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2008.07.15

Emergency

その日遅出出勤だった僕が、遅出業務である経管栄養患者の口腔ケアをしてた時、その日が夜勤だったθさんがやや衰弱した顔つきで出勤してきた。

「どしたの?元気ないやん?飲み過ぎ?」

「もうmizzieちっが~う!!熱あるの。7度5分。」

「え?夜勤大丈夫なの?」

「出てきてるんだからやるわよ。」

「無理しないで下さいね。」

そんなやりとりがあって、夜勤者が申し送りをしている間に、この日は日勤業務は全体がかなり上手く行って時間的余裕があったので、夜勤業務も少し仕上げておいた。

夕食の食事介助も終わり、夜勤者が食事休憩に入ると、遅出ナースと遅出ワーカーが夜のオムツ交換に入る。今日は遅出ナースが病棟師長だったので、看護・介護技術に関しては全職員中最高のものを持っている師長とだから、業務の進み方が早い早い。

んで、食事休憩を終えた夜勤者とバトンタッチする頃には、通常の3割増し。って位まで終えていた。夜勤者が来た時点で遅出は終業となるので、師長は「じゃお先に」と言って帰って行った。

食事休憩を終えて上がってきたθさん、相変わらず元気が無い。僕は個人的にもθさんには恩義があるので、ちょっとサービス残業をして行く事にして、20分ほど夜勤業務を手伝った。そして業務に一段落着いた所で挨拶をして病室を出て更衣室に向かい、その途中で見舞いに来ていた別の患者さんのご家族につかまって、色々と話を伺いそれについての助言を与えたりしていて、ご家族さんとの話をまとめて病室を出た所で、θさんと一緒に夜勤となっていた、§さんがドタバタと階段を駆け下りてきた。

「どしたの?」

「あ、mizzieさん、@さんが呼吸停止で救急カートを取りに来たんです!!」

その言葉を聞いた僕は反射的に救急カートに向い、§さんと二人でカートを押し、エレベーターが自分達のいるフロアからかなり離れたフロアにあるのを確認した僕は、カートを抱えて階段を駆け上がった。

@さんの病室に飛び込むと、この日夜勤ナースだったベテランナースさんが、呼吸の止まった@さんにBLS(一次救命処置)を施し、発見された時は呼吸停止直後だったようで、すぐに呼吸を再開させていた。
@さんは何かのショックで呼吸停止を起こしてしまったらしく、顔面には脂汗がべったりと浮いている。呼吸は再開したが意識はまだ朦朧としていて、僕はナースの支持でパルスオキシメーター(経皮的動脈血酸素飽和度測定器)を用意したりして、@さんが少し落ち着いた所で家路に着いた。

実務32ヶ月で、一度も容態急変に当たった事のない僕だけど、@さんは容態急変に片足突っ込んでたから、容態急変のいい訓練にはなった。@さんが何故・何が原因で呼吸停止を起こしたのか、さっぱりわからないんだけれど、物凄く緩やかにADLを低下させている以外には何もおかしい所の無い方なので、数日間経過観察が続いて、また元気になっていつもの日常に戻るんだと思う。

サービス残業でちょっとだけくたびれたけれど、いい経験を積む事が出来た。急変を上手くさばいて乗り切ったので、ノー天気な僕は、これで僕の実務能力が、1ノッチくらいは上がったと勝手に思う事にした。

 

 

 

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