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2007.12.03

大阪で考えた事

先月末、NHK学園のスクーリングで、大阪に行ってきた。

中国・四国地区のスクーリング会場は広島なのだが、阪神地区にレース時代の友人が多数住んでいる僕にとって、広島の会場に参加するよりも、大阪会場に行った方が宿泊費がタダになる分安上がりだし、高知からだと広島も大阪も移動時間に大差は無い。

NHK学園のスクーリングは二日間に渡って行われるのだが、初日は午後からなので、当日朝はのんびりと、チケットの安い便で伊丹空港に向かう。外国の航空会社と違ってANAはほぼ定刻通りに飛ぶので、一番チケットの安い便でも梅田から地下鉄で二駅の場所にあるスクーリング会場には、トラブルさえなければ何とか間に合う。僕は受付開始20分前には、会場から徒歩5分の位置にある地下鉄駅を出て、途中にあるスーパーマーケットで昼食にするパンとジュースを買い、会場は関西大学の天六学舎ってトコでやるので、学生用のラウンジがあるのでそこでそれを食べてから、受付を済ませて授業を受ける。

通信制教育っていうのは、勉強としてはかなり退屈な部類に入ると思う。学習はテキストを読みながら、ってだけで、フツーの大学の宿題だけしかないみたいなものだ。NHK学園には『放送視聴課題』と言うのがあるからまだマシかもしれないが、それでも黙々とテキストを読みこなし、チャプター毎にあるレポートを仕上げてそれを送って添削してもらうだけ。っていうのは、本当に退屈だし『知る・学ぶ楽しみ』ってのは、(アメリカの)大学の講義とかと比べると退屈で仕方が無い。
だから、年2回だけど実際に色んな大学で教鞭を取っている教授陣から直に、生の、最もアップデートでリアルに即した講義が聞けると言うのはとても楽しい。

学問とは本来楽しい事の筈だ。それが楽しくなくなっているのは、この国の義務教育システムが「大学入試センター試験で、高得点を取る事」と言う目的に特化されたシステムを取っているからだと僕は思うのだが、その目的からは遥か遠い地平に位置しているNHK学園のスクーリングでは、教授陣は最新のデータや研究に基づいた講義を行い、介護概論など二転三転する自民党政権の高齢者福祉政策には遠慮の無い痛烈な批判を展開もしつつ、講義を聴く生徒達の持つ介護の常識にもどんどん疑問を呈し、そして僕を含めた生徒達が自分達の介護観にビシビシと「気付き」を得て、自身に総括と反省を促すような、そんな講義を展開する。そこにあるのは「ここ試験に出るぞ!覚えとけよ!」な授業ではなく、生徒自身に考えさせる、自分に問題を出す事を促す、そんな授業がそこでは繰り広げられていた。

教授達だって必死だ。普段自分達が大学で学生を相手に、1セメスター(17週間)掛けて教えている事を、たったの90分で伝えようと言うのだから、その講義は実に内容の濃いものになる。そこで行われるレクチャーは一字一句が重要事項なので、講義を受けるこっちは重要と思われる箇所をノートに取っている速度が追いつかないくらいなのだ。だから僕は途中から講義録音用のMDを持ってこなかった事を後悔しつつ、ノートを取る事を諦めて講義を聴く事だけに意識を集中させたくらいだ。

そんな感じで、初日の講義は終了した。この日もいつものように東大阪の友人宅に泊めてもらう予定だった僕は、講義用に配られたハンドアウト(レジュメ)をバインダーに綴じて、地下鉄駅へと向かった。 

 

 

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