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2013年1月

2013.01.14

mizzie家、国際政治について夫婦で議論する

平均的な30代~40代の夫婦の会話がどんなものなのかは判んないけど、我が家では国際問題についての、こんな会話が時々交わされています。(o^-^o)

ななか:「mizzieさぁ、(2013年現在の情勢で)日本は中国と戦争して勝てるの?」

mizzie:「開戦初期の局地戦で戦術的に勝つのは可能かもしれないけど、戦略的には絶対ムリ。」

「どうして?」

m:「先の大戦ではさ、日本は軍事的には中国よりも圧倒的に強かったのに、15年も戦ったのに勝てなかったでしょ?なのに今の中国は、経済的に強くなって軍事力でも日本を圧倒してる。装備の近代化は進んでるし兵員数も艦船も航空機も戦闘車両も絶対数は自衛隊よりも人民解放軍の方がはるかに多い。それで勝て。って言う方がムチャだ。」

な:「でもねmizzie、雑誌とかネットとかメディアとか、「自衛隊は強い」って言ってるの最近結構目にするじゃない。中国が装備近代化してるって言っても全部が近代化された訳じゃないし。隊員の質だって自衛隊は中国軍よりも遥かに勝ってる。って書いてあったわよ。」

m:「確かに、自衛隊の練度は高いし志願兵で構成されてるから隊員の士気は高い。装備だって最新のものばっかり。核兵器と戦略爆撃機と原潜と空母以外は全部持ってる。だけどね、多少の練度差とか兵器とかハード面の差は、数で補えるんだ。戦争って言うのは兵力を多く揃えて兵站をしっかりやった方が勝てるんだよ。自衛隊が隊員の士気も練度も高くて百発百中だって言っても、百発百中の砲1門と百発一中の砲100門が戦えば、百発一中の砲百門の方が勝つんだ。簡単な数学だよ。」

な:「でも戦術的に局地戦で勝つ事は出来るんでしょ?じゃあ、戦術的勝利を重ねていけば最終的には勝てるんじゃないの?」

m:「総力戦の戦争で被害ゼロって有り得ないでしょ?米軍の完全なワンサイドゲームだった、あの第一次湾岸戦争の時だって米軍にはそれなりの数の戦死者が出たし、最新の戦闘機が何機も撃墜されてる。戦う度に戦闘機も艦船も戦車も減っていくし隊員は少なくなっていくのに、それでどうやって勝ち続けるの?開戦直後の局地戦で勝つ事は出来るかもしれないけど、戦う度に連度の高い兵士は損耗するし戦闘機も艦船も戦車も消耗する。それでどうやって勝ち続ける?今時、「戦術的勝利を重ねていけば戦略的不利も覆せる」なんて思ってるのはただのバカだよ。それに、」

な:「それに?」

m:「国土の狭い日本は自国を戦場には出来ないから、もし中国と戦争をするなら必然的に主戦場は中国大陸になる。13億も人間がいて広大な国土を持つ中国は、敵軍を自陣奥深くに引き込んで、補給路が伸びきったところで袋叩きにする、焦土作戦が使える。日本は京阪神と京葉浜やられたら国家として機能しなくなるけど、中国は上海と香港とベイジンがやられても、天津、ウーハン、広州、シェンヤン、重慶、西安が残る。中国には人口100万人以上の都市が40以上もあって、それら全部を制圧してもまだ10億人以上の人間が抗戦継続出来るんだ。逆に中国は、広大な自国領土内に分散した敵軍の、長くなった補給線を分断して兵糧攻めにして、武器弾薬を使い果たした所で各個撃破するだけでいい。少数精鋭の軍隊にとって最大の脅威は、「(質の高低関係無く)圧倒的多数」なんだから。」

な:「補給線断たれない様にして武器弾薬を沢山補給してればいいんじゃないの?」

m:「となると、輸送に護衛を付けなきゃなんなくなる。つまり兵力分散の愚を犯す事になる。人民解放軍にしてみたら各個撃破がやりやすくなるだけだよ。1万人の部隊を相手にするよりも、8500人の部隊を相手にする方が楽に戦える。」

な「つまり、日本は中国と戦争しても勝てないって事なのね。」

m:「その通り。兵力が少なくて補給路の長い軍隊が戦略的に勝った戦争は、少なくとも僕の知る人類史には無い。」

な:「じゃあさ、私達は尖閣が中国に取られちゃうのを見過ごすしかないわけ?」

m:「歴史的にも、国際法的にも、尖閣諸島が日本固有の領土なのは明白だから、中国が尖閣を取る為に派兵したらそれは侵略戦争になっちゃう。今の国際情勢だと中国は尖閣に手出せないよ。日本が政治的発言力の低い、経済力も弱い小国だったら話は別だけど、日本はまだ、GDP世界第3位、軍事力世界第7位の大国でしょ?その国に侵略戦争仕掛けたら世界中の注目を集めちゃうし結果として中国は世界中から非難される。それに軍需産業が儲かるから日米安保を口実にして米軍が出てくるのも明白だし、東シナ海の小島一つ取る為にそんなリスク犯す程中国はバカじゃないよ。」

な:「じゃあどうして中国は尖閣にちょっかいだしてくるの?それと日本はそれに対してどうしたらいいの?mizzieがラインハルトみたいな国家元首ならどうする?」

m:「中国は小さな既成事実を重ねて、スキあらば実効支配に持ち込んで自国領に組み込みたいんだと思うよ。南沙でフィリピン相手にやってるみたいにね。尖閣の地下資源は魅力的だから。」

な:「で、mizzieならどう対処する?」

m:「日本共産党の志位委員長も言ってるけど、「尖閣に領土問題なんか存在しません」ってダンマリ決め込んで相手の言いがかりに反論も何もしない自民党式外交政策は百害あって一利無しだから、「中国と日本には領土問題が存在するけど、尖閣を発見して居住した公式記録は日本人が最初だから先占権は日本にある。中国は「明・清代からの領土だ」って言ってるけど、公式資料を何一つ提示してないし(そもそも存在しないから主張なんか)出来ないじゃないか。それに日本が尖閣の領有を宣言した1895年から1971年まで、中国は日本の領有に反論も意義を唱える事もしなかったじゃないか。」ってちゃんと主張して、他にも日本の領土である事の正当性を示す根拠はあるから、それをきちんと示して国際的に「尖閣は日本の領土」って合意を形成させたらいい。中国だって国連加盟国だから、国連の決定には従わざるを得なくなる。」

な:「中国がアメリカみたいに、国連の言う事なんか聞かない国になったら?」

m:「そうならない為に、またそうなった時の為にも、日本は近隣諸国とは仲良くしてなくちゃいけない。台湾、フィリピン、マレーシア、タイ、ミャンマー、インドネシア、他の東南アジア諸国、インド、モンゴル、ロシア、そして韓国と北朝鮮。」

な:「でもあたし、韓国ってキライよ。」

m:「ななかが韓国籍の人とか在日に嫌な思いさせられた事あるのは判るけど、韓国籍の人がみんなそうな訳じゃない。逆に僕がシスコで暮らしてた頃に一番の仲良しだったのは、僕に一番良くしてくれたのは韓国人だ。悪い韓国人もいればいい韓国人もいる。それは世界中一緒だよ。悪い中国人もいればいい中国人もいる。新婚旅行で会ったチャイニーズの女の子達はいい子だったじゃない。」

な:「それはそうだけど・・・。」

m:「いいアメリカ人がいれば悪いアメリカ人もいる。日本人だってクソみたいな奴はたくさんいる。よく目立つ悪い事象を取り上げて、それで全体を評価するのはアンフェアだよ。僕は個人的には、日本と韓国は仲良くするべきだって思ってる。日韓にはとても難しい問題があるから、仲良くするのはとても難しいし僕等には痛みを伴う事になるだろうけど、それを乗り越えないといけないし乗り越えられると思ってる。右の連中は『謝罪外交だ!」って言うけど、僕等はあの人達にそれだけの事をしたんだ。在日の歴史は差別の歴史だし、僕は子供の頃、在日の人達が差別されるのをこの目で実際に見て来た。犯した罪には謝罪と贖罪が絶対に必要。それについて語り出すととても長くなるから、今度また、時間がある時にゆっくり話そうよ。」

な:「そうね。もうすぐ風呂沸くからJr.もお風呂に入れなきゃなんないし。」

某匿名巨大掲示板とかで「底辺の職業」と侮蔑される介護職に就くmizzie家では、底辺に相応しいレベルの低いアフォな話題を夫婦で語り合って盛り上がっています。
この国で最も高貴な人種で構成される匿名巨大掲示板の住人達に言わせたら、「恐るべき低能!」とか「下俗で野卑。知的に貧困。」とか言われちゃうんだろうなぁ・・・。

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2013.01.03

日本国憲法のマーチ

(「アンパンマンのマーチ」のリズムで歌おう!)

そうだ うれしいんだ

反戦平和

たとえ 理想主義と 言われても

 

なんのための 自由

誰のための 平和

こたえられないなんて

そんなのはいやだ!

理想 胸に掲げ

熱く こころ 燃やす

だから君は 輝くんだ

いつまでも

そうだ うれしいんだ

国民主権

たとえ 理想主義と 言われても

ああ 日本国憲法

やさしい きみは

行け 自由と平和 まもるため

 

なにが国民のしあわせ

なにを理想とあおぐ

わからないまま おわる

そんなのは いやだ!

わすれないで 非戦

うばわないで 人権

だからきみは 叫ぶんだ

せかいにむかい

 

そうだ おそれないで みんなのために

人類の 崇高な 理想を まもるのだ

ああ 日本国憲法 やさしいきみは

行け 国民のくらし まもるため

 

時は はやく すぎる

掲げた 理想は くすむ

だけど 君は 行くんだ ほほえんで

そうだ ただしいんだ

戦力不保持

たとえ どんな敵が あいてでも

ああ 日本国憲法 やさしい君は

行け 国民の暮らしを まもるため

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日本国憲法はGHQから押し付けられた?ちゃうわぃっ!GHQに憲法草案教えたんはワシら高知県人じゃい!

この国の全有権者中、たった2割の支持しか得ていないのに約7割の議席を得た、数千万の意思を踏みにじって権力を掌中に収めた安倍自民党は、

『第二次大戦後に、占領軍から押し付けられた憲法を排し、自主憲法を制定しよう』

と主張、先進国中最もラディカルな思想に貫かれた日本国憲法を、自分達の支持基盤である少数特権階級の利益最大化に貢献する憲法に書き変えようとしている。
広告料収入によって運営されるメディアを、広告主を介して操り国民を誘導しようとする彼等は、ウソに塗り固められた理論を「これこそ正論!」と振りかざし、国民を死地に駆り立てようと企んでいる。

明治維新以降、政治に、思想に、軍隊に、多くの傑出した人物を輩出してきた、中浜万次郎、河田小龍、坂本龍馬、中江兆民、板垣退助、植木枝盛の様な、自由と民主主義の旗印を掲げた多くの偉大な先人達と同じ土佐人のDNAを、土佐人魂を内に秘めた高知県人の一人として、

「戦後、アメリカから押し付けられた日本国憲法は排しなければならない」

と言う主張に対しては、『憤怒』の感情しか抱く事が出来ないのだ。

護憲論者達は、平和主義者達は、人権論者達は、改憲の動きに対して、
「良いものを何故変えなければならない?」
と反論している。もちろんその反論は正しいし、僕個人的にはとても強く「I agree!」と叫ぶのだが、土佐人として、土佐人魂を宿す者として、
「日本国憲法がGHQから押し付けられた?GHQに憲法草案教えたんはワシら土佐人じゃい!ワシらの国には戦前から民主主義思想とそれに貫かれた憲法案があったんじゃ!お前らが「戦後政府に憲法押し付けた」言うGHQに憲法案押し付けたんは、ワシら土佐人じゃ!」

と思うのだ。

「日本国憲法の原案はGHQが考えたんちゃうわぃ!ワシら土佐人が考えたんじゃ!現行憲法は立派な自主憲法なんじゃい!!」

と強く思うのだ。


安倍自民党が現行憲法を否定すると言う事はすなわち、土佐人の意思を否定する事を意味するのだ。そしてそれは同時に、この国で最も尊敬される歴史上の人物である坂本龍馬を、彼の掲げた理想を否定する事と同義となるのだ。
(坂本龍馬の思想に強い影響を与えたのは河田小龍(高知市出身)であり、河田小龍に影響を与えたのは中浜万次郎(高知県土佐清水市出身)であり、そうして高知に根を張った自由と民主主義の思想が、植木枝盛や中江兆民など、その後に続く多くの高知出身の民権論者や思想家など偉人達に影響を与えた)

憲法を変えようとしている連中が企んでいるのは、この国を戦争が出来る国にする事だ。アメリカ軍需産業と一緒になって兵器産業で儲けたいのだ。自分達は絶対安全な場所から一歩も出る気は無いクセに、国民に愛国心を煽って裕福ではない家庭に生まれた若者達を死地に送り、軍需産業の利益を最大化させる事だ。

基本的人権や思想・信条の自由、団体交渉権などに制限を設け、労働者に彼等が生み出した価値以下の賃金しか与えない少数特権層の利益を最大化させる事だ。

 

憲法改正は決して国民の為に行われるのではなく、憲法改正を目論む政治屋達と彼等からの利益誘導に依存する特定集団の利益の為でしかない。その程度の事は、City College中退と言う貧相な学歴しか持っていない私にだって判るんだから、私なんかよりも遥かに賢明である筈の多数派日本人達には、当然判っている事だと思う。

【参照】
土佐偉人伝:植木枝盛(URL:http://www.nhk.or.jp/kochi/ryomatosa/03/index.html

東洋大日本国国憲按(URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%A4%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%8C%89

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