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2012.04.21

その増税に大義無し

メディアを賑わせている消費税増税案、最大野党の自民党は民主党の公約違反を指摘するだけで、政権交代がなければ消費税増税は自分達がやるつもりだった事なので、谷垣総裁も「法案提出を妨げるつもりはない」と公言し、民主党に貧乏クジを引かせてダンマリを決め込むつもりのようだ。

共産党の志位委員長は国会で、

「八ツ場ダム建設再開や
2000億円を超える米軍駐留経費負担には一切手を付けず、一体改革で盛り込まれる社会保障政策は切り捨てばかりだ。」

と批判し、それに対して野田首相は

「(消費税増税と社会保障改革で
)将来不安を取り除き、安心して消費や経済活動を行う基礎を築く。」

と答えた。しかし、野田政権の消費税増税と年金削減策では庶民の負担増が年額
16兆円になると試算されているのに、これでどうやって安心して経済活動を行うと言うのだろう?


私が小学生の頃と比較して、年収
1億円以上の人が払う所得税は約半分になっているし、大企業が払う法人税も引き下げられ、株式の配当や譲渡益にかかる税金は半分に引き下げらた。相続した株式への相続税など、控除幅が10%から80%へと大幅に減税されている。

大企業や富裕層、いわゆる「1%の金持ち達」には大判振る舞いの減税をしておきながら、「財源が無い!国家が破たんするから消費税増税だ!」と言うのは、どう考えても理屈に合わない。
本当に財源が無いと言うのなら、引き下げ続けてきた大企業の法人税と、富裕層が負担する所得税や相続税を
25年前の水準に戻せばいいのだ。税の目的である「所得の再分配」と言う観点から考えても、庶民への社会保障なのにその財源を大企業や富裕層からではなく、消費税によって中・低所得の庶民や、貧困層に負担させると言うのは正しい税制度のあり方とはとても言えない。

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