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2008.03.23

子供達は悪くない

少し前にテレビで、犯罪に巻き込まれる子供達が増加している事に関してドキュメントみたいな事をやっていた。ネットの普及で、携帯を使ってネットにアクセスしてくる子供達が増えて、そうしてネットにアクセスしてくる子供達が、児童買春に巻き込まれたり、暴行を受けたり性犯罪被害者になるケースが増えている事に関して、保護者に警鐘を鳴らす目的もあって製作されたであろうその番組で、評論家やコメンテーター達が、様々なデータや統計を駆使しながら、今、子供達が置かれている現状について報告、検証し、それについての対策を論じ合っていた。

そこで報道されていた内容は、大体こんな感じだ。

現実社会で、子供達は『自分がイジメの対象にされる事の無いように』と、ものすごく周囲に気遣いながら暮らしていて、学校を介した友人関係の中では本心をさらしたり、生身でぶつかり合う事が出来ないでいて、そんな中で、匿名性の高いネットと言う世界で、ネットの匿名性の高さもあって、嘘や偽りの無い”生の自分”を晒す事が出来て、そうしてその中で”生の自分”を受け入れられた事に安心感を覚えてしまい、ネットの中で自分を受け入れてくれた相手に心を開いてしまう。そうしてネットで繋がった相手と現実世界で会って、それが悪意ある大人だった場合、ほぼ間違いなくその子供は性犯罪被害者となってしまう。

実際、それなりの数の女子中学生や小学生(!!)が、ネットで知り合った大人と実際に会って、そこで性犯罪被害者となったケースが報告されていて、報告された(つまり事件として発覚した)なんてのは全体の1割以下だろうから、実際には相当数の子供達が、いわゆる『出会い系サイト』を介して、性犯罪被害者となっているのだろうと言うのは、想像に難くない。

ネットを介して、子供達が犯罪に巻き込まれるケースが増えている事に対してその番組では、

「テクノロジーの進化で、ヴァーチャルな世界に没頭する子供達が増えて、リアルな世界で建設的な人間関係を築く経験が減って・・・」
とか言って、よーするに今時の子供達はヴァーチャルな世界で獲得した、(誤った)自己の万能感覚をそのまま現実社会で適用させようとするので、それが結果として、安易に自分の個人情報を見知らぬ他者に教えてしまったり、素性も判らない相手と二人きりで会ったりする原因・遠因になっていると結論付けていた。

 

この主張は、僕の視点からみると少しおかしい。

これを見ている限りでは、悪いのはネットの有害サイトにアクセスしてくる子供達で、ヴァーチャルな世界に没頭し過ぎて想像力が希薄になった子供達で、建設的な人間関係を築けなくなった子供達なのだ。

この論理は、「夜中に公園でレイプされるのは、そんな所を一人で夜中に歩く方が悪い」って言うレイプ犯と同じ論理なのだ。

そんな事は無い。悪いのは子供達を相手に犯罪を犯す大人達なのだ。レイプ魔と子供達の接点を作った守銭奴サイト運営者なのだ。誰かをイジメる事でしかストレス解消出来ないような社会を作った自由民主党なのだ。
ネットを介して犯罪に巻き込まれる子供達が増えていると言う現実に対して、その子供達を見て、そこに原因を求めるなんてのは、「木を見て森を見ず」を地で行くようなものだ。

子供達がネットに逃避するのは何故だ?

現実社会が欺瞞とストレスに満ちた世界だからだ。

そんな世界を作ったのは誰だ?

自由民主党の、政治家どもだ。

奴等を国会に送り込んだのは誰なんだ?

奴等に投票した国民と、選挙に行かなかった国民と、行かせられなかった僕達だ。

 

犯罪に巻き込まれる子供達。
でも、子供達はこれっぽっちも悪くなんか無い。

選挙権を持つ全ての日本国民が、その加害者でもあるんだ。
悪いのは全ての大人達なんだ。 

 

 

 

 

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