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2008.04.18

突発

少し前のエントリーで、身体機能がどんどん回復して、オムツが取れて自力歩行可能にまでなった利用者、@さん(仮称)の話を書いた。

自分が回復していると言う事実に、生活にも張りが出て、積極的にリハビリにも参加していくようになり、そして何より、表情に明るさが出て、精神面でのポジティブな変化がはっきりと見られるようになっていた。

そんな日が、この先も続いて、きっと、@さんはこの調子で、身体機能がどんどん回復して行って、そして在宅生活可能なまでになって、退院していく事が出来るかもしれないな、なんて思っていた今日の朝食後の出来事。

@さんが喀血した。

ナースから応援を求められて、ワーカーのサブリーダー担当だった僕が@さんの緊急検査搬送要員として担ぎ出されたんだけど、ストレッチャーに載せられている間もずっと、@さんは血の混じった吐物を吐き続けていて、意識はしっかりしているんだけど、その調子はすこぶる悪い。

僕の職場は中規模病院併設の医療介護施設なので、こういう突発事態への対応は迅速で、喀血が報告されてから10分もしないうちに、MRI室での画像診断が可能だ。その画像を見ながらX線技師さん、CRTモニターに写しだされる@さんの内臓断層映像(動画)を見ながら、

「・・・こりゃあ、介護病棟で診るレベルじゃないね。」

画像診断はシロウトなオイラには、サーパリわかんないんだけど、一般病棟から移動してきたばかりの担当ナーズさんには、ある程度は判るようで、

「これだと、やはり転棟でしょうか?」

何て言いながら、技師さんと話している。その後、ソコで撮られたX線写真と断層写真はすぐに担当医の所に回される事になり、僕等は一旦@さんを病室に連れ戻したのだが、担当医の所見でも、介護病棟で診るレベルではない。との診断を受け、一般病棟へと転棟する事になった。

 

 

僕等は、絶対に勝てない敵を相手に闘っている。
その闘いは、一時的に、戦術的に勝利を収める事もあるが、戦略的勝利を収める事は決してない。

そんな事実を再確認した、今日の出来事だった。

 

 

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