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2007.11.05

Relax Love

ななか姫と結婚する事になったオイラだけど、ななか姫と知り合う切っ掛けになったのがネット・メールだったと言う事も関係しているとは思うけれど、メールだけのやりとりだった頃から、(友達として)初めて実際に会った頃から、彼氏彼女になってから、プロポーズしてから、ずっと等身大の・ありのままの自分を見せ合った肩肘張らない恋をしている。それは不景気と(自民党と経団連による)雇用環境悪化により、バブル期みたいな豪華な恋愛が出来なくなった庶民である二人にとって、身の丈にあった形でもある。

格好良くいいかえちゃうとそれは、『Relax Love』だ。

 

バブル全盛期、恋愛で男が求められたのは『3高』

高収入
高学歴
高身長

デートと言えば、国産高級車での送迎andドライブ。締めは高級ホテルのスカイビューレストランでの豪奢なディナーの後、そのホテルに予約した夜景の見えるスイートルームでのセックス。記念日には(味もロクに判らないクセに)高価なワインorシャンパンを傾け、ティファニーとかの高級アクセサリーをプレゼント。

マスコミが煽った、そしてそれに多数派が迎合したバブル時代の恋愛は、そんな形だった。外見と形式にとことん拘ったそれらがもてはやされたのは、今となっては笑い話だ。

翻ってmizzie & ななか姫。
付き合い始めた最初から、二人が決めた二人のルール。それは、

気取らない
見栄張らない
カッコつけない

二人がチョーご近所さんだった、と言う事もあるんだけど、デートは徒歩。タマに自転車。バスや電車だって使う。割安回数券を使って。行き先は自然に溢れた高知に相応しく、白砂美しいビーチだったり、渓流流れる景勝地だったり、ただ街をダラダラ歩くだけだったり。映画だって株主優待で半額。そこに掛かるコストはバブル期の10分の1かそれ以下だ。食事だって1食が\1000以上だと二人とも「高い!」ってコンプレイン出しちゃう。プレゼントもCDとかチョコとか羊羹とか。

僕等みたいな恋の形は、『持たない事・持っていない事』に対する恐怖心を煽り、その恐怖心にかられた大衆が消費する事で成り立つマスメディアが絶対に取り上げない。
だけどそれをしている当人達は疲れてしまったり燃え尽きて見限られたりする事が起こり得ない、等身大の恋愛。正しく『Relax Love』だ。

僕は誰かをがっかりさせてしまう事が嫌いだ。だから、まだメールだけのやりとりだった頃から、なるだけ僕のダメな所を晒すようにしていた。それでイヤになるのならそれでいいし、文字だけのバーチャルな世界でなら、嫌われて逃げられても傷は浅くて済む。だから僕は、恋愛をする上でネガティブファクターになる事は全て、メールでのやりとりだった頃に「僕はこんな人ですよ」ってのは打ち明けていた。

年収240万円
CityCollage of SanFrancisco中退
身長168cm
さらに、免許はあるけど車無し

バブル期なら僕は、この国の女性なら誰も相手にはしてくれなかっただろう。だけど、ななか姫もバブル期は学生時代で、不景気真っ只中に社会に出て、劣悪な雇用環境で豪奢な生活とは縁遠い世界で生きて来た。恋愛対象としては劣悪条件の僕を最初から「こんな奴問題外!」として切り捨てる事無く、”面白い話の聞ける変わった奴”として、メールのやりとりを続けた。

そうしてやりとりを続けていくうちに、お互いが色んな事を打ち明けあって、そこが文字だけのバーチャルな世界であったから忌憚なく話せたと言う事もあって、お互いが後ろ暗い過去や消してしまいたい記憶も共有するようになって、そして文字だけのやりとりだけでは物足らなくなってリアルワールドで会う事になった僕等は、メル友だった二人が異性の友達から彼氏彼女になるのに、そう時間は掛からなかった。

メル友だった頃にお互いのダメなトコ晒しあってたから、彼氏彼女になってからも不利な条件・環境での恋愛をしている二人は、その為に普通の恋人達が楽しむ種類の快楽からは少し(かなり?)離れた、メディアが取り上げる恋愛の範疇からはかなり外れた恋愛を楽しんでいる。『3高』でない僕がななか姫に提供するのは『3手(手を繋ぐ・手を貸す・手を取り合う)』だ。

一人が一日2万円は無いと楽しめない豪華なテーマパークなんか絶対にいけない二人は、レンタルショップで\300で借りてきたDVD(それも単純明快ストーリなハリウッド作品なんかじゃなくて、それなりにアタマを使わせられる、そして観終わった後に”しん”とした感慨の残る種類の奴)を観て過ごしているし、食事だって二人の収入でも問題なく楽しめる種類の低価格な奴。だけど職人気質のシェフがいる下町の小さなレストランで美味しい食事を堪能して、ライト光害なんかとは皆無で6等星まで肉眼で見えちゃう浜辺で寄り添って、ミルキーウェイを横切る流れ星を探す。そんな恋愛をしている。

等身大の、身の丈にあった背伸びしない恋愛。

本当に、『Relax Love』だ。

 

 

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コメント

嗚呼、素敵だな!
医者しかメンバーになれない合コンパーティーなんかに集まる奴とかに、この日記見せてあげたい。
うちはバブル全盛期に知り合って結婚したけど、二人とも3高じゃないし(大学だけは出てるけど)、一緒にいてご飯が一番おいしく食べられる人を選んだんだ。
結婚すると、驚くほどの回数を一緒にご飯食べることになるものね。
mizzieさん、おめでとう!

投稿: こぶママ | 2007.11.05 14:56

こぶママさん>
「医者しかメンバーになれない合コン…」
そこにはどんな種類の人達がいて、どんな種類の会話とかがされているのか、興味がありますね。
少なくとも、僕とななか姫がしてるような内容の話は絶対にされていないとは思いますけど。(^^)

資本主義社会では恋愛は、営利企業にとっては儲け所でもあるから、商業主義的に飾られた恋愛が美しいものとされてしまうんでしょうね。

投稿: mizzie | 2007.11.06 20:48

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