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2008.10.15

Blog Action Day 2008

”Blog Action Day 2008”に、オイラも参加してみる事にした。今年のテーマは『貧困』。貧困をテーマにブログを書いて、この問題について、世界中の皆で考えよう。っていう主旨のイベントだ。政府に支配されてしまったマスメディアなんかとっとと見放して、一人一人がこの世界が抱える問題について考えてみようよ。って感じのものだと思ってくれたらいい。

そもそも、貧困とは一体何だろう?収入や資産が少なくて貧しい事?でも僕の学生時代の同級生にお父さんが社長。って奴がいて、そいつは裕福な暮らしをしていたけど「発想が貧困」とか「思想が貧困」とか言われたぞ。

じゃあ、貧困の定義っていったい何だ?

 

【貧困】 ①貧しくて生活に困っている事。
      ②大切なものが欠けている事。

(第六版 岩波国語辞典)

 

 

辞典では、貧困の意味はこう書かれていた。貧困は英語ではPovertyで、オックスフォード英英辞典には「Poverty:the state of being poor 」となっている。よーするに、生きて行く上で大切な何かが欠けている状態。って事らしい。貧困問題は南北問題とかも言われていて、裕福な北半球の先進国と、貧しい南半球の貧困国の事が取り上げられる。世帯収入が約22000ドルの僕は日本では貧困家庭すれすれだけど、1日1ドル以下で暮らす人が国民の8割を超える赤道以南アフリカに行けば、僕はたちまち大金持ちだ。

アジアやアフリカの途上国や資源国からの富を簒奪・搾取する事で、生きていくために必要な物は全て、徒歩10分以内で手に入る都市に住む僕等だけど、ジェット機で10時間も飛べばそこには、100円とか200円で買える医薬品や食糧が無い為に命を落としている子供達が沢山いる。この地球では、5秒に一人の割合で、貧困が理由で命を落としている人がいるんだ。
それは悲しい事だ。ただでさえ、子供が死ぬのはとても悲しい事だ。
日本やアメリカでは、少ない子供に物凄いコストを掛けて、大事に大事に育てるんだけど、赤道以南アフリカでは、沢山生まれた子供達が経度の医療処置で治癒可能な病気や栄養失調なんかで次々と死んでいる。体力が弱く免疫力も抵抗力も弱い乳幼児は、下痢でだって命を落とす。

人は、自分が生まれる場所や環境を選べない。裕福な国の中流家庭に生まれた僕は、経済的にはそこそこの環境で、つましいけれども幸せな暮らしを送っている。でももしかしたら、貧困国でエイズキャリアの親から生まれて、その口にも心にも、一度として暖かいものを得る事無く12歳かそこらでエイズで命を落としていたかもしれない。貧乏なのは貧乏から抜けだせない自分に非があるっていう、新自由主義者が唱える自己責任論は、持ち過ぎている自分の富を分け与えるのがイヤでイヤでたまらない、ケチな超金持ち達の詭弁でしかない。

ってトコまで書いて僕は考えた。1日1ドル以下で暮らす赤道以南アフリカの人達は確かに貧困だけれど、そういった人達から簒奪・搾取する事で巨億の富を得ているSuper-Ultra Rich People are poverty eitherだって。

年収22000ドルの僕でさえ、『国境なき医師団』が送って来るリポートを読めば心が動く。貧困で苦しむ人たちに何か出来る事をしてあげたい。って思う。赤道以南アフリカの富を簒奪し、戦争の火種に油を注ぐナイルパーチ(アフリカ原産の白身魚。美味しい)が原料かもしれない、フィッシュバーガーやフィレオフィッシュは口にしない。アフリカで取れた希少金属を使う携帯電話は、新機種が出たからって気軽に買い替えたりなんか絶対にしない。

だけど、超金持ちの皆さんはそうじゃあない。

アフリカで取れる希少金属をアフリカから安値で買って、先進国で高値で売る。時給数¢なんて低額で貧困国の労働者をこき使い、彼等が毎日数100個は作る製品を、日本やアメリカやヨーロッパで一つ25ドル、3000円、20ユーロで売りさばく。そうして出た利益は全て自分のポケットへ。貧困で苦しむ人達を「貧困から抜け出そうとしない自堕落な人民」と言って見下して、スタートラインが違う不公平には決して触れない。貧困国から簒奪して、搾取して得た富は、自分達だけで独占して、自分が欲しいものだけを買っていく。ブランド品、宝石・貴金属、プール付き豪邸、リムジン、クルーザー、自家用ジェット。

でも、お金で買えるものは全て持っている彼等も、「やっぱり貧困層だ。

【貧困】 ①貧しくて生活に困っている事。
      ②何か大切なものが欠けている事。

総資産10億ドル以上。お金で買える物は何だって持っている彼等には、人間として大切なものが決定的に欠損している。

思いやり。(Compassion)

共感。   (Sympathy)

想像力。 (Imagination)

そう言ったものが欠けている彼等も、やっぱり貧困だと言わざるを得ない。

目の前に苦しんでいる人がいたら、手を出さずにはいられない。それが人間というものだろう。自分がしている事で困っていたり迷惑している人がいたら、それを止めるのが人と言うものだろう。困窮して救いの手を求めている人に、「自己責任だ。自分で何とかしな!」と言ってその手を蹴飛ばし、自分の建てた工場が原因で困っている人や、自分が売った製品で困っている人がいても、可能な限りその責任から逃れようとする超金持ちの皆さんもやはり、『人間性の貧困層』に属している。

1日1ドル以下で暮らす人達は、本当にかわいそうだと思うし何とかしてあげたいと思う。

『人間性の貧困層』に属しているビリオネア達も、本当に可哀相だと思うけど、何とかしてあげたいとは思わない。

貧困は決して貧しい南の国々だけの問題じゃあない。富める北の国には、心の貧しい人が沢山あふれている。

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