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2008年2月

2008.02.29

ロングフル・ライフその4 自死を肯定出来るか?

もう何年か前の話になるが、「人生を肯定した上での明るい自死は望ましいものである」と主張した社会思想研究家が、身体も精神も健康なままで実際に自決した。高知新聞にあった、この方の著書についての解説によるとその方の自決についての考えはこうだ。

人生で誰でも経験出来るような「幸福の極み」を幾度か経験したがゆえに、「自分は確かに生きた」と日々身体で納得しており、今死んだとしてもなんの後悔もなく死ねると確信している人が、実際に自死する事(中略)自決を前にした自分自身の気持ちを点検して、人生に対する未練も、死に対する恐怖もおのずと消滅して(中略)「死ぬべきときには死ねる」と言う確信があれば、気持ちに雄大さと明るさが備わってくるからである。

自殺を否定する僕からすれば、「そこまで人生を肯定出来るのなら、最後の時まで生きればいいじゃないか!」と思うのだが、この社会思想研究家は「痰をのどにつまらせて苦しみのうちに窒息死するというような死の迎え方よりも、チャンスが到来した時に間髪入れずに自決する方が望ましい」と主張している。この思想研究家が念頭に置いているのは、人生の大半を経験し終えた高齢者の自決だと思う。

自殺否定についての記事を書いたりもして、圧倒的なまでに自殺を否定するオイラだけど、圧倒的なまでに自分の人生を肯定し、幸福感に満ちた上で確信を持って自決を選択する実行者を、正しく批判するのはとても難しい。自分の人生を肯定し、確信を持って自決を選択すると言うのは、未来に存在する自分の人生のロングフルライフ化へのリスクを打ち消す、「Anti wrongful-life」となり得るのだ。

 

医学が進歩して、人は簡単には死ねなくなった。
生物としての機能を殆ど喪失しても、高度化した薬品と医療機器が、その生命をいつまでもいつまでも生かせ続ける。しかしながら、呼吸し栄養摂取し排泄するだけの肉の塊となってしまった人が、その心臓が停止するまでの決して短くない時間に、「人生の意味」を見出す事は、僕にとってはとても難しい。医療介護施設で介護者として働く事で、自分がそんな状態になって、全力で生命維持にフォーカスされたケアを拒否しているとしか思えない高齢者と日常的に接する事で、「人生って、生きるって?」の問い掛けは、常に僕に襲い掛かっている。生きる事を、生かされ続ける事を拒否しているとしか思えない、「アー」とか「ウー」とか叫ぶ以外に意思表示が出来なくなってしまった準植物状態の患者に、生き続ける事への希望を持たせる術を、僕は持っていない。(yet)

「今がとても幸せなのに、将来、不本意な死に方をさせられるのはたまらない。」と言って自決を選んだこの社会思想研究家だが、不本意な終末期の極地でもある(終末期の)寝たきり高齢者と日々接し、その悲惨さ惨めさを間近で見ている僕には、この「自分の人生を肯定し、確信を持っておおらかに、安らかに選択・実行された自決」を批判する言葉を見つけることが出来ない。「貧乏人が長患いなんかして国庫に負担を掛けるような事をされたら困る」として社会保障と医療と福祉を切り捨て続ける自民党政権下では、「確信を持っての自決」を否定するのはさらに難しくなる。

ただ、今これを肯定してしまうという事は、

自民党と厚生労働省の、「貧乏人は国家財政に負担を掛けるな!」を肯定する事にも繋がってしまうので、生命倫理面からではなく政治的に、受け入れる事が出来ないのだが・・・。

人が、「終末期を不幸に満ちて生きるくらいなら、幸福な時に自決した方がいい」なんて選択をする社会というのは、どう考えても間違っている。しかしそんな社会を作った自由民主党を政権の座につけたのは、自民党に投票した日本国民と、選挙に行かなかった日本国民。そして彼等を選挙に行かせられなった僕達だ。 

 

 

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2008.02.28

No Pain No Gain または、等価交換原則

結婚して家まで買ってしまったオイラ、ななか姫と二人でアツアツの新婚生活をエンジョイしていて、毎日が楽しくて楽しくて仕方が無い。

しかし、収入が手取り月16万円の僕には、この住宅ローンを抱えて夫婦で暮らす。と言うのは決してラクではない。と言うかはっきりいって経済的にはかなり厳しい。一体自分が何に幾ら使っているのかログして節約対策を練ろうと、今月から家計簿をつけているmizzieなんだけど、ローンとユーティリティーで収入の約60%が消えていくので、残った40%で食費と雑費を払ったら何も残らない。現状ではmizzieの一ヶ月のお小遣いは¥0だ。

来月からは、職業訓練中のななか姫の雇用保険が収入に加わる(職業訓練中は支払われる)ので、そちらが予備費、雑費、二人の小遣いに回る事になると思うが、僕の掛けている生命保険代金(年払いで支払い月は6月だ)等に払うと、それらを加えても本当にギリギリで生活する事になる。

『何かを得るには、それと等しい何かを失わなければならない』

犠牲なしに得られるものなど無いのだ。
もしあるとすれば、それは価値の無いものだ。
結婚して経済的自由を殆ど失ったオイラだけど、それと引き換えに得たものがとても大きいので、今はそれに満足している。

しかし、収入を増やす為の転職以外の手段を、
そろそろ本気で考えたほうが良さそうだ。

 

 

 

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2008.02.27

そんな姫を愛してる(はぁと♪)

ぶっ飛んでる僕に勝るとも劣らず、ななか姫もフツーの街に溢れてる女性とは、かなり違った所がある。特にファッションに関しては独特のものがあって、それは僕の感性にとてもマッチもいる。

同性間の競争から、「いっちぬっけった♪」って感じで降りているのだ。

この、『恋愛資本主義』が蔓延する日本では、ファッションってのは

周りにいかに差を付けるか
自分のランクをどう上げるか
周りからどれほど優位に立つか
どれだけ羨ましがられるか

と言う事を巡って繰り広げられる消費合戦みたいなものだ。巷の女性たちは上で挙げた哲学の元で自分のポイントを上げるべく、ファッション誌やテレビで必死に情報収集をして、そしてそれらが推薦するアイテムを買い求めてそれらを使う事で、「同性から羨ましがられたい競争」に参戦している。

これが産業界による、「持っていない事への恐怖」を利用した販売戦略の一環であると言う事は、「ダイハード4.0」でのマシュー・ファレルのセリフにもあるのだが、まあ今回はそれについての話は置いといて、ななか姫は、この、「同性から羨ましがられたい競争」をもう何年も前に降りている。

姫のファッション哲学は、「他人に不快感を与えないもので、自分がイイと思ったものだけを低価格で買う」だ。そしてそれは僕のそれとほぼ完全に一致してもいる。姫のクローゼットには、ファッション誌やテレビが「この冬のマストアイテム!」と煽るブランド品(そしてそれは毎年変化する)は皆無だ。サービス産業に従事してきた姫の収入は決して多いとは言えないのだが、その収入が優越感を得る為に使われる事は皆無で、自分がいいと思った、自分が欲しいものだけに使われてきている。ファッションは至ってシンプル、メークだってナチュラルなものだし、ヘアスタイルなんか「アタシはセルフカットよ。」って言う位で、正しく地味の極地だ。

その、ごく早い段階からチョー自然体だった姫はその恩恵として、化粧荒れとかとは無縁だったので実年齢よりもいつも10歳近く若く見られる。僕も実年齢よりも若く見られるので、二人でデートしてて何かの機会で年を言うと、10人中15人くらいは驚きの色を隠せない。

 

言ってる事とかやってる事が子供っぽい時とかもある二人なんだけど、色んな事が怖いくらいに一致してるななか姫の事が、派手とか華美の対極に位置するファッションをしているななか姫の事が、『モテたい』とか『他の女よりも優位に立ちたい』なんて思考がどこにも見当たらないななか姫の事が、魅力を意識していない分余計に魅力が引き立っているななか姫の事が、

僕はとてもとてもダイスキだ。(^^)

 

 

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2008.02.26

Mizzie's code (Mizzieの掟)

運転に関しては、『無事故無検挙有違反』なmizzie、基本的に公道では安全運転だけど、時と場合によってはとんでもない運転をしたりもする。それはもう、鈴鹿サーキット→高知市を、4時間で走っちゃうくらいに。

最近は随分とおとなしくなったけれど、若かりし頃は「Suicide Jockey」なんて言われたくらいだ。

そんなムチャクチャ運転なオイラだけど、そのオイラには自分に課してる掟があって、それは時としてオイラの行動を著しく制限する。その『Mizzie's Code』に記されている決まりの中に、

『子供の見ている前では、絶対に法を犯さない』

と言うのがある。

 

ある日の出来事。
その日のオイラは、とてもとても急いでいた。
車もバイクも持たないオイラだが、チャリでもフツーに時速40km/hで走っちゃうオイラ、市街地では車よりもバイクよりも目的地に早く到達する。で、その日も自転車メッセンジャー並みの速度で渋滞する車列をかき分けかき分け、車道を爆走していた。下り坂を自転車で40km/hで走ってきて高齢女性をはねて死なせた人の話を最近ニュースで見かけたが、僕は下り坂では60km/hくらいはママチャリで出しちゃうので、フラットな道なら混んでる市街地では車をかき分けながら走る。しかし、その日はそれでも約束の時間に着くのは難しい状況で、

「くっそ~・・・このままじゃ間に合わん!」

何て思いながら、自転車をブッ飛ばしていた。
目的地まで、道なりに進めば最短で約2km。しかし途中にショートカットがあって、そこを使えば1.5kmくらいになる。そのショートカットコース進入口に向けてチャリを回頭させた時、そのショートカット入り口辺りで地元の小学生数人が、ケラケラ笑いながら遊んでいた。

「!!!」

そこは、自転車進入禁止の、歩行者専用道路。階段とかもあるからフツーの人は自転車では絶対に通らないのだが、子供の頃から高知城の石段を自転車で駆け回っていた、レーサー時代はトレーニングにモトクロスを取り入れていたオイラにとって、ママチャリで歩道橋の階段を下るくらいならお茶の子さいさいだ。しかし、そこは歩行者専用道路で自転車進入禁止。

Mizzie's Code Article1
小学生以下の児童の前では、絶対に法を犯さない

オイラは一旦ショートカットコース入り口に回頭させたママチャリを、再び元の進路に回頭させ、締め切り時間前に目的地に着く為、疲れた大腿にムチを入れて、前を走っていた4トン保冷車のスリップストリームに入った。 

 

 

 

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2008.02.25

嫌われるアメリカ

niftyのサービスで、Webでアンケートをする奴ってのがあって、オイラも色んなアンケートを作って見知らぬ人に答えてもらってたりするんだけど、アメリカに関してアンケートを作ったら、その解答はネガティブな選択肢に集中して、「まぁ!皆アメリカのこと嫌いだったのね。」って再確認する事になった。

【↓僕が作ったアンケート】 

 

 

選択肢もネガティブなのを選んでいる人が殆どなんだけど、「その他」を選んで自分が思うアメリカ像を書いてくれてる人の、書いてる内容は「アメリカ人が読んだら怒るか泣くかだろうな・・・。」って奴ばっかりだ。

僕がまだ子供の頃、70年代後半~80年代は、アメリカって言えば日本人にとっての憧れの国だった。文化、芸術、政治経済、社会、全てがキラキラと輝いて見えて、その広大な国土と陽気で気さくなアメリカ人像も相まって、アメリカは戦後ずっと、日本人にとっての憧れの地だった。特に芸術、芸能、スポーツに関しては、日本人はもう長い間、ロックンロール、ハリウッド、メジャーリーグ、モータースポーツ、そしてコンピューターテクノロジーとソフトサイエンス。そう言ったものを目指し、憧れてきた。

それが今世紀に入る少し前くらいから、アメリカは単独覇権主義を掲げ、多国間での協調など無視するブッシュが政権について、2003年からのテロ戦争が始まってからはさらに、反米・嫌米・非米の動きが世界中で湧き上がり盛り上がり始めた。アメリカの、「第3国の政治に介入し、自国の利益を最大化させる為ならその国の大衆がどうなろうと知ったこっちゃないね。」と言う強欲で残酷な外交政策。さらにアメリカが建国以来ずっと続けてきた、中南米での非人道的な振る舞いをノーム・チョムスキー等によって暴かれて、アメリカは今や、世界で最も嫌われている国になりつつある。ワシントン・コンセンサスに対する反動としての、反グローバリズム運動。世界中でその土地の文化を滅茶苦茶にするアメリカ資本の多国籍企業群への不買・抵抗運動などがそれだ。もし今、地球に住む全ての人からアンケートを取ったらアメリカはきっと、北朝鮮よりもイランよりも南アフリカよりも「嫌いな国」で得票を集める事だろう。

今、これを読んでくれている人に聞きたい。

アメリカ合衆国の事は好き?嫌い?

 

 

 

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2008.02.24

タマにはバイクの話もしよう 冬場はエンジンの調子が良い理由

職場の同僚で、バイク好きな女の子がいる。
トラッカーと言うのかな?ストリート仕様なバイクに乗っているらしいその娘のバイクを、徒歩通勤だった僕は見る事が無かったんだけど、引っ越して自転車通勤になったので、駐輪場で見かける機会が増えた。

待ち乗り専門のバイク乗りさんって、外見重視のチューンをして、パーツにしこたまお金をつぎ込んで、でも整備不良なバイクが溢れてるんだけど、その娘のバイクは控えめなパーツセレクトに、きちんと押さえる所は押さえた整備をしていて、(って言ってもチラ見しただけだけど)排気音もおとなしめだから、それなりに好感を持って眺めてはいた。

僕はレースではライダーとしてよりもメカニックとしての方が成績を残しているくらいで、モーターサイクルのエンジン音を聞くと反射的に燃調に意識を払ってしまう。金が掛かってるクセに or 音が大きいだけで、A/Fが合ってないマシンなんかには軽蔑の眼差しを注ぐし、相手の技量を冷徹に見切る。

その日は、僕もその娘も早出出勤だったので、着替えを済ませてタイムカードをパンチして駐輪場に出ると、その娘が自分のマシンを暖気運転させていた。
パワーユニットは基本的にノーマルなその娘のバイクからは、エアクリーナーを通しての吸気音と、ホンの少しだけ濃い目なA/Fで燃焼している時の、独特のエンジン音が聞き取れた。その日は良く晴れた寒い晩冬の夕方で、高知市は丁度、高気圧の真ん中にあった。

その状態で調子のいい燃焼音をさせていたその娘のバイクはきっと、夏場には不完全燃焼で少し調子が悪い筈だ。どノーマルなバイクをノーマルセッティングで乗ると、始動に若干のコツを必要とするが、冬場の方がパワーが出る。それは何故なのか?
それは、メーカー出荷時のセッティングが冬場に合わせたセッティングにされているからだ。

夏場の気象条件で完全燃焼するようにセッティングされたエンジンを冬場に使うと、まず間違いなくエンジンがエロージョン(異常燃焼)を起こす。
それは何故か?

冬季は、夏季よりも同じ体積の空気中に含まれる酸素分子の数が多いからだ。体積が同じならばそこに含まれる酸素分子の数は同じだが、温度が下がると空気密度は上がるので、そこに入る事の出来る酸素分子の数が増える。また、冬季は太平洋側では湿度が下がるので、その分大気中に酸素分子の混ざる余地が生まれる。さらに冬季の太平洋側は気圧も上がるので、その分圧縮された大気中に含まれる酸素分子の数は増える。

エンジンの燃焼と言うのは、炭化水素と酸素の化合反応なので、空気密度が上がって湿度が下がって気圧が上がって、燃焼室内に送り込まれる酸素分子の数が増えた分だけ、多くの炭化水素を化学反応(燃焼)させる事が出来る。しかし燃え過ぎると燃焼室自体が溶けてしまうので、完全燃焼出来る量よりも多めのガソリンを燃焼室に送り込まなければならない。燃料それ自体で燃焼室を冷却するのだ。燃焼室内に存在する酸素分子の数が最も多い冬季に、燃え過ぎないだけのガソリンを供給するようにセッティングしておかないと、エンジンが壊れてしまう。だから市販の公道用バイクは、夏場の、外気温33℃、湿度88%、気圧985hpaなんてコンディションではA/Fが濃すぎるくらいのセッティングで出荷されている。外気の状況に合わせて細かくセッティングを変更するインジェクション仕様ならマシかもしれないが、ガソリン供給量が固定式なキャブレター使用のエンジンは、夏場は本来のパワーが絶対に出ないのだ。

ノーマルエンジンで夏場にもきちんと燃焼するようにしたかったら、キャブレターのメインジェットを1ランク下げるといい。
(ニードルジェットやスロージェット系のセッティングはとても難しいので、初心者にはお勧め出来ない)

 

 

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2008.02.23

美容院で思ったこと

髪が伸びてうっとおしくなってきたので、行きつけのサロンに行って切ってきた。90年代前半くらいから、男でもサロンで髪を切る人が増えてるらしいんだけど、僕もその中の一人として、女性週刊誌とかファッション雑誌しか置いてないようなトコで、もうずっと髪を切っている。

僕が行きつけにしてるお店とは、そこに僕が通うようになる前にその近所にあった別のサロンが移転してからだから、もう10年以上の付き合いで、サンフランシスコ滞在中も、帰国すれば必ず髪を切りに行く。(アメリカのヘアサロンは失神するくらいにヘタクソなトコが殆どなので)って位の付き合いだ。

もう長い事通ってるからこっちの好みとか髪質とかもほぼ完全に理解してくれているので、予約も無しにフラッと訪れても、ちょっと待って他のお客さんの合間にささっとカット&シャンプーを済ませてくれちゃうので、こっちはラクな事この上ない。もう僕はこの10年くらい、ヘアスタイルに変化をさせていないので、どんな髪型にするか?なんてのもややこしい説明なんか抜きで、「ん、前と同じ髪型で切ってね。」とか、ちょっと変える時でも「・・・をもう少し短く。」とか、「全体にボリューム減らせて(持たせて)」とかを言うくらいだ。で、後はイスに腰掛けて、美容師さんがシャカシャカと髪を切ってくれている間、僕はのんびり雑誌なんかを読んでいたりする。

僕はいつも、「アンアン」を読んでいたんだけど、去年からこの店がアンアンを取るのを辞めてしまって、僕は髪を切ってもらっている間に読む本が無くなってしまってちょっと困ってはいた。Withとか他のファッション誌は、男が読むとしたらイマイチ面白さに欠けるし、女性自身とか女性セブンなんかも、僕が読むには退屈で醜悪過ぎる。

で、今回は美容師さんのお勧めもあって、男性用ヘアカタログ誌と言うのを見せてもらった。

まあ、そこには実に沢山の、手の込んだ(コストの掛かった)髪型をした男の子たちが写っていた。
ほぼ全員が髪を脱色するか染めるかしていて、パーマも実に多種多様。ウィッグ付けたりしてる人も「いて、「最近の若い子ってココまで髪型に投資出来る・するんだ・・・。」って、驚きながら読んでいた。僕は自分の髪にはヘアカットに一回\3300、頻度は7~9週毎なんだけど、そこに出てる子達はざっと見ただけでも平均値で一回\9000~\15000以上、頻度も3~5週ごと。って位には自分のヘアスタイルに投資している。毎朝セットするのも大変だろうし、維持費だってそれなりに掛かるだろう。でも、ソコに写っている彼等はそれに全力を傾注して、僕からしたらチョー気合の入ったヘアスタイルをしているのだ。

その時僕は、3冊のヘアカタログ誌を見せてもらったんだけど、そこから得た情報から推測するに、そうやって自分のヘアスタイルを含めた、ファッション全体にかなりのエネルギーと時間と資本を投入している男の子達が、そこまでそれに拘る理由・動機はただ一つ。それは
『女の子にモテたい』
だ。

そのヘアカタログ誌・男性ファッション誌に載っている男の子達と、その雑誌のメイン購買層は恐らく、10代前半から20代中盤までだと思うが、そうした雑誌はその層の興味は殆どが女の子に向かっている事を前提にしていて、読み物ページでも「女の子から見た男の子のNGなトコ」とか、「彼氏に望むこと特集」とかだけで構成されていて、本当に、これらの本を読む男の子って女の子にモテる事しか考えていない。って決め付けてるとしか思えない。そして、実際にそういった本を読む男の子たちってのは、そういうモンなんだと思う。

そしてそれは、10代後半から20代後半までの数年間を、レースに捧げて生きてきた僕から見たとき、とても可哀相な生き方だなあ。って思った。

僕や、僕の数少ない仲間たちがその年代だった時、もちろん女の子の事は大きな興味を引く対象ではあったんだけど、そしてもちろん、僕も僕の仲間達も「女の子にモテたい!」とは思っていたけれど、それだけの為に時間と資本と労力を使おうと言う気にはならなかった。恋愛はもちろん重要事項ではあったのだけれど、恋愛よりも優先順位で上位に来る物を、僕も僕の友人知人もななか姫も持っていて、それがあるから恋愛は確かに重要なんだけど、決してそれがファースト・プライオリティーになる事はなかった。
(注:ななか姫は僕にとってのファースト・プライオリティーになったので、だから僕は結婚を決意した)

ファッションやヘアスタイルに莫大な時間と技術と労力を投入する事が出来るのは、恋愛よりのめりこめる価値のあるモノに出会えなかったと言う事でもある。そしてそれは僕にとって、決して幸せとは言えない生き方なんだと思う。

 

 

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2008.02.22

行動するブロガー

ある日の出来事。

ななか姫:「mizzie、お義母さんが電話で、実家にあなた宛てで東京地方検察庁から封書が来てるって電話あったわよ。」

僕:「東京地検から!?」

姫:「mizzie、また何か悪い事したんじゃないの?」

僕:「東京地検の管轄内じゃ、法は犯してないよ。」

姫:「って事は、高知でならあるわけ?」

僕:「そんな事ブログじゃ書けないよ!」

 

な~んてやりとりがあって、夫婦で食材の買出しに行った帰り、実家に寄って(実家とmizzie邸は直線距離なら800mくらいしか離れていない)その東京地検からの封書を引き取って来た。

Img_1152

東京地検から、オイラ宛てに送られて来た封筒。
ちょっとドキドキ。

 

 

 
姫:「mizzieったら、一体何をやったの??」

僕:「東京地検の管轄じゃ検挙すらされていないのに・・・。」

で、ドキドキしなががら封筒を開封してみた。そしたら中からはこんな紙切れが。

Img_1153  

 

 

 

おおっ!そういえばっ!!

確か去年、あの「なんとか還元水」で名前を売った、売国政党自民党の、守銭奴議員で元・農水省大臣の松岡利勝氏が、政治資金規正法違反の疑いがあるからって事でネット内で呼びかけられていた、「松岡を告発しよう!」に賛同して、オイラも東京地方検察庁に告発状を送っていたんだった。
告発状を送ったのは昨年の4月だから、8ヶ月も掛かってやっと処分が決まって、その結果は『不起訴処分』
その処分理由が判らないのが納得いかなさを増しているんだけど、とにかく、この国の司法は「強きにへつらい弱気を踏み躙る」って哲学で運営されている事が、ここに証明されてしまった。

 

  

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2008.02.21

夫婦デート(^^)

鰹の一本釣りでも有名な中土佐町と言う町に、『風工房』と言う地元のイチゴ農家が運営するケーキ屋さんがある。冬季限定のイチゴショートケーキが人気の、高知では知る日人ぞ知るケーキ屋さんだ。

僕とななか姫が初デートしたのもその『風工房』で、二人の休日が一致したこないだの土曜日に、二人でその美味しいケーキを食べに行ってきた。結婚してからは「毎日がお家デート」な二人だったけど、今日は久し振りにお出かけデートだ♪

高知市内からだと車で約一時間、はっきり言ってかなりの田舎にある『風工房』は、周囲を海と山に囲まれたこんなトコに建っている。

Img_1151Img_1150 

チョー田舎にあるケーキ屋さんなんだけど、高知ではそれなりに有名なので店内はお客さんで一杯。周囲の駐車スペースも車で一杯。

ここは二階が喫茶スペースになっていて、階下で販売されているケーキを二階で食べる事が出来る。車で1時間掛けてやってきているななか姫と僕はもちろん、そこでケーキを堪能していく。

Img_1142Img_1144

お目当てのイチゴショートケーキを二人共に注文し、ストロベリーチーズケーキも頼んで二人で仲良くシェア。二階の窓からはキレイな土佐湾の景色が堪能出来る。ココはデートスポットでもあるので、二階でケーキをつついているのはその殆どがアベック。そこに家族連れと女の子だけグループが少々。
甘いもの好きの僕は過去にここへ一人で来た事があって、その時は若干肩身が狭かったです・・・。(^^ゞ

Img_1145

チョー美味しいケーキを楽しんだ後、階下でお土産にケーキを買ったんだけど、僕等が会計を終えて店を出ようとしたら、さっきまで品切れだったイチゴショートケーキの追加分が焼き上がって来て、ななか姫と「買うタイミング失敗したね~・・・。」なんて悔しがってました。


美味しいケーキでお腹を満たして、店の前にあるビーチを二人で散歩したりなんかする。

Img_1146Img_1148

この辺りは漁業が盛んな地区でもあるので、店の前に漁港があって沢山の漁船が係留されている。夏場は近くにある市場で、目の前の土佐湾で釣れたばかりの鰹を使った、チョー美味しい鰹のタタキを食べる事も出来る。”食”に関しては最高級のものが堪能出来る場所でもある。

出会ってから一年も経たない内に結婚しちゃった二人だけど、結婚までが電撃だった分、結婚してからも恋愛を楽しんでいる。そしてそれはもちろん、とてもとても楽しい ♪(^^)v

 

さてと、

 

次のデートは何処に行こうかな?

 

 

 

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2008.02.20

ノロ?

朝起きてトイレに行ったら、水溶便が出た。

ノロウィルスが猛威をふるい、「アンタは細菌戦部隊の衛生兵さんかい?」って位の防疫装備で職務にあたっているオイラは、(オイラもノロ感染か?)ってビビったけれど、感染なら仕事を休まなきゃいけないな・・・ってアタマ抱えたけれど(休むと皆勤手当が無くなるので)、嘔吐も嘔気も無いし、昼前には普通便に戻っていた。

自慢じゃないが、僕の身体は頑丈だ。それはもう、鈴鹿サーキットの200Rでハイサイド転倒してもかすり傷一つ負わないくらい、130Rで時速200km/h近い速度でクラッシュしても死なないくらいに頑丈だ。子供の頃から、皆と同じものを食べて他の全員が嘔吐と下痢で苦しんでいるのに、僕一人だけピンピンしてたってくらいに頑丈だ。

痩せているし普段は小食だけど

ななか姫:「mizzieが小食!?この食費で小食なんて言えるの?」

姫は反論してるけど普段の僕は小食だ。で、普段は小食だけど食べる時は「イーティングモンスター」って言われるくらいに食べるオイラ、食べすぎによる胃もたれとかとは無縁で、皆が「もう食えない・・・」ってお腹抱えているのに、黙々と食べ続けていたりもする。消化がめちゃめちゃに早くて、オイラの胃液はph値がマイナスなんじゃないのか?って位だ。

そのチョー頑丈な身体を持つ、健康優良介護職員のオイラは、感染症と常に隣り合わせの危険な職場でも、しぶとく生き残って仕事を続けている。去年血便が出て内視鏡検査を受けたりもしてたけど、基本的に病気とは無縁の人生を歩んでいるのだ。

でもやっぱり、その感染力の強さ故に、オイラにとってもノロは怖い。

 

 

 

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2008.02.19

筆記合格!

Img_1156_2

第20回介護福祉士国家試験、筆記試験は無事パスした。

ネットの解答速報で答え合わせをしてたから、余程の事が無い限りパスしてるだろうとは思っていたけれど、やはり合格通知を受け取るまではちょっとだけ不安だった。

さあ、次は実技試験対策だ。

 

 

 

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2008.02.18

ノロウイルス 続編

ノロウィルスの流行が収まらない。
最初の感染者が出た後、一旦は押さえ込めたかと思われたが、その後「感染の可能性あり」な患者が続出。便からノロウィルスが検出された患者も複数名現れて、院内は戒厳令一歩手前な様相を呈して来た。

感染が拡大して、防疫体制はさらに洗練し高度化したが、数日前に擬陽性だった二人からもウィルスが検出されて、職員も感染の危険に怯えながら、職務にあたる日々が続いている。

ウィルスは吐瀉物か便にしか含まれないので、嘔吐か排便の無い時はそれほど神経質になる必要も無いのだが、一旦嘔吐があると生命力と感染力の強いノロウィルスは飛沫感染で感染力が強力なので、換気扇は使えないしエアコンも使えないので、また医療介護病棟廃止に伴う病棟縮小で病室に余裕が無く隔離も出来ないので、それはそれは手間の掛かる神経質で繊細で厳重な対応が必要とされる。
また、隔離された後一旦回復して一般病室に戻った患者さんが、再感染してノロ陽性反応が出たなんてケースもあって、見舞いに来られる家族にも見舞いを控える様にお願いする始末。連年のノロ流行を巧みに乗り切って来た我が職場も、今年は対応に四苦八苦している。

職員も大変だけど、感染した患者さんはもっと大変だ。
原則、絶飲食で栄養・水分補給は点滴に依存。嘔吐と下痢を繰り返し、症状が落ち着いても2週間はウィルスは残るとされているので、症状消失から2週間、全く症状の無い状態が続かないとノロ対応終息とはならない。点滴で水分補給されているとは言え、衰弱して弱気になった患者さんを見るのはこっちだって辛い。
絶飲食なくらいだからもちろん入浴も出来ない。身体清拭はしてもらえるけれど、それだってしないよりはマシってレベルで、冬季だから汗に悩ませられる事が無いだけマシとは言え、入浴が出来ないのが最低2週間も続くのはいい気がしない。

全入院患者の約15%がノロ陽性か擬陽性で、感染終息の兆しが全く見えていないのだが、一体いつまで、こんな状態が続くのだろう?

 

コイズミによる医療制度改革と言う名の福祉切捨て策さえ実行されなければ、オイラの職場も介護病棟縮小なんかしなくても良かったから、感染初期に患者を隔離して、感染拡大を防ぐ事が出来た筈なのに・・・。

 

 

まったく・・・、

 

自民党はいつも、僕等のような弱者を苦しめる政策を実施する。

 

 

 

 

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2008.02.17

ガソリン暫定税率

ガソリン暫定税率の維持と撤廃を巡って、守銭奴自民党&公明党と、民主党・共産党・社民党の野党連合が国会で論戦を繰り広げている。

ここで敢えて書くまでも無い事だが、この国で小売りされるガソリンは、そのかなりの部分が税金だ。野党はその税金のうちで、70年代の石油ショック時に導入された後、延長が続けられている暫定税率の撤廃を要求し、拝金自民党と公明党は、ガソリン税は地方の道路建設などで必要だと主張し税率維持に拘っている。

野党の主張は判り易い。
暫定税率を撤廃すると、ガソリンの小売り価格はリッター辺り¥25安くなる。50リットルタンクの、排気量1300ccクラスの一般的な普通車だと、満タン給油の度に¥1250安くなる。そのクラスの普通車は市街地走行で1リッター辺りの走行距離は大体15km前後だ。つまり、走行距離750km毎に¥1250節約出来る事になる。一日の平均走行距離を50kmと仮定したら、一ヶ月辺りで¥2500、年間だと¥30000の節約だ。
野党の主張では、生活に直結しているガソリン単価の引き下げは、庶民の家計を直撃している高騰する石油価格への確実な救済・支援策となり、ガソリン単価引き下げで浮いた資金がそのまま消費に回るので、景気刺激効果もあるとされている。確かに、サブプライム問題に端を発し、世界不況の兆しも見えている昨今の経済状況において、ガソリン単価の引き下げは景気刺激策としても即効性があるようにも見える。

対する欲ボケ自民党の反論は、ガソリン税はその殆どが道路整備に使われており、道路整備は地方の景気を支える大切な役目も担っている。ガソリン税暫定税率廃止で地方が失う予算は莫大で、地域経済に与えるダメージは計り知れないものがあり、また道路整備の行き届いていない地域に道路を作る事は国民全体の福祉と言う観点から見ても重要であり、暫定税率の廃止には応じられない。と言っている。

この二つの主張は、どちらも正しい部分を含んでいる。
例えば都市部の住民にしてみたら、自分達の払った税金がどこか田舎の道路を作る為に使われているのは納得がいかないだろうし、自分と全く関係の無い地域の福祉の為に、税金を払うのは割に合わないと思うかもしれない。逆に地方の住民、特に道路整備が遅れている我が高知県や宮崎県の住民にしてみたら、自分達の住む土地には高速道路も高規格道路も無く、軽自動車同士ですらすれ違いに難儀するような悪路を、せめて中核都市まで1時間以内で行ける様な道路にして欲しい。と言う願いはあるだろう。60年代に開通したボロボロの県道しか街に通じる道が無い地方在住者にとって、災害時の緊急道路さえ無いのは不安ではある。だから、道路整備がこれ以上遅れるのは本当に困る。

僕は地方在住者だから地方の視点で述べさせてもらうけれど、都市部の住民達は自分達が払った税金が地方の道路整備に使われるのは納得がいかないと言うけれど、そういっている都市部の住民が使う都市部の道路を作る為に使われたのは、地方在住者も払ったガソリン税なのだ。都市部の道路が都市在住者の税金だけで作られた訳では無い。僕らだって都市部の住民と同じ様にガソリン税を払って来た。ただ地方よりも都市部の方を先に整備しただけであって、都市部の整備が終わって、やっと地方の道路も整備してもらえるようになったのだ。都市部の整備が終わったからガソリン税を下げるって、高い税金を払って都市部の道路整備をさせておいて、やっと自分達の順番が回ってきたと思ったら「地方の道路は無駄なので止めます」なんてのは、都市部のエゴだし不公平だ。
ただ、今回の暫定税率引き下げ案で、国土交通省のたかり体質や無駄な道路が気が遠くなるくらい作られてきた事、官僚の税金無駄使い問題なんかがクローズアップされた事はとても良い事だと考えている。僕等のポケットからくすねとった金を好き勝手に使っていた連中を残らずあぶりだして、謝罪と贖罪と再発防止策の施行をきちんとやるべきだ。

そうやって無駄と浪費は徹底的に省かなければならないが、しかしながら、ガソリン税を簡単に廃止していいのか?と言う疑問は地方出身者としては消す事が出来ない。民主党案にあるようなガソリン税の一般財源化も、「税の公平性」と言う観点から見るとそれは非合理と言わざるを得ない。ガソリンを使う人だけが福祉や医療や教育の為の予算を負担させられるのもまた、不公平ではある。どうしてもガソリン税を一般財源化したいのなら、車に乗る人は医療や福祉や教育の予算も負担するべきだと言う主張を、納得させるだけの言葉を民主党は用意するべきだ。

 

確かに昨今のガソリン価格はクレイジーだ。原油価格は2000年と比較したら数倍に、ガソリン単価は50%以上上昇した。これを一気に20%近く値下げさせる”ガソリン税暫定税率撤廃”は、ポピュリズム的政策として大衆の支持を得やすいだろう。
しかしガソリン税暫定税率を撤廃して、一般的な家庭が得られるのは年間で¥30000から¥50000だ。自民党が消費税を3%から5%にした時に僕等が失った金額と大差無いのだ。車に乗る人だけが恩恵を受けるガソリン税の引き下げよりも、全ての国民が恩恵を受ける消費税率の引き下げの方が景気刺激としては効果がある。もちろん、消費税が下がればガソリンに掛けれられる消費税が下がるので結果としてガソリン単価も下がる。

道路特定財源の官僚・政治家による無駄使いと浪費だが、それをさせてきたのは自民党から利益供与を受ける国民と、自民党に投票してきた国民と、選挙に行かなかった国民なのだ。つまり、官僚と政治家の腐敗は国民が招いた罪なのだ。その咎を、地方在住者だけに押し付ける今の政治と今回のガソリン税暫定税率引き下げ案はとてもアンフェアだと言わざるを得ない。

国交省の役人が税金を浪費するのが気に入らないのだったら、

選挙に行って道路族議員(それは自民党議員だ)のライバル候補に投票すればいいのだ。

地方の道路整備に自分達の払った税金が使われるのが気に入らないのだったら、

選挙に行って都市部住民よりのマニフェストを掲げる政党(それは主に民主党だ)に投票すればいいのだ。

そんな事は何もせずに、選挙の時も選挙になんか行かないで好き勝手に遊んでた連中や、自民党・公明党に投票していた連中が、ガソリン税を下げて地方の道路整備なんか止めて俺達に還元しろ!と言うのは身勝手で醜悪なエゴ以外の何物でも無い。

この腐敗した政治と官僚の横暴を許したのは、選挙に行かなかった自分達の罪なんだから。

 

 

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2008.02.16

結婚して変ったこと

もう結婚しちゃったんだから、ななか姫との話をカテゴリー『恋愛』に書くのはどうかな?って気もするんだけど、結婚してるけどまだ新婚なので熱愛継続中でもあるから、ま、いいか♪なんて冒頭からノロケてみたりもする。(^^ゞ

12月に式を挙げてから、(新居の艤装を自分でやった関係で、式を挙げた直後はまだ一緒に暮らしてなかったけど)ななか姫と一緒に暮らすようになってから、早や2ヶ月が過ぎた。同棲は経験アリなオイラだけど、結婚生活なんてもちろん初めてだから、それまでの暮らしとは色んな事が違ってくる。一緒に暮らしていても全てを晒す訳では無い同棲生活とは違い、相手の全てを受け入れ、かつ自分の全てをさらけ出してそれを受け入れてもらうのが結婚生活(だとmizzieは思っている)だから、それはある面においてはとても快適だし、また別の面においては新しい形にモディファイして行くし、またある面ではちょっとガマンをしたり快適を犠牲にしたりする事になった。
ただ、全体的に見てそれは、僕にとって良い方向にしか進んでいない。僕個人に関して言えば、ダメダメなトコとか「ちょっと世間ズレしてるわね」ってトコは、ななか姫によってモディファイされたし、ななか姫と快適に暮らす上で気が付いたら変っていた事、意識して変えた事なんかももちろんある。結果、結婚前の僕と結婚後の僕は、その生活やルーティンが若干変更する事になった。

何と言っても一番大きな変化、そして好ましい変化は、睡眠薬無しでも眠られる様になった事だろう。

僕は98年の鈴鹿での事故でレースが出来なくなってしまった時、それを受け入れる事が出来ずにショックで自殺未遂しちゃったり軽いウツ状態になったりして、その結果睡眠障害になってしまって、睡眠薬無しでは眠られなくなっていた。最初はベンゾジアゼピン系の中でも効き目の軽い部類に入る、レンドルミンとかでも眠られていたんだけど、ベンゾジアゼピンは耐性の出来る薬品でもあるので、常用しているうちにどんどん効かなくなって強い薬になっていって、最終的にはロヒプノールなんて言う強力な睡眠薬でないと眠られなくなっていた。これがどれくらいキツい薬なのかは、『ロヒプノール』でググッてみたら判ると思う。

その、かなり重度の睡眠障害を持っていたオイラだけど、ななか姫と一緒に暮らすようになってから本当に、毎晩とても快適に眠れるようになった。「おやすみなさい」と言ってフトンに入る。姫とくっついて手を繋いで目を閉じる。すると気が付くと僕は眠りに落ちていて、朝、目覚ましの音で目を覚ます。

とても快適だ。(^^)

次に変った事と言えば、「長湯をしなくなった」だろう。
結婚前の僕は、ふ入浴時間がめちゃめちゃに長かった。「後がつかえてるから早く出ろ!」と言われない限り、最低でも60~70分は入っている。最長記録は250分オーバーだ。その『長風呂mizzieくん』が、結婚して一緒に暮らすようになってからは、30分以上と言うのは稀だ。そもそも、長風呂ってのは時間が無いと出来ない、つまり暇人の楽しみでもあるのだが、家事は共同分担制を敷くmizzie家では、今のオイラは忙しい。それにダラダラ風呂に入っている時間があったら、さっさと風呂を出てななか姫と二人でまったりしている方が楽しいし幸福感と充足感と多幸感を得られる。じゃあ、長風呂なんかしてないでそっちに時間を割こう。

他にも変った事は、いくつかある。
スーパーのチラシに敏感になったとか、ボーっとしてる時間に考える事に「今夜のオカズは何にしよう?」ってのが加わったとか、家計簿をつけるようになったとか、どうやら僕は、「主婦」の領域に属する能力を、幾つか身に付けつつあるようだ。

そしてそれは、それほど悪い事でもないな。なんて思う。
自分の作ったディナーをななか姫が「おいしい♪」なんて言って食べてくれてたりすると結構嬉しいし、掃除してキレイになった床や階段を見るのは佳いものだ。そんな感じにエプロンをして洗い物をしている僕をダイニングから眺めながら、「アタシ、いい夫をもらったわ♪」何て言ってニコニコしてる姫を見るのも、それはそれで良いものだ。

「釣った魚に餌はやらない」って感じで、結婚後に豹変しちゃう男の人の話はアチコチで聞くけど、僕の豹変は方向性がそういった方々とは若干違うようだ。その変り方には賛否両論があるだろうが、当の本人は結構楽しみながらそれをやっているので、それはそれでいいと思う。

 

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2008.02.15

ちょっとだけ想像力を働かせてみよう。

また、沖縄で中学生の女の子がアメリカ軍の2等軍曹(38)に暴行された。
この、海兵隊の軍服を着た鬼畜クソヤンキーは、14歳の女の子を騙して車に乗せ、連れ回したあげくに暴行しようとしたらしい。(コイツは少女の体を触った事は認めているが、レイプに関しては否認している。)

この事件に関して、日本をアメリカに売りたい売国政党自民党総裁で、この国の元首でもある福田総理大臣が、国会でチンプンカンプンな答弁をしている話だとか、在日米兵が日本人に対して起こす犯罪には激甘のアメリカ政府と米軍が、世論を抑える為に反省と謝罪と再発防止に努める姿勢を演じている話とか、アメリカ政府と売国自民党にコントロールされているTVメディアでも流されている話には、ここであえて触れる事はしない。

自民党が沖縄県民の痛みなんかこれっぽっちも理解していない事だとか、アメリカ白人が日本人なんて動物以下の存在としか見て無い事だとか、自民党と在日米軍は米兵が犯罪を起こす度に反省と謝罪と再発防止を誓うけど、1945年の終戦以来、米兵によるレイプや殺人などの凶悪な犯罪が無かった年は一度も無い事なんかにも、ここでは特に触れない。

 

 

沖縄はこれまで本当に、気の遠くなるような数の女性をアメリカ兵によってレイプされてきた。立件されただけでも100件を超えているくらいで、表に出ていないそれまで含めたら、アメリカ兵による沖縄でのレイプは物凄い数になる。日本でアメリカ兵が起こす犯罪はその殆どが沖縄に集中していて、殺人、放火、強盗、強姦、沖縄が本土復帰してからだけでも、その数は立件されている分だけでも600件、レイプなんか125件もある。
自民党はアメリカの世界戦略、その中の東アジアから効率良く・可能な限り沢山の富を搾取する計画に乗って、そのおこぼれを自分達が頂く為に、日本の国土と(自分とは関係の無い)国民をアメリカの為に差し出し、アメリカが中東の石油を確保する為の前線基地として、沖縄をアメリカ軍に献上した。そうやってアメリカの軍事基地を自分達からは遠く離れた場所に押し付けて、基地を置く事に対するアメリカからの見返りは東京で独占するシステムを、押し付けられる側の合意など無しで勝手にアメリカと決めて、沖縄の人達を苦しめ続けて数十年間もそのままにしてきた。

沖縄が置かれている現状は本当に悲惨だ。

例えば、アメリカ兵が交通事故を起こす。でも、奴等はそのまま逃げて基地に戻る。そうなるともう警察には手が出せない。中にはMPに捕まって軍事裁判に掛けられてしまう奴も(たった一人だけど)いるけれど、例えそうなったとしても、その犯した罪からしたら信じられないくらい軽い刑罰を受けて、本国に送還されてうやむやにされてしまう。日本で交通事故を起こして検挙されるのは、兵士の質は世界最低の軍隊であるアメリカ軍兵士にとっては「運が悪い事」、「要領の悪い事」なのだ。そしてそれは、殺人や放火や強盗や強姦の時にも大差が無い。
そんな、『兵器の性能は世界最高、兵士の質は世界最低』のアメリカ軍だが、アメリカ軍の日本領土内にある軍事施設、その75%が沖縄県に集中している。ちなみに日本全土の面積に占める沖縄県の割合はたったの0.6%だ。(沖縄に一体何人の米兵がいるのかは、米軍が公表しないので不明)あの小さな島に、仮に38000人の駐留米兵の内で4分の3がいるとしたら、沖縄における米兵の密度は物凄い事になると思う。
そんな沖縄だけど、沖縄でアメリカ兵が起こす事件ってのはその手口が非常に残酷で冷酷だ。6歳の女の子を誘拐・拉致して基地内でレイプし、殺して捨てた事件とか、有名な所では95年に3人のアメリカ兵が小学生の女の子をレイプした事件とか、他にも、女子中学生、女子高生、そんな、か弱くて抵抗・反抗の出来ない弱い相手ばかり狙って、あの兵士の規律は世界最低の軍隊であるアメリカ軍の兵士達は、沖縄でレイプを繰り返してきた。

沖縄は先の大戦で、東京を守る為の防波堤にされて、市民を巻き込んだ焦土作戦をやらされて、6月末に全島を占領された後は、アメリカ軍の東アジア支配の橋頭堡とされて、それ以来ずっと(そして今も)沖縄県民は本当に酷い目にあってきた。あの兵士の質と規律は世界最低のアメリカ兵は、沖縄でそれこそ気が遠くなるくらいの女性をレイプし続けてきたのだ。そうやってレイプされた女性の中には、父親の目の前でレイプされた人だっているし、夫の目の前でレイプされた人だっているし、恋人の目の前でレイプされた人だっている。

少しだけ想像してみて欲しい。

自分の可愛い娘が、愛しい恋人・妻が、目の前でアメリカ兵にムリヤリ犯されている。自分は別のアメリカ兵に押さえつけられて縛られて身動きも取れなくて、そしてその眼前では娘や恋人や妻が、両足の付け根から血を流しながら、悲痛な叫び声を上げながら汚らしいオス達に犯されている。

もし、ななか姫がそんな目にあったとしたら、僕は(ワシントン)D.C.へ行き、大統領の下に走って行って何の躊躇いも無く腹に抱えた爆弾の信管を引き抜く。

中東では、それなりの数の若者達が反米ゲリラとなって米軍に自爆攻撃を繰り返しているけれど、僕はその思いに共感する事が出来る。米軍の攻撃に巻き込まれて、誤爆で、家族や恋人を殺された人や、恋人や妻や娘をアメリカ兵にレイプされた人達が、テロリストに志願して自爆攻撃をする。

でも、ホンの少しだけ想像力を働かせれば、彼等がそれをする事は理解出来ると思う。

 

地球を一つの生命体と考えたら、アメリカ軍は間違いなくその生命体に宿ったガン細胞だ。そしてそのアメリカ軍に協力する自由民主党も、間違いなくこの世界のとってのガン細胞だ。

僕等は一刻も早く、この悪性新生物をこの地上から取り除かないといけない。

 

 

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2008.02.14

ヴァレンタインデー

今年も、ヴァレンタインデーがやってきた。出合ったのが去年のヴァレンタインの直後だったmizzieとななか姫にとって、最初のヴァレンタインだ。去年はホワイトデーにお互いがプレゼントを買って、それを交換し合った二人だけど、今年はキチンとヴァレンタインらしいヴァレンタインを過ごせそうだ。

そうなんだけど、

日本的ヴァレンタインってのは、ホワイトデーでの高価なお返しを前提に、女性が男性にチョコを贈る(人によってはばら撒く)日になっている。軍事的目的で結婚を禁じたローマ皇帝の為に、好き合ってるのに結婚出来なかった可哀相な若者達をこっそり結婚させてて、皇帝に見つかって処刑されちゃった聖ヴァレンチノ(英語読みだとヴァレンタイン)も、まさか自分の行為がそんなモンキービジネスに利用されちゃうとは思わなかっただろう。 

去年のホワイトデーの記事でも書いたけど、僕はこの、商業主義的な虚飾に満ちた、日本のヴァレンタインって奴がイマイチ好きになれない。アメリカにいた頃はヴァレンタインデーってのは、男性から女性に、スイーツと一緒にささやかな贈り物を贈ったりする日になっていた。

よし、今年はこれで行こう。

 

僕:「ねぇねぇななか姫。」

姫:「何?」

僕:今年のヴァレンタインだけどさ、姫は何が欲しい?」

姫:「え?どういう事?」

僕:「ヴァレンタインに姫が僕に何か贈ってさ、僕が姫にホワイトデーにお返し。ってコストの無駄だよ。今年のヴァレンタインはアメリカ式にして、僕から姫に何か贈るからさ、ホワイトデーは何も無し。ってしようと思うんだ。」

姫:「・・・mizzieはそれでいいの?」

僕:「僕が姫からチョコ貰ったとしても、どうせそれを二人で半分こして食べるし、それだったら僕が姫に何か欲しいもの贈る方が、コストをミニマイズ出来るからいいじゃない。ホワイトデーの為に何かを買うなんて無駄だし、姫からの僕への贈り物も、僕から姫への贈り物も、結婚してるんだから同じ財布から出るんだもん。そしたら払わなくて済むコストは極力払わない方向で行こうよ。」

姫:「・・・うんわかった。じゃあ何がいいか考えとくわ。」

 

って事で、mizzie家ではヴァレンタインデーは、夫から妻に(日頃の感謝と愛情を込めて)プレゼントを贈る日となった。(^^)

 

 

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2008.02.13

Organization

年賀状を綴じていたファイルが一杯になったので、いい機会だから整頓する事にした。仲間内では比較的筆まめだったオイラは、そのファイルに1990年からの沢山の年賀状がずっと保管されていて、でもごちゃごちゃにまっていたからこの機会に全部Organizeしてみた。

記録を残しておく事で、それを整理したりとかで時を経てから再び目にした時、過去の記憶との再会を果たす事になる。僕はそこで、17歳~の自分に再び会う事になった。そしてそこで僕は、赤裸々な自分と仲間達にそのままの姿で再会することになった。

 

 

僕は1989年から、ミニバイクレースの世界に身を投じたんだけど、1990年まではまだ峠族でもあったので、当時の年賀状はその頃の仲間達からの物が殆どだ。峠族仲間だったけどレースの世界には来なかった友達、共にレースの世界に飛び込んだけど、ミニバイクレースで止めた友達、ロードレースまで一緒に闘った友達。そこには色んな奴がいた。
そして、バイク仲間だった友達の彼女さんとかにも律儀に年賀状を送っていたオイラには、そういった娘達からの年賀状ももちろん沢山あった。

90年からはミニバイクレースに本格的に参戦を始めたので、レースの世界に行っちゃったオイラを激励するレースをやっていない友達からのものがチラホラ混じる程度で、後はレース関係者からのものばかりになっていく。そして93年からはロードレースのGP125ccクラスに参戦を始めるんだけど、もうこの頃には年賀状はレース仲間とその彼女、レース関係者からだけになっている。僕は所属していたチームがかなり有名なチームだったので、それなりに有名なライダーや、世界GPまで行っちゃった先輩、今はプロレーサーになったチームメイトやライバル達の物もあったりして、でもまだ駆け出し時代のそういった友達とかの年賀状を見ていると、当時の記憶が生々しく蘇って来たりもする。98年の事故での引退後は、その事故の事を心配してくれる人達の年賀状がそれなりにあって、メカニックとしてサーキットに帰ってきてからは、それまでのGP125ccクラスのライダーからの年賀状は減って、代わりにSP250クラスのライダーからのものが急増する。2001年の渡米後は年賀状を出せなかったので枚数が激減してるんだけど、プロレーサーになっちゃった友達と先輩からは、毎年チョーかっこいい年賀状が届いていた。

帰国後も、自分から年賀状を出す事はしなかったので、それまで送り続けていてくれた人からしか来ていないんだけど、それでも、もう会う事のなくなってしまった友達(僕のレース仲間は殆どが四国外に住んでいる)からのそれは、今は違うフィールドで奮闘しているかつての戦友達の、幸せに暮らす今を知る貴重な手掛かりの役目を果たしている。

レースをやっている奴等には本当に色んな人がいたから、僕は実に色んな種類の人間と知り合う事が出来た。チョー性格が良くって、「何でこんないい娘がこんな奴の彼女なの?」なんて思ったあの娘は、そのとんでもなく女クセの悪い彼氏が新しい女の元に去ったあと出合った誠実な彼と、遠い街で幸せな家庭を築いている。
「うん。彼はクールでも無ければ才長けている訳でも無いけど、少なくとも街中にいる同世代の10倍は誠実だし真面目だし優しいよ。」っていう地方選手権時代のライバルと付き合っていたあの娘は、その彼と二人で教会の鐘を鳴らして、今は大阪の下町にある家族経営の小さな会社の事務室で、毎日帳簿とにらめっこをしている。
レーサー時代、カウルをぶつけ合いながらトップ争いを演じた友人も、今は小さな町工場の若社長だ。
デビューしたと思ったらあっと言う間に全日本選手権にまで駆け上っていったアイツは、今や見上げれば誰にも見えるトップレーサーの一人になっている。

レース以外の知り合いも、僕とは共に過ごす事が無くなった後も、それぞれの人生を歩んでいる。
高校時代、学年でも飛び抜けてタフな10人の中の一人だった親友は、今では郊外に一戸建てを買って、美人の奥さんと可愛い子供と三人で、幸せな家庭を築いている。
中学時代、クラスで一番のお調子者でクラスの盛り上げ役だったアイツは、東証一部上場企業の社員になって、物凄いガマンをしながら・自分を汚しながら、Breadwinnerとして家族を養っている。
仲間達の中で一番最初に結婚したあの娘は、子供の大学受験を控えていて、学資を稼ぐ為に時給800円でスーパーマーケットのレジを叩いている。
アメリカ留学時代、「プロパイロットになりたいんだ。」と言って、訓練費を稼ぐ為に日給20000円で、寒風に吹かれながらビルの窓を磨いていたあの人は、今はもう知らせも無く行方もわからない。

共に過ごした時間の長短はあるけれど、何かの縁で人生の軌跡が重なっていた皆は今、小さな幸せを手に入れる為に、そして手にした幸せを守る為に、物凄い我慢をしながら日々を生きている。
目の前に横たわる残酷な現実に瞳を閉じて、偽りを許している。
もちろん、10代~20代と勝ち続けて勝ち抜けて、アッパークラスの暮らしを手にした友もいるけれど、そんな奴等も皆、今の自分を守る為に偽りから目を背けている。

でも、目を閉じていたり目を逸らしていたり、そこに偽りがある事に気付いてさえいない人もいるけれど、皆、基本的にはいい奴ばかりなんだ。
あいつらが、いつまでも幸せでいてくれるといいのにな。って思う。
今幸せじゃない奴等も、幸せになれるといいのにな。って思う。
ロクでもない彼氏と付き合ってたあのこ娘も、
サイテーの彼女につかまってたあいつも、
皆みんな、もっともっと幸せになってくれたらいいのにな。って思う。
19年前~今年の年賀状を見ていたら、そんな感傷的な気持ちになった。

 

 さて、そろそろ寝るか・・・。

 

 

 

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2008.02.12

タマにはクラシックも聴いてみよう

こないだの夜勤明け、寝ぼけたままで何気にテレビをザッピングしていたら、NHKのBS-hiで去年チャイコフスキーコンクールで優勝した、神尾真由子さんの凱旋コンサートみたいな奴を放映していた。

チャンネルがBs-hiに合った時は、丁度チャイコフスキーのヴァイオリンコンツェルト Op35の第二楽章を演っていて、この曲自体を僕が好きでCDを持っていた事もあって、そのままチャンネルを変える指を止めて、しばしそのチャイコフスキーコンクールで優勝したチョー凄腕ヴァイオリニストの演奏に耳を傾けた。

住宅ローンを組む時、オーバーローンで不動産価格+αのローンを組み、その浮いた予算で家具・家電を買い足したmizzie家、テレビは42インチのプラズマで、こいつが音響も中々に良く出来ていて、少なくとも10万円台のカーコンポよりはいい音が鳴る。で、その音質もまぁまぁ、画質は最高、しかもチョー大画面なテレビで、神尾真由子女史の名演奏を聴いてみた。

上手い。

それもとんでもなく上手い。

クラシックなんかどシロウトのmizzieでさえも、画面の前で聴き惚れちゃうくらいなのだ。
元々、クラシックのインストゥルメンタルってモノは心洗われる音が鳴るのだが、その素晴らしく美しい音と調べが、神尾女史の超絶美技で繰り広げられる。オイラはチャンネルを変える事もその場から動く事も出来なくなって、その名演に酔いしれていた。

電子的に作り出された、他の音との共鳴・共振で生まれてくる音のゆがみもひずみも無い、フラットで取っ掛かりの無いデジタル音楽・音源って奴が大嫌いな70年代生まれのオイラは、その生楽器の生演奏だけが出す事の出来る音本来の美しさを高度な次元で堪能させてくれる、クラシック音楽の奥深さを垣間見た思いだった。

日本で暮らしていると、こっちの好き嫌いには全く関係無く、子供相手の商業ポップスばっかり強制的に聴かされて、(こんなのばっかり聴いてると耳が腐るぞ・・・)とか思ってるオイラだけど、レンタルCD店とか本屋とかブティックとか街中至る所で半強制的にジャンクなポップスを聴かされ続けてたオイラには、タマに聴くクラシックはとてもとても佳いものなのでした。

オイラは、人は本当の名演奏と言うものをできるだけ沢山聴いて、ジャンク・ポップスで騙されちゃわないように、耳を鍛えておくべきだと思う。

 

 

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2008.02.11

ものを書き、公表すると言う事

僕はブログを書く上で、いつも気を付けている事がある。

それは、否定的な事や誹謗・中傷に当たる事を書くときは細心の注意を払う。と言う事だ。

何かものを書いて、それを営利、非営利を問わず、不特定多数に対して公表・発表する時、その公表・発表された文章や作品が自分の全く意図しない所で、誰かを傷付けてしまう事がある。時としてそれはとても深く。

そして何かの機会でそれを知った時、僕はとても悲しくなる。

僕の基本姿勢として、そこにあるものを、そのまま受け入れる。と言うのがあって、自分と異なる考えを持つ誰か・何かを批判したり攻撃したりはしない事にしている。
(最もこれはあくまで『基本姿勢』であって、自分達だけの快楽の為に、自分よりも弱い他人を踏み躙る事に何の痛みも感じない自民党のセンセイどもや、この国のエスタブリッシュメント達を批判する時は躊躇しないんだけど。)
だけど、自分の思いを文章にして綴り、それをブログという形で公表・発表していると、僕とは異なる生き方をしていたり、考えを持っている人を、思いも掛けない形で傷付けてしまう事がある。そしてそんな時、僕はとても悲しくなる。僕がブログを書くのは、僕の意見を誰かに伝えたい。この世界のおかしい事・間違ってる事・不合理で非条理な事・義に反してるand/or道義的に許せない(とmizzieが思う事)を、皆に知ってもらいたくて書いている。

(自分よりも弱くて絶対反撃される事の無い)誰かを攻撃する事でカタルシスを得ようと思って書いた事は一度も無い。そして今後も永久に無い。

だから、(これを書いちゃうとこうじゃない生き方を選んだ人は傷付くな)って思って、書かなかった事や書こうとして止めた事は沢山ある。
自分しか読まない所になら、自分の思った言いたい事や書きたい事を何でも好き勝手に書けばいい。『書く事』には人の心を癒す力があるから、そうする事で心が晴れたり傷が癒されたりする事もあると思う。
だけど、ブログと言う不特定多数に対して公開された場所では、書く時はそれなりに考えながら書くべきだと、フリーライターとして文章を書いてお金を貰っていた事もあるオイラは思う。

な~んて事を、倖田來未の失言問題に関するニュースを見ていて思った。

 

 

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2008.02.10

ノロウィルス!!

公休明け。いつもの日勤時よりも少しだけ早めに出勤すると、朝はいつもバタバタ大騒動してる食堂に誰もいなくて、そしていつもは食堂で食事している○×さんが、詰所で朝食を摂っていた。○×さんを横目に休憩室に入り、自分の荷物と弁当をロッカーに置いてから、机に置かれた申し送り簿を読むと、僕が夜勤明けだった日の夜、★△さんが嘔吐、検査結果が『ノロウィルス(+)』だった為、そのまま隔離され、★△さんのいた病室(4人部屋)は入室時は感染予防手順に従った手順を経てからでないと、入室禁止となっていた。

僕がこの仕事に就いてから、今年で3年目。冬になるとノロウィルスは毎年あちこちの老人施設で感染が報告され、我が職場も感染予防に関してはかなり徹底されていて、その徹底ぶりもあり、過去2年間はノロウィルスが発症した事は無いし、キャリア8年のベテラン職員さんも、我が職場ではノロウィル感染者の経験は無いと言っていた。その我が職場で突然、ノロウィルス感染者が出たのだ。師長は即座に医療安全対策室に報告し、感染予防マニュアルとその為に必要な物品(使い捨ての予防衣他)を資材部に発注した。

ノロウィルスは、健康な者にとってはそれほど危険なウィルスでは無いが、体力、免疫力、抵抗力の低下した高齢者にとって、時として死に至る事もある、重篤な症状を見せる事はそれほど珍しい事では無い、はっきり言ってかなり危険な感染症だ。そしてノロウィルスは、ウィルスの生命力が恐ろしく高く、さらに飛沫感染なので感染力もとても高い、施設や病院にとっては恐るべき感染症だ。

そんな恐ろしい感染症でもあるノロウィルスだけど、感染者を出した直後に感染者を隔離し、感染者が出た病室への入室も大幅に規制、入室時には防疫手順を物凄く厳重にした事もあって、他の感染者も見られず、そして最初の感染者も順調に回復していたので、(このまま押さえ込めるかな?)と思いながらその日の仕事を終えて帰宅した。ノロの感染力の強さは半端じゃないので、帰宅したオイラはその足で制服を次亜塩素酸ナトリウムで殺菌消毒し、自身は念入りにシャワーを浴びて全身の汚れを洗い落とした。

ノロウィルスはアルコールに対して耐性があるらしく、手指用消毒アルコール(ウェルパスなど)は殺菌には効果が無い。とされていて、もちろん逆性石鹸も無力なので、菌を殺すには次亜塩素酸ナトリウムを使って不活性化させるか、85℃以上で死滅するので加熱殺菌するしかない。人体に付着した場合は、次亜塩素酸ナトリウムも加熱殺菌も出来ないので、念入りに洗って落とす以外に方法が無いのだ。そうやって自分が菌を家庭内に持ち込む事の無いように念入りに処置をして、ななか姫にその事を離して「嘔吐とか下痢があったらすぐに僕に報告して。」と言って、夕食を食べて眠りについた。

 

 

翌日。いつも通り出勤し、しかし全ての患者さんは自室から出る事が制限されていて、食堂は許可が出るまで使用禁止。全員自室にて朝食。しかし朝食時は何も問題なく、朝の排泄介助・オムツ交換時もいつも通り。隔離されている★△さんも順調に回復していて、僕が(こりゃ、完全に感染を押さえ込めたな)と思っていたその矢先、★△さんが入っていた4人部屋にシーツ交換で入室した僕は、★△さんの斜め前にいた@#さんが、寝たままで嘔吐しているのを発見した!

「!!」

すぐ、吐瀉物を確認し、また@#さんの容態観察、吐瀉物が気道を塞ぐ危険性を減らせる為、側臥位にしてからナースに報告。ノロウィルス感染者の吐瀉物処理手順に従い、処理キット(次亜塩素酸ナトリウム溶液、ディスポ手袋、マスク、予防衣、ビニール袋、ペーパータオル)と着替え、交換するシーツ類を準備して再び入室、吐瀉物処理と更衣、シーツ類交換を行う。
ノロウィルスは、感染から発症までの潜伏期間が24~48時間だ。最初の感染者が出てからはまだ40時間程度しか経っていなかったので、最初の感染者の嘔吐物から感染したのか、最初に感染者と同じ経路で感染し、そのまま潜伏していたのだと思われる。この方が嘔吐した直後に別の患者さんの嘔吐も発見され、感染は一気に拡大しそうな雰囲気を呈しはじめた。

さて、明日はオイラ夜勤なんだけど、無事に切り抜けられるのかな?

 

 

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2008.02.09

撤退

ドダダダアダダッ!!

 

圧縮空気で駆動するハンマードリルが、猛烈な勢いでコンクリート壁を砕いて行く。常時清浄・清潔が義務付けられた病院内での作業故に、工事区画は厳重に目張りされてはいるが、それでも工員出入り用カーテンの隙間から、砂煙が漏れてくる。

「あー、今日もまた始まったね。」

「現場監督の持ってた工程表見たけど、今月一杯は工事続くらしいよ。」

「エレベーター待ちの○×さん、エレベーター来るまでエレベーター前の病室で待たせるようにして。この埃、避けさせてあげなきゃ可愛そうよ。」

2011年で医療介護病棟は全廃が決まっているので、日本中の医療介護施設が11年度以降の病棟の方向性をどうするのか模索しているが、僕の職場ではどうやら、介護病棟は緩和ケア病棟に統合させる事にしたらしい。新規の利用者が殆ど入ってこなくなって、そして状態のいい利用者さんの何人かは特養で受け入れてもらえる事が決まって退院していって、そうやって空きベッドが出来たのを統合して空き病室を作ったと思ったら、その病室が緩和ケア病棟の家族待合室に改修される事になり、そして2月になって工事が始まった。

「ウチは介護病棟を緩和ケア病棟にするつもりなんですかね?」

「そうじゃないの?緩和の方が一般よりも稼げるし、ウチは緩和ケアは物凄く昔からやってるから高知じゃ認知度も高いし。」

「って事は、2011年になったら僕達は失業って事ですね。」

「そうよ。mizzieも、学科パス確実だからって安心してないで、介護福祉士実技試験頑張りなさいよ。自分の価値高めとかないとこの業界じゃ生きていけないわよ。」

今年のケアマネ試験に見事パスして、今月からケアマネ講習に入る先輩はそう言いながら、利用者の載せられたストレッチャーを押して機械浴室へと向かっていった。

療養病床だったフロアに小改修を加えて、介護保険制度施行と同時に医療介護病棟をスタートさせた我が職場だが、「○○を××したら、介護保険も使わせてやるから。」と厚生労働省に言われて設備を整えたのに、いざフタを開けてみたら「医療介護は金が掛かりすぎるからもうヤメにするわ。」なんてあっさり言われてハシゴを外されて、医療制度改革で経営的には悪魔のような痛めつけられ方をしている病院経営者なのに、「もう介護保険は使わせてやらん。後はテメー達が経営努力で何とかしろ。」なんて厚生労働省に突き離されてしまって、しかし療養病床も削減される事になっているから療養病床に戻す事も出来ず、特養に転換するには改修コストが掛かりすぎる為に、低コストで病棟の転換が出来て、そして経営的にも稼げる緩和ケア病棟に、医療介護病棟を改造する事に経営側は決めたようだった。

もうすぐ、ヘルパー資格では介護の仕事は出来なくなる。

医療介護施設も、2011年で無くなる。

今病院勤務している介護福祉士達は、2011年前後から大量に求職者となる。

この現実に、介護福祉士達はケアマネ資格を取ったり実務を積んだりステップアップ研修を受けたりしているし、ヘルパー資格でこの仕事に携わって来た現場職員達は、介護福祉士資格取得に励むか、介護の世界に見切りをつけて他職種に流れ始めている。

この国の介護はどこに向かおうとしているのか?

自民党や厚生労働省が目指しているそれが、利用者満足の方向に向かっていない事だけは、どうやら間違いがなさそうなのだが・・・。 

 

 

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2008.02.08

使えない役立たないアテにならない自民党

サブプライムローンの焦げ付きから始まった世界的な信用収縮は、911テロ直後の不景気以来続いてきた好景気を一気に景気後退局面に変え、そして一市民レベルの深層心理にまで不安感を植えつけながら、経済の世界でも20世紀型の発展は終わった・変わったのだと言う思想を世界に広めつつあるようだ。何の疑いも無く、自分達には幸福な未来が待ち受けている。と信じられた幸せな時代は、90年代の何処かで完全に終息を迎え、そして新しい世紀に入ってすぐに起きた、国家に雇われたテロリストによる「安全」と言う概念の破壊活動と、今世界を襲っている信用収縮は、新しい世紀は前世紀の常識を捨てた所からしか生まれてきそうには無い事を、否応無しに僕等に認識させようとする。

グローバル化進展の副産物でもあるのだが、今、世界は物凄い速度で変化している。その変化を上手く読めた奴や組織は今世紀を生き延びる為の武器を一つ手に入れられるし、読めなかったり乗り遅れた奴や組織は、如何に前世紀で強力な力を有していようとも、今世紀では淘汰される側に回りかねない。そして、恐らく日本はその「乗り遅れて淘汰される側」に回りつつあるようだ。生産拠点の海外移転に伴う、国内産業の空洞化、少子高齢化の進行による社会保障費負担増、年金・医療の制度破綻、そして未来のビジョンを描けない政治家達。この現実に海外投資家は日本に対する興味や投資意欲を喪失し、外国人投資家の金融資産はどんどん海外に流出し、資源・食料獲得の国際競争でも敗れっぱなしだ。

20世紀スタンダードが行き詰まりを露呈し、世界中は今、新しいスタンダード、それも環境への負荷の少ない、持続可能なスタンダードを懸命に模索している。

日本も一部の民間企業はその危機感を明確に意識し、そして新しいスタイルに対応しようと懸命にもがいているが、それを側面から支援すべき政治が、これはもう絶望的なくらいにアテにならない使えない役立たない。

イラク戦争の失敗と反グローバリズムの興隆、広がり続ける信用収縮。によって、僕等はアメリカ式システムが今世紀には適合しない。と言う事に気付き初めている。そこには傷みも流血も必要とするかもしれないが、僕等は今世紀に適合したやり方の、新しいシステムや思想を見つけ出したり提示したりする必要に迫られているのかもしれない。でも、それをやるべき政府がもう、悪魔的と言っても過言では無いくらいに使えない役立たないアテにならない。このままあいつ等にこの国の政治を任せていたら、日本は先進国の利益を守る為の「犠牲の羊」として、貧困にあえぎ先進国に搾取されながら物凄いストレスを感じている南の国々にとってのスケープゴートにされかねない。

今、世界は過去に人類が経験した事の無い速度と勢いで、物凄い変化を続けている。旧世界的・旧世紀的システムはあちこちで制度疲労を起こし、ほころびと欠陥を露呈しながら猛烈な勢いで崩れ落ちようとしている。人類は生き残る為に新しいシステム、スタンダードを生み出すだろうが、その過程で恐らく選別と淘汰が起きるだろう。そして、日本はこのまま自民党と霞ヶ関に舵取りを任せていたら、間違いなく選別に漏れて淘汰される側に回る。国民は政治への諦めが絶望的なまでに高まっていて、もう半ばヤケクソになって政治参加をやめているけれど、それを続けていると現状維持がこの先も続いて、変化から取り残された日本は世界から淘汰される。既得権益にしがみついて逃げ切りを図った自民党政治家と霞ヶ関の官僚どもはその中でもかろうじて生き延びるかもしれないが、その財力を持たない大衆は塗炭の苦しみを押し付けられるかもしれないが、それは政治に対する参加拒否をした、大衆自身に降りかかってくる当然の反応ではある。

そうならない為に今僕等がやらなければならないのは、新世紀にフィットしない自民党を政権から引き摺り下ろし、国民にキチンと持続可能な未来のビジョンとその為の道程を示せる政治家を、自分達とその利益供与者である巨大企業、アメリカ合衆国に利益供与する事しか出来ない自民党ではなくて、人類社会を地球に適応させる為のビジョンをはっきりと持った連中を、選挙を通じて国会に送り込む事だ。

今すぐにそれをやらないと、僕等は本当に世界から淘汰されてしまうだろう。

 

 

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2008.02.07

原油高騰、これが困る!

昨今の原油高騰で、今、世界中がタイヘンだ。
世間の皆さんはタイヘンなんだけど、車を所有せず、職場から徒歩5分の位置に引越し、しかもそこが高知市のど真ん中なので生活に必要な物はプルトニウムとかシアン化カリウムとかTNT火薬とかってそんなもの生活必需品ってお前は一体何物やねん!

って脱線はこの辺にしておいて、生活する為に必要な物事が全て徒歩圏内にあるmizzieにとって、燃油代の高騰はあまり影響が無い。原油高騰で今一番イタイのは公共料金の値上がりと日用品の値上がりだろう。電気代、ガス代はじわじわと値を上げているし、ティッシュペーパーだ食料品だなんだって、ほぼ全ての物が10%~くらい値上げしている。でも原油価格はイラク戦争が始まる前は1バレルが20ドルしなかったのに、今や原油価格は1バレル90ドル超。原油価格は400%以上の値上がりをしてるのに、ガソリン価格でも50%、その他の日用品は30%以下の値上げで抑えられているんだから、企業はよくやっているよな。とは思う。

イラク戦争開戦以来続く、原油価格の高騰は、この高度文明社会が食料生産から運輸、通信に至るまで、過度に石油に依存した、いびつな文明だと言う事を浮かび上がらせたのだから、原油価格高騰は一概に悪い事だとは言えないと、mizzieなんかは考えてしまう。地球温暖化の事もあって、僕達はごく近い将来、この化石燃料依存状態から脱する必要があったのだ。原油価格高騰で、経済的事情から石油依存を見直さなければならなくなったのは、この大量生産・大量消費を基礎として運営される社会を、持続可能な社会に変えて行くための、いいきっかけになったと思う。化石燃料が化石から出来ている以上、それは今後もどんどん減り続けて、そしていつか必ずなくなる資源なのだ。そんな減り続ける化石燃料に依存しながら、常に成長する事が求められ、競争し、消費する現代消費社会が地球全体にとって何一つ良い事が無い事くらい、みんな深層心理では理解していたと思う。その現代文明のいびつさを浮かび上がらせ、そして半強制的に消費を抑制する方向に動かした、この原油高騰はまんざら悪く無いと、「持てないこと」に対する欲求不満から開放されたmizzieは強く思う。

世間が原油高騰であたふたしているその時、mizzieはそれを「皆もタイヘンねぇ・・・。」って、一歩引いた目で見ている。車もバイクも所有しないmizzieにとって、そして人よりも体温が高いから寒さを感じる温度が人よりも低いので暖房温度を人よりも低くしても平気なmizzieにとって、この原油高騰はあんまり関係が無かったりもする。

キューバはアメリカの8分の1しかエネルギーを使っていないのに、アメリカ人よりも健康で幸せで満ち足りた生活を送っている。(参照:『世界がキューバ医療を手本にするわけ』吉田太郎:著 築地書館:刊)
人間はモノに満たされなくても、エネルギーを大量に使わなくても、アメリカ映画に出てくるような生活を送らなくても、幸せに暮らすことが出来るんだ。

さあみんな!

自家用車使用を減らそう!
もっとバス・電車に乗ろう!
バラバラにお風呂に入って追い炊きでガスを使ったりせずに、家族一緒に仲良くお風呂に入ろう!
白熱電球を電球型蛍光灯に取り替えよう!
道路利権に群がる連中を潤わせる為に、ガソリン税暫定税率維持に拘る自民党を次の選挙で国会から追放しよう!

もういい加減に僕等は、実力行使段階に移るべきだ。

 

 

 

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2008.02.06

そりゃないぜANA(全日本空輸)

去年、あんなにも頻繁にシスコー高知を往復しまくったので、ANAのポイントが貯まりまくって今年はANAマイレージクラブの、ブロンズサービスが受けられる事になった。ブロンズサービスはプラチナサービスやダイヤモンドサービスと比べると受けられるサービス内容が貧弱で、VISAカードがゴールドになってるオイラにしてみたら、そんなに利用価値は無い。

そんなに利用価値が無いブロンズサービスだけど、無料でスーパーシートにアップグレード出来たりラウンジが使えたり、国際線をアップグレード出来たりもする「アップグレードポイント」って奴が貰えちゃったりもする。んで、米国永住権の再入国申請の件で再来週、サンフランシスコのUSCISに行かなきゃなんないオイラ、エコ割のチケットをビジネスにしてもらおうと思ってブロンズサービスデスクに電話した。

「すいません、2月○日にサンフランシスコー成田でANA便使う予定なんですけど、これにアップグレードポイント使いたいんですけど。」

「ちょっと待って下さい。(十数秒後)申し訳御座いません。お客様のチケットはエコ割21でのご予約ですので、アップグレードポイントはご利用出来ません。エコ割スタンダードでしたらご利用可能なのですが・・・。」

「そうなんだ。じゃ、エコ割21からエコ割スタンダードには変えられるの?」

「エコ割は変更不可のチケットですから、キャンセル料を払ってエコ割21をキャンセルしてから、エコ割スタンダードを買い直していただかないといけないのですが・・・。」

「そうなんだ。じゃ、今回はいいです・・・。」

一番チケットの安い時期を選んだオイラ、今回はチケット代金が高知ー成田混みで\67000(燃油サーチャージ除く)だ。エコ割スタンダードは15万円超。結婚してローンも抱えて、なるべく節約したい今のオイラに、それを引き受ける経済的余裕は無い。って事で、今回のビジネス利用は諦めなければならなくなった。

「2月の渡米は、タダでビジネスにアップグレード出来るぞ♪」って期待してたのに、そりゃないよANA(全日本空輸)・・・。

 

 

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2008.02.05

たぶん中国は悪くない

中国製餃子を巡る中毒の問題で、事態の全容解明はおろか、究明すらロクに進んではいないのに、日本のメディアはまるで自自分達が裁判官にでもなったかのような過熱ぶりだ。
テレビで「納豆が健康にいい」と言われたらスーパーの納豆を買い占めちゃうくらいの、メディアは神よりも正しい。なんて思い込んでるとしか思えないマインドレス日本人の皆さん、中国産食材無しには日本の食糧供給は成り立たないと言うのに、発狂したかのように中国製品を避けるようになり、そして冷凍食品も売れ残りまくって、スーパーマーケットの冷凍食品コーナーは、不良在庫品置き場と化している。

子供じみた狂乱ぶりを見せる日本とは対照的に、SARSの対応で世界中から批判を受けた中国政府はそこでの教訓をキチンと学んでいたようで、この中毒に関しては至って冷静かつ大人な対応を見せ、政府は主観的判断をせず、一部のネットメディアが批判的な論調を見せている以外は、とても冷静に対応している。

僕個人はこの中毒事故が表に出たごく早い段階で、その時点で判っていた事実をクリティカルに考えて、「これは多分、中国は悪くない。もしくは責任度合いはとても低い」と言う結論に達していた。この中毒事故は、事故初期段階での対応が遅れた日本の厚生労働省、現場からの報告を無視・軽視したJTやCOOP、その他、商品回収と国民への警告を行う責任のあった、日本の販売店、輸入業者、監督官庁の責任だと言える。

メディアに出た最初の日か次の日辺りでこの結論に達していた僕は、過熱する報道を見ながら、「これ、日本国内で世論の反中国を煽りたいバカ右翼とかが仕組んだんじゃないのかな?」とか思っていたけど、それは中国のネットでの論調も同じ事を考えているみたいで、高知新聞の2月4日付朝刊にも、それについての記事が載っていた。
中国の農家が農薬についての認識、危険意識とかが激甘で、残留農薬とか禁止薬物とかが問題になっているのは周知の事実だけれど、それにしても今回の中毒事故は、検出された農薬の濃度が高すぎたので、それが残留農薬だと考えるのは、少し考えればまず有り得ない。って事くらいはネズミにだって判る。とすれば製造過程での何らかの事故で混入したか、悪意を持った何者かによる人為的混入以外には考えがたい。僕個人は最初、福田首相は小泉元首相と比較するとかなり親中路線なので、それを嫌がる誰かの政治的工作ではないのかな?なんて考えていた。

新聞記事では中毒事故の起きる直前にJT株が急落していて、株式市場で不当な利益を得ようとした犯罪集団が空売りを仕掛けて、売り抜けた後に事件を起こしてJT株を急落させ、数億円単位の利益をフトコロに収めたのでは?とする意見もあった。JTの時価総額は兆単位なので、それが何割か下落してもそこで特定の個人が数億円売り抜けた所で、それに足を付けるのはとても難しい。実際にそれをやった犯罪集団がいるのなら、そいつらはかなり高度な知能犯罪集団だと言う事になる。

2月4日時点の報道では、製造メーカー側には中毒の原因となった殺虫剤は無く、製造後~輸送段階で人為的に混入された可能性が高い。となっている。もちろん、公開されている証拠写真や検査結果に操作を加えるのは国家規模なら容易なので、日本の反中国世論を鎮めたい中国当局の情報操作が入っている可能性を否定する事は出来ないが、検出された殺虫剤の濃度の濃さから推測するに、製造過程での事故か人為的混入以外には殺虫剤混入原因として考え難いのは動かしようも無いのだが。

となると、メディアの「中国製品は信用出来ない」との論調はおかしい。って事になる。殺虫剤が人為的混入によるのなら、中国の農家や製造メーカーを非難するのは筋違いだし、製造過程での事故だってその罪の度合いは賞味期限や原材料表示を偽装しまくってた日本の食品メーカーと比べたら遥かに軽いものだ。

話が少し逸れてきたから元に戻すけど、この中毒事故で本当に悪かったのは一体誰なのか?責任は誰にあって、誰がその罪を償わなければならないのか?だけど、僕の個人的見解としては、メディアが騒ぎ立てるように中国が全部悪いとはとても思えない。もちろん、殺虫剤混入が製造中の事故によるものだとしたら、製造メーカーは原因を究明し、再発防止策を公表し、起こした事故似対して製造物責任を取ってもらわないといけないのだが、それが流通過程での人為的混入によるものだとしたら、中国当局は何としても犯人を挙げて、法治国家に相応しい形で裁判を受けさせ贖罪をさせなければならない。そしてもちろん、最初の中毒報告を軽視・無視した日本の食品会社と監督官庁は、その責任の所在を明確にして、関係ある人間を厳粛に裁かなければならない。『後知恵バイアス』と言われるかもしれないが、最初に報告があった段階で適切な対処をしていれば、少なくともその後の深刻な被害は水際で食い止める事が出来た筈なのだ。この中毒事故は、迅速に被害拡大を食い止めようとしなかった、日本の役人と営利企業に最も罪がある。
少なくとも、mizzieはそう考えている。

 

 

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2008.02.04

タマにはバイクの話もしよう。 チョー不公平なレースの世界 編

「ねえmizzie?」

「何?」

「あたし達に子供が出来たとしてさ、その子がもしmizzieみたいに「僕、バイクレーサーになる!」とか言い出したらどうする?アタシはmizzie絶対に、いい指導者になれると思うわ。」

「そう言ってこない事を願うよ。もし「レースやりたい!」何て言ったらさ、レースのネガティブな部分を全部教えるつもりだよ。それでもやりたい。って言うなら協力はするけど、悔しいけど今の僕の経済力じゃ、レースの世界に進んでも屈辱感を味わって挫折するだけだよ。」

「そうなの?ねえねえ、もしかしてmizzieって、レース嫌いなの?」

「いや、僕はモータースポーツは大好きだよ。・・・何て言うのかな?すっごい複雑な心境なんだけど、僕はレースを深く愛してるけど、その不公平さを強く憎んでもいる。僕のレースへの感情は愛想入り混じってるんだ。」

 

 

そうなのだ。

 

僕の知る限りでは、モータースポーツはこの世界で最も不公平なスポーツだ。参加者の経済力が、その競技の優劣に強く影響している。

一言で言ってしまえば、レースでの強さは金で買えるのだ。

 

 

僕は、80年代のバイクブーム終盤に出て来たバイクファンだった。レーサーレプリカブームから始まったバイクブームはあっという間に燃え上がり、バブル景気での金余りも影響して、バイクレースが大盛況になっていた。
今のレース環境しかしらない人には信じられないだろうが、当時は鈴鹿選手権なんか予選がF組とかG組とかまであって、各組上位3~4台くらいしか、決勝レースを走る事が出来なかったくらいで、練習走行の走行予約にしても、キャンセル待ちが一桁ならラッキー。なんて状態だった。

日本人GPライダーが誕生し始めた頃でもあり、当時のノービス(現・国内ライセンス)ライダー達は、「俺達も、GPまで行けばバイクでメシが食える!」って本気で思っていた。実際、90年の鈴鹿グランプリにワイルドカード枠(主催国出場枠)で出場し、世界の強豪を相手に見事優勝した上田昇選手は、そのままGPフル参戦が決定、そしてヨーロッパのチームと契約してプロレーサーとなり、引退後はバイク番組の解説なんかをやっている。

当時、バイクレースをやっていた多くの若い連中は、上田選手、坂田選手と言ったプライベート出身ながら実力で這い上がっていったレーサー達に憧れて、そして自分の夢を追いかけ、その人生を賭けのテーブルに載せていた。

しかし現実は残酷だ。

大きな川を遡るようなロードレースの世界、最初は調子良く上っていけた者も、上れば上るほどきつくなる流れに、次第にその力が尽きて行く。そして手漕ぎボートで遡っていた自分がふと横を見ると、エンジン付きボートで上っている奴がいる。運転手付きリムジンで川沿い堤防を悠々と遡っている奴もいる。『これで食いたきゃ、源流までやって来い』なレースの世界では、その源流まで行く手段に規制が無いのだ。

貧乏人な、一般市民な自分が流れの緩い場所を探しながら懸命に手漕ぎボートで必死で遡っていたその時、アッパーミドルなご子息達は、エンジン付きボートで自分が苦労して遡った過程を楽々上ってゆく。超金持ちなご子息なんか、川に入りすらせずに、シートにゆったりと腰を据えて、源流までの最後の激流まで体力と気力を温存していられるのだ。

少し例えがわかり難いかもしれない。現実はこうだ。

レースの世界には、純正部品だけで構成されたマシンに乗る奴(マシンにしか乗れない奴)と、一般市販されているスペシャルパーツを組み込んだマシンに乗る奴、そして、年間で数台しか作られない、一台数百万から数千万円の、メーカーが作ったキット車に乗る(事の出来る)奴がいる。どノーマル車、チューニング車、ワークスキット車だ。

どノーマルだと、レース専用250ccマシンが一台200万円弱。

地方選手権だとこれでも充分な戦闘力があるが、全日本選手権だと、どノーマルだと予選を通ることすら難しい。トップチームがフルチューンしたスペシャルマシンだと、チューニング費、スペシャルパーツ代がノーマルマシンにプラスされるので、総額で250万円から500万円くらい。マシンによっては、その倍くらい掛かっているマシンもある。全日本選手権レベルだと、殆どのマシンがこれくらいだと思っていい。
そして、年間数台しか製造されない、そしてごく一部のライダーにしか供給されないワークスキット車。これは僕が現役だった90年代後半の話だが、一台の値段は2000万円を越えていた。もちろんこのワークスキット車は、それはもうとんでもなく速い。同じ排気量なのかと疑いたくなってしまうくらいに速い。速いだけでなく高価なキット車だが、この2000万円はリース代金で、シーズンが終わったらこのマシンはメーカーに返却しなければならない。このマシンに乗っているライダーは腕ももちろんいいが、それにも増して潤沢な資金力を持っているか、或いは有力なスポンサーを持っていた。

この、金額に10倍近い差がある、そして戦闘力に著しい差があるマシン達が、同じカテゴリー、同じレースを走っているのだ。これを不公平と呼ばずして何と言おう?

マシンに関してこんなにも不公平なレースの世界だが、不公平なのはマシンだけでは無い。タイヤだってオイルだって一部のライダーにしか供給されないスペシャルがある。そしてそのスペシャルを使えば、ラップタイムが劇的に上がるのだ。

こんなにもハード面で不公平さがあるレースの世界だけど、ソフトに関しても不公平だらけだ。とにかくレースには金が掛かる。練習するにも金が無いと練習走行をする事すら出来ない。サーキットを走るには走行料を払わないといけないのだから。
そして練習をすればガソリンとオイルとタイヤを消費するし、パーツはどんどん消耗する。今はどうなのか知らないが、僕が現役だった頃、鈴鹿サーキットを一時間練習すれば、ガソリン代、オイル代、タイヤ代、消耗パーツ代、サーキット走行料で、大体一万円くらい掛かっていた。練習1時間で10000円。それがレースの世界だ。(もちろん4輪だともっと掛かる)

鈴鹿に住んでいるなら話は別だが、高知に住んでいる僕が鈴鹿や茂木に行くには当然遠征費が掛かる。高速代、燃料代、食費で、大体一回鈴鹿に行けば5万円くらいが飛んでいた。当時は無茶苦茶に働きまくっていたし景気も良かったから稼いでいたので何とかなったが、それでも鈴鹿を月に一時間練習出来たらいい方だった。

ところが金持ちはそうじゃない。

それこそ、年間500時間くらい練習してる奴もいたし、親の経営する会社をスポンサーにして、親の会社からレース費用を全て負担してもらい、本人は仕事もせずに年中レースと練習。なんて羨ましい奴もいた(それも複数)し、経済力の差。と言うものを、僕は12年間のレース活動中に、これでもか!と言わんばかりに見せ付けられた。

僕は国際ライセンスに昇格してからは、その費用の殆どをチームから負担してもらっていたが、それでも年間300万円以上はレースに使っていた。しかし、年間数千万円を平然とレースに使う人はザラにいたし、そんな世界で、中流家庭出身の自分は随分と悔しい思いをしたものだ。

金属加工業から介護職に職が変わって、当時よりも収入が劇的にダウンした今の僕には、自分の子供にストレスを感じる事無くレース参戦をさせてやるのは不可能だ。だから僕は、もし自分の子供が「レースをやりたい」と言っても、自分の果たせなかった夢を叶えようとしてくれていても、それを喜ぶ事は決して出来ないだろう。

 

 

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2008.02.03

高知の少子化対策

人生で達成したかった目標が、残るは「父親参観に出席」だけになっちゃったmizzieだけど、ななか姫も今年は37歳、高齢出産のリスクとか以前に、無事に子供を授かる事が出来るのだろうか?と言う不安はある。

今はななか姫が職業訓練中なので、今受講しているコースを修了する6月までは、妊娠しないようにと注意をしてはいるんだけれど、オイラもななか姫も子供は出来るだけ早い時期に欲しいと思っている。6月を過ぎれば、海軍並みの勤勉さでそっちに励もうとは思っているが、すぐに授からなかった場合、不妊治療が必要になるかもしれない。
しかし、現実問題として、保険適用の無い不妊治療は介護職なんて低収入な職を生業にしている者にとっては、おっそろしくコストの掛かる医療行為なので、それが必要にならない事を祈るだけで、とてもじゃないが貧乏人mizzie&ななか姫には手が出ない。

って思っていたら、高知市には不妊治療に助成金を出すと言う制度が出来上がっていた。タダでさえ県民の殆どが高齢者で、出生数よりも死亡数が多い「人口自然減」な高知県、生みたい。って意思のある二人には無い袖振って援助しよう。って思ってるみたいで、一回20万円、年2回、最高5年間、総額で200万円まで市が助成してくれるみたいだ。

まだこれの利用を申請するには至っていないが、もしそれに頼るような事態になったら、年収230万のオイラには決して安くない住民税を払っているのだから、その分はきっちり取り返させてもらうとしよう。

 

 

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2008.02.02

本当にそれでいいの?

小樽寄航を要請していた米第7艦隊旗艦ブルーリッジだが、小樽港は寄航予定日に別の大型貨物船の入港予定があり、ブルーリッジが接岸出来るだけのスペースを確保出来ないという理由で、ブルーリッジの寄航を拒否する由の回答をしたと、少し前に新聞で読んだ。

一昨年だったか、我が高知の西南に位置する宿毛港にも、第7艦隊の駆逐艦が寄航した事があったし、ここ数年、軍港ではない民間港湾に、米海軍の艦船が寄航するケースが増えている。

表向きは、米艦船の民間港寄航は船員の休養と補給が主目的だ。

しかし、母港である横須賀や佐世保から半日~2日で着く位置にある民間港に、補給や休養目的で寄航する意味は無い。米艦船が日本の民間港湾に寄航する真の目的は、日米の軍事協定で極東有事となった際、日本の民間港湾を米軍の艦船が使用する事になっているので、その為に日本の各地に点在する、軍艦の使用可能な港湾についてのデータ収集をしているとも言われている。僕達の国土は、僕等の知らない内にアメリカ軍の軍事戦略に組み込まれているのだ。

日本とアメリカは、とても強固な軍事同盟を結んだ同盟国同士になっている。自民党と公明党が決めた(それを決めさせたのは選挙に行かなかった日本人達だ)それは、先の大戦以来ずっと守り続けてきた色んな事を、この数年で一気に破ったり無力化させたり形骸化させたりしてきた。
僕等の国は海外に軍隊を派遣したし、データの共有化が進んだ海上自衛隊と米海軍は、集団的自衛権行使と言われても仕方が無いくらいに、密接に行動を共にしている。

ミサイル防衛構想に関しても、三菱重工業や日本電気と言った日本を代表する軍需産業の高精度な工業製品は、弾道ミサイルの迎撃ミサイルを構成する主要な部品となっていて、日米共同開発のその高性能で高価なミサイル(1発10億円超なんだそうだ)は、日本でもアメリカでも配備される事になるんだろうけれど、もし仮にそうなった場合、三菱重工業や日本電気はこの国が長い事掲げ続けて来た、『武器輸出を禁ずる』と言う金言を、一気に破る事になるのではないのだろうか?

そのミサイル防衛構想にしたって、発射されたミサイルが大気圏に突入する前に迎撃する場合、現在の技術ではそのミサイルが日本を目指しているのか、アメリカ本土に向かっているのか、判別するのはほぼ不可能だ。そしてその場合、アメリカ向けて発射されたミサイルを海上自衛隊のイージス艦が日本海上空で迎撃したとして、それを「集団的自衛権の行使」だと言われても、日本政府は何も言い返す事は出来ない。

それ以前に、日本海上空を飛んでいくミサイルを、「あれはアメリカに向けて飛んでいくミサイルだから。」と言って、ただ黙って見過ごすと言うのは、純軍事的観点からはもちろん、人間としてそれをするのは道徳的にどうか?と言った思いが僕にはある。認めがたいとは言え、アメリカは日本の同盟国だ。そして、国交を開いてからこれまで、困った時には何度も助けてくれた友好国でもある。そのアメリカが攻撃されようとしていて、そしてそのアメリカを攻撃する、それを見逃せば友好国の市民が多数殺される事になるミサイルが自国の領空内を通過しようとしているその時、「それを迎撃するのは集団的自衛権の行使に抵触するから」と言って、ただ黙って見過ごすなんて事は、とてもじゃないが僕には出来ない。

アメリカの軍事構想に組み込まれてしまった日本だけど、アメリカがする侵略戦争以外には、協力せざるを得ないような状況になりつつある。ただそれをさせられる事になったにしろ、それが国益に叶うものとしなければいけないと、政治は素人の僕なんか考えてしまう。アメリカの利益を守る為に、日本はヘタをすれば自国を戦場にし兼ねないような不平等な軍事同盟を結んでいるのだ。だから当然、僕等はそのリスクに見合うだけのリターンをアメリカから提供してもらわないと割に合わない。
外交交渉と言うものは、お互いが腹の内を探りあいながら、自国の利益に最も叶う妥協点を探り合うのが基本形の筈だ。しかしこの国では、あのコイズミがブッシュの言う事には何だって「Yes, I will!!」ってやってくれたお陰で、たった8年間で絶望的なくらいに日本の東アジアでのプレゼンスが失墜した。北朝鮮非核化を巡る6者間協議だって、米中露韓と北朝鮮の5国間で勝手にどんどん話が進んでいて、拉致問題に拘り続けている内に、気が付けば日本は完全に蚊帳の外だ。上海協力機構からは声すら掛けてもらえないし、ASEANを始めとしたアジア全体での経済圏を作ろう。っていう東アジア経済圏構想だって、主導権は完全に中国に持っていかれてしまって、インドを巻き込んで中国のプレゼンスを下げようとした日本政府の思惑とは、全く違った方向にこの東アジア経済圏構想は向かいつつある。

アジアの中では日本の地位も影響力もドンドン低下しているんだから、アメリカべったりをやってる親米保守、と言うよりはアメリカに国を売った自民党のセンセイ方には、その、日本のアメリカに対する献身に見合うだけのものを、アメリカから引き出さなければいけないはずだ。

ところが現実はどうだ?

アメリカ政権の中枢部にいたはずの親日派はその席を親中派に譲り渡し、経済も軍事も政治も、今のアメリカでは日本を素通りする「ジャパン・パッシング」が常態化している有様だ。アメリカの利益に叶うように郵便貯金と簡易保険をアメリカ金融界に丸投げして、医療制度もアメリカ保険業界の言うとおりに改造して、国家の富を全てアメリカ多国籍企業とそれに癒着する政治家達の上納したのに、それに見合う見返りとして、僕等は全く何も得ていない。

もしかしたら、本来なら国民が享受するはずのアメリカからの見返りを、コイズミや竹中が全部自分のポケットに突っ込んでヤリ逃げしてしまったのかもしれないが、もう僕等にはその真相を知る手段は無い。

政府がその総力を駆使して、日本の国民の福祉と富と安全を、全てアメリカの利益の為に上納した日本だけど、それをした政治家を選んだのは、先の選挙('05にコイズミ自民党が大勝利した時の奴だ)で自民党・公明党に投票した全ての日本人と、選挙になんか行かなかった全ての日本人だ。つまり、選挙に行かなかった日本人と、自民党・公明党に投票した全ての人は、アメリカ多国籍企業の利益最大化の為に、自分達の全ての財産だけでなく、その命さえも、アメリカ多国籍企業の為に差し出す契約書にサインした事になる。

あのさぁ、

キミ達、本当にそれでいい訳?

  

 

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