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2008.05.03

医療・福祉にG.W.なんかあるかよ!

世間はどうやら、G.W.に入っているらしい。
我が職場も、見舞いに訪れる家族さんが増えたし、元々が観光地でもある高知は、観光客が増える時期でもあるので、街には観光客が結構いる。
6月は時間雨量50mmクラスの雨が珍しくもないと言う殺人的梅雨を持ち、7~9月は余りの暑さ(と言うか熱さ)で、汗を拭うにはハンカチでは無くタオルが必要な、爆暑に見舞われる高知市では、4月末~5月上旬。って言うのは、一年で一番快適な時期でもある。

その快適な時期に連休がもらえるんだから、高知の皆さんも、アチコチに行楽だキャンプだレジャーだって、それはそれは楽しそうに楽しそうに休暇をエンジョイしていらっしゃる。

However,

オイラのoccupationは高齢者介護だ。
そして所属母体は、病床数3桁の総合病院だ。

世間が休みだって言っても、それは公務員の都合で動いている事であって、病人の病気が連休だから小康状態になる。なんて事はありえないし、加齢による身体機能低下で、他者からの介助無しには、生活が維持できなくなった高齢者達も、自力での食事・更衣・入浴・排泄が不可なのに、世間が連休だからと、突然自力で食事したりする。何て事は580%くらいの確率で起こらない。世間が休みでもバイタルチェック(体温、血圧、心拍数・呼吸数測定)はしなくちゃいけないし、世間が休みでも、自力での食事が不可能なんだから、こちらがご飯を食べさせてあげないと、あのじーちゃんばーちゃん達は飢え死にしちゃう。世間が休みだからって、寝たきりになったじーちゃんばーちゃん達をほったらかしにしていたら、G.W.が終わる頃には、じーちゃんばーちゃん達はウンコまみれになって軍の防疫部隊に出動依頼しなくちゃいけないくらいの、激しい異臭・刺激臭を放っている事だろう。

シスコで寿司職人をやっていた頃に、一か月で稼いだチップの総額よりも安い介護職の給料だが、そんな劣悪待遇にもめげずに、僕等はこの連休中もずっと、じーちゃんばーちゃん達の介護を献身的に続ける。
そりゃあもちろん、僕等だって人並みに連休を取りたい。新緑の中を、恋人と(僕の場合は妻と)手を繋いで語り合いながら歩きたい。サーフィンやってる奴なら、心地よい海風に吹かれながら、いい波の立つビーチで波に乗ってチューブをキメたりしていたい。って思うだろうし、バイク好きは春風の中を、バイクに乗って駆け抜けたいだろう。旅行好きは海外の観光地で、異国情緒に触れていたいだろう。

だけど、僕等があの過酷な現場から逃げ出したら、

あのじーちゃんばーちゃん達は一体どうなるんだい?

家族でさえ面倒が見切れなくなって、仕方なく施設に預けているくらいなのに、一体誰が彼等の人間らしく生きる権利を守るんだい?

自分の目の前に、苦しんでいる人がいる。
誰かの助けを必要としている人達がいる。
でもそれは決してお金にはならないから、拝金至上のこの国では、誰もそれをやりたがらない。
しかし、あの人達の苦しみを緩和出来る技術を、僕達、介護職者は持っている。

じゃあ、僕等がやるしかないじゃないか。

連休?

苦しんでいる人達が目の前にいるのに、
その人達を放っといて、遊びになんか行けるかよ。

 

 

なあ、舛添さんよお?
最前線の俺達は、寿司職人が受け取るチップよりも安い賃金で、
長時間の過重労働も厭わずこんなにも献身的に、あんた達厚生労働省の無策・失策・怠業の尻拭いしてるんだぜ。
そろそろいい加減に、俺達介護職者の賃金を引き上げる法を施行するとか、待遇改善に本腰入れちゃあくんないかな?

誰もやりたがる人がいない仕事の報酬が、時給換算したら生活保護以下ってのは、どう考えても間違ってるだろう?

なぁ、枡添さんよぉ?
介護福祉士国家資格を持つオイラの、介護職員としての年収は、
厚生労働大臣であるアンタの、ボーナス1回分よりも安いんだぜ。

 

 

 

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