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2008.05.20

なぜこの時期に?

『新学習指導要領解説書、「竹島は固有の領土」明記。韓国、是正を要求。』

昨日付け高知新聞夕刊の一面は、この記事がトップに来ていた。

日本は国境を接する隣国と、領土問題でモメている所が3か所あってそれは、

ロシアに不法占拠された北方領土

韓国と領有を主張しあう竹島(韓国名:独島)

中国と国境線引きで対立している尖閣諸島

の3つだ。尖閣諸島はその地下から資源が出たから、中国がワガママ言って横取りしようとしているんだからこれは問題外として、北方領土と竹島は、自民党が戦後処理をキチンとやっていたら、問題はこんなにも複雑化する事なんか無かったはずなのに、責任を追及される事が大嫌いで先送りが大好きな自民党の怠業もあって、北方領土も竹島も、ロシアと韓国に実効支配されている体たらくだ。

どんなにこちらが論理的に、理にかなった主張を述べて、その土地が日本の領土である事を主張した所で、国際政治って奴はもっとドロドロしてるから、それは醜悪で汚らしくもあるのだが、「実力で支配しちまえばこっちのモンよ!」って横取りされちゃうのは、人類の歴史が物語っている。現実的に実行支配されてしまった竹島と北方領土を正当に、平和的に取り返そうと思ったら、それはそれなりに労力と予算と時間を掛けて、じっくりと長期的戦略で国際社会に訴えながら、それが日本のものである事を世界中に判る形で、世界中に判るやり方で、世界中に判る言葉で証明させなければならないのだ。しかし、「そんなしち面倒くさい事、俺の任期中になんかやってられっかよ!」って自民党の歴代総理が先送りを続けてくれたお陰で、北方領土問題は一向に解決しないし、竹島問題はこんなにもこじれてしまったのだ。

THE CONSTITUTION OF JAPAN
CHAPTER 2. RENUNCIATION WAR
Article 9   Aspiring sincerely to an international peace based pn justice and order, the Japanese people forever renunciation war as a sovereign right of the nation and the threat or use of force as means of settling international disputes.

      in order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained. The right of belligerency of the state will not be recognized.

日本国憲法
第二章 戦争の放棄
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 

僕等は、この世界に誇る平和憲法があるから、武力を使っての領土問題解決は、外交オプションとしては存在しない。日本は外交問題の交渉・解決を、平和的手段以外のやり方を使ってはしないのだ。

平和的に領土問題を解決する為に、最低必要条件なのは、相手国と仲良くなる事だと僕は考える。いがみ合い、憎み合う国同士が領土問題で妥協点を探ったり紳士的に譲歩したりなんて事は、元首が強力な権限を持った独裁国家以外ではあり得ない。憎み合っている国に譲歩したりなんかすれば、民主共和制体の国なら、そんな事をしたら有権者によって、次の選挙で政治家生命に終止符を打たれてしまうからだ。日本と韓国は、親日よりは新北朝鮮だった盧武紘(ノ・ムヒョン)大統領の頃は、日本との関係改善にそれほど熱心では無かったし、中・朝・韓に対して挑発的な政治パフォーマンスを繰り広げて日本と東アジア諸国との関係をdiabolical(意味は辞書を引いてね。英英辞典だとなお良し♪)に悪化させたコイズミ大将軍様のお陰で、韓日の政治的新密度は「温度がケルビンでもゼロ。」って位に冷え込んでた。

アメリカ共和党の太鼓持ちだったコイズミ大将軍様が任期切れで退任して、そして韓国も「日米との関係を重視する」って言ってた李明博(イ・ミョンバク)新大統領の方針もあって、コイズミ大将軍様がゼロケルビンまで冷却していった韓国との関係も、少しは改善されるかな?なんて僕は個人的に期待してもいた。30年タームで考えた場合、韓国と緊密な友好関係を築く事は、日本の国益にも適っているからだ。
その、期待の李大統領は4月に日本を訪問してくれて、「日韓新時代」なんて謳ってくれたのに、その、これから良好な関係を築いて様々な問題を少しずつ確実に解決していかなくてはいけないこの時期に、それをすれば韓国の反日感情が激発するのはみえみえなのに、『竹島は日本の固有領土です』なんて韓国側との事前協議も何も無しに記載させた。

当然、韓国国内はいきなりのこれに、静まりかけていた反日感情を一気に燃え上がらせている。せっかく、雪解けの兆しが見えていた韓日なのに、これで一気に振り出しどころかマイナスへの後退だ。

勘違いしてもらては困るが、僕だって竹島は日本固有の領土だと思っている。しかし現実に竹島は韓国に実効支配されていて、そして韓国人は皆、独島(竹島)は韓国の領土だと、学校で習うのだ。そうやって韓国政府によって全ての韓国国民に刷り込まれた、「独島は韓国の領土」と言う思い込みを、僕等は誠実に、切実に説得しなければならなかったのだ。世界で5本の指に入るくらいの強力な軍隊を持っている日本だけれど、それを日本国憲法で『防衛以外には絶対に使わない』と言って、そして実際にそうしてきたから、何とかとりあえず周辺諸国から受け入れられているのだ。バカチンの低能ネット右翼みたいに、護衛艦隊を派遣して竹島を奪い返す。何て事は絶対に出来ないんだから、韓国と仲良くして、周辺諸国も巻き込んで、国際司法裁判所まで双方の合意を得た上で持ち込んで、そうして国際的に「竹島は日本の領土」って認めさせなければならなかった筈なのだ。

しかしながら、

文部科学省と自由民主党は、親日の旗を掲げてやってきた李大統領をだまし討ちするようなマネをして、突然、「竹島は日本の領土です」なんて言い出して、そうして韓国の親日ムードを台無しにさせたのだ。アタマが悪いったらありゃあしないし、外交センスが余りにも無さ過ぎる。

現実に竹島を韓国が実効支配している以上、それを放棄させるにはそれに見合うだけの見返りを用意しないといけないのだ。それは悲しい現実だが、いくらこちらが正論を唱えた所で、そんなもの彼等に受け入れられるはずが無いのだ。もし仮にそれを受け入れたとしたら、それで彼等の韓国での政治生命が終わってしまうのだから。

だから、韓国国民と韓国政治家、日本国民と日本政治家が、妥協出来るギリギリの線を探りつつ、少しでも日本の国益につながる妥協点を目指して地道で粘り強い交渉を続けなければいけない筈なのだ。

そんな事は全てうっちゃって、李大統領が「お互い仲良くしましょう(^^)」って言ってきたばかりのこのタイミングでそれをしたと言う事は恐らく、この国の中枢部には、韓国と日本が親密になる事を心の底から嫌悪している勢力が一定数存在する。と言う事なのだろう。僕は韓国と日本が仲良くなる事は日本の国益に適っていると思うのだが、韓国と日本が仲良くなる事で不利益を被る者達が一定数、この国の中枢部には存在している事が、今回の新聞記事から推察出来た。

日本が韓国と仲良くなると困る、この国の中枢部にいる連中。

一体だれなんだ???

 

 

 

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http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1211164129/ [続きを読む]

受信: 2008.05.21 14:33

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