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2008.03.09

それは醜悪だ

少し前の話なんだけど、ちょっとした用事があって東京に行っていた。羽田空港から京成線に乗って、日本橋とか浅草とかその辺りを、晩冬の都会の景色を眺めながらゴトゴトと電車に揺られていた。

初めは車内が空いていたので、夜勤明けで疲れた身体をシートにもたれさせて休めていたんだけど、途中からそれなりに混んできたのでよろよろと歩いて来たじーちゃんに席を譲り、僕は荷物を網棚に載せ、ドア側に立ってぼんやりと車内を眺めていた。

最近は仕事と自宅の往復で、殆ど出歩かなくなった僕だけど、どこかに出掛ける機会があって公共交通機関を利用する時とか、街中を歩く時とか施設を利用する時とかに、そこにいる人々を観察するのは結構好きだ。そうやって色んな人を眺めながら、その土地に済む人の気質や文化、市民意識レベルなんかを観察したり、景気動向なんかについての(断片的ではあるけれど)情報を入手したりする。

京成線は都市部を走る電車なので、実に色んな人が利用している。しているんだけど、その時の利用者達のマナーは、決して良いとは、少なくとも僕には思えなかった。
高齢者、障害者、妊婦さんなんかを対象とした優先席は、もちろん京成線にだってあるんだけど、そこに相応しいとは決して言えない人が平然と優先席に座っている。目の前に80歳代と思しきおばあさんが立っていても、寝てるフリしてそのままそこに座り続ける。

僕は、殆ど全てにおいて地方よりも洗練されている都市部の方が、公共マナーはずっと良いんだと、市民意識は都市部の方が高いんだと思っていた。しかしながら、僕が京成電車に乗っていた約1時間で、高齢者に席を譲った人は僕しかいなかったし、それは高齢者福祉を生業とする僕を、少しだけ悲しくさせた。

『高齢者を敬う』

と言う、人としての基本とも言える概念を、一体いつからこの国は捨て去ってしまったのだろう?
いつからこの国は、"社会に出て活動をするのは健常で壮健な人"だけ。である事を前提として動くようになったのだろう?

「人としての基本的なマナー」の、都市部在住者の低さにも呆れさせられた僕だが、それよりも驚いたのが、途中から乗って来た若い子達の醜悪さだった。

浅草辺りからだったと思うが、そして丁度下校時刻と重なった事もあったんだと思うが、その辺りから乗客に学生や20代前半までの人達の姿が目立つようになってきた。

「東京の女子高生はスカート短いな~・・・。」

なんて思いながらそう言った人達をぼんやり眺めていたんだけど、その中の一部がとても醜悪だった。

殆どの女子学生は、車内では教科書を読んだりしておとなしく過ごしているんだけど、その途中から乗って来た3人組が、実に醜悪だった。
周りなんか無視しているとしか思えないくらいの大声でしゃべくっているんだけど、その内容が実にヒドい、聞くに堪えない、他人に聞かせる種類ではない類の話なのだ。
3人ともに、外見ははっきり言ってかなりカワイイ。その娘達の後から乗って来た顔はハンサムだけど育ちの悪さが滲み出てる20代前半と思しきにーちゃんが、いやらしい視線を注ぎ続けていたくらいにはカワイイ女の子達だった。僕も最初は、(男を性的に扇情させるタイプの子だな~・・・)って思ってたんだけど、その車内じゅうに聞こえてしまいそうなくらいの大声で離している内容が、あまりにも醜悪だったので一気に(なんじゃコイツらは?)って思った。

大声で会話してる内容が、自分達が寝た男の話だったのだ。

「・・・ってチョーヘンタイでさー、○○で×××なワケ。」

「えー!マジ?」

「マジマジ。「オレはヘンタイだよ」とか自分で言ってるんだけど、ホント凄かったんだから。」

何て感じで、そしてその彼女達が話してる寝た男ってのが、その子達の彼氏でも何でもなくてタダの友達、って言うか知り合い程度の男みたいなのだ。そーゆー話は他人に聞かれる可能性の無い場所で、こっそり内々で話して欲しいのだが、不特定多数に聞かれかねないオープンな場所で、大きな声でそーゆ話をしている若くてカワイイ女の子達って言うのは、とても醜悪で美意識に欠けるものだった。

もちろんそれはごく一部の特殊な集団で、決してそれが都市部の女子高生のスタンダードでは無い事くらいは、その子達以外の大多数の乗客としてその電車を利用していた女子高生達を見ていればわかるんだけど、その一部があまりにも目立ちすぎちゃうから、一部の偏狭でマインドレスな大人たちはきっと、「今時の女子高生はまったく・・・」なんて思っちゃうんだろうな。って思った。

「他人に不快感を与えない事」
「自分を見た他人が、不快にならない事」

が、人としての最低限の基準だと思っているmizzie & ななか姫だけど、そして、

「自分はやせ我慢をして、他人を快くさせる事」

を、粋な振る舞いだと、ダンディズムだと思い、そしてそれを自分に課しているmizzieにとって、その、「自分と自分の仲間達」だけの事しか考えてなくて、「自分以外は皆風景」として振舞う若い子達は、僕から見て、とてもとても醜悪なのでした。

子供は親の思い通りには育たない。親と同じに育つ。

って言う言葉があるくらいなので、僕はそうやって醜悪に振舞う女子高生達の、親の公共マナーのレベルが容易に想像出来ちゃったんだけど、ごく近いうちに子供を持つ事になるであろうmizzie & ななか姫だけど、そんな親にはなりたくないな、と、自分達の子供は振る舞いが粋でダンディーでエレガントな子供に育てたいな。何て事を思った晩冬の東京行なのでした。

 

 

  

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