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2008.04.08

スラム化する東京

東京だけが好景気で、その恩恵が地方に回ってくる前に、世界景気が後退局面に入ろうとしている昨今、「もう少しガマンすればこっちにも回ってくる」って思っていたのに、結局美味しいところは全部東京に持っていかれてしまって、その後始末は全部地方に押し付けられた。まるで90年のバブル崩壊の時みたいだ。

地域間経済格差はあの頃からは比較にもならないくらいに進んで、「東京はズルいよな~・・・。」とか思っていたんだけど、先週、高知新聞の記事で読んだんだけど、その東京だって結構大変らしい。

東京都内で、経済の二極分化が先鋭化しているらしいのだ。

お金持ちが住む地区と、低所得者が住む地区がはっきりと区分けされてしまって、サンフランシスコのリッチモンドとミッションよりも酷い差が出来て、って書いても日本人にはわかんないけど、よーするに富裕層が多く住む地区は街も清潔て整然としているんだけど、そうでない地区、特に日雇い労働者が多く住む地区は、住環境として以前の問題が出ていて、その地区で日々起きている事は、この国の格差社会の現状を端的に物語ってくれているらしい。
そう言った、日雇い労働者が多く住む地区では、ネットカフェ難民、ファーストフード難民になれる奴はまだマシな方で、福利厚生なんか何も無い職業に就く者の中で、職場を解雇された時点で所持金が無かった場合、失業がそのままホームレス化に直結してしまうのだ。

日雇い労働で日銭を稼ぐ。一日の終わりに得た賃金で、その日の食事と木賃宿の宿代を払うと何も残らない。そんな暮らしを一定期間続けていたら、ある日突然解雇や就労先の倒産等で稼ぎを失う。所持金が無いのでネットカフェにすら行けない彼等は、そのまま路上生活者となる。

ホームレスをサポートする公的システムが皆無なこの国では、一旦路上生活者へと転落した者が、そこから抜け出す事はとても難しい。『いつでも切り捨てられる使い勝手のいい労働力』だった彼等は、企業からさんざんこき使われて、いらなくなった時点で容赦なく切り捨てられて、そして路上生活者として『忘れられた存在』となる。

今、東京に住む学歴も知識も資格も持たない、いわゆる『非熟練労働者』とカテゴライズされるかなりの若年労働者が、解雇された次の日には路上生活者とならざるを得ないような状況に置かれているらしい。彼等が多く住む地区は、このまま何も公的な対策が施されなければ間違い無くスラム化してしまうだろう。スラム化した地区は治安が悪化して、それは東京と言う都市にとっての不安要因、危険因子となるだろうが、そんな社会を作った自由民主党は、この国の国民から選ばれた政党なのだ。

つまり、東京がスラム化する事を、多数派の日本人が望んでいると言う事なのだろう。
貧困層に対して無策の石原慎太郎を知事に選んだのは東京都民なんだから、都民は自分の街がスラム化する事を望んでいるのだろう。

どっちにしてもそれは東京都民の問題だから、地方出身者の僕にはどうでもいい事でもあるのだが。 

 

 

 

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