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2012.04.19

介護と、育児

最近の研究では認知症は、『記憶力の低下が顕著となっても感情は高度に保たれる』と言う事が判ってきている。
だから、認知症高齢者の介護では相手の尊厳を守った対応が必要とされているし、尊厳を傷付ける様な対応をすれば問題行動を招く事になる。

だから、介護者の要請・指示・依頼を一切受け付けなくなった認知症高齢者には、複数の選択肢を提示し自分で選択・決断させる事が良いと言われているが、このやり方、自我が芽生えた、いわゆる「イヤイヤ期」に突入した
我が息子にも、とても有効だと最近気付いた。

服の着替えを嫌がる息子に、
「服を着てから公園に行く?それとも服を来てから買い物に行く?」
と聞くと、
「こうえん」
と答える。
「じゃあ、公園行くから服着ようね」
と言うと、それまで何を言っても「イヤ!」としか答えなかった息子は、自ら服を着始めるのだ。
育児においては、強制する事・急かす事・否定する事は、やってはいけない好ましくない対応だと言われるが、認知症を学ぶ過程で得た知識のお陰で、僕はそれらを全くする事無く快適に育児を楽しめている。
そして介護で得た知識は育児でも有効だし、育児で得た知識は介護にも応用可能だと言う事実にも気付いた。

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コメント

歳をとると子供に戻ると言いますから、接し方もあながち間違っては無いのかもしれませんね。
認知症の患者さんにも、善し悪しの区別のつかない子供にも、
一人の人としての尊厳を大切にして接することが重要なんですね。

投稿: ハルシオ | 2012.04.19 22:15

>ハルシオさん

特に認知症高齢者の場合、アルツハイマーによる脳萎縮が末期レベルまで進行した場合を除けば、殆どの方は論理的思考が困難になってはいますが感情や情動、理解力はかなり保持されていますので、自分が見下されている、軽く扱われている、と言った事にはとても敏感で、介護者が高齢者を自分の意図に沿うよう支配しよう、制御しよう、とすると、強い反発を招きます。だから、複数の選択肢を提示し選んで頂く事で、「自由意思で決断」してもらい、誰かに操られているのではなく自らの意思でそれを行っている。と感じてもらうような声掛けを行うのですが、

その対応って、そのままイヤイヤ期の、自我が芽生えた子どもにもとても有効なんですよね。
ベースラインは、「誰かに従わせられているのではなく、自分自身の事を自分でハンドルしている」感を抱いてもらう事です。


なんて言ってる事は偉そうですが、最前線の介護福祉士として『利用者満足の追求』と『業務の効率性、利益』とのバランスも考えながら利用者と相対している僕は、現場ではある意味狡猾な事もやってますよ。

投稿: mizzie | 2012.04.19 22:50

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