授かりたい。と言う事もあり、結婚したらかなり早い段階で世帯構成メンバーが3人以上になる予定だった。となると、高知市内で3DKアパートを借りるとなると毎月支払う家賃が、35年ローンで中古住宅を買うか、安めのマンションを買った場合の月々支払い額と大差なくなる。そうなると住宅購入資金として貯蓄している余裕などなくなるし、家賃は消費されていく資金だが、住宅ローン返済はそのまま財産として残るので、少ない世帯収入の使い道としてはそちらのほうが建設的だ。との結論にオイラとななか姫は到達した。と言うのが一つ。

同じ占有面積なら、物件本体の価格は戸建てよりもコンドミニアム、つまり共同住宅(マンションと言う言葉の正確な意味は”大邸宅、荘園領主の住居”だ。占有面積130㎡程度の3LDKなら”コンドミニアム(区分所有共同住宅)”と呼ぶのが正しい)の方が低価格だ。しかし僕がコンドではなく戸建を選んだのは、耐震偽装問題もあってその品質に疑問符があったのが一つ。さらに高知市は地盤が弱く、高層住宅を建てるには相応しい岩盤まで基礎を掘り進めるなら、数十メートルは掘らないといけないのに、僕が帰国してからも次々と建設された新築マンションは、どれも基礎工事は数ヶ月で終了している。高知市で最も大きい高層住宅の場合でも、僕の通った小学校でも、基礎工事に2年以上掛けたと言うのにだ。30年以内にマグニチュード8.0以上の巨大地震が起こる確率がとても高い地区に住むオイラなのに、そんな街で強度に疑問符が付く高層住居を購入する勇気の持ち合わせは無い。
そして、今は新築だがコンクリートで作られた建築物の寿命はせいぜい50年だ。そして寿命の過ぎたそれは、建て直さなければならない。その為の積み立てや、共益費、駐車場使用料、その他諸経費についてはそう言った高層住宅を販売する不動産業者達はチラっと触れる程度でキチンと説明はしない。けれどそれは高層集合住宅で暮らせば必ず掛かるコストなのだ。それらを加えると、同価格の戸建住宅を買うよりも遥かにハウジングフィーは掛かる事になってしまう。
次に、コイズミ自民党の規制緩和もあって次々と建設された新築高層住宅だが、この国はこれから超・少子高齢化社会に突入しようと言うのに、どこにそんな需要があると言うのだろう?需要が減る訳だから将来的にはそう言った高層住宅は空き家が増えるか外国人出稼ぎ労働者だらけになってしまう可能性がある。近い将来、2000年代初期に大急ぎで建設された地方都市の高層住宅は少子化とメンテナンス費の高さから廃墟と化す可能性だってあるのだ。そんなリスクを背負ってまで、高層住宅を購入するメリットをmizzie & ななか姫は見出す事が出来なかった。

上記の理由から、僕等は購入物件候補から集合住宅を除外した。大都市と比較すれば中心地の地価が低い高知なら、集合住宅と戸建の価格差は僕等にとって、共働きなら何とか出来るレベルなのだ。
最初は一応高層住宅モデルルームに見学に行ったりもしていたオイラだが、その時は「早いうちに決めておかないと、条件のいい区画はすぐに売れてしまいますよ。」と営業は言っていたが、それから数ヶ月が経った今でも、僕宛にそう言った業者からのダイレクトメールがやってくる。つまり、高知市で次々と立てられた高層住宅は、その殆どがまだ完売には至っていないのだ。

埋まっていない区画の多い物件では、もう少し待てばファイヤーセール(投げ売り)が始まるだろう。集合住宅購入を考えている家庭なら、そのファイヤーセールを待ってから買うのが賢いやり方だと思う。もちろん条件のいい区画を得る事は難しいだろうが。

最後に、我が父が経営する小さな町工場は、建設会社が使用する建設資材を製造する会社でもあるので、僕はある程度なら図面が読める。僕は高層住宅のモデルルームに行った時は必ず、建築図面を見せてもらっていたのだが、なるほど、図面上では堅牢に作られている耐震偽装事件以後の新築高層集合住宅だが、僕はそれらが施行されている現場を見ていないのだ。今次々と建設されている高層住宅が、その設計図面どおりに建設されている保障はどこにも無い。だから僕は、この目で建築内容が確認可能な、木造戸建住宅を選んだ。

これから、高層住宅を購入しようと思っている人には、設計図面だけでなく、施工中の写真(撮影義務がある)を見せてもらう事を強くお勧めするし、そんなものは無いと言ったり、見せてくれないようないい加減な業者の物件は購入するべきではない。住宅と言うものは僕等庶民にとって、一生に一度の買い物なのだから。

 

 

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コメント

やっぱり一戸建てやと思う。アパート住んで家賃払っても自分の物にはならんし、マンションは空中の一角を買うとしたもん。それなら、頭金を貯めてさっさと一戸建てを買うのが、確かに正しいと思う。ローンも長くかかるもをだから、最終支払いを考えると、借り住まいにお金を出すって、無駄に感じる。少しの間、親と同居か、一緒に住む迄に精一杯頭金を蓄めて、後は地盤の検査や建築会社をよく考えた上で建てる。先々を考えたら1番のやり方やないかな? ウチは、家が高速道路で立ち退きになったから、ローンは無いが建て直しやなく、そのまま家を今の所迄持ってきたから、耐震性自慢の会社だけど、不安はカナリある。大地震が来た時も、直接の津波は大丈夫だが、1階部分は丸々浸かるだろう。

投稿: syou | 2007.11.29 20:14

syouさん>
軟弱地盤の地区にある家を購入予定のオイラ、南海地震が来る事を前提にして、家には火災保険だけじゃなくて地震保険も掛けるつもりのオイラです。

投稿: mizzie | 2007.12.01 01:21

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