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2011年2月

2011.02.26

Manipulated Information (操作された情報)

Mizzi's Cafeでは触れてなかったけど、僕はmixiにも自分のアカウントを持っている。
もっとも、mixiの方はタマにログインしてアプリをやったり、めちゃめちゃに数少ない、mixiもやっている友人知人の日記とかを閲覧したりする程度で、mixi上で政治的にアツく語ったり、不特定多数に向かって政治的な問い掛けをしてみたり、なんて事はしていなかった。

mixiやフェースブックのようなSNSと言うフィールドは、ブログやHPなんかよりも遥かに直接的にネット上に存在する他者とのコミットメントを可能とするのだけれど、僕がmixi上ではそれをしなかったのは、mixと言う日本的SNS共同体の存在に、マザーズにも上場された、利益最大化を第一義として企業運営を行う株式会社ミクシィに、ある種の懐疑心を抱いていたからだ。そして最近、その思いをさらに強くさせる出来事があった。

今は誰でも参加出来る様になったmixiだけれど、ホンの少し前までは、誰か加入者からの紹介が無ければ参加出来ない、それがmixiだった。僕は妻からの紹介でmixiを始めたのだけれど、そうやってmixiを始めた僕も、友人を一人、mixiに誘っていた。
政治的に左寄りな僕の影響を強く受けていたその女性は、ある撞の懐疑心を持ってmixiと接する、そして仕事と家事と育児に追われて、結婚前と比較するとネットする時間がかなり制限されていた僕とは大きく異なり、mixi日記上で政治的な事をバンバン書きまくって、そして日記には自由にコメント出来るmixiなので、中道左派的視点から書いた彼女の日記に、エセ右翼やネット右翼、J民党やK明党支持者、S価G会関係者などからの敵対的なコメントが殺到。しかし彼女はその敵対コメントに対して、理知的で論理的な反論を展開。僕も時間が許す限り援軍として参戦していたんだけれど、彼女と、僕と、そして次第に増えて行った彼女と想いを同じくする幾人かの人達と共に、こじつけと詭弁と自己弁護・自己正当化で自論を押し通そうとする、J民党やK明党支持者達を相手に、白熱した議論を闘わせていた。

不特定多数に対し、ある意味一方的に情報を発信するブログとは異なり、mixiには「マイミクシィ」と言うシステムがあって、mixi上のユーザーがその「マイミクシィ登録」をする事によって、ヴァーチャルな友人関係を成立させる事が出来る様になっている。そのマイミクシィ(通称でマイミクと呼ばれる)制度によって、自分が日記を更新する度に、自分とマイミク登録をしたユーザーに対して、
「僕(わたし)、今日こんなタイトルの日記を更新したよ。」
と言うのをリアルタイムで知らせる事が出来る様になっている。僕が紹介したその女性は若くて美人だったと言う事もあって、マイミク登録されたユーザーの数は950~1000人にまで膨れ上がっていた。

1000人近いマイミク登録者を抱え、ちょっとした影響力を持つまでになっていたその女性は、その影響力故か、去年の秋ごろから、日記で政治的な事を書いて公開すると、その日記がmixi事務局によって削除される様になったらしかった。
mixiが広告収入をその収入源とする営利企業である以上、広告主の好まない情報や個人・団体・組織が排除されるのは資本主義的価値観では正義とされるので、大企業の不正や横暴に疑義を呈し、圧迫と偏狭と搾取に異を唱え、自分達が搾取されている事に気付けないでいる多くの人達を緩やかに啓蒙しつつあった彼女の日記が運営側によって削除されるのは、ある程度予想可能な事でもあったと言える。運営側に創K学Kの人間が一定数存在すると言う噂もあるmixiで、アンチS価な事を書いていた彼女の日記が消されるのも、それほど驚く様な事では無い、と思っていた。そんな中で彼女は、「どこまでなら運営側に削除されないで済むか?どのラインを越えたら削除されてしまうのか?」ってカンジに、試しながら書いていたらしい。

その彼女が最近、mixiからアカウント停止処分になった。つまり強制退会させられてしまった。

一体何を書いてアカウント停止処分にされたのか、どんな事を書いて、運営側から強制退会処分を受ける事になったのか、それは教えてはもらえなかったので判らないんだけれど、

広告収入によって運営されるメディアから発信される情報は、全て発信者によって操作されている。

その、誰も語らない現代メディアの真実を、彼女はその身を持って証明してしまった。
書きたい事を書いたら事務局によって排除されてしまった彼女は、その事実には相当に頭にきた様で、「・・・でしょ?アタシ、もうmixiなんかやってやん
ない。こっちから願い下げよっ‼」と怒り心頭だったのだけれど、

ミクシィと言う名の、仮想空間に作り上げられたソーシャルネットワークと言う名の共同体では、そこで飛び交う情報には全て、発信者の利益となるように・発信者と発信者への出資者にとって不利益とならない様に、強いベクトルが掛けられている。そこには利用者の権利や利用者にとっての正義・道理など関係無い。ミクシィと言う仮想空間にあるのは唯一つ、「株式会社ミクシィの、利益最大化」のみ。そんな事を痛感した、「友人がmixi強制退会・アカウント停止処分」事件だったのでした。

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2011.02.19

合衆国による、日本属国化計画

最近のマスメディア(TV、雑誌、大新聞等)を観てる・読んでると、親米的な論調が溢れている。尖閣問題に絡めての、
日米安保強化・日米軍事同盟強化論
抑止力としての在日米軍必要論。
TPP問題と絡めての、強い経済の為にTPP加盟は必須論。

そういった類の論調だ。

親米的な論調をメディアで語る論客達は、「日本では時折、うっ屈した反米感情が噴き出す事があるが・・・」と、それを厳しく批難する。そして、日米同盟はこの国の繁栄の為には必須であり、その為には、日本はアメリカの意図・思惑をもらさずくみ取り、アメリカが向かおうとする方向に一体となって行動するべき。」的な事を言っている。

メディアで親米を語る彼等は、本気でそう思っているのだろうか?

巨大企業連合に乗っ取られた合衆国の意図に沿う形で、日本がアメリカと一体になって行動する事がこの国の全ての国民の利益になるのだと。
アメリカの忠実な属国である事こそが、この国の国益に叶っていると。

この国は政治も行政も経済もメディアも、その上部、重要ポストに就く人材の中のかなりの数の人達が、親米思想を持った人達の様である。彼等のバックグラウンドがどんなものなのか情報が無いので判らないが、その事実を考えた場合、この国はかなり深部までが、アメリカの属国化されている様に思える。
親米的な思想を持った人材を国家の中枢に送り込み、その国を内部から属国化させてしまうのはアメリカお得意の戦法(フルブライト奨学金制度など)ではあるんだけれど、それ以外の外交政策でも、アメリカのやり方はクレバー(狡賢い)だなぁ・・・、って思う。

例えば尖閣領有権問題。

尖閣諸島は歴史的にも国際法的にも、日本の領土である事は明確なのだが、この尖閣諸島の領有権を巡って日中の争いがここまでこじれた原因には、アメリカが深く関わっているのだ。

歴史的にも国際法的にも日本の領土である尖閣諸島だが、尖閣諸島は、沖縄県の一部なのだ。つまり、1945年から1972年までの間は、尖閣諸島の領有権・施政権を握っていたのはアメリカ合衆国なのだ。
その、尖閣を施政下に置いていた合衆国は、沖縄を日本に返還するに際し尖閣諸島の領有権については、『施政権は日本に返還するが、領有権は日中で話し合って決めろ。』と言い放ち、日中国境地帯に火種を残したまま、沖縄を日本に返還した。
これは、日中間に軍事的緊張となり得る火種を残しておく事で、紛争に対処する在日米軍。と日本人に印象付けさせる事により、在日米軍の存在を正当化させる為だったのではないのか?
アメリカのこの外交政策のお陰で、我が国は中国との間に国境をめぐっての軍事的緊張を生み出し、統制経済を捨てて自由主義経済を導入し、経済発展に成功して国力を増大させた中国の横暴を阻止する為の武器として、在日米軍は必須。と言う合意が、政治的姿勢が保守・中道の人達の間で、そしてこの国で圧倒的多数派を占める、政治や社会なんか俺様の知ったこっちゃないね派達の中で、形成されつつある。

しかしそれは、60数年前に合衆国によって仕込まれた、日本属国化の為への狡猾な罠だったのだ。

TPPについては、また後日書きますね。

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