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2008年10月

2008.10.31

緩やかな死

「きゃあっ!!」

定時のオムツ交換。・・・さんのオムツ交換をしようとフトンをはぐった同僚が小さな悲鳴を上げた。

「どうしたの?・・・・うわっ!!」

ヒドイ便汚染か何かだろうと思って、手袋をはめながら・・・さんのベッド端に立った僕も、その状況を見て絶句した。

 

・・・さんの左足、その、普段は包帯にくるまれていて見えない左足の、足先の包帯がズレて露出している。その足は既に完全に壊死していて、まるで炭のようにまっ黒に変色していた。

申し送りでナースから、「・・・さんの左足はくるぶしの所から先は壊死していますので、いつポロリと脱落するか判らないので気を付けて下さい。」とは言われてはいたが、その壊死した足が露出しているのを間近で見て、同僚は驚いて叫び声をあげたのだった。

 

 

・・・さんの左足はもう、切断する以外に治療の方法は無くなっていて、その事は主治医から家族に伝えられてはいる。ただ、家族が切断手術に同意してくれないらしく、そうなるとこちらとしては出来る事が何も無いので、それで一般病棟から介護病棟に転棟となったのだった。

脳梗塞による下半身不随から始まって、複数の病気が重なり、そしてそれが進行し、寝たきりの準植物状態となってしまった・・・さん。医療、NST、看護、介護、多職種協同のケアにより生命は維持されているが、その残った機能は少しずつ、緩やかに失われ続けていて、そして今、足先から始まった壊死が、少しづつその版図を拡大している途上なのだそうだ。

壊死を防ぐ方法はあるが、既に起こってしまった壊死を回復させたり止めたりする方法も薬品も、まだこの世界には存在しない。一旦壊死がおこってしまったら、もうその部分を切除する以外に方法は無いのだ。壊死した部分を放置すれば、壊死はどんどん進行を続けるので、足先だけで済んだ切除部分は、膝下になり、やがて下腿全てになる。それだけでなく、壊死部分から出る毒素が体に悪影響を及ぼすので、一旦壊死が生じたら、速やかにその部分を切除しなければならないのだが、その事は、主治医もご家族に説明はしている。しかし・・・さんのご家族は、壊死部分切断手術に同意して下さらないのだ。

入院患者の中でもトップ5に入る。ってくらいに頻繁にお見舞いに来る・・・さんのご家族だが、その様子を見ている限りでは、・・・さんはご家族から深く愛されている。しかし、壊死した左足の切除には同意して下さらない。ナースの話では最初はつま先部分だった壊死はその版図を広げ、今ではくるぶしの部分まで壊死が広がっているとの事だった。

 

この国の医療は、人を簡単には死なせない社会を作り上げた。そこでは、人は生きたまま、自分の体組織が先端から死んで行くのを目視する事が出来る。先端で始まった体組織の死は、心臓が停止するその時まで、気が遠くなるような時間を掛けて、体中に広がっていく。

 

 

 

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2008.10.30

技術革新

先週、オムツの効果的な使用法についての講習会があり、その講習会に自費で参加し、紙オムツの製造メーカー技術者からの指導を受けた職員が、職場会議でそれについて発表していた。

オムツ交換のタイミングについてなのだが、それがベストなのは『適時交換』なのは全員の一致した意見だ。しかし、四肢麻痺や認知症が進行して意思表示能力を喪失した高齢者から、その『適時』を知るのは50人を15人、夜勤時など3人で看る現状ではほぼ不可能だ。それ故に、オムツ交換は定時に一斉に。となっているのは、日本中の殆ど全ての高齢者施設で同じだと思う。

その、定時に行われれるオムツ交換。一日の交換回数が多ければ多いほど、「きめ細やかな介護が施されるいい施設」とされてきた。しかし夜勤時など、熟睡中の高齢者を起こしてオムツ交換するのには、抵抗があったのも事実だ。「ただ沢山換えりゃいいってもんじゃない。」ってのは病棟師長を始め、全職員の共通意見でもあったので、排泄量・回数・時間を詳細にモニターして、「・・・さんと・・・さんは23時のオムツ交換はしなくてもいいから。」なんて感じで、その人に応じて、交換回数を減らして対処していた。

で、講習会から帰って来た職員の提案。

新製品の、ドライメッシュ使用で肌ざわりが現在使用している物よりも格段に良くなり、新開発の高分子ポリマー使用で吸収量も大幅アップし、さらに、吸収量がある一定量を超えると「お知らせマーク」がカバー外側に浮かび上がるオムツカバーを使用すれば、夜間のオムツ交換回数を減らせるのでは無いか?との提案だった。

この新開発成人用オムツカバー、そのコストが現行のものよりも2倍近いのだが、尿を吸収した状態での装着感が超・不快故に交換回数を減らせる事が出来ない現行製品とは異なり、ドライメッシュ使用で吸収量が限界近くになっても、装着感は現行製品よりもかなり快適なので(職員が実装テスト済み)、「上手く使えば総使用数を減らせるので」と言う事で、こちらの使用に変えられないか、師長会で病棟長が提案する事になった。

まだ高価だとは言え、自動体位変換ベッドは既に商品化されている。

オムツはその構造上、自動交換機能の実用化にはまだあと数十年は掛かるだろうが、それまでの代替として、連続装用での不快感を軽減した製品はどんどん開発され続けるだろう。そうなると、今の「オムツ交換回数が多いのはいい施設」と言う社会全体のコンセンサスは、「オムツ交換回数が多いのは、安いオムツを使っているケチな施設」と言う新しいコンセンサスが出来上がるだろう。

テクノロジーとメソッドは、常にインプルーヴし続けている。それを追い続ける事は、利用者満足と雇用者満足の両方を満たす。

そんな事を思った、今日の職場会議だった。

 

 

 

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2008.10.29

文句があるなら出世しろ

また夜勤。

 

準夜帯の休憩時間中、ナースさんはバイタルとサクションで出てたのでワーカーだけが休憩してて、転職が決まった僕は相方のワーカーさんから色んな事を聞かれていた。

「ふーん、そうなんだ。」

「ところでさ。・・・さんの方はどうなの?いい話があったら移りたい。って言ってたじゃん。」

「うん。まだ誰にも言っちゃダメよ。mizzieくんだから話すけどさ、・・・の主任待遇で採用決まったの。アタシも近いうちに退職願い出すつもりよ。」

「そうなんだ!おめでとう。主任だったら待遇も今よりはイイんだよね?」

「もちろんよ。今の段階で決まってるのはね・・・」

 

 

今の職場では僕ともワリと仲のいい方だったこの方は、介護事業で全国展開する企業の居宅部門で、50人くらいのヘルパーの上に立つ、主任クラスでの転職が決まったらしい。
「アタシも一人で生きて行く覚悟は決めたから。」と言うバツイチの彼女は、この低賃金業界である介護業界にあって、主任クラスに出世する事で、同世代サラリーマン並みの収入を得る事になった。「現場が好きだし、現場がやりたい。」と言っていたが、現場で一ワーカーでいる限り、貧困線すれすれの収入しか得られない介護業界なので、彼女は収入を上げて高待遇を勝ち取る為に、業界を去るのではなく出世する道を選んだ。

年上のヘルパーが殆どの事業省で、介護福祉士として職員に技術指導もしながらエリア統括責任者としてやっていくのは、それはそれは責任も重いだろうし、しんどい・キツい・辛い事も沢山ある事だろう。背負う業務と課せられる責任は、年収400万弱の報酬には決して相応しくないものになるであろう事は、容易に推測出来る。

しかし、「こんな給料でやっていけるかよ!」って退場して行った者達と異なり、この業界で世間並みの収入を得る為に、重責と引き換えに出世する道を選んだ彼女の前途に、ただ祝福があらん事を願うmizzieなのでした。

 

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2008.10.28

超弩級無駄遣い

人間がする無駄遣いの中でも最強で最狂で最凶のものは、

誰が何と言っても、『破壊兵器の為に使う国家予算』なのは誰も疑う事はないだろうが、地上最大で最凶の無駄遣い集団、アメリカ軍は非破壊兵器にも、とんでもない予算を使ったり要求したりしている。

非破壊兵器にも色々あって、その中でも、「それは兵器なのか?」って耳を疑ってしまうものが、「非殺傷型化学兵器」と呼ばれる兵器だ。アメリカ軍が本気で研究をしていたらしい、この「非殺傷型化学兵器」、その発想や構想などが、もう冗談としか思えない戦略構想に基づいて研究されているのだ。その中でも最も有名で最もバカバカしいのは、それを本気で研究していた米空軍を、あのイグ・ノーベル平和賞受賞に導いた、その名も

『ゲイ爆弾』

だ。

これは、敵部隊に強力な催淫剤を投下し、敵部隊兵士に同性愛行動を惹起させ、部隊を混乱に陥れる。と言う爆弾である。この爆弾を開発する為に、米空軍は本気でそれに使える催淫剤を開発しようとしていたのだ。
米空軍はそれを6年間もの長きに渡って研究し続け、空軍研究所はこの研究に750万ドル(約7億円)もの予算を要求していたのだそうだ。

ゲイ爆弾開発計画は6年間の研究の末に、「そんな催淫作用を持つ化学物質は無い。」と言う結果を導き出した後に計画放棄されたのだが、アメリカ軍はこのゲイ爆弾の他にも幾つか、随分とバカバカしい兵器の開発に時間と労力と予算を割いている。

その詳細は、今回の記事の出典でもあるサイトで読めるので、興味があるなら一度覗いて見て欲しい。アメリカ軍と言うおバカな無駄遣い集団のバカさ加減が、それらの記事を読んでいるととても良く判る。その事実を知れば、連邦政府に税金を払うのがイヤになった僕の気持が、皆にも多少は想像しやすくなると思う。

 

 

 

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2008.10.27

そんなの当たり前じゃないか。

ネットのニュースをだらだらと読んでいたら、大人と子供の時間間隔の違いについて取り上げているものがあった。

大人になると時間が短く・早く感じる。と言うのはなぜなのか?って感じで、ニュースではそれについて深く考察・検証するブログがあったり、それについて書かれた本が結構売れていたりする事を紹介していて、この世界では実にたくさんの人達が、それについて真剣に頭を悩ませたり考察・研究したりしているらしい。

実際、僕も子供の頃と今とでは、明らかに時間の流れ方・時間の経ち方が違うと感じている。そして恐らく、殆ど全ての児童期・青年期を過ぎた人は同じ感覚を感じた経験があると思う。子供の頃と比較した場合、ほぼ確実に、歳を取ってからの方が子供の頃よりも時間が経つのを早く感じたり、同じピリオドの時間を子供の頃よりも短く感じるのだ。

しかしこれは、「それはなぜなのか?」なんて考える必要も無いくらい明確な理由がある。それについて頭を悩ませるなんて、僕からすれば時間の無駄でしかないのだ。

35歳の大人も、8歳の子供も、96歳のおばあちゃんも、1時間は同じ1時間だ。一日は地球が一回転する時間だから、地球に住んでいる全ての存在にとって、一日の長さは全く同じである。一日の長さが同じなのだから、その一日の24分の1である1時間の長さも、地球に住む全ての人にとって同じである。

ではなぜ、同じ時間なのに大人と子供では感じる長さに差があるのか?

その答えは簡単だ。

10歳の子供にとって、一年は人生の10分の1だ。しかし30歳の大人には、一年はその人生の30分の1でしかない。30歳の一年は人生に占める長さが、10歳の一年の3分の1しかないのだ。90歳の高齢者など人生の90分の1、単位時間だと10歳の子供の9分の1の比率しかないのだ。
同様に、10歳にとっての1時間は人生の87600分の1だが、30歳にとっての1時間は人生の262800分の1、90歳にとっては788400分の1でしかない。一年が人生の10%を占める10歳の子供と、一年がその人生の3%ちょいでしかない30歳が、同じ時間間隔を共有する事自体があり得ない事であって、子供と大人で時間感覚が異なるのは当然の成り行きだ。

こんな、自民党と厚生労働省に搾取される、最終学歴が短大中退の低収入介護福祉士にさえわかるような事を、それなりのEducation backgroundを持っているであろう人達が真剣に論議しているなんて、それは低収入下流社会構成メンバーである僕の目には、とてもとても奇異に映る。

しかし、その僕の疑問なんかはお構い無しに、今日も色んな人達が、時間感覚の違いについて考察を深めている。

この世界にはもっと重要で緊急度の高い、全ての人が深く考えなければならない問題が山積しているというのに、そんな事なんかほったらかしで、既に答えは明白で、そして重要度もゼロどころかマイナスな物事に、相当な時間とエネルギーを使わせているのはきっと、本当に重要で火急を要する問題に全ての人が目を向けてしまうと、自分達にとってとても都合が悪いと言う人達が、この社会では支配者階層に居座っているからなのだろう。

 

 

 

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2008.10.26

複雑

次の職場が決まったので、今の職場に退職願を提出し、何の問題も無く受理され、退職日も決定した。
先週末の職場会で他の職員にも僕の退職が告知され、僕の希望にほぼ沿った形での転職決定で、職場の同僚から羨ましがられたり、ネットを駆使して転職活動していた僕にそのノウハウを訊ねられたりしながら、最近は過ごしている。

そんな昨夜の夜勤。

準夜帯の業務も滞りなく終了した朝4時、最後の小休憩で一緒に働いていた超ベテランのワーカーさん、勤続10年のナースさんと3人で、お茶を飲みながら仕事の話をしていた時、その話題が出た。

「でさー、mizzieも来月で退職なんだからさぁ、ここの勤務体制とか雇用者の劣悪待遇とか、もう労基にチクっちゃってよ。」

「そうよ。こんなに人手不足なのに全然新規採用しないし、サービス残業しないと業務がこなせなくて、イージスさんなんかフツーに90分前出勤の60分遅退社。みんなだって日勤で8時半出勤して、退社は7時とかフツーじゃない。でも残業手当\1もつかないのよ。異常よ。」

「一般病棟も外来もそんな感じで、3階病棟なんか退職希望ナースが・・・人もいて、そんなに辞められたら人員不足廃業しなきゃいけなくなるから、・・・師長、必死で慰留してるらしいわよ。」

 

ってこんな感じで、ベテラン二人組から「もう辞めちまうんだから労基にチクれ!」コールが鳴り響いていたのだ。

確かに、経営がうまくいっている大病院以外の日本中の殆どの医療機関は、現場の看護師の過重労働で成り立っているのが現実だ。「看護婦は8K」なんて昔は言われていたが、21世紀の日本の医療機関で働く看護師達の労働状況は、8Kの前に”超”っていう形容詞が必要なくらいになっている。

超・汚い

超・危険

超・キツイ

超・休暇が取れない

超・給料が安い

超・・・

って感じだ。そしてそれは、僕達介護士のそれも、似たようなものだ。

今の日本の医療・福祉は、現場で働く医師・看護師・介護士の自己犠牲で成り立っているようなものなのだ。もし日本中の医師・看護師・介護士が、国家公務員Ⅰ種を持つ厚生労働省官僚みたいな仕事をしたら、1週間も経たないうちに、日本中の医療機関・福祉施設が機能不全を起こしてしまうにちがいない。

ただ労働時間が長くなっているだけだったり、雇用契約書に書かれた休日日数が取得出来ないだけならまだいい。僕等の、看護師・介護士の過重労働は、その過重労働・超過勤務に対する報酬がゼロなのだ。

例えば典型的な早出出勤日。

定時に出勤なんかしていたら、とてもじゃないが仕事が回らない。「君、チームワークって言葉知ってる?」って尋ねたくなるようなごく少数の奇特な職員を除けば、ほぼ全てのナース、ワーカーが定時の30分前には出勤している。しかし、早出勤務の職員が定時に帰られるなんて事はごく稀だ。大抵は30分。多い時は120分から180分近い残業を強いられる事になる。120分残業をすれば3000円以上の超過勤務手当が出るが、超過勤務届けを出すと職長会で労務管理責任者が激しく叱責されるんだそうで、病棟内には、「管理責任者が認めた時しか超勤届は出せない」と言った無語のプレッシャーがある。経理が社食で、「先月、赤字が2000万超えてたのよ・・・。」なんて囁いてのを聞いてもいるので、出したくても出せない。って事情も判っているだけに、そして全従業員にキチンと残業手当を払ったら、コイズミの財政改革で診療報酬と薬価を切り下げられまくって青息吐息の、経営母体の医療法人それ自体が倒産し兼ねないので、言いたくても言わないで、皆がじっと現状の劣悪待遇に耐えているのだ。さらに、在職したまま労基にチクってヘタにそれがバレてしまうと、今の職場に居辛くなるのも判っているから、もうすぐ退社で後顧に憂いの無い僕に、現状を労基にチクって現場職員の窮状を改善させろ。と言っているのだ。

労基にチクる事で、残った仲間達の待遇が改善されるのならば、それはやるだけの価値があると思う。しかし今の僕にとって、それをするのはちょっと複雑な心境でもある。

僕が現状を労基に告発して監査に入らせたら、間違いなく人事や労務、経営者は指導を受ける。それはそれで別にどうでもいいのだが、僕が告発した事が知れたら(そしてそれは恐らく知られる)、病棟師長の立場が苦しくなってしまうかもしれないのだ。
僕は師長には恩義がある。資格取得をバックアップして頂き、そして僕をここまで育ててくれて、その他、陰に日向に僕を支えてくれていたので、その師長に恩を仇で返すような事なんかとてもじゃないが出来ないししたくない。サービス残業と公休強制返上無しには業務が回らないような、超・劣悪待遇に置かれている同僚達の待遇を改善させてやりたいのも事実なのだが、これで上が仕事を全部下に押し付けてラクをしているというのならまた話も違ってくるが、我が介護病棟で最も長時間働いているのは、病棟師長と、看護主任のイージスさんなのだ。

これが不当解雇での退職なら、何の躊躇も無く労基や介護ユニオンに駆け込む所だが、それとは正反対の円満退職であるオイラには、世話になった中間管理職に後足で砂をかけるような事は出来ない。
しかし、劣悪待遇にある同僚達の境遇を何とかしてやりたいとも思う。

その心境は複雑だ。

 

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2008.10.25

転進

奈半利駅で、レンタル自転車を返却してから駅の窓口で高知までの切符を買い、ななか姫と共に少し早めだったがプラットフォームに入り、帰りの電車を待つ。ホームのベンチに腰掛けて、リュックサックに入れた荷物の点検をしていたら、リュックに入れっぱなしにしていた携帯の、着信アリを示すランプがピーカピカ。

「?誰かな??」

見ると、「留守電メッセージあり」の通知と共に、僕の携帯に登録されていない電話からの着信アリとの表示が。とりあえず、留守電メッセージを聞く。

「・・・あー、○×病院の○×です。後で連絡下さい。」

(げっ!!医療法人○×の理事長だよ!!)

過去記事にも書いたけど、僕は9月に入ってから特養とデイの面接を受けていて、んでどちらも不採用だったんだけど、デイの面接を受けた際、そのデイの経営母体である医療法人の理事長が僕の事を面白がっていてくれて、特養の面接を受けた翌日、その方から直接連絡があり、

「医療相談室の相談員枠に空きがあるから、面接受けてみないかね?」

って言われて、んで先週、その医療施設で面接を受けてきていた。社会福祉士は介護福祉士と同じ「名称独占業務」なので、社会福祉士資格が無くても社会福祉士業務はやってもいいんだそうで、で、アメリカで社会福祉士を目指して学んでいて、帰国後は実務ルートで社会福祉士資格を取ろうと企んでいる僕に、医療相談室の相談員として実務を積ませてやろう。と考えたらしい。回復期の高齢者を主な対象としたリハビリ医療施設の相談員なので、介護の実務経験があって介護福祉士で社会福祉についての知識もある、そして現状の介護職員の低賃金にも耐えられている僕は、雇う側にも”上手く使えばメリットがある”と思ったのだろう。相談員としての実務経験が欲しい僕としてもその話は『渡りに船』だったので、とりあえず面接だけでも受けてみようと思って先週その施設に行ってきたのだった。

その時は、採用の可否は後日に連絡する。との事だったので、僕は(無資格で社会福祉士業務で雇用してもらうのは難しいだろうな・・・)程度に思っていたので殆ど期待もしていなかった。

で、どうせ連絡があるなら平日だろうと思って油断していたら、理事長から直々に、日曜日に連絡があったのだ。僕は普段から携帯を携帯していないので、理事長からの電話を受ける事が出来ず、理事長は留守電にメッセージを残して下さったようだが、僕の留守電応答メッセージは過去記事にも書いた4ヶ国語ヴァージョンで、「アンタの留守電は応答メッセージが長いからイラつくっ!」なんてあちこちで言われているのに、そんな留守電に理事長直々にメッセージを入れて下さって、その時点でオイラは既に超恐縮。伝達事項とかをメモする構えをしていなかったし、電話を受けてから既にかなり時間が経っていたのでその日はすぐに折り返し電話をする事はしないで、翌日は僕が午後からの半日出勤になっていたので、翌日午前の、病院業務がひと段落するであろう時間に電話をかけた。

プルルル、プルルル、カチ、

「もしもし、○×です。」

「昨日は御連絡を下さり有難う御座います、mizzieです。」

「あー、mizzieくんか。」

「お電話が遅くなりまして申し訳ありません。○×様、どのような御用件でしょうか?」

「あー、君ね、ウチで採用する事にしたわ。」

「え!?あ、有難う御座います。」

「で、いつから来られるかね?」

「まず職場に連絡してからでないと詳細な日付は判らないのですが、12月中なら大丈夫だと思います。」

「12月中か、君もボーナス貰ってから辞めたいだろう?」

「僕は契約社員なのでボーナスはありません。とりあえず、職場に退職願いを出して詳細な日付が判りましたら、すぐにご連絡させて頂きます。」

「そうかね。ま、詳しい事が判ったら、また電話してくれたまえ。」

「はい。宜しくお願い致します。」

 

と言う事で、まだ系列のどの病院・施設になるのか決まっていないのだが、11月30日をもって今の職場を退職する事が決まり、12月からはその医療法人の系列のどこかの部署に、配属される事となった。

それについての顛末も、またこっちでアップして行きますね。

 

 

 

アンタ介護の現場から離れるの? 
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2008.10.24

モネの庭

祝!エントリー数1200突破!!
2003年に営業開始した、この”Web Mizzie's Cafe”、
遂に、第1200回です。
今後とも、皆さんの心からのご愛顧を、
よろしくお願い申し上げます。m(__)m

 

じゃ、今日のエントリーは一昨日の、”日帰り(新婚)旅行記”の続きです。

高知の第3セクターなローカル線、『ごめん・なはり線』に乗って、終点の奈半利駅で降りたmizzie & ななか姫、駅の売店で無料のレンタルサイクルを借り出して、駅から約3㎞のトコにある、『モネの庭』へと向けて出発する。

北川村に向けて奈半利川に沿って走る国道は、自転車で走ると10月の川風がとても気持ちがいい。

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奈半利町も北川村も、本州に住んでる人が想像するのはちょっと難しい。ってくらいのど・ど田舎なので、道沿いに立つ鉄工所で、イノシシ捕獲用オリが販売されていたりもする。

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しっかし、ローンが必要なオリなんて、一体どんなオリなんだ??

 

 

 

 

『モネの庭』があると言う北川村は、はっきり言ってかなり山奥にある村だし、モネの庭それ自体も山の上にあるって聞いていたのに、その道中は殆どフラット。で、(ラクチンラクチン♪)って思っていたら、最後の約0.5㎞が、(ここはサンフランシスコなのかい?)って思っちゃうような急坂!!

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んで、その坂を二人でふうはあ言いながら登って行って、道の最奥にある『モネの庭』のチケット売り場で駐輪場の場所を聞く。

『モネの庭』に自転車で来ようなんて奴はいないと思ったのか、駐輪場はどこにもなくて、「トイレの横にでも停めておいてくれ。」と言われ、とりあえずそこに自転車を停め、「まずは腹ごしらえだっ‼!」って事になって、敷地内にあるレストラン、「レストラン モネの家」に行く。

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姫が注文したパスタランチと、オイラが注文したオムライス。観光地にあるレストランなんてディズ●ーランド内のレストランみたいなテロ級に不味い店はめったに無いとはいえ、美味しい店もまずあり得ない。施設内のレストランなんて、美味しいものを提供しなくても客が来る環境にあんだから、僕も姫も味には全く期待なんかしていなかった。手頃な値段で空腹が満たされたらそれで充分なのだ。だからここ「レストラン・モネの家」は、パスタランチ\1000、オムライスセット\1200と比較的良心的な価格設定だったので、これで●ィズニーのレストランみたいなテロ級の味でさえなければ、僕はもう満足出来ると思っていた。

ところがどっこい!

めっちゃめちゃ美味しいじゃないですか
「レストラン・モネの家」!!

入場料\700払って『モネの庭』に入らないと、この「レストラン モネの家」には行けないんだけど、その金を払ってもここに来る価値はあるよな。って思っちゃうくらいに美味しかったです。「モネの庭」には年間パスがあって、そっちは\1500しかしないので、年間パスを買って何度も来る。ってのが、ここ「モネの庭」の賢い利用法だと思います。

「モネの家」で美味しい料理を堪能し、お腹も満たしたオイラ達は、まず展望デッキに出て周囲の景色を見る。んで「花の庭」に下りて、色とりどりの花々が咲く花壇の中を散策。

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花だらけの「花の庭」、蝶やら蜂やらがそれはもう、うじゃうじゃ飛んでて、それ目当ての蜘蛛もめちゃくちゃ沢山いるんだけど、それさえ気にならなければ沢山の花が咲く「花の庭」はいい所。

 

 

そこを出て、散策路に沿って「水の庭」へ。

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睡蓮で知られる「水の庭」なんだけど、10月だから睡蓮はホンの少ししか咲いていない。

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「水の庭」を後にした二人は、散策路に沿って歩き、後ろの山の山頂にある、「風の丘展望台」まで足を延ばす。

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「風の丘展望台」は、苦労して坂を登って辿り着いたワリに会いません。ってくらいにショボい場所だったんだけど、そこから見る北川村と奈半利川と太平洋の風景はこんな感じ。

 

 

 
拍子抜けしちゃうくらいにショボかった「風の丘展望台」を下りて、「光の庭」の横を通って水の庭に戻る。途中、ちょっと不思議な花の群生があって、思わず写真を撮る。

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この花、はっぱも茎も無く、イキナリ地面から生えてきて花を咲かせている。
一体なんていう花なんだろう??

 

 

 

散策路に沿って、とりあえず園内を一周したmizzie & ななか姫、自転車を停めた駐車場まで戻り、もう一度レストランの方に行って、レストランの「となりにある店で「ゆずソフト」って言う、ゆず風味のソフトクリームを食べ、帰りの電車(ごめん・なはり線は全車両がディーゼル機関なので、ジモティーは汽車と呼ぶ)の時間もあるので、少し早いけど帰る事にした。

その貧弱で拙劣な宣伝・広報故に、地元民でさえ「名前は知ってるけど・・・」な人がたっくさんいる「モネの庭」、全国区での知名度はゼロどころかマイナスな施設なんだけど、その魅力は全国的に有名な同様の施設となんら遜色ない。どころか多分こっちの方が魅力は勝っている。レストランの美味しさなんか、これが観光施設併設レストランなのか?って驚いてしまうくらいのレベル。はっき言って、このレストランに来るためだけに、入場料\700払ってもいい。ってくらい。

こんな凄い観光資源が、全国区では全く無名なままでひっそりと運営されている高知県。

高知県って実は、結構凄い所なのかも?

 

 

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2008.10.23

マジでむかつくぜテメエらはよぉ!!

普段はめったにテレビを見ないオイラだが、その日は「今夜はちょっと寒いけど、暖房使うほどでも無いからテレビ点けましょうよ。」と言ったななか姫に従って、リビングのテレビを点けっぱなしにしておいた。

僕がパソコンをカタカタやっている横で、姫はドラマなんか見てて、んでそれも終わって、23時台の民放ニュース番組を見る事も無く点けっぱなしにしておいた。特集で医療崩壊に関するニュースを報道していて、テレビは産医師不足が原因で起こった悲劇をショッキングに取り上げ、重篤状態になった妊婦受け入れを断った周産期医療センターの当直医体制とか、医師不足の現状とかを取り上げ、その現状を批判しそれを招いた政策を責めていた。

 

Hey! wait a minute!!

 

10年くらい昔だったかなぁ?こいつらは政府と一緒になって、「医療は金が掛かり過ぎている」とか、「医療機関は無駄な医療行為ばかりやっている」とか言って、自民党の推し進める”医療費抑制政策”にゴーサイン出すように、国民世論を誘導していたよなぁ?

医師はその働きに見合わない高給を取っていて、そしてこの国は医師の数が余り過ぎている。医師の受け取る給与総額が、社会保障費を圧迫している。とか言ってたのは、確かこいつらテレビの連中だったよなぁ?

あの頃、テレビの連中はどいつもこいつもが、医療は金が掛かり過ぎているとか言って、国中で「医療バッシング」を繰り広げたんだったよなぁ?

そうやって医療費抑制と医学部定員縮小を訴えて、自民党と厚生労働省は大手を振って医療費をばっさばっさと切り捨てたし、日本中の医科大学の定員を削減させたんだったよなぁ?

そして政府が実行するそれに、お前らは何にも言わないで「沈黙は賛成の意思とする」な自民党のクソヤローどもはさらに医療費を切りまくったんだよなぁ?

  

その結果が今の、この日本中で起きている医療崩壊と医師不足の遠因になってるんだよなぁ?

数字(視聴率)とスポンサーフィーの為なら、悪魔にだって魂を売るような、こちらが同じ人間である事が恥ずかしくなるような、The worst and the most useless mankind on the planet earthの分際で、

何様を気取って世論に訴えてるんだこいつらは?

民放テレビの人間なんて、スポンサーのケツ舐めて生きてるようなゴミヤローの集まりじゃねぇか。

 

そんな連中が偉そうにしてたり、同情者面して悲しそうなフリをしてるのを見てると、
その醜悪さに、偽善者特有の臭気に、こっちは吐き気がしてくる。

もうういいよ。お前ら全員逝ってよし。って言うか今すぐ逝け。これ以上のお前らの生存は、この星にとって酸素の無駄以外の何ものでもない。

 

 

 

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2008.10.22

お接待

お接待:
四国八十八ヶ所札所を巡礼するお遍路さんに、地元の人達が食べ物やお賽銭を差し出す事。物や金銭を寄託する接待の他に、「善根宿」と言って宿泊を供するお接待もある。通常、接待には見返りが伴うが、四国に根付く「お接待文化」は、接待を受ける者に見返りを求めない無償の行為である。

 

今日は、昨日の続きで「モネの庭・日帰り(新婚)旅行」を書こうと思っていたのだが、我が家にちょっとした出来事があったので、臨時でそっちに関して書きます。

昨日の夜。夕食を終えたmizzie & ななか姫が、リビングでくつろいでいた時、僕はその声を聞いた。

「みゃおう」

「ん?仔猫??」

「みゃおう、みゃおう。」

実はこの人は猫なんじゃないのか?と、ななか姫に本気で疑われているmizzie、助けを呼ぶ仔猫の声を聞いた。位置・方角は我が家の真正面。
で、窓を開けると、向いの家のフェンスで、仔猫が動けなくなって助けを求めている。どうやってそこに上がったのか判らないが、狭いフェンスの上で恐怖に震えていて、ちょっとでも足を滑らせたら横のドブ川に落ちてしまう。

(ったくもう、仕方が無いなぁ・・・)

姫:「どうしたの?」

「ん、仔猫がフェンスから降りられなくなってる。ちょっと助けてくる。」

で、オイラはフェンスから降りられなくなっていた仔猫を地上に降ろす。仔猫、びっくりして向かいの家の庭へと駆けて行った。

(お向かいさん、猫は飼ってなかったよな?)ってオイラは思いながらも家に戻ったんだけど、やはり、その猫は捨てられた仔猫が親を呼ぶ時の、あの悲しげな声で鳴き始めた。

「みゃおう、みゃおう、」

(迷い猫?)
心配になって、二階の窓から覗いて見る。仔猫、向いの庭のどこかで悲しげに鳴き声をあげている。

「にゃあ」

その時、どこからか成猫の鳴き声が。即座に、その声にさっきの仔猫が答える。

「みゃおう」

「にゃあ」

「みゃおう、みゃおう」

「にゃあ」

見ると、母猫らしき三毛猫が、向いの家の隣家の屋根で、向いの庭を見ながら鳴いている。でも母猫には仔猫がどこにいるか位置を特定は出来ていないようで、視線を左右に泳がしている。と、仔猫が向かいの庭から飛び出してきて、我が家の玄関前に停めてある、自転車の下に潜り込んだ。母猫はそれには気付いていないようで、庭を懸命に探している。

(ったくもう・・・)

仔猫を母猫の元に返してあげようと思って、僕は再び外に出た。しかし、玄関の真正面にいた子猫は玄関が開いた事に驚いて駆け出し、向いの家の壁沿いをその隣まで走って行く。鳴き声のする方に向って、隣家の屋根を走る母猫と道路を歩くオイラ。仔猫は軽バンの下でうずくまっているが、警戒心が強くてオイラの呼び掛けには応えない。母猫は屋根から降りられず雨どいの端で立ち尽くしている。仔猫をつかまえて母猫のいる屋根に上げて、母猫にくわえて行ってもらおうと思っていたんだけど、仔猫はオイラに近づこうとしない。
(母猫はどうかな?)
屋根の上で心配そうにこちらを見ていた母猫に手を伸ばす。母猫は飼い猫なのか、咽喉を鳴らしながらすり寄ってくる。僕は思いっきり背伸びして母猫を掴み上げ、母猫を地面に降ろした。母猫が来た事で仔猫も車の下から出てきて近寄ってくる。僕は(これで一件落着。さ、子供を連れてさっさと家に帰んな。)って思ったのだが、母猫ったら仔猫そっちのけでオイラに尻尾振りながらまとわりついてきて、咽喉を鳴らしながらその場でゴロンゴロン寝転がっている。仔猫、母猫がオイラに完全になついてしまったのでオイラへの警戒心も薄れたようで、オイラが触っても平気な顔。しかし母猫が自分を無視してオイラの周りでマタタビに狂った猫みたいになってて、困った感じでそのあたりをうろうろ。

そうこうしていたら、いつの間にか過去記事にも書いた、この辺りの猫のボス格で、僕が”元帥”と呼んでいる猫がやってきて2匹を威嚇する。ビビった二匹はその場から少し離れた所に停めていた、ななか姫のバイクの下に潜り込んだ。

「ほら、元帥がキレちゃう前に、早く子供を連れてお家に帰れ。」

僕は母猫にそう言って一旦部屋に戻ったのだが、部屋に戻り椅子に座った時、「ワニャー!!」「ウニャニャニャー!!」って元帥の声と母猫の声がして、窓を開けたら母猫が元帥に追われて全力疾走で逃げている真っ最中だった。

30分くらい様子を見てみたけど、母猫の帰って来る気配は無し。

で、玄関をそろ~りと開けたら、仔猫が家の中に飛び込んできた。

南国とはいえ、高知も10月になると夜は肌寒い。しかも仔猫は風邪をひいているようで、クシュンクシュン言っている。最初に見た時はこっちに対して警戒心230%だった仔猫も、母猫が僕に慣ついてしまっていたので、こっちにもすっかり気を許していて、手を持って行っても逃げないし、頭を撫でてやるとゴロゴロと喉を鳴らしている。

姫:「めちゃめちゃカワイイ猫ね♪」

「この子のお母さん猫、元帥に追われてどっか行っちゃったし、今夜は泊めてあげようよ。お接待だよ。この猫は遍路じゃないけど。」

で、倉庫にあった段ボール箱にタオルとかぼろ布を敷いて、玄関に置いたら仔猫、その中で丸くなっている。ミルクをあげたら美味しそうに飲んで、それからいびきをかいて眠ってしまった。

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カ、カワイイ(*^^*)  (はあと)

で、姫と協議の結果、とりあえず一日様子を見て、母猫が探しにくるか、実は飼い猫で飼い主が現れれるかしたら返すけど、そうでなければ我が家で飼おう。って事になった。

翌朝。

この日の僕は早出出勤。僕が出勤しようとすると仔猫は起きだしたばかりみたいで、眠そうにしてたんだけど、姫が出勤する頃には完全に起きていて、しきりに鳴いて母猫を呼んでいたそうで、段ボール箱を切った貼ったして作った猫ハウスごと外に出していたら、一時間後にはもういなくなっていたそうです。

めちゃめちゃにカワイイ猫だったし、僕にはすっかりなついていたので、ちょっとだけ残念&寂しいのでした。

また帰ってこないかな~・・・。

 

 

 

mizzieってホントは猫だったんでしょう? 
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2008.10.21

だってまだ新婚だから♪

結婚10ヶ月目に突入したmizzie家、「一年以内は新婚だもんっ!!」なんて言って、まだ新婚気分を楽しんでいる。で、久しぶりに休日が一致した先週の日曜日、日帰り旅行に行ってきた。新婚夫婦がする旅行だから、これも一種の新婚旅行♪だ。(^^)

オイラの住んでいる高知県は、沖縄や宮崎や京都や奈良や北海道と並ぶ『観光王国』で、上手く売り出せば強力な外貨獲得手段となりそうな観光スポットが至る所にある。あるんだけど、売り込みがヘタクソな土佐っ子はそれらを積極的にPRする。なんて事をしなかったので、そんな魅力的な観光資源が人知れずひっそりと運営されていたりもする。今回、mizzie & ななか姫が訪れたのは、そんな施設の一つ、『モネの庭』。

高知市から車で約90分、高知県東部の北川村にある「モネの庭」は、自家用車でも片道90分以上。と言うその立地条件故に、車を持たないオイラ達には簡単に訪れる事が出来なかったのだが、高知の第3セクター鉄道会社、「土佐くろしお鉄道」の、「ごめん・なはり線」を使えば、「モネの庭」は終点の奈半利駅から約3kmで、そして奈半利駅には無料のレンタル自転車があって、それを使えば比較的簡単に行けるので、新しくなった高知駅駅舎も見たい事だし、鉄道使用で「モネの庭」に行く事にした。車を持たないオイラ達は、自宅から高知駅までも電車利用。

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「はりまや橋」で、高知駅行きに乗り換える。ななか姫、後頭部だけ出演♪

 

 

 

高知市中心部の線路を高架にする工事が終了して、新しい駅舎も出来た高知駅、今は古い駅舎を取り壊し中。

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旧駅舎の後には一体何が出来るのだろう?  

 

 

 

 

新しくなった高知駅、一番の自慢は四万十杉を使った、木造の屋根。従来の鉄とコンクリートで出来た殺風景な駅舎と比較すると、そこには確かな温かみがある。

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『モネの庭』に鉄道で行くには、後免駅でJRから「土佐くろしお鉄道」の「ごめん・なはり線」に乗り換えなければならないのだが、土佐くろしお鉄道は高知ー後免間に乗り入れてもいて(JR区間は乗務員がJR四国の乗務員で運行する)、高知駅から乗り換えなしで奈半利駅まで行く事が出来る。ごめん・なはり線は一日2往復、オープンデッキ付きの特別車両を走らせてもいるので、時間を合わせてそれに乗る。(10:19分高知発がそれです)

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ごめん駅を過ぎるとデッキに出てもOKなのだが、デッキで一番面白いのはトンネルの中で、物凄い風圧でド迫力。僕の前にいた親子連れは、その風圧にビビって座り込む。 

 

 

「ごめん・なはり線」は海沿いを走る鉄道でもあるので、車窓からの景色は、天気が良ければとっても気持ちがイイ。

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そうこうしてるウチに終点の奈半利駅に着く。終点なのでそこから先には線路が無い。んで改札を出て一階に降り、駅舎内にある売店でレンタルサイクルの手続きをしてチャリを借り出し、「モネの庭」に向けて出発する。

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「ごめん・なはり線」には、沿線の全ての駅にやなせたかし氏が考えた駅のマスコットキャラクターがあって、ここ奈半利駅のそれは、この「なは りこちゃん」大抵はその駅にゆかりのある人物や名物、イベントに関するキャラなんだけど、ここ奈半利駅のマスコットは由来が何なのかサーパリです。

 

随分と長くなってしまったので、「モネの庭へ 日帰り新婚旅行」続編に続く事にしました。
次は、モネの庭紹介編です。

 

 

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2008.10.20

全部ダメ。ってわけじゃあない。

守銭奴御手洗の率いる、拝金主義と強欲至上の極悪集団、『日本経団連』が、日本も積極的に外国からの移民を受け入れるべし。との提言を発表し、あちこちのネットやブログで批判に火が付いている。と言うニュースを、ココログのニュースページで見た。
(参照;http://news.cocolog-nifty.com/cs/catalog/cocolog-news_article/catalog_domestic-200810162227_1.htm

拝金と強欲、妄言と虚飾の大魔王、キヤノン帝国の御手洗が提言してるくらいだから、きっと経団連加盟巨大企業のエグゼクティブだけが得をして、外国からの移民も国内の労働者も、ただ資本家と政治家に搾取されるだけ。な、ファッキンな提言をしているんだろうと思ったんだけど、奴等がどんな事を言っているのか、キチンと見ておかないと批判も出来ないよな。って思って、経団連のサイトに行って、14日に発表されたというその提言書を読んでみた。
(参照:http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2008/073.pdf

で、悪名高き強欲な拝金者集団の提言は、論旨を簡単にまとめるとこんな感じ。

1)日本は少子化が進行していて、この流れはすぐには止まりそうにない。

2)同時進行している高齢化もさらに進んで、将来的には高齢者一人を現役世代1.3人で面倒をみないといけないくらいになる。

3)その負担には、現役世代はとてもじゃないが耐えられない。

4)労働力人口の減少は深刻だが、女性や高齢者が働きやすい環境を整備する事で、短期的には労働力人口の減少は1/2に抑えられるが、50年スパンで見た場合、女性や高齢者を加えても労働力人口は2005年の6割程度まで落ち込んでしまう。

5)そうなると、財政や年金制度の維持可能性は喪失してしまう。

と言った、実に説得力に満ちた主張を展開していて、少子化の原因である、労働者世帯が子供を産み育てたくても、それが出来ないような低収入社会を作り上げた経団連の責任を問わないのは不満ではあるのだが、その主張は受け入れるに足るものだった。
で、それらの現状と将来予測を述べた後で、それについての解決策を提言しているのだが、それは、

1)持続的な経済成長が必要なので
 ①企業の研究開発投資がしやすくなるように、減税や補助金などの政策誘導で企業の研究開発を促進する。
 ②5年間で25兆円の、政府研究開発投資計画を、速やかに実行する
 ③優秀な人材を確保する為に、国内での人材育成を奨励し、海外からも優秀な人材をどんどん取り入れる。
 ④EPA/FTAを推進して、世界中から多角的な貿易を通じて、人材、資源を安く手に入れ、代わりにこちらの工業製品をどんどん輸出する。
 ⑤道州制を導入して行政をスリム化し、「ちいさな政府」で政府の社会への介入を減らす。

と言った事が必要だと主張している。これらが日本の為では無く、経団連加盟巨大企業の利益確保の為”だけ”にしかならない事は、中学生程度の知識と頭脳があれば判ると思う。

 

提言はこれに続いてさらに、未来世代の育成が必要なので、少子化対策にも思いきった事が必要だと言い、荒廃した教育システムを再生させて人材の育成もきちんとやるように提言している。そうやって論旨を展開せてきて最後に、経済・社会システムの維持に必要な人材の活用・確保策として、移民受け入れを提言しているのだ。

政治的な立ち位置は左寄りで、低所得者層に属する僕だけど、この経団連の提言は到底受け入れられない部分があるのも事実だが、その主張はしごくまっとうだと思える部分もある。ネットやブログで匿名で批判してる連中みたく、何でもかんでも否定。なんてするつもりはない。

ネットで移民受け入れに反対と言ってる連中は、移民を受け入れると治安が悪化するとか、国内労働者の待遇改善が放置されるとか言って反対しているらしいのだが、厚生労働省に搾取される低賃金労働者のオイラは、移民政策には反対ではない。優秀な海外の人材はどんどん受け入れるべきだと思うし、留学生だってもっと積極的に受け入れるべきだと思っている。僕の観点から見れば、日本は閉鎖的過ぎるのだ。

移民を入れると治安が悪化すると言うが、外国人で悪い事をするのは非合法滞在外国人が主で、合法的に永住資格を得た外国人が、治安悪化に貢献する可能性は低いと僕は考える。

これは永住外国人としてアメリカで暮らしていた僕の個人的見解だが、抽選永住権だったとは言え、当選後の手続きとかでそれなりにグリーンカードを交付してもらうまでお金も労力も使ったし苦労したので、それをつまらない犯罪なんかで無くしてしまうような事はしたくはなかった。世界中ほぼ全ての国で、合法的に永住資格を得た外国人は、犯罪を犯せばその資格を喪失するのだ。そのリスクを犯して犯罪に手を染めようなんて永住外国人は、余程おいつめられているか相当のバカだ。そして言うまでも無い事だが合法的に永住資格を得られるような外国人に、そんなバカはいない。
そしてこれも僕の個人的経験に基づいた話だが、永住資格を得て異国で外国人として暮らしていると、(俺は、日本の(母国の)国旗を背負っている)とか、(俺がいい加減な事をすれば、日本の印象が悪くなる)と言った感情が芽生えて、それが自分の行動を律するようになる。合法的に永住資格を得て異国で外国人として暮らすという事は、意識・無意識関係無く、自分の行動を律するのだ。そんな志高い外国人が、簡単に犯罪に手を染めたりするだろうか?

経団連や守銭奴資本家達が狙っているのは、いつでも使い捨てられる低賃金外国人労働者の大量受け入れだ。国家政策として移民受け入れをやるのならば、それが出来ないような法整備をしてから受け入れたらいいのだ。どちらにしても、もう日本の労働者だけでは日本の労働需要は満たせない。僕等は近い将来どこかで、外国人労働者に頼らざるを得なくなる日が来るのだ。ようはそれが、資本家たちの労働者搾取作戦に利用されないようにしておけばいいだけの話だ。

経団連の提言にはヒドイものも随分含まれていたが、ネットで騒がれているほどには、ファッキンなものでもない。

キチンと使いこなせれば、バカとハサミは結構役にも立つのだ。

 

  

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2008.10.19

太陽光発電

オイラの住む高知県は、年間日照時間が2000時間超という、全国でもトップクラスの日照時間を誇っている。

で、家計に占める光熱費の削減に日夜夫婦で取り組んでいるmizzie家、太陽光発電はどうだろう?って考えた。京都議定書の基準をクリアするのがほぼ不可能となりつつある昨今の日本、政府も太陽光発電導入への補助金制度を復活させた事だし、最近の太陽光発電はどうなっているのか、ちょっとネットで調べてみた。

そしたら、ネットで簡易に発電量のシミュレーションをしてくれるサイトを見つけて、それによると我が家は、太陽光発電を導入すれば、電気代が年間で\100,000ほど節約出来る計算になった。節約出来る石油量は年換算でドラム缶が4本と少しくらいだ。しかし一般的な家庭で使う平均的な3.5kwぐらいの太陽光発電モジュールだと、その設置費用は工事費込みで約260万円。高知県だと自治体からの補助は無く、国からの補助だけとなるので設置補助金は20万円。となると自己負担金240万円で発電量3.5kwクラスの太陽光発電モジュールを設置出来る。
我が家のような電気の使い方だと、年間で節約出来る電気代金はだいたい10万円くらい(4.2kwくらいの発電モジュールにすれば、年間14万円くらい削減できる)なんだそうだから、元を取るまでに24年、ローンを組めばさらに長期間掛かる事になる。我が家はIH調理器使用で、ガスは給湯のみなのだが、これを電気給湯システムに変えてオール電化にするとさらに光熱費は下がるのだが、電気給湯システムの設置費用も加算されるので、元を取るまでさらに長い時間が掛かる事になる。

太陽光発電導入とオール電化は、光熱費を劇的に削減させる事が可能なのだが、その設置費用があまりにも高額すぎるので、今は、そして早くても数年以内には、設置は見送る。と言う結論に達した。ネットによる簡易シミュレーションで、大まかな設置費用と設置後の削減額を知る事が出来て、導入のコストとメリットを比較する事が出来たので、我が家では導入見送りを決めたが、これは各家庭によって状況が変わって来る項目でもあるので、家計のスリム化に興味のある方は、上のリンクを辿って簡易診断してみる事をお勧めします。

太陽光発電は温暖化ガス削減には劇的に効果があるのだが、オール電化は家庭から排出される二酸化炭素が発電所から出る二酸化炭素に変わるだけで、そして最近の火力発電所は高騰する石油による発電から、発電コストが安価な石炭発電にシフトしつつあって、石炭の燃焼で出る二酸化炭素量はガスの燃焼で出る二酸化炭素量よりも多いので、オール電化だけだと結果として二酸化炭素排出量増加に貢献してしまう事を、ここに述べておこう。政府が政策としてオール電化を推進しているのは、「発電量が追い付かない」と言う既成事実を作る事で、この国土面積の狭い地震列島に26基も原子炉を持つ日本で、原子力発電所の新規建設に国民の合意を取り付ける為だと言う意見もある事を触れておかない訳にはいかない。

オール電化だけだと、全然環境には優しくなんかないのだ。

 

 

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2008.10.18

(やはり)僕は間違っているのだろうか?

夜勤。

その日は新人さんと組んでの夜勤で、もうすぐ実務3年目突入のオイラは夜勤リーダー担当。いつものように定時90分前出勤で先に済ませてもOKな業務は全て終わらせているので、ルーティンワークにも余裕を持って取り掛かる。夕食の食事介助を終えると夜勤者は食事休憩となり、それを終えて遅出さんからナースコールを受け取り、定時のオムツ交換・排泄介助に取り掛かる。

それなりの経験を積んで、僕も言語でのコミュニケーションが確立できる利用者相手のそれには、何も問題無くこなせるようになった。じーちゃんばーちゃんとの会話を楽しみながら、笑顔が出る事だってある。

問題なのは、症状が進行・悪化して、意識があると言う事を除けば植物状態と殆ど大差が無い、”準植物状態”となってしまった利用者と関わる時だ。食事、排泄、更衣、保清、生活動作全介助。叫び声以外の発語能力を失い、排泄は24時間オムツ使用。食事も胃ろうor経鼻による流動食となってしまった彼等・彼女等への介護は、「本人意思の確認」が不可な為、「生命維持」にフォーカスされた介護が施される事となる。

そうなってしまった人達の何人かは、こちらからの介助に対する反応が拒否動作以外に無い。こちらからの介助を全力で拒否するのだ。しかし、オムツから大便があふれ出て、衣服もベッドもウンコとオシッコまみれになってしまった彼等・彼女等を、「本人が拒否しているから」、と言って放置する事なんか絶対に出来ない。こちらからの処置を全力で拒否・抵抗する相手を、介護士が排泄物にまみれながら無理やり押さえつけて、職員数人がかりでオムツを交換したり機械浴で洗ったりするのだ。

そんな事を繰り返しているとそういった高齢者達は、制服姿の僕等を見ただけで、怯えた表情になってベッド上で丸まったり、憎悪に満ちた顔でこちらを睨みつけたりする。

この日も、そんなばーちゃんの一人である、○×さんのオムツ交換に取り掛かったオイラは、「AAAGGGHHHH!!」って、日本語で書く事が難しい叫び声を上げながら、全力でこちらの介助を拒否する○×さんに処置を施す。一緒に夜勤をしていた新人さん(20代前半女性。美人♪)と一緒にオムツ交換を行う。僕が両腕と足を押さえている間に、新人さんにオムツを換えてもらう。
「AAAAAGHHHHHH!!」
「痛てててっ!!」
腕を抑える僕に、○×さんが渾身の力をこめて爪を立てる。痛みをこらえながら僕は、新人さんがオムツカバーを止めてパジャマを着せるのを待つ。
「パジャマ着たら終わりですから、力を抜いて下さい。」
「AGGGGHHHHHH!!」
こちらの声掛けには無反応で、全力で抵抗する○×さんを押さえつけて、僕等は強引にオムツを交換する。まるで負傷兵に麻酔無しで、大腿動脈接合手術をやる軍医だ。

オムツ交換を終えて、拘縮予防で各関節にクッションを挟む。その間も相手は叫び声を上げながら抵抗を続け、全ての処置を終えてベッドのギャッジ角度を調節する僕を、憎悪に満ちた目で睨みつける。

「○×さんに処置するの、いつも胸が痛むよ。」

ディスポの手袋を脱ぎながら呟く。僕のその言葉を聞いた新人さん、驚いたような声で、

「そんなので心痛めてたら仕事なんか出来ないですよ。○×さんは誰に対してだってその反応するじゃないですか。こっちが何を言っても通じないんだし、仕方無いですよ。」

「でもね、僕は誰かの役に立ちたくてこの仕事を選んだのに、ここにいる何人かにとって、僕等は不快と恐怖に配達人ですか無くってさ、僕等が関わる事を全力で拒否してるでしょ?僕はそんな事をしたくてこの仕事をしているんじゃないのに、現実に傷付かないでいる事の方が難しいよ。」

「でもそれでいちいち傷付いてたら、仕事が回んないですよ。」

「そうさ。だから僕は、出勤して制服に着替えて更衣室から出る時、自分の感情と感受性の回路をオフにしてる。それが出来なかったら多分、とうの昔に気が狂ってる。」

「そんなものですかね・・・。」

介護の経験も無く、無資格で我が職場にやってきたこの新人さんだが、彼女は僕が心を痛めている事に、何かを感じる事は全く無いようであった。無資格・未経験でやってきた彼女は、最初に数ヶ月こそ仕事に対する戸惑いもあったようだが、もうすぐ1年になろうかという最近はすっかり業務にも慣れ、ベテラン組と遜色も無いくらいに効率よく業務をこなしている。その反面、職場の雰囲気に完全に馴染んだ彼女は、僕が心を痛めている事柄にも何も感じる事無く、相手のどんな反応に対しても、動ずる事無く淡々と業務をこなしていく。

医療介護と言う職種はどうやら、そこに従事する者から感受性と言うものを奪ってしまう職業のようだ。

 

 

 

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2008.10.17

まったくもうっ!!

このブログは介護ブログのハズなのに、最近はゼンゼン介護ネタを書いていない。定期的に読んでくれている人達は、ノロケ記事に(・・・ったくもうコイツは・・・)とか思ってるんだろうな、とか思う。介護ネタでここにやって来て、んで
FR(Frewuent Reader: 常連読者の事。オイラの造語)になってる人達は介護ネタが少なくなってるのは不満だろうな、とは思う。

介護関連の話題が少なくなってるのは事実なんだけど、政治・社会・経済に関しても書く事が多いオイラ、自分のアンテナに触れるニュースがあれば、それについて書い事・主張したい事・訴えたい事が湧きあがって来て、んでパソコンの前に座ってカタカタとキーを打つんだけど、

最近は、何かについて書きたいと思っても、それについての自分の意見がまとまる前に、新たに「なんじゃそりゃあぁ!!」って怒りのエネルギーが湧きあがっちゃうようなニュースが起こって、そんな事件が次々と起こるから、考えがまとまらなくて書けない。ってのが続いている。

で、今日はそんなオイラの逆鱗に触れた政治・社会・経済に関するニュースを、考えをまとめないまま書いてみようと思う。考えを、意見をまとめないまま書くので当然結論は無しだ。

まず、海上自衛隊の隊員イジメ殺人の話。これは海上自衛隊の特殊部隊、『特別警備隊』の隊員を養成する江田島の第一術科学校特別警備課程で、その特別警備隊課程を中途で辞める事になった若い自衛隊員が、ひとりで15人相手に格闘訓練をさせられて、頭を強打して2週間後に死亡した。と言うニュースだ。海上自衛隊の特別警備隊ってのは、海自版のSEALsみたいなものだ。その訓練が過酷であろうと言う事は、想像に難くない。その過酷な訓練に耐えきれず、元いた潜水艦勤務に戻る事を望んだ隊員に、最後に課せられた15対1の格闘訓練と言う名の集団暴行が、教官らの「途中で逃げよう。なんて腰抜けはこうなるぞ!」と言う脅しとみせしめの為に行われたであろう事も、容易に推測が出来る。

自衛隊と言う組織は、殺人破壊兵器の携行と使用が、合法的に認められた集団だ。こいつらの主たる任務は、破壊と殺人なのだ。市民を守る為にのみ、その力の使用を認められた破壊と殺戮を行う集団が、厳しい訓練に耐えられず脱落した隊員を集団で暴行して殺した。この国で最も、高い善悪判断基準を備えていなければならない組織の、善悪判断基準はその程度なのだ。

これを危険と言わずに、一体何を危険と言うのだろう?

 

次は、自由民主党所属の国会議員、野田聖子議員がマルチ商法業者に、自身の政治活動資金集めであるパーティー券を買ってもらっていた問題に関してだ。野田議員はこの件の他にも、あの世界最大のマルチ企業、アムウェイとのつながりが過去にも指摘されており、マルチ商法で濡れ手に粟の利益を得る守銭奴達と、とても深いつながりのある議員らしい。ただこれだけなら、野田議員は”お金ダイスキ自民党”の議員なので、既に金に魂を売っているのだろうな。ってのはよくわかるのだが、問題なのは、この”お金ダイスキ”な守銭奴議員が、麻生政権での消費者相大臣だと言う事だ。消費者の立場で、消費者の利益保護の為に働かなければならない大臣が、消費者を欺く事で濡れ手に粟の利益を得る、マルチ企業のエグゼクティブ達から献金を受けていたのだ。政治家の仕事は自分の支持基盤への利益誘導なのに、マルチ企業を支持基盤に持つ野田議員が消費者担当相だなんて、僕等のような一般の消費者が、マルチ企業の俎上にのせられたようなものではないか。

野田議員マルチ企業献金が発覚した後も、麻生首相は野田議員には何のペナルティーも無しで、この件だけを見ても、自由民主党と言う政党は、庶民よりも金。正義よりも金。自分達の金を増やす為なら国民がどうなろうが知ったこっちゃない。って言う政党だと言う事がよくわかる。

何でこんな政党が、60年間も政権政党でいられるんだ?この国の有権者はマゾなのか??

 

 

他にも書きたい事はいくつかあったんだけど、上の二つを書いてもう「疲れちゃったので今日はここまで。また考えがまとまったら、今日書かなかった事についても書きますね。

 

 

 

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2008.10.16

Let's imagine!!

"子ども票"はオバマ氏 1964年以来的中率100% 

アメリカのとある出版社が、投票権の無い小・中・高校正を対象に行った大統領選の模擬投票で、オバマ上院議員がマケイン議員に大差をつけて快勝した。と発表した。この模擬投票は1964年以来ずっと、大統領選の結果をぴたりと当てた実績があり、両親や大人達の話を傍でいつも聞いているであろう子供達のこの模擬投票には、メディアも注目している。と、新聞のWeb版で見た。

民主党指名候補争いが歴史的な激戦だったので、それに決着が着いてからは日本では落ち着いているが、これから本戦のアメリカは11月の投票に向けて、国中が盛り上がっている事だろう。オバマ氏が勝つといいのにな。程度に思っている僕だけど、今はオバマ氏有利で選挙戦が展開されているので、とても落ち着いてアメリカ大統領選挙の成り行きを見守っている。

で、冒頭で触れたニュースなんだけど、さっき届いた高知新聞夕刊にもこのニュースは載っていて、僕が見た地方紙のWeb版よりも詳細に、このニュースについて書かれていた。
で、僕が面白いと思ったのはその得票率。二人の得票率はオバマ上院議員57%、マケイン上院議員39%で、これだけみればオバマ氏の圧勝だ。で、僕がさらに注目したのは、オバマ候補、マケイン候補以外の名前が書かれた残りの4%。

報道では、ここにヒラリー・クリントン議員の名前があったりするらしいし、緑の党のラルフ・ネーダー氏の名前を書いた子どももいた事だろうと推測される。そしてそんな中に交じって、「わたしのお父さん」と書かれたものもあったと新聞には書かれていたんだけど、「わたしのお父さん」と書いた子どもがマケイン候補の子どもである可能性はゼロだし、オバマ候補の子供である可能性もとても低いから、そう書いた子供は本当に、自分の父親にアメリカ大統領になって欲しいと思っていたのだろう。
そのニュースを読みながら(この子ったらキャワイイ~♪)なんて思ってたオイラだけど、誰の名前を書いてもいいんだったら、書きたい名前はオイラにだってある。色んな意味で、アメリカ大統領になるって事は、世界のリーダーになるのとほぼ同じ意味なんだけど、(この人になってもらいたい!)とか、(この人がなったら面白いのに)って思う人はたくさんいる。

え?僕が思う、アメリカ大統領になって欲しい人?

そりゃあ、もちろん、

 

エルネスト・チェ・ゲバラだ。

 

考えても見てくれ。本当の意味で自由で平等な社会を求めて、アメリカ帝国主義と闘い続けた自由と革命の闘士が、合衆国大統領になる。考えただけでもワクワクするじゃないか。
不公平な富の集中を憎み、全ての人が、その役割と働きに応じた報酬を受け取る、公平な富の再分配が行われる社会を作ろうとして、そして実際にフィデル・カストロ氏と一緒になって、カリブ海に浮かぶキューバと言う小島に、そんな社会を作り上げた男が、地上の8割以上から不当に搾取した富を、自国の支配者階層だけに集中させて、数十億の民を踏みにじって繁栄を謳歌する帝国の大統領になるのだ。

ゲバラ大統領が就任直後から次々と打ち出す出あろうドラスティックな改革案。共和党議員に猛反対をされながらも、日本の総理大臣よりも遥かに強い権限を持つ合衆国大統領の権限をフルに使って、アメリカを、世界を劇的に変えていくゲバラ大統領。

想像しただけでもワクワクするじゃあないか。

いい機会だから、皆も『アタシが思う、アメリカ大統領になって欲しい人』を考えてみて欲しい。投票フォームを作ったので、大統領選に立候補していない人になって欲しい場合は、そっちに投票してコメント欄になって欲しい人の名前を書いてね。

 

 

 



「ゲバラはもうこの世にいないじゃない!」


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2008.10.15

Blog Action Day 2008

”Blog Action Day 2008”に、オイラも参加してみる事にした。今年のテーマは『貧困』。貧困をテーマにブログを書いて、この問題について、世界中の皆で考えよう。っていう主旨のイベントだ。政府に支配されてしまったマスメディアなんかとっとと見放して、一人一人がこの世界が抱える問題について考えてみようよ。って感じのものだと思ってくれたらいい。

そもそも、貧困とは一体何だろう?収入や資産が少なくて貧しい事?でも僕の学生時代の同級生にお父さんが社長。って奴がいて、そいつは裕福な暮らしをしていたけど「発想が貧困」とか「思想が貧困」とか言われたぞ。

じゃあ、貧困の定義っていったい何だ?

 

【貧困】 ①貧しくて生活に困っている事。
      ②大切なものが欠けている事。

(第六版 岩波国語辞典)

 

 

辞典では、貧困の意味はこう書かれていた。貧困は英語ではPovertyで、オックスフォード英英辞典には「Poverty:the state of being poor 」となっている。よーするに、生きて行く上で大切な何かが欠けている状態。って事らしい。貧困問題は南北問題とかも言われていて、裕福な北半球の先進国と、貧しい南半球の貧困国の事が取り上げられる。世帯収入が約22000ドルの僕は日本では貧困家庭すれすれだけど、1日1ドル以下で暮らす人が国民の8割を超える赤道以南アフリカに行けば、僕はたちまち大金持ちだ。

アジアやアフリカの途上国や資源国からの富を簒奪・搾取する事で、生きていくために必要な物は全て、徒歩10分以内で手に入る都市に住む僕等だけど、ジェット機で10時間も飛べばそこには、100円とか200円で買える医薬品や食糧が無い為に命を落としている子供達が沢山いる。この地球では、5秒に一人の割合で、貧困が理由で命を落としている人がいるんだ。
それは悲しい事だ。ただでさえ、子供が死ぬのはとても悲しい事だ。
日本やアメリカでは、少ない子供に物凄いコストを掛けて、大事に大事に育てるんだけど、赤道以南アフリカでは、沢山生まれた子供達が経度の医療処置で治癒可能な病気や栄養失調なんかで次々と死んでいる。体力が弱く免疫力も抵抗力も弱い乳幼児は、下痢でだって命を落とす。

人は、自分が生まれる場所や環境を選べない。裕福な国の中流家庭に生まれた僕は、経済的にはそこそこの環境で、つましいけれども幸せな暮らしを送っている。でももしかしたら、貧困国でエイズキャリアの親から生まれて、その口にも心にも、一度として暖かいものを得る事無く12歳かそこらでエイズで命を落としていたかもしれない。貧乏なのは貧乏から抜けだせない自分に非があるっていう、新自由主義者が唱える自己責任論は、持ち過ぎている自分の富を分け与えるのがイヤでイヤでたまらない、ケチな超金持ち達の詭弁でしかない。

ってトコまで書いて僕は考えた。1日1ドル以下で暮らす赤道以南アフリカの人達は確かに貧困だけれど、そういった人達から簒奪・搾取する事で巨億の富を得ているSuper-Ultra Rich People are poverty eitherだって。

年収22000ドルの僕でさえ、『国境なき医師団』が送って来るリポートを読めば心が動く。貧困で苦しむ人たちに何か出来る事をしてあげたい。って思う。赤道以南アフリカの富を簒奪し、戦争の火種に油を注ぐナイルパーチ(アフリカ原産の白身魚。美味しい)が原料かもしれない、フィッシュバーガーやフィレオフィッシュは口にしない。アフリカで取れた希少金属を使う携帯電話は、新機種が出たからって気軽に買い替えたりなんか絶対にしない。

だけど、超金持ちの皆さんはそうじゃあない。

アフリカで取れる希少金属をアフリカから安値で買って、先進国で高値で売る。時給数¢なんて低額で貧困国の労働者をこき使い、彼等が毎日数100個は作る製品を、日本やアメリカやヨーロッパで一つ25ドル、3000円、20ユーロで売りさばく。そうして出た利益は全て自分のポケットへ。貧困で苦しむ人達を「貧困から抜け出そうとしない自堕落な人民」と言って見下して、スタートラインが違う不公平には決して触れない。貧困国から簒奪して、搾取して得た富は、自分達だけで独占して、自分が欲しいものだけを買っていく。ブランド品、宝石・貴金属、プール付き豪邸、リムジン、クルーザー、自家用ジェット。

でも、お金で買えるものは全て持っている彼等も、「やっぱり貧困層だ。

【貧困】 ①貧しくて生活に困っている事。
      ②何か大切なものが欠けている事。

総資産10億ドル以上。お金で買える物は何だって持っている彼等には、人間として大切なものが決定的に欠損している。

思いやり。(Compassion)

共感。   (Sympathy)

想像力。 (Imagination)

そう言ったものが欠けている彼等も、やっぱり貧困だと言わざるを得ない。

目の前に苦しんでいる人がいたら、手を出さずにはいられない。それが人間というものだろう。自分がしている事で困っていたり迷惑している人がいたら、それを止めるのが人と言うものだろう。困窮して救いの手を求めている人に、「自己責任だ。自分で何とかしな!」と言ってその手を蹴飛ばし、自分の建てた工場が原因で困っている人や、自分が売った製品で困っている人がいても、可能な限りその責任から逃れようとする超金持ちの皆さんもやはり、『人間性の貧困層』に属している。

1日1ドル以下で暮らす人達は、本当にかわいそうだと思うし何とかしてあげたいと思う。

『人間性の貧困層』に属しているビリオネア達も、本当に可哀相だと思うけど、何とかしてあげたいとは思わない。

貧困は決して貧しい南の国々だけの問題じゃあない。富める北の国には、心の貧しい人が沢山あふれている。

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2008.10.14

タマには不味いものも食べておこう▼

ななか姫の就職がやっと決まって、だけど就職先は一般企業なので、休日勤務の多いオイラと休日が合う日が殆ど無くなってしまったんだけど、久しぶりに休日が合ったので、アメリカ発金融不況のあおりを食らって利益が縮小している、異音(誤字)に行ってきた。

用事を済ませて、んでモールの中を歩いていたらお腹が空いてきたので、フードコートに行って何か食べよう。って事になったんだけど、胃音(誤字)のフードコートったら、mizzie夫妻が食べたくなるようなテナントなんてどこにも入っていない。

で、仕方が無いので姫は「アタシはミスドにでもするわ。」って言うんだけど、僕は(タマには不味いものも食べて、それが不味い事を確認しとかなきゃな)って思って、姫をミスドに残して、オイラは撒く怒(誤字)でハンバーガーを食べる事にした。最近味が落ちたとは言え、日本だったらモス(アメリカだったらArby’s)が好きなオイラなんだけど、摩ッ苦(誤字)は「不味さを再確認」とか「ショボさを再確認」とか、ネガティブな動機でしか口にしない。でも幕怒鳴る奴(誤字)は値段がとても安いので、アメリカだと低所得層、日本でも学生さんとかは魔諄那留℃(誤字)をけっこう食べてる。

その日も、少ない小遣いを巧みにやりくりする女子中学生たちで行列ができてる『世界一不味いハンバーガーチェーンイ○ン高知支店』。そんな若い子達に交じって行列に並んで、でも注文してから作る他店とは異なり、一度に大量に作って作り置きしてる『世界一不味いデブになる薬』でもあるハンバーガーを売っているその店は、注文した次の瞬間には商品が出てくる。それを受け取って、まだミスドの前で並んでる姫の為に席を取って姫を待つ。僕が頼んだ商品はこんな感じ。

Dscf6122 

 

 

 

 

ミスドで美味しそうなドーナツを受け取ってきた姫を待って、お互いがドーナツとバーガーをぱくり。

「どう?」

「・・・不味。」

一個120円のハンバーガーなんて、美味しい方がおかしい。ファーストフードで商品の原価率が50%なんてありえないから、恐らくこのバーガーの材料費は一個当たりで40円以下だろう。

って思っていたら原価を載せているサイトを見つけたので、そこへのリンクを貼っておきます。
チーズバーガーの原価、一個\54だって。しっかし、コーラとか炭酸飲料の原価¥5未満ってのは凄いよね。

話が少し逸れちゃったけど、ほぼ3年ぶりくらいだと思うけど『世界一不味いデブになる薬』と食べて、やっぱりこれは不味いって事を痛感。しかし、その価格設定といい、宣伝戦略といい、実に巧い。バーガー1個だけ買う客ってのは少数派で、普通はポテトとドリンクも付けるから、激安のデブになる薬で学生とかを集めておいて、ドリンクとポテトで儲ける。原価率が悪いって言っても、外食産業では原価率5割が損益分岐点だと言われるので、原価54円のチーズバーガーを120円で売れば利益は出る。100円のハンバーガーだって原価は45円。損益分岐点を割ってはいない。不景気で消費者の財布のヒモは固くなっているんだから、業界最安値で集客して売った方が回転率も上がるし利益も出しやすい。

でも、やっぱり美味しくないのだ。

不味いもんは金もらったって食べたくないオイラだけど、それが不味い事を時々食べて再確認して、「やっぱり食べない食品リスト」に載せておくのでした。

しかし、バンズ2枚、バーガーパティ1枚、チーズ1枚、ケチャップにピクルスにオニオンが少々。

これで54円なんて、一体どこで仕入れた何を使ってるんだ満諄納琉奴(誤字)??

 

 

 

 



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2008.10.13

いえす、うい、きゃん

夜勤入り直前、特にやる事もなかったのでネットしてたら、バラク・オバマのあの感動的なニューハンプシャーでの演説の映像をYoutubeで見つけた。

『Barak Obama; Yes we can』

帰国して3年も経って、英語力がかなり低下してしまったので、まず、文書化された演説を読んで、内容を把握しておく。それから演説の全てが収録された映像を見る。

 

 

・・・。

 

 

・・・。

 

 

・・・めちゃめちゃ感動した!!

 

もう20年くらい前だけど、何とかっていう有名なミュージシャンが「想いを文字にして、伝わるのは30%、読んで聞かせれば70%、それにリズムとメロディーが加われば90%だと思う。」って言ってたけど、バラク・オバマ氏の演説は、とってもとっても心を打つものだった。
上のリンクで飛べば、演説の全文が英語だけど載ってるから、興味があれば読んでみて欲しい。演説の最後の方は、mizzie訳文も付けて下に書いておきますね。

 

 

Yes, we can.
It was a creed written into the founding documents that declared the destiny of a nation. 
(そうだ、私達にはできる。それはこの国の運命を宣言した建国の文書に書き込まれた信念だ)

Yes. we can.
It was whispered by slaves and abolitioniste as they blazed a trail toward freedom through the darkest of night.
(そうだ、わたしたちにはできる。それは真っ暗な闇夜を突き抜けて自由への道を切り開いた奴隷や、奴隷廃止活動家達がささやいた言葉だ)

Yes, we can.
It was sung by immigrants as they struck out from distant shores and pioneers who pushed westward against an unforgiving wilderness.
(そうだ、わたしたちにはできる。それは遠い岸辺を出発した移民達や、容赦無い未開の地を西へ西へと進んだ開拓者達が歌った歌だ。)

Yes, we can.
It was the call of workers who organized ; women who reached for the ballot ; a President who chose the moon as our new frontier ; and a King who took us to the mountaintop pointed the way to the Promised Land.
(そうだ、わたしたちにはできる。それは組合を作った労働者達の叫び声、選挙権を勝ち取った女性達の合言葉、我々の新しいフロンティアに月を選んだ大統領の掛け声、そして山の頂へと我らを導き、約束の地を指し示してくれたキングの言葉だ。)

Yes, we can to justice and equality. Yes, we can to opportunity and prosperity. Yes, we can heal this nation. Yes, we can repair this world. Yes, we can.
(そうだ、わたしたちにはできる、正義と平等を、と。わたしたちにはできる、機会と繁栄を。この国を癒し、政界を修復する事を。そうだ、わたしたちにはできる。)

We will remenber that there is something happening in America ; that we are not as divided as our politics suggests ; that we are one people ; we are one nation ; and together, we will begin the next great chapter in America's story with three words that will ring from coast to coast ; from sea to shining sea - Yes. we. can!
(アメリカで何かが起きている。私達はそれを忘れない。政治が言うほど私達は分断されてはいない。私達は一つの国民、一つの国なのだと。アメリカの偉大な新しい一章を、私達は一緒に始める。その最初の言葉は、3つの言葉だ。この3つの言葉が、海岸から海岸まで、ひとつの海からもうひとつの光り輝く海まで、国中に響き渡るのだ。「そうだ、わたしたちには、できる!」)

 

 

文にしてもけっこうな演説だけど、映像で見るとマジで凄いです。今アメリカにいる人達はもしかしたら、英雄の誕生をリアルタイムで目撃しているのかもしれないな、なんて事を思った夜勤前のmizzieなのでした。

でも、オイラが一番ココロ打たれたのは、オバマ氏のこの言葉。

We have been told we cannot do this by a chorus of cynics who will only grow louder and more dissonant in the weeks to come. We've been asked to pause for a reality check. We've been warned against offering the people of this nation false hope.
But in the unlikely that is America, there has never been anything false about hope.
(そんなことできないと、皮肉の声が聞こえる。皮肉な疑いの声はこれからどんどん響き渡るだろう。
私達はもっと現実的になるようにと言われている。
私達はずっと警告されてきた。この国の人々に偽りの希望を与えるな、と。
しかし、このアメリカと言う予想外の物語において、希望が偽りだった事など一度として無かったのだ。)

いえす、うい、きゃん。

いえす、あい、きゃん。

そうさ、バラクの言ってる事はアメリカだけじゃない。何かに、自分に、挑戦している・闘っている、世界中の一人一人、その皆に対して言っているんだ。

何かに打ちのめされた時、

何かに負けそうな時、

諦めそうになった時、

ココロの中で、バラクがニューハンプシャーで聴衆に語った、あの言葉をつぶやこう

いえす、うい、きゃん。

そんなことできっこないよ。って言ってシニカルを気取ってる皮肉屋なんか無視して、全てを投げ出してしまおうとしている、心の中にいるもう一人の自分に向かって、ココロの中でこう叫ぼう。

いえす、あい、きゃん!
そうさ、わたし、には、できる!

情熱はいつだって奇跡を起こして来た。人間の歴史なんて、その奇跡と情熱の歴史みたいなもんだ。現実はタフでハードだけど、ココロのコブシを突き上げて、僕と一緒にこう叫ぼう。

いえす、うい、きゃん!! 

 

 

 

 

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2008.10.12

ほら見ろ

先週末、不動産投資信託(REIT)を手掛ける投資法人が、東京地裁に民事再生手続きの申し立てをした。つまり、REITを手掛けていた投資法人が破綻した。

僕は昨年から一貫して、REITの危険性をこのブログで書いてきたが、そのリスクがここにきて一気に現実化した。
一年前、ほぼ天井値近くまで不動産価格が上昇していたので、プロの投資家達は自分達が高値で売り抜ける為に、マスコミを使って盛大なキャンペーンを打って、これから大量退職する団塊世代の退職金で、天井近くまで高騰した不動産を買わせる。と言う『貧乏クジは庶民に引かせよう大作戦』を展開。継続的に政治と経済をウォッチしていた僕はそのリスクについてここで書いたりしていたけれど、やっぱりそれなりの人達がREITに手を出していたようで、何でもその破綻した投資法人に出資していた個人の出資者は、8600人くらいいたらしい。

機関投資家も含めると9000もの出資者を集めていたその投資法人だが、投資信託は預金とは異なり、投資商品なので預金保護の対象とはならない。つまり、投資先の投資法人が破綻してしまったと言う事は、ここのREITに投資していた個人は皆、投資したお金が泡と消えてしまった事を意味するのだ。

退職後の生活資金として、大事に使う予定だった退職金を、自民党が大銀行の利益を最大化させるために温存し続けている超・超低金利政策のお陰で、退職金を預貯金に回しても大したお金にはならないからと言って、マスコミに乗せられて・セールスマンの甘言に乗せられて、投資信託なんかに手を出したのが運の尽き。天井値だったREITを買わされて、超金持ち達に退職金を巻き上げられて、「不動産バブルがはじけたので倒産します。」って投資先は尻尾まいて逃げ出して、後に残ったのは紙切れとなった信託の証券だけ。

「貯蓄から投資へ」

と言って、日本の約1500兆円の個人金融資産をアメリカをはじめとした世界中のプロの投資家達に差しだして、そのおこぼれを頂こう。なんて考えている守銭奴麻生率いる自由民主党にダマされて、また、無知な大衆が8600人もその貴重な老後の資金を奪われた。自民党が撒いた餌に群がった大衆は、プロの投資家達に根こそぎ狩られたのだ。

もうしつこいくらいに行ってきたけれど、

自民党が政権の座にいる限り、庶民はその資本を根こそぎ、合法的に奪われる。奴等にとって大衆は、搾り取る対象以外の何物でも無いのだ。

自民党に言う事を信用してはいけない。

そして、

自民党に操られているマスコミの言う事も信用してはいけない。

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2008.10.11

やっぱり美味しいル・セルクル♪

お家から徒歩で行けちゃう距離にある、美味しい美味しいケーキ屋さん『ル・セルクル』、姫の再就職も決まったので、「ちょっとだけゼイタクしよう♪」って事で、記念日でもなんでもないありふれた金曜日に、二人で手繋いで出掛けて新作ケーキを買ってきた。

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手前が新作の『鳴門金時とりんごのロールケーキ』、奥は定番の『カフェモカ』。どっちも、とってもとっても美味しいです♪ロ-ルケーキのてっぺんに「ちょこん」って乗ってる、小さな小さな”うさちゃんりんご”がとってもキュート♪

このキャワイイ美味しいケーキを、オイラの入れたフレーバーティーで頂きます。

ダイニングテーブルに二人で向き合って座って、その日の出来事とか仕事の事とか家事の事とか語り合いながら、些細なことでケラケラ笑い合ってる暮らし。

 

ああ、結婚生活ってこんなにもシアワセだったのね。

って、幸せ噛み締めながら午後の一時を過ごす。

 

 

今のオイラはめっちゃめちゃにシアワセだー!!

 

 

真面目に・シリアスに、政治の事とか経済についてとか語ってたと思ったら、今日はノロケかよ!!

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気が付けば、ランキング100位代まで急落だよ・・・)

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2008.10.10

ペット虐待大国 日本

2006年、日本と言う東アジアの拝金と自己愛、無責任と快楽至上に満ちた国では約350000匹の犬・猫が、行政により殺処分された。
(動物保護団体「ALIVE」調べ)

作年のデータを見ていないのでその数は判らないが、恐らく、30万匹以上の犬猫達が保健所で殺処分された事だろう。

テレビで取り上げられたからとか、そんな理由である特定の種類の犬や猫がブームになる。ゴールデンレトリバーとか、アメリカンショートヘアーとかそんな感じだ。そしてそれらの種のブームが去り、新たに別の種がブームになる。チワワとかミニチュアダックスとか。2~3年サイクルで入れ替わるペット種の流行だけど、犬とか猫ってやつは大事に飼えば20年は生きるのに、新たな犬種や猫種が流行る毎に、それらの古い流行種は捨てられている。

「自分では殺せない。」

と言って野に捨てたりする行為を、「愛情」とは絶対に言えない。野良猫には規制が無かったと思うが、犬の場合は「狂犬病予防法」の関係で、飼い主の保護が無い犬は捕獲し、引き取り手が無い場合は殺処分しなければならないのだ。「自分では殺せない。」と言って犬を捨てた飼い主は、その犬がどこか自分の知らない所でとても残酷な殺され方をするのを許した事になるのだ。捨てた飼い主も自分が手を下していないだけで、動物虐待の共犯者だ。
(ちなみに、飼っていた犬猫を捨てる行為は「動物愛護法」第四十四条違反になり、50万円以下の罰金刑となる。)

「自分では殺せない」と言って野に捨てる行為は法律違反なのだが、違反にはならないから直接保健所に持ち込む飼い主もいるそうなのだが、そっちも同じ人間である事が恥ずかしくなるくらいヒドい。
「引っ越しするからもう飼えないので。」
「病気の犬の世話は我が家では出来ない。」
なんて理由で、飼っていた犬猫を保健所に持ち込む飼い主がいるのだ。そいつらが保健所に持ち込んだ犬猫は、限りなく100%に近い確率で、一週間後には炭酸ガスで殺処分されるというのに。

ほとんど全てのペットは、特に人間に対する愛情が深い犬種は、飼い主に絶対の・無償の愛情を注ぐ。犬にとって飼い主は絶対愛の対象なのだ。
そんな深い無償の愛情の対象から捨てられて、保健所でただ殺されるのを待つなんて、どんなに悲しい事だろう?どんなに辛い事だろう?人間だって、全てを捧げた恋人に捨てられたら生きて行くのが嫌になるくらい辛いのに、彼等の場合はただ捨てられただけでなく、自分が心の底から愛していた相手に「死ね」と言われるのだ。

「動物に感情なんか無いし、”死”なんてわからないよ。」

と言う人がいるかもしれない。もし今これを読んでいるあなたがそう思ったのなら、あなたの住んでいる街から一番近い所にある、小動物愛護センター、保健所に行ってみるがいい。「飼っていた犬がいなくなったので探しに来ました。」と言えば、職員さんは殺される為にオリの中に入れられている犬達を見せてくれる。

あの、深い悲しみと絶望、恐怖に満ちた目をした犬達が、死を理解出来ないなんて言えるはずが無い。言えるとしたらその人は、人間としての何か大切なものを失っているのか初めから欠損して生まれてきたかのどちらかだろう。僕も昔、迷子になった犬を探しに小動物管理センターを訪れ、捕獲されたり持ち込まれたりして殺処分を待つ犬達を見せてもらった事があるのだが、「誰か人が来た!もしかしたら自分の飼い主かも?」って、オリの中にいる犬達が一斉にこちらを見る。一瞬、希望に輝いたその瞳は次の瞬間、深い失望と哀しみに満たされ、そして「アンタでいいからさ、ここから助け出しておくれよ」って哀願する瞳に変わるのだ。

その純粋で、それでいて失望と哀しみに満ちた瞳は、真っ直ぐに僕の心臓を貫く。例え仕事だとはいえ、彼等と日々接する職員達の哀しみなど、想像を絶するものだろう。

あそこにいた犬達は、収容されて6日目の犬は翌日に、一日目の犬達も6日後には、ガス室に送られて炭酸ガスで窒息死させられて、麻袋に入れられて焼却処分される。すぐに死ねる致死性の高いガスを使わず、長く苦しみ続ける炭酸ガスが使われるのは、炭酸ガスが一番コストが安く、そして確実に殺せるからだ。

無責任と拝金が支配する東アジアの日本という国で、飼育を放棄した飼い主達に捨てられた犬達を炭酸ガスで殺し、灯油で燃やすのには税金が使われている。僕が、あなたが払った税金は、年間30万匹以上の犬猫を殺して燃やす為に使われているのだ。年間30万匹として、1日平均で800匹以上。そんなにもたくさんの犬猫を殺す種お動物虐待大国ニッポン。今、日本に住んでいる全ての人は、その犬猫虐待の共犯者でもある。

幸いにも、僕の身近には安易にペットを飼って捨てるような人はいないんだけど、でも、今日も、この国の至る所で、犬猫が捨てられて殺されている。

マスメディアが絶対に取り上げないその現実に、僕等はもっと目を向けるべきだ。目を向けさせるべきだ。僕はあのカワイイ犬や猫達を、炭酸ガスで苦しみ悶えて窒息死させて、その死体を麻袋に放り込んで灯油ボイラーで焼却する事なんかの為に税金を払っているんじゃあないんだから。

 

 

 


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2008.10.09

庶民の貯蓄は奪われる

アメリカ初の株価下落が止まらない。週明けに下落幅の記録を更新したNYSEをはじめ、世界中のストックマーケットはどこもかしこも大暴落だ。継続的に国際ニュースをウォッチしていた僕は予測していたのでサブプライム問題で急落した株価が若干値を戻していた所で売り抜けたので難を逃れたが、売ったり買ったりを繰り返すと手数料で赤字になるので、出来るなら長期保有した方がいい投資信託なんかを買っていた人達は、今頃は元本割れで泣いている事だろう。

「貯蓄から投資へ」

赤字で苦しむ大銀行を助ける為に、超・超低金利政策を取った自民党は、利子収入で細々と暮らす人達の批判を交わす意味もあって、証券税制を改正して貯蓄に回っていた日本のお金を大量に投資に向かうような政策誘導をやった。証券会社や銀行のセールスマン達は言葉巧みに投資知識の無い庶民をそそのかして、「過去10年の統計では原本割れ確率は20%です。」とか甘い話を言って、投資信託を売りまくった。そうやって市場に大量の個人資産が流れ込んだから、もうすぐ市場がクラッシュするのが判っていた超金持ち達は、高値で売り抜けて個人資産を自分のポケットに突っ込んだ。

90年の日本の土地バブル、98年のアメリカのドットコム・バブルの時もそうだった。プロの投資家達はいつも、バブルが弾けそうになると知識も無ければ情報ソースも持たない個人をマーケットに引き込んで、彼等に貧乏クジを引かせて売り逃げをする。損失を抱えて泣いている個人に、政府が言う言葉はいつも決まってこうだ。「リスクのある投資商品を、リスクを承知で買ったんだから自己責任だ。」と。

でも、年収300万円以下の庶民で、経済にそれなりの知識がある人なんて少数派だ。ふつーの庶民なんて、人の良さそうなセールスマンに言葉巧みに商品の魅力を説明されて、それの矛盾点をついたり疑問点を突きつめて、なんて事は出来ないだろう。預貯金の利子が0.00…%なんて時に、「過去10年の平均収益率は7%です。」なんて言われたら、利子と年金以外に収入の無いような人達には、その誘惑を断ち切るのは難しい。

投資とは本来、見込みのある企業を育てながら配当を得るという経済行為だった。しかし昨今のアメリカ市場主義的な投資活動には、そんな社会的な意義を見出す事は出来ない。そこにあるのは「一攫千金」なゼロサムゲームだけだ。

自民党が、麻生太郎首相が掲げる「貯蓄から投資へ」というスローガンは、1500兆円あると言う日本の個人資産を、アメリカの金融機関に投げ渡すだけにしかならないと言う事に、庶民が気付く機会は与えられていない。マーケットは情報が全てなのに、その情報ソースに圧倒的な不利を抱えている個人を市場に参入させると言う事は、ゼロサムゲームである投資の世界で、ゼロを庶民に、サムをプロの投資家達に引かせる事にあしかならないのだ。自民党は庶民からさんざん税金をむしり取った後、残った僅かな金を超金持ちのお友達が奪い取れる事を合法化した。それが、証券優遇税制の本質だ。

自民党が政権の座にいる限り、庶民は搾り取られ続ける。

 

 

 


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2008.10.08

自己放棄・自己虐待

自己放棄
意欲を喪失するような状況に置かれた人が、自虐的・自己放置的な態度や行為や生活をする事。

 

僕は仕事として介護をやっていて、この『自己放棄ステージ(仮称)』に到達している被介護者と接するのが、ある意味一番胸が痛むし、やりきれない思いにさせられる。

何をしても無反応。抵抗もなければ協力も無い。介護記録を読んでも、その中に「・・・に笑顔で応じられる。」も無ければ、「・・・に拒否動作あり。」なんてのも無い。ただ、介護者にされるがまま。

「・・・さ~ん、お昼ごはんですよ~♪」

無反応。

べッドのギャッジを上げ、エプロンを付けてテーブル等をセッティングする。その間もずっと、こちらのされるがままになっている。食事は、口に入れると飲み込むが、自分の意思で食べようとする事は無い。咀嚼もしないので食事はもう随分と前から、ミキサー食となっている。要介護5。食事、入浴、更衣、生活動作は全て全介助。食事はまだかろうじて経口摂取が可能なのでミキサー食での経口摂取が続いているが、自分の意思で何かを行う事をやめてしまった結果、様々な機能を緩やかに低下させ続けているこの方が、経口摂取が困難になって経管栄養となるのは、そう遠くないだろう。

食事介助が無反応なこの方は当然、入浴介助も排泄介助も無反応だ。ただされるがままにオムツを交換されて、されるがままに機械浴で体を洗われる。自己決定権を放棄したこの方は、この後数年は続くであろうその状態を、ただ陰鬱にやり過ごすだけなのだろうか?

僕がこの仕事を始めたばかりの頃、この自己放棄ばーちゃんはまだ全然衰えてなんかいなくて、脳梗塞後遺症で下半身が麻痺している以外はどこにもおかしい所なんかなくて、ヘタクソな介護しか出来なかった駆け出しの僕はよく怒鳴られたものだった。いつか技術的に向上して、「アンタも上手になったねぇ。」って言わせてやりたかったのだが、その機会を得る前に、この方は自己放棄ステージに突入してしまった。

自己放棄ステージに降りてしまった高齢者達は生きる気力を失い、深い深い絶望の底に沈んでいるように見える・思える。様々な生体としての機能を殆ど喪失し、準植物状態となっているならまだしも、まだかろうじてながらも、言語でのコミュニケーションが可能なのに、この『自己放棄ステージ』まで堕ちてしまった高齢者達を、引き上げる方法は無いのだろうか?

 

 

 


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2008.10.07

エクスペリメンタル・クッキング

姫の就職も決まって、キッチンに立つ機会がさらに増えたオイラ、でも料理のレパートリーがそんなに沢山ある訳では無いので、食事の献立に関しては、いつもアタマを悩ませている。

で、最近は過去に作った料理を、その材料とかレシピに若干の変更を加えて、mizzie's specialとしてかなり実験的な料理を作ったりしている。そう、まさに『Experimental cooking (実験的料理)』だ。

それが美味しいのかどうか、それは食べてみるまで判らない。まるで闇鍋とかそんな趣きのある調理をしている。食材も、何を使うのかは当日スーパーマーケットに行ってから決めるのだ。
とりあえず何を作るのか・何のモディファイ版を作るのか。だけを決めてスーパーに行く。そしてそこで、安売りしている食材とか陳列されている食材とかを見て、自分がこの後作ろうとしている料理に適している食材はどれか?とか、この予算で最も栄養的に・味的に優れているのはどれか?を、その場で考えて推測し決断して購入する。「ナスと鶏肉のトマト煮」を、(姫は茄子が嫌いだから、茄子の代わりに何か別の食材を・・・)とか、「今日は豚肉が安いし、こないだ作った”夏野菜と海老のオイスターソース炒め”を、インドネシアの子供達を児童労働でこき使って低価格を実現してる海老を使うのはヤメて、国内産豚肉で海老の代役に・・・」とか、(ジャガイモが旬で安くなってるけど、この料理にジャガイモを使うと火が通らないだろうから、フライパン蒸し煮をヤメて圧力鍋にして・・・)なんて感じで、かなりいい加減に食材と調理法を決めている。

で、そうやってその時の安売り商品とその場のノリと勢いで何を使ってどう調理するのかを決めて、そして食材を買ってmizzie's original stileで調理する。調味料の種類が少なくて味に変化を付けられないので、次の公休日には中華スープの素とバルサミコ酢を買って来ようと思っているのだが、そんな調子でインターナショナルな調味料が増えると、今後のオイラの料理はさらにエクスペリメンタルになっていきそうな感じだ。

そうやって出来た料理、今のところ味に大外れは無い(無いと思いたい)のだが、感激するくらい美味しく出来た事も無いので、それらには全て、向上の余地があるんだと思う。
美味しく出来たらこのブログにレシピと調理法を載せて紹介するつもりなので、その時は参考にして自分でも作ってみるなり、誰かに作らせてみるなり、もし望むならやってみて下さい。その為にもオイラは今日もまた、過去に作った料理のバージョンアップ版を作る為に、実験的な料理を続ける事にします。

それでは、また。

 

 

 


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2008.10.06

そんな金に価値なんてあるのか?

また株価が下がっている。NYSE、東証、香港、上海、ドイツ、ロンドン、どの市場も平均株価指数は急落だ。

ただ、今回の株価下落については、継続的に海外ニュースをウォッチしていた僕はある程度の予想もしていたので、急落直前、(これは、明日の東証は暴落するな)って予測した時点で高値で売り抜けていたので、下がり切った辺りで買い戻すつもりで、そうなると下がれば下がるほど儲かる事になるんだけれど、先週末時点で既に、25万円くらいの利益が出ている。

僕はサブプライム問題で世界中の株式市場が急落する前から、(この会社は来るな)って目を付けていた会社があって、その会社は劇的な需要変化が無い限り、中期的な安定収益が見込めるので、そして新規で開発している商品も開発が順調に進んでいるので、この、今の下げ相場が底を打って上げ相場に転じたら、株価が急騰すると読んでいる。ただ、その会社については外国人投資家達も僕と同じ事を考えているようで、発行株式数に占める外国人投資家の保有株数が多く、世界の景気動向が株価に敏感に反応する。NYSEが下がれば下がるし、NYSEが上がればその会社の株価も上がるのだ。

NYSEを見ていれば、翌日の東証でのその会社の株価動向が比較的容易に予測出来るので、1000株とか2000株くらいの少額取引なら簡単に売買が成立する事もあって、10万円単位の少額利益は結構簡単に出る。僕はそうやって去年のシスコ行のチケット代金をそこから稼ぎだしたりしてたんだけど、そうやってパソコンの前でピコピコやって稼いだ金も、額に汗して介護をやって稼いだ金も、金としての価値が同じ。と言うのは本当に不公平だな。って思う。自民党が金持ちのお友達がもっと稼げるようにと株取引での税率を引き下げたお陰で、僕が介護福祉士として稼いだ所得に掛かる税金と、パソコンの前に座って右から左にお金を動かして稼いだお金(これは不労所得とほぼ同じだ)の、税率は殆ど同じだ。
この国では勤労所得と不労所得の税率が同じなんて、これを不公平と言わないとしたら、一体何を不公平と言うのだろう?

株や商品相場で得る利益と言うのは、何も生み出さないし、何も創らない。
ただ、右から左にお金を動かして、自分が安値で買ったものを誰かに高値で買わせたり、自分が誰かに高値で売ったものを、安くなった所で買い戻したりして利益を出す。
ストックオプションの取引って言うのは、誰かが儲けている時、別の誰かが必ず損をしている。いわゆるゼロサムゲームって奴だ。ただお金が動いているだけで、他人の動きに乗って儲けているだけで、誰かに損をさせてその損失を自分のポケットに突っ込んでいるだけで、何も創らないし何も生み出さないし誰も幸せにならない。儲けた本人以外は誰も喜ばない利益だ。
それどころか、”利益を最大化させる”事だけが評価される株式市場の世界では、従業員を大量解雇して雇用者の生活を破壊した会社は、「コスト削減で収益向上に貢献した」と言って高く評価されるのだ。誰かを大損させて自分が利益を得る事が、完全に正当化されているのだ。

社会の為に、雇用者の幸福の為にと頑張っている会社には、「もっと収益を上げる為の努力をしろ!」と市場から圧力が掛かる。株価が低迷する。『利益こそ王』の資本主義世界では、金を稼ぐ為に弱者を踏み躙る事は正しい事とされるのだ。原価率を下げて商品の質を落としても、利益が上がればそれは良しとされる。貧困国の子供達を時給\100以下でこきつかって作った商品を、日米欧で一つ\3000で売る事は素晴らしいとされる。そしてそれをせず、国内雇用を守る為に自社工場での生産にこだわる企業は、ダメな企業、間違った経営哲学の経営陣、と言われるのだ。

そうやって、『利益は至高』、『利益こそ王』の哲学で金を稼ぐのが、いわゆる証券トレーダー。と言われる連中だ。利益を最大化させるために弱者を踏みにじっている会社を、「素晴らしい!」と評価して株を買い、道徳的に間違った事をして利益を最大化させた企業からの、配当報酬(インカムゲイン)をポケットに突っ込む。そうして利益を上げた会社は株価が上がるので、上がったところで売り抜けて、キャピタルゲインで利益を得る。例え利益が削減しても、社会正義に反する事を良しとしない会社を叩き売り、逆ザヤで出た株主の損失を自分達の利益にする。

何も創らず、何も生み出さず、ゼロサムゲームで道徳と良心に従った連中に貧乏クジを引かせて、冷徹に、冷酷に、非情に徹した奴だけが巨億の富を手にする世界。そうやって、物凄い数の人達を不幸にして、数十万の幸せを奪う事で生み出される金と、額に汗して働いた、誰かを幸せにしたり喜ばせたり、苦痛を取り除いたり和らげたりして稼いだお金が、この世界では全く同価値とされる。
それって、本当に不公平だと思う。

自分の良心に従って考えたら、お金を右から左に動かしただけで得るお金と、自分の体と頭を使って、汗して働いて得たお金にはあえて言う必要もないくらいにその価値に差があるんだけれど、哀しいかな、この世界では何かを作ったり売ったりして得るお金と、ただ何もせずに右から左にお金を動かしただけで得る金の貨幣価値は同じだ。それどころか、モノやサービスを売って得る金よりも、金を右から左に流して得る金の方がゼロが3~4個は多く稼げるので、超金持ち達はそうやって得た金で政治家を操って、自分達だけが有利になるような法改正をさせる。

「金こそ全て」なんて社会を作った自民党なんて政党に属している政治家は金がダイスキなので、金の為なら簡単にその魂を売る。そうして、そうやって金に魂を売った政治家達が動かす国が、拝金と物質至上主義に支配された、みっともない恥ずかしい国になるのは当然だとも言えるだろう。

しかし、そんな政治家達を国会に送り込んだのは、僕達有権者なのだ。
自民党と公明党に投票した者と、選挙になんか行かなかった連中に、この拝金に満ちた恥ずかしい社会に文句を言う資格はない。

文句があるんだったら、次の選挙はキチンと投票所に行って、自民党に最も勝てそうな野党に投票する事だ。


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2008.10.05

アメリカの民主主義は、まだ死んではいない

世界経済の、低下・悪化が止まらない。

世界中の主要なストックマーケットは、どこも下げ続けている。東証、香港、ドイツ、ロンドン、NYSE、どこもかしこも劇的と言ってもいいくらいの急降下ぶりで、急落した翌日に反発で買いが入っても、その翌日には再び急落する。200ポイント下げて100ポイント上げて、また200ポイント下げて、って感じで、中期的に見れば下がりっぱなしだ。こう言う時、資金があれば急落した翌日の反発を予測して指値買いと指値売り注文を入れて、上手く値動きの読みが当たればそれなりに儲ける事が出来るのだが、それは今日のトピックとは話がズレるので、それについては今日は触れない。

米国のサブプライムローン問題を発端として始まった、この世界的な株価下落なんだけど、NYSE株価下落から始まった信用収縮は、実体価格以上に膨らみ過ぎて、完全なバブルになっていた株価等を利用して資金調達をしていた米英金融界を危機に陥れ、庶民感覚だと想像も出来ないくらいに巨大な金融機関が、いくつも経営危機に陥っている。

それらの超巨大金融機関をそのまま倒産させてしまうと、それらの金融機関に資産を預けたり運用させたりしている個人や、それらの企業から融資を受けている企業、そしてその企業に雇用されている従業員など、それこそ物凄い数の人達が影響を受ける事になるので、アメリカは公的資金、つまり税金を投入してそれらの金融機関を救済しようとして、その為の法案を提出し、国家事業としてそれらの巨大企業群を救済しようとした。

しかしながら、その救済案は米議会で否決され、「救済法案否決」のニュースに敏感に反応したマーケットは、失望売りでさらに株価が急落、NYSEから始まったその法案否決を原因とした株価下落は、瞬く間に世界中に広まった。
ここ数日の世界的な株価下落は、その最大の原因が米議会の金融機関救済法案否決にあるので、その事実だけを見れば、「このアメリカのバカチン議員どもめ!」って思うかもしれない。そのせいで世界中に不景気をまきちらしているんだから、愚痴だって言いたくもなるだろう。しかしこの否決理由を吟味してみると、法案を否決した議会の方に理があると、少なくとも僕には思える。

法案に反対した議会と議員の言い分を要約するとこうだ。

自分達の経営判断の甘さと、目先の利益に走った結果で招いた巨大な損失を税金で補填するのに、それを招いた経営陣に対するペナルティーがほぼ皆無で、さらに救済期間中も経営陣の報酬には制限が無く、国民の税金で救済する企業の経営陣が巨億の報酬を得る事を認めたままでは、とてもじゃないが法案に賛成など出来ない。自分達の失策を国民の税金で尻拭いさせておきながら、その失策に対する総括も反省も謝罪も贖罪も無しで救済すると言うのでは、納税者達の理解は得られない。

この言い分は、僕の考え・感覚ではしごくまっとうなものだ。庶民の生活などお構い無しで、自分達の利益だけを追い求めた結果、こんな事態を招いておいて、自分達の力では収集がつかなくなったからと言って税金で助けてもらうのに、その失策についてペナルティーが皆無では、納税者達の理解は得られまい。ブッシュ政権が提案した救済策で使われる税金は、納税者は巨大企業を助ける為に払ったのでは無く、教育や福祉や災害復興やインフラ整備の為に払った税金なのだ。

確かに、今のアメリカ発の金融危機をこのまま放置しておけば、世界経済は1920年代の世界恐慌クラスの大不況に見舞われてしまうだろうし、そうなると世界中が危険で不安定な時代に突入してしまう危険性がある。経済対策としての税金投入は、どこか適切な時期(それもなるべく早く)に、数百兆円規模の巨大さで、米欧日だけでなく世界規模で行わなければならないだろう。
しかしながら、その前に今回の信用収縮と金融不安、そしてこの深刻な景気後退を招いた原因を作った、バブルに乗って・踊って濡れ手に粟の巨利を手にしながら中・低所得者層や第三世界の貧困層を踏みにじっていた連中に、その罪に相応しいペナルティーを課さない事には、公金投入による救済はするべきではないと、少なくとも僕はそう考える。
実際、80年代にアメリカ経済が物凄い不景気に陥って、赤字で倒産寸前までいった巨大企業を税金投入で救済した時、それらの企業の経営陣が何人も、その失態の罪を問われて刑務所に送られたのだから。
経営陣の失態で招いた巨額の損失を税金で救済して、経営陣の責任を問わなかったのは、日本の90年代のバブル崩壊で危機に陥った金融機関を自民党が税金で救済した時ぐらいのものだ。

納税者の、有権者の理解が得られない法案には賛成など出来ないと言って、たとえ世界経済をさらに悪化させかねない事になろうとも、有権者の側を向いた行動をした米議会の事を、僕は批難する気にはなれない。

 

 

 


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2008.10.04

報われない努力

まだ僕がバイクレースをやっていた頃、

僕はレース仲間達から、「mizzieは努力家だね。」って言われていた。実際、全日本選手権でチャンピオンになって世界グランプリに行っちゃった先輩以外には、僕は努力量で負ける気がしなかったし、僕の人生で後にも先にもあんなに努力をした事は無かった。
学生時代は英語が常に赤点だった僕が、猛勉強してアメリカで大学で学んでいた頃もめっちゃくちゃに努力していたけれど、多分その時よりも、レースをやっていた頃の方が努力をしていたと思う。

そうやって、レースの世界でとんでもないくらいに努力して、僕が得た哲学は、
『結果では絶対に報われない努力もある』
と言う事だ。
もちろん、頑張った事は自分の中で蓄積されるから、将来、それ以外の分野で役立ったり報われたりする可能性はある。しかし、目から火花が出るくらい頑張ったからと言って、必ず好結果が残るとは限らないのだ。

芸術、スポーツ、仕事、学問、生活、恋愛、分野は問わない。この世に存在する全てにおいて、『絶対に報われない努力』と言うものは存在する。37年の僕の個人的経験という狭い世界でも、そんな経験はいくつもある。
全力で頑張る。好結果を、好反応を期待して、自己犠牲と献身を捧げて尽くす。しかしそれはいつしか”当たり前の事”となって、全力と自己犠牲と献身が”無い方がおかしいし、無いのなら君なんかいらない”となってしまう。それは恋愛では、よく見られる風景だ。好反応を、好結果を期待して自己犠牲と献身を捧げたら、相手から「重い。」って言われてうっとおしがられる。これも、恋愛では良くみかける風景だ。

ちょっと話がズレてしまったが、好結果を得たくて、少しでも改善させたくて、意欲的に、献身と自己犠牲でそれに尽くしても、相手は確実に悪化を続けて行く。緩やかに機能低下を来し、反応低下を来し、そして無反応になって、最後は全てが無に帰す。

自分の無力感を、絶望感を、徒労感を押し隠し、”陽気で明るくてノーテンキな自分”と言う仮面を被って、陰鬱に沈んで行こうとする相手を少しでも引き上げようと振る舞う。
「mizzieはタフだよね。」
「mizzieさんは優しいですね。」
「mizzieさんはホントに親切ですよね。」
「mizzieいつでも元気やね。」
「mizzieは落ち込むって事が無いの?」

そう人は言う。関わる殆どの人達のネガティブなエナジーを、僕はその内側にアブソーブしているんだと思う。それを自分のキャパシティー以上にやってしまった人間が、自分を壊してしまう事は心理学が学術的に証明しているんだそうで、そう言った人達の中で鬱積したネガティブエナジーのリリースバルブとして、専門のトレーニングを受けたカウンセラーさんが対応するんだと思う。

オフィシャルで、プライベートで、関わるほぼ全ての人達のネガティブエナジーを受け止めて、ポジティブに焼き直して送り返してきた僕は、時々、自分が焼き切れそうになっているのを感じる時がある。

昔、付き合っていた女性が僕の事をこう言った。

「あなたは、(あたしには)重すぎる。」

どうやら、重力磁場を捻じ曲げてしまいかねないくらいに重くなってしまった僕を、丸ごと受け入れられる場所なんてこの世界にはどこにも無いようだ。
少なくとも、自由民主党みたいな弱者を踏み躙る事を至上の喜びとするような政党を、国民が自らの手で選ぶような社会には無い。


そりゃ僕だってタマには、弱音の一つくらい吐きたくもなるさ。
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2008.10.03

奴等の介護はしたくない

プロの介護職者がこんな事を言ってはいけない事は重々承知なのだが、80代~のじーちゃんばーちゃん達の介護は進んで、笑顔でやってるオイラなんだけど、これから介護保険受給者となって利用者としてやってくる、いわゆる”団塊の世代”な方々の介護には、70年代生まれのオイラにはイマイチやる気がおきない。

歴史好きのオイラは、80代~の方達には感謝と尊敬の念でいっぱいだ。加齢により身体機能に色んなハンデを抱えてしまって、日常生活を送るのが難しくなってしまったあの世代の方達の杖となって働く事には、全く抵抗感なんか無い。喜んでお世話をさせて頂きたいくらいだ。
だいたい、今、僕等がこうして幸せに暮らしていられるのは、あの世代の方達が焼け野が原になっちゃったこの国を、物凄い苦労と努力で立て直してくれたからなのだ。劣悪な労働環境や衛生状態に耐え、貧弱過ぎるインフラや教育・情報環境で苦闘を重ねた末に、この極東の島国は世界で2番目に豊かな国になれたのだ。そうやって苦労してきたお年寄り達に、僕等のような下の世代が尽くすのはある意味当然の恩返しみたいなものだ。

80代~のお年寄り達にはそう思える僕だけど、”団塊の世代”に対してはそうじゃない。戦後のベビーブーム期に生を受け、高度成長期に成長し、バブル期に主要ポストで美味しい思いをしてきて、そして年金の貰い得して美味しいトコ獲りで逃げを狙っているあいつらに、奴等の尻拭いをさせられる世代である70年代生まれの僕が、献身的な介護なんて出来る訳が無いししたくなんかない。

日本の高度成長期に育ったあいつらは、特に思想的背景なんか何も無いクセに、熱病に浮かされたみたいに政治運動とかデモ活動とかをして、でも奴等は何も勝ち取る事無く自滅的にデモを辞めてしまって、後の世代に”政治的にアツくなる事はカッコワルイ事だ”と言う暗黙の合意を形成させて、そして社会に出た後はそれまでとは正反対の事をして小銭を稼いでいた。
バブル期は有頂天になった世相に乗って、さんざん美味しい思いをしておいて、バブルがはじけた後はそのツケを全て後の世代に押し付けて逃げ出した。後の世代が奴等の後始末をどうするか頭を抱えていたり、とにかく始めなければ。と言う使命感だけで自己犠牲に身を捧げているその時、奴等はのうのうと年金をもらって、悠々自適のリタイヤ生活を満喫している。

昔の人が言った格言に、こんな言葉がある。

『親苦労する。子楽する。孫乞食する。』

80代~が苦労して、団塊世代がラクをして、その後始末を押し付けられた70年代~生まれは乞食をするのだ。先代の遺産を食い尽して、後代に負債しか残さなかった団塊世代に、献身的な介護をするのは僕にはとても難しい。と言うか、はっきり言ってしたくない。

 

 

そんな事言わないで介護してくれ?

だったら選挙に行って、負債を先送りし続けてきた、自民党の無責任ヤローどもを放逐してみやがれってんだ。

あいつらが政権の座にいるって事が、お前達が自分達の負債を全部、下の世代に押し付けて逃げようとしてる事の証明だよ。

 

 

 


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2008.10.02

テレビなんか止めちまおう

我が家はCATVと契約しているので、テレビのチャンネルは50以上もある。(有料チャンネルに契約するなら、そこからさらに30ほど増えるが、お金がもったいないので契約はしていない。)高知市のケーブルテレビ局はネットとIP電話とケーブルテレビを一括提供するサービスがあって、僕はもうネット無しの生活は考えられないってくらいのネット中毒だし、IP電話は国際電話料金が劇的に安いので、海外に電話する以外は殆ど電話・FAXを使わない、僕みたいな電話とのかかわり方をしていると、IPフォンの方が都合がいい。

そんな事情もあって、「テレビも沢山チャンネルがあって便利だから」と言って、CATV、電話、ネットがセットになったプランで契約しているのだが、ネットと電話はいいとして、テレビがすこぶる使い勝手が悪い。

と言ってもサービスを提供しているCAV局に問題があるのではなく、テレビ、と言う情報提供サービスの、そのシステム自体が気に入らないのだ。

何せ、テレビって奴は受け手側を徹底的に受動的にする。情報の選択権を筆頭に、発信者側から提供される情報・サービスについて、受け手側はただ口を開けて待っている以外にする事が無い、と言うか何も出来ないのだ。

まず、情報の出典を調べる事がとても難しい。出典を明記するのは情報発信する際においての、必要最低条件なのだが、テレビから発せられる生番組以外の情報は、その出典が述べられる事なんてほぼ皆無だし、その信憑性を検証する事は受け手側にはとても難しい。
言い方を変えると、テレビは情報発信者が発信したい情報(含むガセネタ・ディスインフォメーション)を、発信したい時に送る事が出来て、そして受けてがその信憑性を検証する事を認めないのだ。

次に、受け手には「今、何が見たい・聞きたい・知りたいのか」を、選ぶ権利が無い。こっちがアメリカ大統領選挙について知りたくてテレビを点けても、くっだらないバラエティーしかやっていない。なんてのはしょっちゅうだし、運良く、自分がニュースを知りたいと思った時が報道番組の時間だったとしても、自分が知りたいニュースが報道されるその時まで、知りたくもないようなくっだらないニュースを、延々と見続けなければならないのだ。

例えば朝3時。
夜中にふと目が覚めてしまって、眠れなくなってテレビのスイッチを入れる。時間的にNYSE(ニューヨーク証券取引所)が午前の取引を終える頃なので、こっちはNYSEの相場の動向について知りたいのに、テレビはひたすら他愛も無い商品のテレビショッピングしかやっていない。

例えば天気予報。
ウチはCATVを入れているので、「お天気チャンネル」に合わせれば、レーダー映像で今どこにどれくらいの大きさ・厚さの雨雲があって、どれくらいの速度でどちらに向かっているのかが判るから、短期・局地的な天気が知りたい場合はとても便利なのだが、その映像が流れるまで、ひたすら「お天気チャンネル」にチャンネルを固定して、「週間天気予報」とか、「お花見情報」とかを見ながら、「極短時間予想」の映像が流れるまで待たなくてはならない。実にイラつかされるし、時間の無駄だ。

ところがネットはそうじゃない。
NYSEの最新の動向が知りたい時、PCの電源を入れて、I.E.を立ち上げるだけでいい。それが何時だろうが、ブックマークをクリックするなり、検索サイトにアクセスするなりして、経済関係のサイトにつなげば、次の瞬間には最新の情報を知る事が出来る。いつでも、どこでも、瞬時に、自分が知りたい情報を得る事が出来るのだ。待ち時間ゼロだ。

天気情報が知りたい時、気象庁のサイトにアクセスして「レーダー・降水ナウキャスト」をクリックするだけで、過去1時間とこの先1時間の、雨雲の大きさ・厚さ・移動方向・速度を知る事が出来る。こっちも待ち時間ゼロだ。

ネットならば、情報選択権は受信者側にある。知りたい情報を、知りたい時に知る事が出来て、知りたい情報が流れるまで延々とくっだらないものを見せられて辟易させられるなんて事は無いのだ。

 

もうすぐ、テレビのアナログ放送が終了して、地上デジタル放送だけに切り替わる。テレビの地上デジタル化は、国内ではテレビが行き渡りきってしまって、買い替え以外ではテレビが売れなくなった上に、海外市場ではサムソンに負けっぱなしでゼンゼン売れなくなって困っている日本の電機メーカーに、強制的に「買い替え需要」を作って、庶民のお金を電気メーカーの超金持ち達に配分する為だけの政策だと言う事は、少し考えたら中学生にだってわかる事なのだが、、、
テレビは相変わらず、つまらない・くだらない・みっともない・恥ずかしい情報ばかりしか発信しないんだから、アナログ放送が終わって地上デジタル対応テレビでしかテレビ視聴が出来なくなるのはいい機会だから、この際、ためにならない事しか発信しないテレビなんか、もう見る事を止めちまおう。今は携帯電話が物凄く洗練されて、ネットの情報は殆どが携帯で見られるんだから、PC買えない・ネット接続料払いたくない層も、携帯経由で情報を得ればいい。

自民党の宣伝媒体になって、そして自民党発の偽情報を本物らしく伝える事しか出来ないテレビなんて、もう見るのはヤメにしよう。

 

 

そうだよ!その通りだよ!!
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2008.10.01

良い物は高い

仕事中以外の殆どの時間を、ななか姫と一緒に過ごしているmizzie、姫の仕事始めが10月1日って今日だよオイ!

で、10月1日までは姫、長いなが~い休暇ちゅう♪だったので、この間の夜勤明け日も、二人で夫婦デート♪なんてやってた。
その日は、去年ボヤを出して、もしその場に賢い息子がいなかったら実家を全焼させていた我が母の64回目のBirth day Presentを買う為に、イオ○高知に来ていた。
二人で雑貨やなんかのショップを数件回り、値段が手頃で使い勝手の良さそうな雑貨を買って、ギフトラッピングもしてもらって店を出て、店の前でやってた地元の障害者支援NPOが運営する菓子工房の出店でクッキーも買って、(さて、どうしようかな?)なんて思っていたら、姫が「ファンデ切れてるからリフィル買いたい。」って言うので、すぐ側にあったORBISってトコに入って行った。

姫は、コスメは主に、ORBIS製品を愛用している。姫は基本的にノーメークなんだけど、稀にメイクが必要な場所に行く時もあるので、経る速度がむちゃくちゃに遅くはあるんだけれど、時々ここORBISに来てリフィルを補充する。

男性用洗顔フォームなんて製造・販売しているのは日本だけだと思う(シスコ滞在中にそれを見た事は無かった)けど、ORBISは日本のメーカーなので当然、男性用の洗顔とか保湿クリームとか乳液?とかもある。で、姫の買ったリフィルをカードで払って、んで帰ろうと思ったら店員さんが「メンズものもありますけど・・・」みたいな感じで僕にそれらを奨めて来た。で、ORBISはかなり気前良くサンプルをくれるブランドなので、僕にも男性用洗顔フォームのサンプルをくれた。んで、それを受け取って店を出たんだけれど、ORBISの洗顔フォームったら定価だと\1500超!
普段は、ドラッグストアで\300以下で安売りしてる、資生堂とかそこら辺の男性用洗顔フォームを使っているオイラにとって、この\1500超。と言う金額はちょっと手が出ない金額だ。

とても手の出ない金額ではあるORBISの洗顔フォームなんだけど、その夜、そいつを使ってみて驚いた!!

汚れは落ちるのに、皮脂も洗い落としてくれるのに、うるおいは残っている。しっとりなのに、ベタつかない。さらさらなのに、突っ張らない。その機能性や、まさに「天晴!!」なのだ。

安売りドラッグストア物ではまず体感できないその使用感に、「欲っしい~!」ってなっちゃったオイラなんだけど、一つが\1500超。ってのは、ちょっと今の年収がマスゾエ厚生労働大臣のボーナス一回分よりも低い、低賃金労力として搾取される介護福祉士のオイラには、とてもじゃないが手が出ない。しかし、

”いい物は高い”

と言うシンプルな現実を、強く実感した「ORBISサンプル体験」なのでした。

 

 

 

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