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2008.06.12

秋葉原連続通り魔事件

去記事に書いた『ウェディング・フォトコンテスト』、今、皆さんの応援の甲斐あって、現在は5位争いを展開中。
って事で、
ココに行って、オイラの写真へさらに投票して欲しい。
 

セコいのかもしれないけれど、

お願いしま~すm(__)m

んじゃ、こっからが今日のエントリーでっす!

 

 

 

この事件に関しては、物凄く沢山の人が既に語っているし、僕なんかがあえて語る理由も意味も必要も無いな。って思っていたんだけれど、政治・社会・経済について書きまくってるオイラがこれについて書かないのも何だかなぁ・・・って思ったので、ちょっとだけ書いてみる。

まず最初に、事件で命を落とされた方のご冥福と、負傷された方の1日も早い回復をお祈り致しします。

 

事件があった日は、僕は姫の簿記試験受験日だったので、姫の送迎係として受験場に行っていたので、事件の事を知ったのは当日夜だった。買い物帰りに寄った実家で、TVニュースで事件の事を知り、犯人が若い派遣社員で、無差別殺人だ。って時点で僕は、その人生のどこかで深い挫折感を味わった人による、自暴自棄になった犯行だろう。って思った。それは姫も同意見だったようで、恐らく社会に対する不満と怒りから凶行に及んだであろう犯人に、「襲う場所が違うよ!」って二人でTVにツッコミを入れていた。

派遣社員として、「いつでも好きな時に切り捨てられる、低賃金使い捨て労力」とされる事で、将来に不安を感じたり現状に憤りを感じたりしていたんだろうけれど、そんな社会を作ったのはグローバリズムとネオリベラリズム、そしてそれらを推し進める自由民主党と日本経団連なのだ。社会に怒りを感じていたのなら、それを爆発する為にトラックで突っ込むのは秋葉原では無意味で、赤坂のアメリカ大使館か、千代田区永田町1番7号(国会議事堂)か、11番23号(自由民主党党本部)か、大手町1丁目9番4号(日本経団連)にするべきだったのだ。

今回の事件は、アメリカが、自民党が、経団連が推し進める政策の結果だ。労働者を「モノ」として扱い、企業利益最大化の為なら、労働者の人生がどうなろうが関係無い。と言うシステムを法的に正当化させた結果、企業は労働者の事を考慮しないでもよくなった。社員の福利・厚生なんか考慮する必要はどこにも無くて、ただ低賃金で長時間・重労働にこき使って、そうやって稼いだ利益は全て役員だけで分け合い、利益が低下したら役員報酬はそのままで、まず最初に雇用者のクビを切る。そんなシステムで働く労働者たちに、未来への展望とか、将来設計なんか立てようがない。いつ解雇されるか、不安に怯えながら、無理難題を押し付けてくる管理職の言い分に盲従するしか生き残る道は無いのだ。一旦、そんな「使い捨て労働者」に転落してしまうと、今の日本の雇用システム・社会システムでは這い上がるには、物凄い幸運と労力を必要とする。その現実に気付き、絶望と深い挫折感を味わった犯人が、自暴自棄になって凶行に及んだであろう事は、短大中退の僕ですら、容易く想像出来た。

事件後の報道で、犯人は小・中学校ではトップ近い成績を修めた優等生で、しかし進学校に進んだ高校以後、少しずつその人生が思い通りに行かなくなっていった。的な事を語っていた。そうして、周囲が大学進学していく中でこの犯人は好きな自動車関連の技術が学べる短大に進み、そして派遣社員として自動車関連の仕事に就いていたらしい。

好きな事を仕事にした筈なのに、その雇用形態が「派遣社員」と言う名の使い捨て労働者だったが為に、来月の事さえわからない不安定な状況で、解雇に怯えながら、と言うストレス下での暮らしを余儀なくなれて、そして、派遣先企業から「7月上旬で解雇」と通知され、今回の犯行に及んだらしい。

ネットでは、彼の事を「現状に不満を抱きながら、現状を打破する努力も何もしていない」とか非難されてる書き込みとかもあるけれど、小・中学校と優等生として過ごし、県内一の進学校で学んできた犯人には、「大学入試センター試験で高得点を取る為」以外には何も学ぶ事が無かった、つまり、「生きていく知識とスキル」を何も学ばないままで、歳を取り成人したのだと思う。今の日本の、「雇用主にとって都合のいい賃労働者」を大量生産する教育システムで育ち、「労働者は使い捨て」な雇用環境で暮らしていたあの犯人は、この国の社会や制度やシステムの被害者でもあるのだ。

自由民主党がアメリカと経団連の指示に従って労働法改正をしなければ、労働者が未来に不安を感じながら、解雇に怯えながら劣悪環境で使い捨てられる状況は生まれなかったから、自動車関連企業で働いていた犯人が社会に不満や憤りを感じる事は無かっただろう。

自由民主党が、この国の教育システムを「センター試験で高得点を取る」と言う事に特化したシステムにしなければ、犯人は多様な生き方を知る機会を得ただろうし、幸福の形は個人の数だけある。と言うシンプルな現実にも気付けただろう。金が無くても幸せにはなれるし、彼女がいなくても楽しく生きていく事は出来るのだ。

 

自由民主党が政権の座にいる限り、労働者の環境が改善される事が無いどころか、大企業の収益と役員報酬だけが増え続けて、僕達の様な中・低所得層の暮らしは悪くなる一方で、そして未来に絶望した若い連中の同様の犯罪が、恐らく今度も置き続ける事だろう。

しかしそれは、自由民主党と公明党に投票した全ての有権者と、選挙に行かなかった全ての有権者が望んだ社会でもある。2005年の衆議院選挙で自由民主党に信託を与えてしまったから、今僕等が実体験している格差社会が生まれたのだ。貧富の格差が広がって、労働者の権利は奪い取られたのだ。

 

ここで僕が何を言ったって、選挙に行かない人は相変わらず行かないし、自由民主党と公明党に投票した人達は相変わらず、自由民主党と公明党に投票し続ける。そうして、この国はどんどん危険で不安定な国になっていく。

でも、それは全ての有権者がそうしたからそうなるのだ。
全ての責任は、有権者である日本国民にある。

 

 

 

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