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2011年5月

2011.05.30

台風一過を一家で楽しむ

May29 2011。この日の高知県は台風2号接近で、高知県下一円に強風が吹き荒れてた。
でも強風って言っても風速では20~40ktくらいしかなくて、そして午前中は強めだった雨も台風が最接近して来た14時ぐらいから土佐っ子感覚では小降り(時間雨量10mm以下)になって来たし、せっかくの休日に家にいてもする事も無いので、どこかにお出掛けしよう。って事になった。
じゃあ、どこに出掛けようか?って夫婦で考えて、でも道路が通行止めになるリスクがあるから山越えルートは使えない。だから、この強風の中でも着陸してくる飛行機を見に行こう。って話になって、高知龍馬空港の着陸がよく見える、物部川河口に行こう。って事に決定。家族3人で空港目指して車を走らせた。

台風が最接近していた15時頃は風も雨もめちゃめちゃに弱くなってて、室戸岬の辺りなんか雲が切れて青空見えてて、(もしかして、あれって台風の目!?)なんて思ったくらい。
ちなみに写真はこんな↓カンジ。

Dscf6360_for_blog

気象庁発表の台風情報では、この時間の台風2号、中心はもう少し南側にあるはずだから、これが台風の目である可能性は低いんだけど、青空の手前と奥では雲の流れる方向が逆になってて、それを見たオイラは思わず「龍の巣だ・・・」って呟いてしまって、妻から「ラピュタかよ」ってツッコミ入れられてました。(^^ゞ

14時~15時は風はそれほどではなかったんだけど、この時間帯に降りてくるはずだったDHC8の伊丹離陸がディレイになってて、そして高知発のB767は僕等が到着した時は既に離陸した後だったので、さらに雨と風が激しくなって来たので早々に退散する事にして車に乗り込んだ。

風雨強まって来たからこれ以後の便は欠航かダイバート(到着地変更)だろう、って思って空港を離れたmizzie一家だったんだけど、、、

帰り道、僕等は真っ直ぐ空港から高知市内の自宅へは戻らずに、桂浜経由で桂浜から1~2km程西にある、海沿いを走る県道14号線、通称『花街道』に寄って行く事にした。
ココは道路南側から堤防越しに、雄大な太平洋と砂浜に打ち寄せる豪快な荒波が見られる高知では有名なデートスポット。至近にラブホテルが林立してる事もあって、夏の夜はアベックだらけの場所。だけど今日は訪れたのが昼間だから、アベックに交じって家族連れとか結構沢山来てて、砂浜に寝転んで台風で荒れ狂う波をのんびり眺めてたり、小学校低学年くらいの子供が、波高5mくらいの波と戯れて遊んだりしてる。(さすが高知の子!)
で、僕も妻とJr.と3人で消波ブロックに腰掛けて、波打ち際で豪快に砕け散る荒波をのんびり眺めてたんだけど、台風は過ぎたみたいでどんどん風が弱くなって来て、んでネットで運行状況を確認したらANAもJALも高知行き便をどんどん離陸させてる。

「もいっぺん空港行こうか?今からなら17:40の767着陸には間に合うし。」

って話してて、そしたら飛行機好きのJr.が「ひこうきー♪(^0^)」とか言うから、もう一度空港に戻る事にした。

 

ところが!

高知龍馬空港に僕等が着いた頃には、台風への吹き返しの風で15時頃と殆ど変らないくらいの強風が吹き荒れて、Rwyエンドの吹き流しなんか強風で真横に流れてるくらい。周囲の木々も揺れまくり。波は波高が15時の4割増しくらいになってる。

(この風じゃ降ろせんやろぅ・・・)

なんて思ってたら到着早々に、ANAのDHC8-Q400が降りて来た‼
風にあおられて機体揺れまくり。対気速度は保ってるけど向かい風がキツいので、対地速度がめちゃゆっくり。

妻曰く、「事故を目撃するかと思った。 (((゚Д゚)))ガタガタ」って言うくらいの揺れ方で、風に機体を立て風上側の翼を下げて、懸命に機体を安定させながらLandingするDHC8を見ながらオイラ、(さすがエアラインパイロット・・・)って関心してました。

定時通りなら離着陸が続く17時~19時の高知空港、DHC8が降りたと思ったらもう、タキシーウェイをJ-AIRのCRJがタキシングして来た。騒音の事もあって、余程の事が無いと離陸にRwy32は使わないんだけど、北よりの強風が吹く5月29日の高知龍馬空港、離陸に32使うみたいです。

離陸滑走でも風に流されてたCRJだけど、何とか無事に離陸して、ほっと一息。そしたら今度は17:40高知着のB767が、定刻20分ちょい遅れでやって来た。

こっちは機体を視界に捉えてから、機がRwyを出るまでの画像だからちょっと長いけど、強い向かい風で対地速度がめちゃゆっくりになったB767が、ぐらぐらと揺れながら降りてくる樣は中々に見応えアリでした。動画だとちょっと迫力無くなっちゃうけど、生で見るそれは結構スゴかったです。

これを見た後は特に見たい事も無かったので、そして飛行機大好きなJr.もとりあえずは満足してくれたみたいだったので、滑走路端の延長線上にある水門を離れて、近くにある展望台から物部川河口に打ち寄せる波を10分程ぼんやりと眺めてから、のんびり帰路に着いたのでした。

おまけ 物部川河口に打ち寄せる、台風2号による荒波

動画は全て僕が撮影してて、んで動画に入ってる声は、その殆どが僕とJr.の声です。

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2011.05.24

泣けるのなら、泣いた方がいい

ある日、突然、何の予兆も前触れも無く、

善人も、悪党も、強い人も、弱く儚い人も、

平等に、無慈悲に、愛する人と財産と所属を奪われた。

波が引いた後には、
自分の命と借金しか残されていなかった彼等に、

「がんばろう!」

なんて軽はずみな事言える訳ないじゃないか。

TVで、雑誌で、新聞で、全てのメディアで、誰もが知ってる有名人が、無名の一般人が、カメラに向かって笑顔で口にする。

「がんばろう日本!」

・・・あんなのhypocrisyだよ。これ以上彼等に、何を頑張れと言うんだ?

 

だから僕は、

がんばれ。なんて言わない。がんばろう。とも言わない。

地震の被害が皆無だった四国に住む僕に、彼等の背負わされた痛みや哀しみ、辛さ、悔しさ、怒り、それを想像する事は出来ても、共に苦しむ”共苦”を持つ事は出来ても、

一番深い部分での理解や共感は、絶対に出来ないと思う。
妻と子供と親と親友を一度に泣くし、職を失い家を壊され、故郷は放射能汚染で住む事はおろか立ち入る事さえ出来なくなった人がいる。

その哀しみ・悲しみ、怒り、悔しさ、そう言った感情の深さなんて、傍観者でしかない僕等に理解出来る訳なんかないじゃないか。

 

だからごめんね、みんな。

その深すぎる悲しみを前にした時、僕には掛ける言葉が見付からないんだ。

ただ、

辛かったら、しんどかったら、悲しかったら、

泣いたちかまんがで。

泣いた方がえい事やちあるがやき。

もう我慢せんだちかまんきに。みんな泣いてえいで。

みんなに掛ける言葉が見付からん僕やけんど、

心に沁みる曲を一つ紹介しちょくきに。
もし泣けるがやったら、こじゃんと泣いちょき。

http://youtu.be/nWsz6MRBIl4

涙を人に見せとうない。言うがやったら、

一人の時に、思いっきり泣いたらえい。

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2011.05.23

東電の賠償能力を考える

東京電力の3月期決算が発表された。
(参照URL:http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00199812.html

それによると、今期の東電は1兆2473億円の赤字決算となったらしい。公開されている賃借対照表や連結決算書を見ると、東京電力の2011年3月期での売上高は前年比7%増の5兆3685億円。営業利益は同41%増の3996億円、経常利益は同56%増の3176億円だった。この数値だけを見れば東電は、安定した株主配当が期待出来る超・有望企業だ。
(参照URL:http://www.sakurafinancialnews.com/news/9501/20110520_9
にもかかわらず、今期の東京電力が1兆2473億円もの赤字決算となったのは、福島原発での事故による災害特別損失を1兆円以上も計上しているからなのだ。

この、単年度での1兆2千億円超と言う巨額の赤字決算には、単年度で巨額の赤字を計上することで『賠償が大変だ!』との印象をマーケットや世論に訴え、賠償責任からの回避を狙う意図が見え隠れしている。

単年度で巨額の賠償と災害復旧、原発の廃炉費用などを計上する事で単年度の赤字額を巨大化させ、「賠償は巨額過ぎて1社での支払いは困難だ」との合意を世間に形成させようと目論んでいる東電だが、東京電力の賃借対照表を見れば東京電力には数兆円の賠償金を支払うだけの企業体力がある事が、容易に推測出来る。

まず、利益剰余金。これは2010年3月の段階で、1兆8314億円もある。
(参照URL:http://www.ullet.com/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B/%E6%8C%87%E6%A8%99
原発事故賠償仮払い分を、東電はここから取り崩して当てたとの事だが、「しんぶん赤旗」の記事には、2011年3月現在で、まだ5000億円近くも利益剰余金は残っている。と書かれている。
次に、「これを原発被災者への賠償に充てろ!」との声もある『使用済燃料再処理引当金』だけど、これが東京電力が積み立てた分だけで、2011年度だけでも8000億円超、総額なら2兆円を超えている。法律を少しだけ変えてこれを原発事故の賠償にも使える様にすれば、国民負担、利用者負担ゼロで賠償金を賄う事は可能だろう。
そして返還義務のある社債や長期借入金だが、こちらの合計は7兆8000億円。しかし安全無視・利益最優先の経営をさせてきた貸し手である金融機関の責任は、当然問わなければならないだろう。そうしないと、原発事故への賠償に対する国民負担への理解は得られない。

他にも、東京電力には現金預金が2兆2482億円、投資等の資産合計で2兆1308億円も持っている。東電の保有する資産の合計では14兆7903億円もあるのだ。
(参照URL:http://jp.reuters.com/investing/quotes/balanceSheet?symbol=9501.T

東電に投資・融資している金融機関に対して貸し手責任を追及し、債権放棄や支払いの延期などによる協力が不可欠だが、東電が株主に対して公開している財務諸表等を見る限りでは、

東京電力には国民負担・利用者負担などゼロで、全額自費での賠償支払い能力は十分にあるのだ。

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2011.05.21

(今世紀の)バイク乗りは醜い

休日は家族で積極的に出掛ける様にしているmizzieだけど、この時期の高知は一年で最も行楽・観光に適した時期と言う事もあって、また、昨年のNHK大河『龍馬伝』による龍馬ブーム、幕末ブームの余波もあって、どこの行楽地も例年よりヒトデは多い、じゃねーよこのバカ日本語ソフト!
(# ゚Д゚) ムッカー
どこの行楽地も例年より人手は多い。

車を走らせていても、(なんでこんなトコが渋滞してんだよ・・・)って思う事もあるし、対向車とすれ違う事が稀。なんて言う山間地の国道・県道で、それなりの数の車and/orバイクとすれ違って、或いは追い越されて、それに夫婦で驚く。なんてのも結構ある。

貧乏県の高知だから、観光客がガンガンやってきてくれてお金を落としていってくれるのは、自分には全く関係が無いとしてもやはり嬉しい。高知はとてもいい所だし、自然美・景観美が溢れてるし、美味しいものも沢山あるし、そーゆー高知のいい所を、もっともっとたくさんの人に知って欲しいと思う。
そんな僕の思いとは全く無関係に、交通量の増えた高速道路を走っていて感じた事がある。それは、

(大型バイク乗りの運転マナーが悪くなった)

だ。

僕も、今は乗っていないけれど、バイクが大好きだ。16歳で原付免許を取得し、苦労を重ねて18歳で限定解除、その後はレースの世界に身を投じ、最終的には国際ライセンスに昇格し全日本選手権に参戦するまでになった。
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 ↑当時の写真です。
レースは98年に鈴鹿での大クラッシュが原因で引退する事になったんだけれど、そして今はバイクには乗っていないんだけれど、今でもモーターサイクルと言う乗り物は大好きだし、引退後13年が経過したけれど、現役時代のレーシングスーツが今も着られる。って程度には体格を維持してるから、もうちょっと我が家の経済状況が良くなったらバイクには乗りたいと思っている。それくらい、オートバイと言う乗り物は大好きだ。
そんなにも大好きなバイクだから、大型バイク乗りの運転マナーが悪くなって、他のドライバーやライダー、歩行者達に不快な思いをさせていると言う現実は、僕をとてもとても悲しくさせる。

バイクって若者の乗り物。と言う側面もある(ココロとカラダが若くないと、バイクには乗れないし乗ろうと思わない)から、多少はマナーが雑になったり、運転者が他者に配慮する器量・度量を持っていなかったり、と言う事は自分もかつてそうだっただけに理解も出来るのだが、本来ならモーターサイクリストの手本となるべき大型バイクのライダー達が、最近はすこぶる運転マナーが悪いのだ。傍から見ていてそのあまりの醜悪さに顔をしかめてしまうくらいに。
そして彼等は、運転マナーがすこぶる悪いだけでなく、その技量も致命的と言っていいくらいにヘタクソだ。
元・国際ライセンスのオートバイレ-サーで、ライダー引退後はレーシングメカニックとして親友に鈴鹿選手権の年間タイトルを獲らせた事もあるオイラは、外見をパッと見ただけで、姿は見えなくても排気音を聞いただけで、そのライダーの技量をある程度は見抜いてしまうのだが、その僕が辟易してしまう程に、最近の大型バイク乗りのライディングテクニックはヒドイ。致命的を通り越して絶望的なくらいにヘタクソなのだ。

僕がまだ10代の頃、当時は大型免許が教習所では取得出来なかった事もあり、大型に乗っているライダーって言うのは自動二輪免許取得者の1%くらいしかいなくて、ある種の憧れがあった。
そして当時、過酷な実技試験をパスして大型自動二輪免許を取得し、大型バイクを乗っているライダー達、年齢層が高かった事もあるがその技量の平均値は高く、そしてその運転マナーもすこぶる良かった。高い技量と、そこからくる余裕を身にまとい、熟練し卓抜したライディングテクニックを駆使し、ジャジャ馬だった当時の大型バイク(CBとかカタナとかZⅡとか)を操り颯爽と走るその姿に、まだ少年だった僕も随分と憧れたものだった。
僕が10代の頃は、大型バイクに乗る事はひとつの憧れだったし、大型バイクをカッコ良く乗りこなすライダーには憧れもしたのだが、はたして今の10代の子たちは、あの稚拙な技術と傍若無人な振る舞いによって、公衆の面前で醜態をさらす大型バイク乗り達に憧れを抱くのだろうか?僕には彼等が大型バイクで珍走するライダーに憧れるとは思えないし、もし憧れたとしたらそちらの方が大問題だ。

大型二輪が教習所で取得出来る様になってから、大型乗りの技量の平均値と運転マナーは急激に悪化した。僕のこの考えに異論を唱える(昔からの)バイク乗りはいないと思う。
大型二輪が運転免許センターで実技試験を受けないと取得出来なかった頃と異なり、大型二輪も今は街の自動車教習所で簡単に取得出来る。警察が運営する免許センターは受験者を「落とす」所なのだが、営利企業である教習所は免許を「取らせる」所なのだ。僕は自動二輪を小型→中型→大型と、全て免許センターで実技試験を受けて取得したのだが、車の免許を取るのに教習所に通って、そこで二輪の教習風景を見てその技量のヒドさに愕然とした事を覚えている。
それは「一定レベル以下の者に免許はやらん!技量がそのレベルに達するまで何度でも受け直しに来い!」な免許センターとは異なり、「お金さえ払って頂ければ、必ず免許は差し上げます」な教習所の差。と言ってしまえばそれまでなんだけれど、、、

で、大型二輪が教習所で取得出来る様になって、技術は無いけどカネならある。って低俗で醜悪な連中が大量に大型二輪免許を取得した。そしてそいつらは技術は無いけどカネならあるので、高価な大型バイクをバンバン買って、その稚拙で劣悪な技量には見合わない大出力で、傲慢で横柄で自分勝手で醜悪な姿を衆目に晒し「バイク乗り」の品位を貶めている。

僕はオートバイと言う乗り物が大好きだ。バイクとレースについてなら、かつてのレース仲間となら夜通しだってアツく語り合っちゃうくらいに大好きだ。そんなにも大好きなバイクだから、
珍走(奴等のそれは”ライディング”とは呼べない)しか出来ない様なヘタクソどもには、公道でバイクに乗って欲しくない。(誰もいない私有地で乗るのならそいつの自由だ)

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2011.05.18

福島原発3号炉爆発の映像

どこから圧力が掛かったのかわかんないけど、日本のメディアからは削除され黙殺されてた、福島第一原発3号機の爆発シーンの映像、この前のエントリーへのコメントで、その映像がアップされたYoutubeのURLを教えてくれた人がいて、

(これは、もっと多くの人に知ってもらうべき!)

(この国の政官財に蔓延する隠蔽体質を、草の根から突き崩そう!)

って思いもあって、画像を貼り付ける事にしました。

 

 

開始から1分45秒くらいのトコからが、3号機爆発シーンの映像になってます。
だけど、↑のおっちゃんの解説も中々に興味深いから、出来るなら最初から最後まで観て欲しいです。

国際原子力事故評価尺度で、最悪の『レベル7』になっちゃった福島原発事故だけど、もしかしたら福島原発、チェルノブイリを超えて「世界最悪の原子力発電所事故」になってるのかもしれませんね。

チェルノブイリ事故の後も、東海村JCO核燃料加工施設事故の後も、柏崎刈羽原発事故の後も、
「日本の原発は安全です!(`Д´)」
って言い続けてた、自民党とか経産省とか東芝とか日立とか電機事業連合会とか、
こいつらの罪は問えないの?
こいつらに賠償支払い義務を課せられないの?

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2011.05.11

全国の放射能濃度一覧

『全国の放射能濃度一覧』

とりあえず、47都道府県ごとに測定された最新の放射能濃度データは、上記をクリックしてもらえば見る事が出来ます。
これを見ると、我が高知県高知市で5月10日に測定された放射能濃度は0.03マイクロシーベルト毎時で、平常時の0.56倍。平時よりも低いのは10日の天気が曇りのち雨だった為と思われます。ちなみに福島県双葉郡は平時の36.96倍、宮城県仙台市が平時の1.7倍、茨城県水戸市は平時の1.86倍、千葉県市原市が1.09倍、栃木県宇都宮市と埼玉県さいたま市が平時の0.97倍となっていました。

データの出典は文部科学省との事です。大本営発表のデータなので捏造されている可能性を完全に否定する事は出来ませんが、現時点で一市民が自分の身を自分で守る為、出来る事は公的機関にデータを測定し公表させ、それを知ろうとする労力を惜しまない事ぐらいしかないと思います。

ホントはガイガーカウンターが買いたい、んで自分で放射能濃度測定がしたいんだけど、同じ事を考える人がたくさんいるみたいで、取り扱い店は注文殺到で品切れ。加えて便乗値上げ(?)で値段も高くなってるみたいで貧困層のオイラには手が出ないのが現状です。

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2011.05.10

浜岡原発停止要請の裏側で・・・

メディアが、一般大衆が、日本中が、管総理による「浜岡原発停止要請」に注目している今、その浜岡原発停止要請の引き金となった福島第一原発が、とんでもない事になっている。

文部科学省及び米国DOEによる航空機モニタリングの結果

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リンク先を見てもらえば判るが、福島第一原発から半径80km圏内にある、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、川俣町、飯館村、南相馬市は、その大部分で300万ベクレル以上(‼‼‼‼!)と言う、超高濃度のセシウム134とセシウム137の地表への蓄積が観測されている。

チェルノブイリでの、放射能汚染による住民強制移住。その基準値は148万ベクレルだった。この基準に従うなら、僕が上に挙げた地区はその大部分が強制移住適用となる。強制では無いが移住資格があるとされた汚染レベルを基準に考えると、半径30km圏内はそのほぼ全域が、半径60km圏内でも30万ベクレル以上の放射能が観測された地点がかなりあり、30万ベクレル以下の地区は、北関東以北に物凄い広範囲で広がっている。

チェルノブイリ原発の事故から25年が過ぎたが、現地では、強制移住対象とならなかった地域で子供の甲状腺ガンを初めとした、放射能汚染が原因と見られる病気が多発。当時はソ連崩壊による経済の混乱で医療機器や薬品が不足していた事もあって、多くの子供達が命を奪われ、そして今も甲状腺ガンや白血病に苦しめられ続けている。この事は日本で最も信頼のおける通販雑誌、「通販生活」などが取り上げて寄付を募っていた事もあるので、知っている人も多いと思う。

また、メディアが取り上げなくなったので、福島原発は安定化に向かっていると多くの国民は思っているかもしれないが、新聞なんかの片隅にちょこっと触れる程度の記事で、福島原発はかなりヤバい事になっている事が推測出来る様な事が書かれている。政府から圧力が掛かった様で今は見る事が出来ないが、5月8日に福島原発3号炉(プルサーマル炉じゃん!)から、黒煙と白煙が上がっていた事が判っている。
被災地の人達は既に多数が深刻な被爆にさらされている様で、現地の避難所を訪れた医師が、「震災のストレスが原因と言っているがその実、内部被爆が原因と思われる原因不明の下痢を起こしている人が多数見受けられる」とコメントしているくらいだ。

恐らく、これから北関東以東の東日本では、子供の白血病や甲状腺ガンが多発するだろうし、半減期が30年もあるセシウムが体内で内部被爆をした場合、女性の体内にある卵母細胞も被爆させる可能性がある(精原細胞、卵母細胞の体内被爆と先天的遺伝子異常の関連性には、それを決定づける医学的根拠はまだ無いのでどうなるのかは不明。”長期的観察が必要”と主張する大学教授等はいる)ので、遺伝子異常による奇形児や発達障害児の発生率は劇的に上昇するかもしれない。
(チェルノブイリでは原発事故後に奇形児が幾つか報告されている)

これから先、東日本のかなりの広範囲で、胎児の段階で深刻な先天的遺伝子異常により死産となったり、出生前診断で深刻な身体異常(奇形や欠損など)が見付かり、(重過ぎるハンデを抱えて生まれるよりは・・・)と、心を内側から激しく切り裂かれる様な激しい痛みにさいなまれながら、堕胎(中絶)を選択する親達が増えるだろう。

この先、東日本で起きるであろう凄惨な悲劇、その全ての責任は、

今回の事故から何年も前に、地震による津波対策の脆さを共産党の吉井議員から指摘され、そして当時、30年以内に巨大地震の起こる確率は99%と言われていた福島なのに全くそれらへの対策をしなかった東京電力経営陣と、東京電力”に安全対策への投資よりも株主配当”を求めた東京電力の大株主達、この国の原発政策を強引に推し進めて来た、そして退官後は原発推進団体や企業に高給で天下った経産省(旧・通産省)のキャリア官僚達、電力会社や原発企業からの献金で、原発普及・促進に尽力していた自民党など(共産党以外の全て)の原発族議員達。

こいつらに全ての責任がある。

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2011.05.09

少数特権階級による、Divide and Conquer

統一地方選が終わり、ほぼ全ての選挙区が、史上最低の投票率を記録する事となった。そのDiabolical(悪魔的)な低投票率で闘われた選挙結果は、東京都知事選に象徴される様に、正しくDiabolicalなものだった。

数々の公約違反、外交における失策・失態、震災対策・原発事故対応など、政権奪取後は失策続きだった民主党が、無党派頼みで強固な支持基盤を持たない民主党が党勢を後退させたのは仕方が無いとしても、狂信的なカルト集団の選挙協力と、B層国民を空手形と醜悪な言い変えで騙し支持を得た自民党が日本中の各選挙区で大勝利を収めた選挙結果は、

「民主共和制とは、人民が自らの意思で自分達の制度と理想を貶める政体の事」

と言う、ローエングラム公ラインハルトの言葉を証明する事になってしまった。

 

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投票所でのアンケートによる、支持政党別の投票政党等の投票行動、当選者・落選者の世代別支持率などの資料を見た僕は、20代~30代の投票率の低さに危機感を覚えた。

20~30代にとって、投票したいと思える候補が少なかった事や、彼等にとって投票よりも遊びの方が重視されてしまうと言うのも、理解出来ない事ではないのだが、この投票率の低さはあんまりだ。不在者投票がとんでもなく面倒だった僕が20代の頃と比較すれば、投票所の開いている時間は延長され、期日前投票もその手続きはかつての不在者投票と比べれば簡素化され、投票の為に使わなければならない時間とエネルギーは、前世期と比較すれば劇的に低くなっていると言うのに、それでも20~30代の人達は選挙に行かないのだ。

20~30代は端から選挙になんか来ない。と言う事を選挙戦略に取り込んで選挙戦を闘う候補者達は、若年層にとって益となる公約を掲げる必要が無い。だから彼等は、政治意識など低い、国会中継なんか見ない、韓流ドラマかワイドショーしか見ない中高齢者相手に、やる気なんか殆ど無い高齢者対策を選挙期間中だけ声高に主張する。そして当選後は献金元である企業に対して予算配分による利益誘導を行い、削りまくった福祉予算から、お情け程度にしかならない高齢者対策をする。投票しなかった若年層の為の施策なんか絶対にやらない。

だから幼稚園の待機児童は減らないし、少子化対策もプランを立てるだけで予算が付かない。小中学校校舎の耐震化も進まないし、少人数学級なんか実現は少子化がさらに進行する22世紀以降になりそうな勢いだ。

政府が、自治体が、30代以下の層にとって益となる施策をやらないのは当然だ。だって彼等は選挙には来ないので、彼等の為の施策をやっても票に結び付かないのだ。
だったら、投票に来る50代以降層にとって受けのいい空手形を切って、票を稼ぐ方が選挙で勝てる確率は高くなるし、当選後はお情け程度に高齢者対策をやって、残りの予算はお金持ちのお友達と山分けしてればいい。選挙に来なかった30代以下層は自分達にとって益となる施策が全く実行されない事に文句を言うかもしれないが、選挙になんか行かない層は政治に関心なんか無いので、「高齢者対策をしなければならないので、少子化対策や教育予算に回すカネが無い。」とか適当な事を言っておけばいい。

いわゆる少数特権層と、彼等への利益配分を主目的とする政治家達は、そう考えているに違いない。12歳で政治に興味を持ち、今日までの28年間国内政治をウォッチし続けて来た僕には、そう思う事しか出来ないのだ。

直接票に結びつくから高齢者対策を公約に掲げ(もちろんそれらは半分も実行されない)、若年層や子育て世代にとって益となる施策は行わない。民主党は「子ども手当て」の実施を公約に掲げて選挙を闘い勝利したが、「あんなものは無駄でしかない。それよりも高齢者対策だ。特養の増設だ。介護保険の充実だ。」と婉曲的に主張して、中・高齢者層を煽っていた。

奴等の狙いは明白だ。若年層と中高年層に、世代間対立を作りだすのだ。

問題の本質は世代間格差では無い。少ない、そしてさらに先細りが予想される予算を、少数特権層が独占している事が問題なのだ。
しかし多数派市民がその事に目を向けてしまうのは、既得権益層にとってとても好ましくない。彼等は事態の本質から多数派の目を逸らせなければならないのだ。だから世代間対立を煽って、削りまくった社会保障費を高齢者と若年層で取り合うように仕向けているのだ。初級のDivide and Conquer(分割支配)システムだ。

今、僕達が享受しているこの『民主共和制』と言う政治システムは、日本国憲法にも書かれている通り「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたもの」であって、「国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」ものである筈なのに、少数特権層によって数十年に渡り周到に実行されてきた「国民総政治無関心化作戦」によって、この国の民主政治は衆愚政治へと堕し、本来なら搾取者・支配者に向けなければならない怒りは、異世代への怨嗟と少数者への差別、他者への暴力へと向かう様になってしまった。

世代間対立に向かう、低きへと流れるその潮流を変えるにはどうすればいいのか、僕の苦悩は深く暗い。

But...

I swear. I don't stop, don't bend, and don't obey. In other word, I never surrender.

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2011.05.03

Emotionally I feel sympathy with them, but the U.S. did to them is legally wrong.

2001年9月11日、オサマ・ビンラディンが配下のサウジ人達にやらせた事は、いつの時代でも、いかなる政治体制化の下でも、決して許される事ではない。

ビンラディンは裁かれなければならない人間だったし、彼の犯した罪に相応しい刑罰が死刑以外にはあり得ない事は、イスラム教を曲解し自分達の破壊活動・暴力行為を自己正当化している原理主義者以外には理解可能だったろう。

オサマ・ビンラディンは民間航空機をハイジャックし、3000人超の非戦闘員(24人の日本人も含む)に対して無差別殺人を行った、卑劣なテロ行為の首謀者なのだ。
彼が彼の命令で殺させた3000人超の人達は、暴力行為とは無縁の非戦闘員だ。特別な軍事訓練を受けた殺人マシーンではなく、優秀なビジネスマンやエンジニアだったり、無限の可能性を秘めた若い学生だったのだ。敵兵の喉元を軍用ナイフで掻き切る冷酷な殺し屋ではなく、誰かの優しい父親だったり、誰かの愛しい恋人だったり子供だったのだ。
その、無実の非戦闘員を、アメリカと世界にとって有為の人材を、彼は大量・無差別に殺戮した。
彼のした事・させた事は、宣戦布告をした敵国の兵士を戦闘の結果殺すのとはその質が全く異なる。

だから、オサマ・ビンラディンに相応しい刑罰は死刑以外にあり得なかっただろう。
オサマ・ビンラディンの潜伏場所を執拗につき止め、何ヶ月も掛けて周到に準備し、隠れ家を急襲しオサマ・ビンラディンを殺害したアメリカ合衆国政府と、その命令書にサインしたオバマ大統領の心情には、911テロの被害国でもある日本人の一人として、ある程度の理解は出来るし共感も出来る。

しかしながら、

道義的にも、

国際法的に考えても、

アメリカ合衆国の行為は間違っている。

 

5月3日時点での報道を読む限りでは、アメリカ合衆国政府は、CIAは、パキスタンの首都、イスラマバード近郊にビンラディンが潜伏していると言う情報を掴み、周到で入念な調査の末に居場所を特定し、パキスタン政府に通報する事無くその隠れ家をSEALS(米海軍特殊部隊)がヘリで急襲。約40分間に及ぶ銃撃戦の末、ビンラディンを(恐らくビンラディンが人間の盾として利用した)家族もろとも殺害した。と発表している。

つまり、

アメリカ合衆国政府は、独立国家に対して通告も無く無断で軍隊を派遣し、その国で暮らしていた人間を相手国の承認も無く殺戮したのだ。

アメリカとアメリカ人にとって、オサマ・ビンラディンが自国に対して許し難い破壊と殺戮を行ったならず者集団の首謀者で、どんな手段を使ってでも捕らえて断罪したい人間であった事は理解出来る。しかし、

今回アメリカ合衆国がやった事は、国際連合にも加盟している独立国家に対し、その相手国に通報もせず承認すら得ず勝手に軍隊を派遣し、破壊活動と殺人を行ったのだ。

オバマ大統領は自国民と世界に向かい、「正義は達成された」と宣言したが、ビンラディンを殺害したそのやり方は決して正義などではなく、道義的にも、国際法的にも、今回アメリカのした行為は間違っているし、それは決して正義ではない。アメリカ合衆国は、悪を裁くのに邪の道を選んだのだ。

無知で無能な自民党や民主党の2世、3世議員とは異なり、政界に身を投じる前は人権派弁護士として頭角を現した経歴を持つオバマ大統領は、ビンラディン殺害に法的正当性を持たせる事が難しい事は百も承知だった筈で、オバマ大統領は恐らく、後世の歴史家から批判される事など覚悟の上で、それの実行を決断し実行させたのだろうが・・・

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