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2011.02.19

合衆国による、日本属国化計画

最近のマスメディア(TV、雑誌、大新聞等)を観てる・読んでると、親米的な論調が溢れている。尖閣問題に絡めての、
日米安保強化・日米軍事同盟強化論
抑止力としての在日米軍必要論。
TPP問題と絡めての、強い経済の為にTPP加盟は必須論。

そういった類の論調だ。

親米的な論調をメディアで語る論客達は、「日本では時折、うっ屈した反米感情が噴き出す事があるが・・・」と、それを厳しく批難する。そして、日米同盟はこの国の繁栄の為には必須であり、その為には、日本はアメリカの意図・思惑をもらさずくみ取り、アメリカが向かおうとする方向に一体となって行動するべき。」的な事を言っている。

メディアで親米を語る彼等は、本気でそう思っているのだろうか?

巨大企業連合に乗っ取られた合衆国の意図に沿う形で、日本がアメリカと一体になって行動する事がこの国の全ての国民の利益になるのだと。
アメリカの忠実な属国である事こそが、この国の国益に叶っていると。

この国は政治も行政も経済もメディアも、その上部、重要ポストに就く人材の中のかなりの数の人達が、親米思想を持った人達の様である。彼等のバックグラウンドがどんなものなのか情報が無いので判らないが、その事実を考えた場合、この国はかなり深部までが、アメリカの属国化されている様に思える。
親米的な思想を持った人材を国家の中枢に送り込み、その国を内部から属国化させてしまうのはアメリカお得意の戦法(フルブライト奨学金制度など)ではあるんだけれど、それ以外の外交政策でも、アメリカのやり方はクレバー(狡賢い)だなぁ・・・、って思う。

例えば尖閣領有権問題。

尖閣諸島は歴史的にも国際法的にも、日本の領土である事は明確なのだが、この尖閣諸島の領有権を巡って日中の争いがここまでこじれた原因には、アメリカが深く関わっているのだ。

歴史的にも国際法的にも日本の領土である尖閣諸島だが、尖閣諸島は、沖縄県の一部なのだ。つまり、1945年から1972年までの間は、尖閣諸島の領有権・施政権を握っていたのはアメリカ合衆国なのだ。
その、尖閣を施政下に置いていた合衆国は、沖縄を日本に返還するに際し尖閣諸島の領有権については、『施政権は日本に返還するが、領有権は日中で話し合って決めろ。』と言い放ち、日中国境地帯に火種を残したまま、沖縄を日本に返還した。
これは、日中間に軍事的緊張となり得る火種を残しておく事で、紛争に対処する在日米軍。と日本人に印象付けさせる事により、在日米軍の存在を正当化させる為だったのではないのか?
アメリカのこの外交政策のお陰で、我が国は中国との間に国境をめぐっての軍事的緊張を生み出し、統制経済を捨てて自由主義経済を導入し、経済発展に成功して国力を増大させた中国の横暴を阻止する為の武器として、在日米軍は必須。と言う合意が、政治的姿勢が保守・中道の人達の間で、そしてこの国で圧倒的多数派を占める、政治や社会なんか俺様の知ったこっちゃないね派達の中で、形成されつつある。

しかしそれは、60数年前に合衆国によって仕込まれた、日本属国化の為への狡猾な罠だったのだ。

TPPについては、また後日書きますね。

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コメント

厚生労働省は2011年1月26日、経済連携協定(EPA)のもとでインドネシアとフィリピンから受け入れた外国人看護師のうち3人が、日本の看護士国家試験に合格したと発表した。
合格したのはインドネシア人2人とフィリピン人1人で、受け入れ事業が始まってから初の合格者となった。しかし残りの251人は不合格となった。全員が母国ですでに看護師の資格を持っているので、日本語が壁になったとみられる。同じ試験を受けた日本人受験者の合格率は約90%だった。

我々日本人は、英語を通して世界中の人々に理解されている。
かな・漢字を通して理解を得ているわけではない。
我が国の開国は、英語を通して日本人が世界の人々から理解してもらえるかの努力に他ならない。
我が国民のメンタリティを変えることなく、ただ、法律だけを変えて交流したのでは、実質的な開国の効果は得られない。
鎖国日本に開かれた唯一の窓ともいうべき英語を無視すると、我が国の開国も国際交流もはかばかしくは進展しない。
この基本方針にしたがって、我々は耐えがたきを耐え忍びがたきを忍んで、万世のために太平を開く必要がある。

英米人は、「我々は、どこから来たか」「我々は、何者であるか」「我々は、どこに行くか」といった考え方をする。
我々日本人にしてみれば、奇妙な考え方であるが、彼らにしてみれば当然の考え方になる。
それは、英語には時制というものがあって、構文は、過去時制、現在時制、未来時制に分かれているからである。
3時制の構文は考えの枠組みのようなものとなっていて、その内容は白紙の状態にある。
その穴埋め作業に相当するものが、思索の過程である。

ところが、日本語には時制というものがない。
時制のない脳裏には、刹那は永遠のように見えている。
だから、構文の内容は、「今、ここ」オンリーになる。新天地に移住する意思はない。
思索の過程がなく能天気であるので、未来には筋道がなく不安ばかりが存在する。
TPPの内容に、行き着く先の理想と希望が見出せないので改革の力が出ない。

必要なものは自分で手に入れるのが大人の態度である。
だのに日本人には意思がない。それで、意思決定はできない。無為無策でいる。
常に子供じみた他力本願・神頼みとなる。
意思がなければ、意思疎通もはかどらない。それで、察しを遣う。
だから、日本人の独りよがり・勝手な解釈は避けられない。

問題を解決する能力はないが、事態を台無しにする力を持っている。
だから、我々日本人は、自重に自重を重ねて、常に事態を静観する必要に迫られていた。
我々は、変わらなくてはならない。

http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=288248&y=2009&m=11&o=&l=30


投稿: noga | 2011.02.19 04:25

40年前、沖縄返還時にそういった種を植えていたんですね!
それは知りませんでした。。

もともと欧米人は我々が一番だ!という発想を持っているような気がしてなりません。
これを白人至上主義とでもいうんでしょうか?

アメリカに至っては非常に歴史の浅い国であり、
そんな国が世界をリードできるのが不思議でなりません。
だからと言って、日本のが偉い!だなんてことは思っていませんが。。

さて、昔から自虐的に日本はアメリカの51個目の州だというような考えでおります。
そして、米国政府が遠く離れた51個目の週に対する仕打ちは、
日本政府がちょっと離れた沖縄県にするそれと似たようなものなのかなぁと。

投稿: ハルシオ | 2011.02.19 08:23

mogaさん>

文章長過ぎです。
サマライズして文章を簡潔化させ、論点をはっきりさせて再投稿される事を強く希望致します。

ハルシオさん>

サンフランシスコ講和条約で、形式的には独立を回復させた我が国ですが、政治的、経済的、軍事的に、アメリカの51番目の州。って言っても過言でないくらいに、強固に縛りつけられて属国化されてますよねぇ…。
腹立たしいのは、この国の指導層はその事に気付いていないのではなく、その事に気付きながら、米帝と一体になって属国内で特権的な位置を占める事で、「俺様は大衆のブタどもとは違う。俺様はこの米帝の属国ではレッドカーペット待遇さ」ってニヒルを気取って、大衆を踏み躙っている事です。

投稿: mizzie | 2011.02.19 23:17

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