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2008.11.03

LGBTでもいいじゃないか

LGBTが、セクシャリティーの一つの形として完全に受け入れられている街、サンフランシスコで暮らしていた僕にとって、帰国後の日本で直に触れた、セクシャル・マイノリティーに対する多数者の反応っていうのは、僕にとっては少し違和感のあるものだった。まぁ、学期の最初に自己紹介で教授が、「うん、僕はゲイだよ。」ってフツーに言って、生徒達も「ふーん、そうなの?」って感じで特に違和感も何もなく受け入れちゃうくらいにリベラルな街と、マイノリティーに対する非寛容さでは恐らく先進国中最強な日本の、そのさらにイチ地方都市とでは、セクシャル・マイノリティーに対する対応に大きなギャップがあるのは当然なのかもしれないけれど。

だいたいからして、高知に住んでいる人には、LGBTって言葉を知っている人自体がとても少ないのだ。LGBTって言葉は、Lesbian、Gay、Bisexcial、Transgenderの頭文字をとったもので、性的少数者の事を表す言葉だ。「え?その4つって違うの?」って反応する人も結構多くて、その度に僕は「レズビアンってのは恋愛対象が女性の女性、ゲイは恋愛対象が男性の男性。バイは男も女も好きって人で、トランスジェンダーは体は男だけどココロは女、体は女だけど心は男。って人だよ。」って説明してる。

「え~、それって何かキモチワルイ。」

って反応が帰って来る事が、悲しいけれど結構多い。「そう?別にいいじゃん同性愛者だろうが性転換者だろうが。人に迷惑かけてないんだったら何をしてもその人の自由だよ。」って僕は言うんだけど、でも、この街の多数派な方達は大抵、性的少数者にはネガティブな感情・偏見しかもっていない人が多くって、そしてそれはセクシャル・マイノリティーな方達にとっての、生き難さにつながっているんだろうな、とも思う。きっと少なくないLGBTな人達が、この街の非寛容な空気に、自分の性的嗜好をカミングアウトする事が出来ないまま、自己抑圧・自己否定しながら生きているんだろうな。って思うと、

「すべての人間は、幸せに生きる権利がある。」

が思考の基本にある僕は、とてもとても悲しくなる。もちろん、僕は性的にはストレートだから、LGBTを違和感なく受け入れてるけど完璧に理解する事は出来ていないと思う。だけど理解出来ていないだけで、避けようとか排除しようとか迫害しようとはなんて思いもしないし、自分とは性的嗜好が異なる。ただそれだけなんだから、LGBTな人達も気持ち良く、幸せに生きられるようになったらいいのにな。とは思う。帰国後に出会った実にたくさんのこの街の人達は皆、同性愛には非寛容だったけれど、僕からすれば、穏やかで知的でジェントルなゲイの方が、傲慢で横柄で自己中なストレートよりも遥かにいいと思う。傲慢で横柄で強欲で権威主義で拝金主義で自己顕示欲のカタマリみたいなストレートの自民党議員の方が、ゲイやレズやバイやトランスジェンダーよりも1兆倍は地球にとって害悪だ。

ただ、ちょっと多数派とは異なる性的嗜好を持っているだけで、後は別に何もおかしいところなんか無いんだから、別にいいじゃないか。って思う。男と寝たい男がいたり、女と寝たい女がいても別にいいじゃない。男になりたい女や女になりたい男がいても別にいいじゃない。って思う。その人達が破壊的だったり反社会的だったりすると困るけど、そうじゃなかったら別にいいじゃん。って思う。少なくとも、セックスにありつくためならどんな嘘でも平気でつく男達とか、自分のセックスを利用して地位や権力や金を得ようとする女達よりも、ジェントルなLGBTの方達のほうがずっとずっとず~っといい。

だけど、僕みたいな考えの人はまだ、この国では少数派みたいで、まだしばらくは、LGBTな人達にとっては生き難い状態が続くんだと思う。

そのネガティブな偏見が、早くなくなればいいのにな。って思う。

LGBTもストレートも、皆が気持ち良く生きられるような社会になればいいのにな。って思う。

 

そんな事を考えた、夜勤前のmizzieなのでした。

さて、そろそろ出勤するとするか。

 

 

 

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