« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »

2013年11月

2013.11.30

なくても大丈夫

前の職場では節電委員長だった私は、全ての電気機器使用状況の再確認と使用方法の見直し・不要機器の撤去からなる節電計画を立案、全部署に節電委員を任命し、各委員に対して節電対策実施権限・義務を付し、結果、24年度はコストを1円も掛けずに10%以上の節電を達成。年間で100万円近い電気料金を削減させた。

25年は私がケアマネ試験合格と資格取得に伴い転職した為、節電対策の結果がどうなったのか知る事は出来ないが、転職が無ければ節電計画として、照明のLED化と償却期限の過ぎた機器の省エネ機器への更新を実施し、23年度比での電力使用量15%削減は容易に達成出来る見込みだった。

「原発無しでは電力が15%不足する」

と主張する電力業界、経産省、安部政権など原子力ムラの面々に対し、反原発の旗を掲げる私は「原発無しでもやっていける」事を立証してみせたのだ。

消費者である私達は、自らの力で原発無しでもやっていける事を知った。また、事故後の賠償と、使用済み核燃料処理に要するコストが高額過ぎるから、環境対策に熱心なヨーロッパ諸国だけでなく、米オバマ政権も脱原発に舵を切りつつある。世界は確実に脱原発に向かいつつあるのだ。それなのに、原発利権に固執する我が国の産業界と、献金総額の半分以上を電力業界に依存し原発推進・再稼働を推し進める自民党は原発再稼働にまい進しているが、彼らはこの国を核廃棄物で出来た放射能の国にするつもりなのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.29

逆トリクルダウン

先の参院選で大勝した自民党が、大胆な法人税減税を実施すると発表した。昨年5%引き下げた法人税を、さらに引き下げると言う。

仮に法人税の実行税率を経団連の要請通り周辺諸国並みまで引き下げた場合、法人税の減税額は11年度と比較すると5兆円を超える。

法人税収を5兆円も減らす政府は景気判断と引き合わせて諸費税増税か税率据え置きかを判断する。と言っているが、数値上は経済回復の兆しがあると、見かけだけの景気回復を根拠に消費税を上げるだろうし、法人税減税の穴埋めに消費税を上げる魂胆は明白だ。

政府は、大企業や富裕層を潤わせれば、その富はゆっくりと全体に降りてくるトリクルダウン理論を主張する。しかしノーベル賞経済学者のスティグリッツ教授は「現代ではトリクルダウン理論は機能しない」と主張しているし、トリクルダウンさせる為の原資を払える能力のある人から集めるのではなく、払える能力のある人・会社は減税し、高齢者も障害者も子どもからも、貧富老若関係無く払わせる消費税で賄うと言うのでは、上からしたたり落ちるトリクルダウンではなく、下から根こそぎ吸い上げるサックアップだ。

どうやら政府の成長戦略とは、1%の強者を肥え太らせる為、99%を肥料にする政策の事らしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.28

2つの成功方程式

私がこの夏に読んだ医学博士のコラムで、「成功する為の必要条件」として、「性格」が挙げられていた。

芸術でもスポーツでも、成功者に共通しているのは「性格が良く」「根気と粘りがある事」なのだそうだ。

根気と粘りは不遇時代にも諦めず投げ出さない事に、性格の良さは独善的・他罰的にならず他者の助言を柔軟に受け入れ、また他人から好かれる事で良き指導者・支援者に恵まれるから。

なのだそうだ。なるほど、芸術やスポーツでは、その二つは重要な成功要素となり得る。だが、経済の世界ではどうだろう?権謀術数渦巻く世界では、性格の良さはつけこまれ利用された後で切り捨てられる要素となるし、不採算部門や効率の悪い部署の根気や粘りは百害あって一利なしで、それらは可能な限り早く合法的に見捨てないと株主から批判の集中砲火を浴びる。

切り捨てられる社員やその家族は困るだろうが、ビジネス界では従業員とは、「交換可能な消耗部品」でしかないのだ。そして自民党の成長戦略は、1%をより強くする為に、これまで法律で保護されていた労働者から、その保護を無くす事を前提としている。自民党が掲げるなんじゃらミクスとは、1%の勝者が全てを手にして残りの99%には何も与えられない、冷酷なゼロサム理論の事なのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.27

忍耐は美徳にあらず

彼等は一体、どこまで我慢するつもりなのだろう?それは私にとって摩訶不思議で理解不能な事でもある。

私が言っているのは、この国のso called多数派国民の事だ。

改憲派は憲法を変え軍隊を持ち、軍事裁判所を設け命令違反・軍規違反は死刑にする。と言いだした。戦地に行くのは、それは嫌だと言って死刑になるのは、それを決めた権力者の子弟ではなく、私達庶民の子供や孫達だ。

政府は消費税を上げると言う。そうやって私達の懐から抜き取った金は、社会保障には回らずそのほとんどが大企業減税と大企業支援の予算(不要不急の公共土木事業と戦車や戦艦、戦闘機と言った兵器調達費用だ)に使われる。

政府は経済の為に原発を動かし輸出すると言う。しかし原子力エネルギーが人間には扱えない事は福島原発事故で証明されたし、ばら撒かれる放射能で苦しむのは私達庶民の子供達だ。原発利益で潤う巨大企業経営陣や政治家達の子供ではない。

他にも、TPP、社会保障制度改革、米軍基地問題、全て、痛みは地方の庶民に押し付けられる形となっている。利益は政治家と大企業経営陣で山分けだ。

耐えるべきでないことに耐え、言うべきことを言わずにいれば、相手は際限なく増長し、自己のエゴイズムがどんな場合でも通用する、と思いこむだろう。幼児と権力者を甘やかし、つけあがらせると、ろくな結果にならない。もういい加減に、皆もその事実に気づくべきだ。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.26

りゃく語について

略語(りゃく語)は確かに便利だ。

長く、複雑で難解な言葉をかいつまんで判りやすい言葉に言い換える。私も字数制限のある筆記試験などで多用した。

「略語はわかり辛いし、言語の本来持つ意味を失わせ、言葉が乱れる事で…」

などと略語を批判する大人もいるが、自分達に理解出来ない事を下等なもの、劣悪なものとみなして批判・攻撃するのは、分別・知性ある大人の振る舞いとしては正しくないと思う。

ただ、略語は使い方次第では危険なもの・邪悪なものとなる諸刃の剣である事を、使う者は自覚する必要がある。使いやすく、言いやすく省略する事で、その言葉が本来持つ危険性や醜さを隠してしまったりごまかしてしまったりするからだ。

そして私達ケアマネジャーは、略語や専門用語は極力使わない。誰でもわかる言葉で、わかる言い回しで、自分達の思いを、危険性と安全性を、高齢者の生活を快適にし、健康度と生活の質を上げる方法を伝えようとする。

言葉は大事に使わないといけない。そうすれば、ただ沈黙しているより、多くの事をより正確に伝えられるのだから。言葉では伝わらないものが、たしかにあるけれど、それは言葉を使いつくした人だけが言えることなのだから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.25

少数による多数支配

参院選は自民党の圧勝で幕を閉じた。しかし選挙結果のデータを読めば、自民党が多数派から支持されていない事がよく判る。

65議席を得た自民党の得票率は比例区で34%しかなく、この数字は有効投票数に対しての比率なので、有権者全体での自民党支持率は約17%。つまり全有権者中83%の人達は自民党を拒否している。

私は選挙翌日、「結局みんなは庶民増税望んで、電力使い放題にする為に原発動かして核のゴミ子孫に押し付けて、憲法変えて自分の子供とか孫を戦場に送りたいって事かよ!」とふてくされていたが、庶民増税推進派、原発推進派、憲法改正派の圧勝は選挙制度のトリックでしかなく、83%の日本人は原発再稼働と消費税増税には反対で、輸出大企業よりも小規模農家を守るべきと考え、外交は軍事力ではなく冷静な外交交渉で解決するべき。と考えているのだ。

多数決原理の民主主義なのに、この国では特定の利益集団と強固に結びつく政治屋が国の行く末を左右する。2割の支持しか得ていない党に6割の議席を与え、民意を反映せず全体を多数派の意に反する方向へ向かわせる。この国の選挙制度は恐らく、人類の歴史上最も民意を反映しない選挙制度であろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.24

アベノミクス効果 その2

アベノミクス効果で輸出大企業や豊富な金融資産を持つ富裕層は資産を増やし利益を拡大させたが、その恩恵は私達の所には一向に届かない。所得上位者・企業を潤わせればそこから次第に下位へと資金が流れるトリクルダウン理論は、お金が下まで流れてくるまでまだ少し時間が掛かるので、もう少し待っていて下さい。と政権は主張しているが、「グローバル化が進んだ現在の経済システムでは、トリクルダウン理論は機能しない」と、数年前にノーベル賞受賞者でもある、米ハーバード大のスティグリッツ教授が指摘している。現代社会においては実体経済を刺激する為に必要なのは上位者を潤わせる事ではなく、中・低所得者や中小零細企業の所得・利益が上がる様な政策誘導を行う、多数者の消費活動による経済刺激しか効果がないのだ。

アベノミクスの熱烈な支持者である日本経団連は日経紙上で、「社会保障にはより一層の削減が必要だし、国民にはさらなる負担増に耐えてもらわないといけない」と言った趣旨の発言をしていた。夏の参院選は与党大勝利という結果で終わったので、経済は停滞したまま給付抑制と負担増がさらに進むだろうが、しかしながら現政権の支持者と参院選に行かなかった全ての人達は、それを受け入れたのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.23

正義より金

福島原発事故。

自民党は収束宣言したはずなのに、安倍総理は全世界に対して『汚染水は完全にブロックされている』と公言したはずなのに、停電事故は起きる。汚染水漏えい事故は起きる。15万人の避難者は帰還のめどすら立たない。福島の子ども達は、政府によっていいかげんな根拠を基にして勝手に緩められた、WHO基準の数倍から数十倍もの被ばくを受容させられ、炉心溶融した原子炉は、内部の放射能値が高過ぎて近付く事すら出来ず、事故原因の究明すらおぼつかない。

それでも政府は原発を再稼働させると言う。加えて、地震国トルコや水害国ベトナム、冷却水供給に不安がありテロの脅威に晒されているヨルダンに、原発を輸出するという。この国の首脳陣は輸出先に住む人々の事などどうでもいいと考えているのだろうか?

原発依存度の高い日本の電力会社は原発が止まった事で赤字経営となっている。それは各電力会社の経営判断ミスなのだが、各電力会社の経営陣は自分達の判断ミスを棚に上げて、

「原発さえ稼働出来れば問題は全て解決する」

と主張する。電力会社の利益と引き換えに国民を危険に晒す事は、彼等にとって正しい行為なのだ。

命よりも、正義よりも、金が大事。この国は一体いつから、そんな恥ずかしいみっともない国になってしまったのだろう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.22

アベノミクス効果

少し前の高知新聞で、大企業はこの1年で内部留保を6兆円増やした。と報じていた。

これらは欧米の景気が回復期に入った事と、異次元金融緩和による円安で輸出大企業の利益が向上が主な要因で、アベノミクスが大企業と富裕層を潤した事がデータ上でも示された。

政府は向上した利益を賃上げに回す様にとやんわりと促したが、経団連会長は賃上げを否定。大企業の増加した利益は賃上げにはほとんど回らず株主配当として富裕層に配分され、残りは内部留保として貯め込まれた。ハーバード大のスティグリッツ教授が指摘した、「トリクルダウン理論は現代では機能しない」が、ここでも証明されている。

アベノミクスは決して多数派国民を潤さない。それどころか、アベノミクスとして使われるお金の原資は私達が払う税金(その為に消費税は引き上げられる)と、未来の子供達からの借金だ。アベノミクスとは、国民全体で集めたお金を1%の強者に集中配分する経済政策の事なのだ。

先の参院選では、アベノミクスは国民からの圧倒的な支持を受け自民党の大勝に多大な貢献を果たした。私はアベノミクスが招く未来に否定的だったので落選した候補に投票したが、多数派国民はそうではない。多数派国民は皆で集めたお金を強者に集中配分する事を選んだのだ。

この国の裕福ではない多数派国民って人達はきっと、超が付くくらいの「どM」なのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.21

嘘は言ってない

参院選自民党圧勝の結果を受け、安倍総理はTPP正式参加を表明した。

参加に際し、交渉の内容を外部に漏らさない。との守秘義務契約を結んだので、TPP交渉で何について抵抗・妥協するのか、私達国民は知る事が出来ない。交渉が全て決着した後で、「こんな結果になりました」と報告されるだけだ。

参院選で当選した多くの自民党議員は、選挙ではTPP反対と言って当選しているので、彼等に投票した人達は「騙された」と思うかもしれないが、選挙前から自民党はその公約でTPP参加と言っていた。だから選挙で勝った自民党は公約に書かれた通りTPP正式参加した。ただそれだけの事であって、自民党は一言も嘘を言ってはいない。

TPP参加。

憲法改正と軍拡。

消費税増税と大企業への大幅減税。

原発再稼働と原発輸出推進。

これらは自民党が参院選で「選挙で勝てばやります」と公約にしっかりと書いていた事なので、選挙で勝った自民党がそれらを実行しなかったとしたら、そちらの方が公約違反と言う事になる。選挙で自民党と自民党候補に投票した人、選挙に行かず結果として自民党圧勝を支えた人は、TPP参加、原発再稼働、消費税増税と大企業減税、それら全てを受け入れた。と言う事なのだ。それが政党政治と言うものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.20

必勝方程式

先の参院選では自民党が65議席を得たが、比例区での自民党の得票率は約38%であった。

投票率は約5割だったがつまりこれは、自民党は全有権者中2割弱の支持で5割強の議席を得た事になる。さらに自民党は一人区に限って見れば、全体の2割の支持で9割の議席を得ている。

衆院小選挙区、参院一人区、現行選挙制度のお陰で圧倒的多数を得た自民党にしてみれば笑いが止まらないだろうし、選挙制度を改革とか、口ではもっともらしい事を言っているが本音では、選挙制度改革など絶対やりたくはないはずだ。

そして2割の支持で全体を支配すると言うこの現実は、「政治の実相とは、少数による多数支配である」と言う言葉のゆるぎなき証拠でもある。民主共和制のもとでは100のうち51を占めれば全体を支配出来るが、国民が積極的に政治参加した時代を教訓に、全体の半分が選挙には行かない、政治参加など無意味な事、政治にアツくなるのはカッコ悪い事、そんな風潮を作り上げた権力者達は、全体の26から支持を得れば全体を支配出来る社会を構築した。

一人区、小選挙区が民意を反映しないのは明確だが、自分達による多数支配を完成させる為には必須の選挙制度でもある。少数による多数支配をもくろむ権力集団にとって、小選挙区制だけが自分達の必勝を約束するのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.19

ねじれなど無い

自民党大勝の選挙結果に、

「自民党公約と民意はねじれを起こした」

との意見もあるが本当なのだろうか?

与党は選挙でウソを言ってなどいない。隠してもいない。

原発。

TPP。

消費税。

改憲。

党首がそれについて口にしなかっただけで、自民党の公約にそれらははっきりと

書 か れ て い た の だ。

経済政策には期待するが原発再稼働はノー。なら自民党に投票しなければいい。それだけの話だ。しかし自民党の得票率は比例区では断トツだった。脱原発、TPPも消費税増税も反対、改憲なんてもってのほか、な私は自民党拒否だが、多数派日本人なる人々は自民党を支持しており、民主的な選挙を経て選ばれた政党の方針には従わざるを得ない。

棄権した5割は自民党を支持していない。と言うのは民主国家では通用しない。棄権は当選者への白紙委任であり、自民党大勝が予想された選挙での棄権に、自民党支持以外の解釈は出来ないのだ。

先の参院選では自民党の得票は全有権者の2割弱に過ぎないが、棄権は勝者への白紙委任なので、この国の7割の人達は自民党を支持し、自民党が掲げた

『原発再稼働と原発輸出の合促進』

『TPP加盟により危険だが安価な農産物を輸入』

『消費税を引き上げて低所得者を締め上げる』

『憲法を変えて子供達を戦場に送る』

を支持したのだ。民意ははっきりと示されているではないか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.18

ごめんね

現代を生きる我々にとって、最大の義務とはなんだ?

それは、過去から受け継いだものを、きちんと次の世代に託す事だ。しかしこの点に関して私達は、義務を全く果たせていない。過去世代から受け継いだ遺産を食いつぶしただけでは飽き足らず、借金を元手に自然を破壊し汚染したのだ。現代を生きる我々は、次の世代に破壊され汚染された国土の再生と、借金返済を託した。と言うより押し付けた。

その現実を前にして、私は私なりに抵抗を試みてはいたのだけれど力及ばず、私が次の世代に託したかった最後の一つ、「平和」も、今や風前の灯だ。400万人以上もの犠牲を出し、国中が焼かれたと言う悲惨な経験を経てようやく手にした平和を、私達は前の世代から受け継いだ。

しかしながら我々世代は、「手渡された平和を維持し、次の世代に手渡す」と言う責任を忘れ、「うつろな人々」、「とまどえる群れ」となる事を選んだようだ。責任を負わず義務も果たさず、ただ黙って誰かの号令に従いついて行く。確かにそれはラクなのだろう。だがそのツケを払わされ、自己犠牲を強制されるのは全て未来の子供達だ。そしてそれを思う時、私はとても悲しく、また申し訳ない気持ちで一杯になる。

そして子供達に対し、こう言わずにはいられない。「ごめんね」と。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.17

すごいコンビニ

アートなものを観るのって結構好きなmizzie、こないだ、瀬戸内国際芸術祭なるものを観に、瀬戸内海に浮かぶ小島、粟島へ行って来た。

東名阪の人達の感覚だと、ど・ど田舎に属するであろう三豊市(開催地)に、なんじゃこりゃあぁぁぁ!(©松田優作)って位に沢山の人が来てて、粟島に向かうフェリー乗り場は大混雑。
フェリー乗り場の駐車場じゃ対応出来ないから、遠隔地からの来訪者は数キロ離れた場所にある巨大な駐車場に停めさせて、そこからシャトルバスでフェリー乗り場までピストン輸送。フェリーも定期便じゃ対応出来ないから臨時便増発してるんだけどそれでもゼンゼン足りてなくて、mizzie御一行はフェリー2時間待ち。

待ってる間、Jr.が「お腹空いたーっ!!」とか言うので、何か食べ物でも調達しようとフェリー乗り場周辺を探索したんだけど、車を遠く離れた駐車場に停めてるから探索範囲が狭くならざるを得ない。

で、ど田舎な三豊市(注:田舎なのは東名阪を基準にしてで、我が高知は三豊市と比較すればニューヨークとツバル位の差になっちゃう、超弩級で空全絶後の未曾有などどど田舎です)だからコンビニを見付けるなんて、愛宕山でライチョウを見付けるくらい困難だ。

でも探さない事には仕方が無い。で、フェリー乗り場周辺をトコトコ歩いて、道を歩いてたジモティーなおばあちゃん捕まえて、「この辺りにコンビニとか無いですかね?」って聞いたら、「そこの角を右に曲がって次の四つ角で右に曲がったらあるで。」と教えてもらって、言われたとおりに歩いて見付けたのが、こんなコンビニ。

Photo_2

ロー損にも、セ蚊系列にも、ファミ魔にも、どこにも属さない独立系コンビニ。店構えも凄いけど、売ってる品物も凄かったです。

香川県三豊市にある、超すごいコンビニ。(色んな意味で)恐らく地上最強。拝金と利益最大化と搾取と言う経営哲学に基づき行動する守銭奴皇帝(敢えて名は秘すが、△業競争力会議メンバー)の経営するコンビニには、絶対出来ないような経営哲学で運営されてました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.16

食物連鎖

mizzieが結婚して、今の住所に越して来てから早や5年が経った。

引っ越してきた当初は、夏になると家の前を流れる用水路から羽化する蚊に悩まされたが、一昨年からトンボの個体数が増え片っ端から蚊を食べてくれる様になり、蚊に悩まされる事はかなり減った。今年も、無事に羽化した数匹のトンボが我が家の周辺を飛び回っていたが、トンボ達はある日を境にぱったりと姿を消し、代わりに、ウシガエルの鳴き声が常時聞こえる様になり蚊と蝿が急増した。恐らくトンボは、何処からかやってきたウシガエルに全て捕食されてしまったのだろう。

口に入る大きさの動物は全て食べてしまうウシガエルは、トンボだけでなくタカアシグモもヤモリもトカゲも食べてしまった様で、それらが捕食していた蝿や蚊、ゴキブリと言った害虫が我が家の周囲で急増。結果、この夏は昨年まで不要だった殺虫剤とその為のコストが必要となった。

我が町にやって来たウシガエルはたった一匹だが、その一匹が強力で強欲で貪欲だった為に、有益な小さな生き物達が全て捕食され駆逐されてしまい環境が激変、生活不快度が増し本来なら不要なコスト負担を迫られているが、これを大規模にしたものが日本のTPP加盟によりやって来る、安価な輸入農産物と外国人労働者、アメリカ医療保険企業によってもたらされるのではないのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.15

現代の経済政策

安倍政権が実施した金融緩和・大規模財政支出、民間投資喚起を柱とした経済政策により、大企業の利益を増大させ富裕層も資産を増やしたが、大多数の国民はその恩恵を全く受けていない。

それに対し政権は、上位層が潤えばその富が次第に下位層へ降りてくる、いわゆる『トリクルダウン理論』を根拠に、「経済回復の恩恵が全体に行き渡るまで少し時間が掛かる。もう少し待っていて欲しい。」と主張している。

しかし、グローバル化が進んだ現代社会において、トリクルダウン理論が完全な機能不全に陥っている事は、ハーバード大教授でノーベル賞受賞学者でもあるスティグリッツ教授が明快に・理論的に否定し、

「グローバル社会の下ではGDPの成長は労働者の所得や福利厚生の向上にはつながらない。」

「政府が(税による)強力な再分配政策をとらない限り、労働者の暮らしは悪くなる。」

「労働者のセーフティネットを強化し労働者の税率を下げ、所得税の累進性を増大させて潤った層の税率を上げ社会保障予算にするのは当然の措置。」

と主張している。
現在の政府はハーバード大教授でノーベル賞受賞学者の主張する「グローバル化が進んだ現代における正しい経済政策」と正反対の事をしているのだが、その事について彼等と彼等を支持する国民は、一体どう考えているのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.14

あり得ない

先頃ケーブルTVでアニメを観ていたら、オスプレイの様な飛行機が回転翼(プロペラ)を上に向けて上昇、1秒程で回転翼を前に傾け前進加速していくシーンあった。

軍事オタクやアニメオタクはこれを見て、「日本にオスプレイ導入は有効」と言っているのだろうが、航空力学の知識があれば、このシーンが現実的には不可能な事ぐらい、すぐに判る。

航空機が空を飛ぶのは何故か、それは飛行機は翼が、ヘリは回転翼が機体重量よりも大きな揚力を生みだすからだ。ヘリの揚力は回転翼を前に傾けると、翼の生み出す揚力が前を向き機体は前進するが機体を浮かせる力は減る。飛行機の翼は上下を流れる空気の速度差で揚力を生みだすので、一定の速度が無いと機体を浮かせる事が出来ない。つまり、上昇する機体の回転翼を1秒で前に倒しても、前進速度がほぼゼロな為に翼の対気速度が足らず、回転翼を前に倒した瞬間から機体は落下を始めてしまう。

オスプレイの危険性は上昇モードでは前進モードに必要な対気速度が保てず、飛行形態移行時に500m以上落下してしまう事にある。「滑走路を必要としないオスプレイは日本向き」と言うのは航空力学に無知な者だけで、飛行形態変化に伴う降下滑空を可能とする広大な土地を持たない日本には、オスプレイは最も不向きな航空機なのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.13

滅亡途上

改憲を公約に掲げながら選挙ではその件には一切触れなかった自民党だが、選挙後、安部政権は改憲意欲と日本の再軍備化への意欲をむき出しだ。

このままでは憲法9条は葬られ自衛隊は国防軍となり、日本・中国・朝鮮半島で軍拡競争が始まってしまう。日本、アメリカ、韓国、中国の軍需産業は大喜びだろう。

日本と中韓には領土問題があるが、それは地道で真摯な外交交渉により、相手が合意せざるを得ないような根拠と正当性を示し、武力による威嚇や実行支配が不当なものである事を、世界中が判る言葉と方法で広く知らせてゆく事で平和的に解決させるべきであって、現政権が目論む強力な軍事力による威嚇や実力行使による解決は、国際紛争の解決手段としては間違っている。

内政的には、社会保障に信頼性と持続性を求める大衆と、経費削減の為に社会保障削減を望む経団連との板挟みとなっている自民党だが、現状は経団連側優位で社会保障は削減の方向にあるので、その事に大衆の目を向けさせない為にも、国外に脅威を設定し国民の視線をそちらに逸らせ、軍拡路線に進むのは為政者の常套手段ではある。

だが、国家が社会的不公平を放置していたずらに軍備を増強し、その力を内に対しては国民の弾圧、外に対しては侵略という形で乱用するとき、その国は滅亡への途上にある。これは歴史上、証明可能な事実である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.12

民主主義とは

「民主主義とは対等の友人を作る思想であって、主従を作る思想ではない。」

この言葉は、田中芳樹氏の小説に出てくる有名なセリフだがこの言葉、共に民主主義を掲げる二つの大国、日本と米国には当てはまらないらしい。

日米安保条約で軍事同盟下にある日本とアメリカ合衆国だが、こと軍事に関する限り、日米は対等の友人ではなく主従関係にある。

米国は日本国内で、(日本政府への報告などなく)自由に、自国では出来ない危険な訓練を行い(米軍機が高知県本山町上空でやっている事をサリナス辺りでやれば大問題だ)、防衛協力指針では有事となれば米軍は自由に日本の民間空港を使用出来る事になっている。

さらに毎年数千億円の駐留経費を負担させられ、経済でも毎年「年次改革要望書」を突き付けてきて、米国企業の利益の為に我が国の法律を変えさせる。対等の友人を作る思想を掲げる二つの国は、強圧と隷従を基にする主従関係となっている。

与党(自民党)も、元与党(民主党)も、第三極(日本維新の会、みんなの党、など)も、外交は日米関係を基軸、と言うだけで誰もこの不平等でゆがんだ関係を是正しようと主張した者はいなかったが、今、私達に必要なのは従属関係を維持する事ではなく、この不公平な条約を対等・中立な友好条約に変えさせ、米国と、友人として対等な立場で意見を言い合える関係を築く事ではないのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.11

エコノミック・ビースト

事故が起きた時、事故を起こした当事者を断罪して一件落着とするのではなく、その事故が起こった原因と背景、状況要因を洗い出し再発予防策を立てるのは安全対策の常識だが、福島原発事故での政府の姿勢はそれとは正反対にあるようだ。

放射能流出は収束の兆しが見えず、事故原因もあいまいなままで、高過ぎる放射能のせいで原子炉には近付く事さえ出来ず、今言われている事故の背景や状況要因など、推測どころか憶測でしかない。

規制委の安全基準など原発を再稼働させる事を前提に作られた抜け穴だらけの基準で、そこには「人命よりもカネ」な姿勢がありあり。さらに経済最優先を掲げる政府は、原発製造企業の面々を引き連れて海外に原発売り込みに出掛け、地震国トルコに原発を売り付けて来た。

かつてこの国は、

「金こそ全て。エコノミック・アニマルだ。」

と世界中から揶揄されたが、この政府と原発利益共同体の動きを見る限り、私達の国は「アニマル(動物)」ではなく「ビースト(野獣)」、エコノミック・ビーストだ。

今、最も必要なのは原発利益共同体の利益最大化の為だけに世界中で原発セールスを展開する事ではなく、世界最先端の技術力を原発ではなく再生可能エネルギー技術に振り向け、子供達の未来の為に、安全で持続可能な社会を確立させる事ではないだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.10

山ほどある

「書く事」が大好きで、こうしてブログやったり新聞の投書欄に投書したりしてる私には、書きたい事が山ほどある。

高知の事、

高齢者福祉の事、

教育・育児の事、

日米文化比較、

高知の交通環境への提言。

など、書きたい事が山ほどある。しかし私がそれらについてじっくりと書いた事がほとんど無い。

それはこの国の政治が酷過ぎて、政・官・財の不公平や不正義が目に付き過ぎるからだ。

全体の奉仕者である政治家が献金主である少数集団に、全体で使うべき予算をその少数に集中配分し、全体で負担する義務の負担をその少数だけ免除・軽減させる。

国益の確保を前提に対外交渉を行うべき政治家が、特定企業の利益最大化の為なら国益を損ねる事も良しとする。

自由と民主主義の擁護者であるべき政治家が、報道を利用して言葉巧みに大衆を欺き、個人の権利を制限し支配者階層への献身と自己犠牲を強いる。

そういった例がこの国にはあふれている。国民が政治を監視しその権利である選挙権を正しく行使していれば、一介のケアマネに過ぎない私が政治に意見を言う必要など無いのだが、2人に1人は選挙に行かず、選挙に行った人の半分以上が、綺麗に飾られた嘘に騙され自分達に不利益をもたらす候補に投票している現状では、私が「書きたい事」を書く日が訪れる事はなさそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.09

育休1年は短すぎる

私はCityCollege of SanFrancisco在学中、心理学についての基礎的な知識をとても面白く学ぶ事が出来た。

発達心理学についての講義で、「3歳までの親との関わり方が、その後の人格形成に大きく影響する」と学んだのだが、その私は帰国後、妊娠し退職した妻を出産後すぐに再就職させず、3歳までは育児に専念してもらった。

その甲斐もあってか乳児検診で自閉症疑いと診断された我が子は、医師・セラピストによる早期からの適切かつ継続的な療育と、彼等から適切な対処法を学んだ妻の頑張りで、今では問題なく保育園に通っている。

妻は非正規雇用で妊娠・出産が退職に直結しており、また貯金を取り崩しながらでも生計を維持出来たので3歳まで育児に専念する事が出来たのだが、これが早期復職せねば家計が維持出来ない程経済的に困窮しているか、育休が1年しかない正社員であったなら、我が子は適切な療育も充分な愛情を受ける機会も無いまま、その人生に大きなハンデを負っていたかもしれない。

保育園に入れない入園待機児の増加、狭い未認可保育所での「詰め込み保育」が問題になっているが、それ以前に、人格形成に最も重要な期間でもある乳幼児期に親から引き離されてしまう「育休は1年まで」という現行制度と、非正規雇用による不安定で低収入な労働形態の放置は、育児支援には大きな障害となるのではなかろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.08

まるで援助交際だ

「オールダーマンアシストスクールガール、オブタイングツーエクスペンシブアイテムオアキャッシュ、アザワイズエクスチェンジセクシャルフェイヴァー。」

アメリカ滞在中、日本のポップカルチャーに興味深々だった級友から、「エンジョコーサイって何?」と聞かれた僕はそう答えた。訳すと「中年男性が女学生に性交渉と引き換えに高価な品や現金を与える事」となる。

その行為自体は決して許される事では無いのだが、そして援助交際は買う方も売る方も悪いのだが、少し考えてみると、この国では上から下まで、援助交際が溢れている。

「ジミントウアシストケイダンレン、オブタイングゲンゼイオアカイコゴウホウカ、アザワイズエクスチェンジセイジケンキン」

「ケンセツギョウカイアシストジミントウ、オブタイングセイジケンキンオアトウヒョウ、エクスチェンジコウキョウジギョウ」

この二つの言葉と、上に書いた言葉との間に相違を見出す事は難しい。

援助交際と言う売春をする若い娘達を非難し「そんな事は止めろ」と言った時に、「政治家がやってる事だってエンコーとおんなじやん!政治家のエンコーは認められて、アタシ達のはなぜダメなの?」と言われたら、私には返す言葉が見付からない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.07

大丈夫か建設業界?

公共事業の談合と、その処分期間の短縮が問題視されていた高知県の建設業界だが、第三者としてそれを眺めていると、建設業界の未来が不安で仕方なくなってくる。

与党支持の見返りとして自分達への処罰の軽減と公共事業の大幅増と言う実を得た高知県建設業界だが、政権与党はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)加盟へと大きく舵を切った。

つまり、これまでは仲間内で話し合い、利率のいい仕事を分け合ってきた建設業界だがこれからは、冷徹に自社の利益を追求する米系建設会社との競争を強いられるのだ。

早い段階からTPPの危険性を見抜いていた農協や医師会とは異なり、建設業界は公共事業増発に釣られ現与党支持を変えず、結果として日本のTPP加盟推進に多大な貢献を果たした。談合問題をうやむやにさせ、公共工事の大幅増加も実現させた建設業界は、TPP加盟によって自分達の仕事を米系建設会社に根こそぎ持って行かれ、会社の指示で与党に投票した建設労働者達は、TPP加盟によって大挙して押し寄せる低賃金の外国人労働者達に仕事を奪われる事になるのだが、身内同士でぬるま湯の競争ごっこを演じていた県建設業界には、その覚悟は出来ているのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.06

現憲法は高知産

安倍政権は自由と平等と平和主義が貫かれた現憲法を廃し、日本を
「アメリカと共に戦争の出来る国」
に変えて、裕福ではない家庭に生まれた有為の若者達を戦地に送ろうとしている。

改憲論者達の主張は

「米国からの押し付け憲法を廃し、自主憲法を制定しよう」

なのだが、歴史好き土佐人の一人として、その主張には強い憤りを感じずにはいられない。なぜなら、日本国憲法は米国から押し付けられたものではなく、高知出身の思想家で民権論者だった植木枝盛によって戦前に書かれた『東洋大日本国国憲按』など、戦前から日本にあった、日本人によって書かれた幾つかの憲法草案を下敷きにしているからなのだ。

つまり現憲法は決してアメリカからの押し付けなどではなく、土佐人の描いた理想が結実したものなのだ。

植木枝盛の憲法案はそれが明治期に作られたものである事が信じ難い程に、民主的で先進性に富んでいる。改憲論者の「現憲法は現代の実情に合っていない」と言う主張は、改憲論者達の思想が土佐人の思想にまだ追い付けていない事の証左でしかないし、「現憲法はアメリカからの押し付け」と決めつける改憲派の主張は、我が高知の生んだ明治期最高の思想家である植木枝盛と、自由と平和と民主主義を愛する土佐人への冒涜に等しい。

参照

Wikipedia『憲法草案要綱』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%86%B2%E6%B3%95%E8%8D%89%E6%A1%88%E8%A6%81%E7%B6%B1

植木枝盛 東洋大日本国国憲按 

URLhttp://home.cilas.net/yunami/9jo/uekiemori.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.05

英語より国語

国際化社会で通用する人材育成の為に、小学校から英語が正式教科となるようだが、国際化社会で通用する人材を育てる為に、小学校から英語を教える事が必要だと政府は本気で考えているのだろうか?

かつてはサンフランシスコで暮らし、英語でアメリカ人と喧嘩していた私が、学生時代に唯一赤点を取った教科は英語だったので、私は、学校で学ぶ英語と実践英語には決定的なかい離があると確信している。

大学入試センター試験で高得点を取る事に特化されている日本の英語教育が小学校から英語を正式教科としても、英語のセンター試験に向けての準備期間が早まるだけ。となるのは明白だし、それ以前に、英語も所詮は意思伝達の為の道具に過ぎず、英語が話せる。と言うのは一級建築士の資格があるとか、調理師免許を持っている。と言う事と本質的に差は無いのだ。

調理師免許があっても魚を捌けなければ日本料理がつくれないのと同じで、たとえ英語が自由に龍帳に話せても、自分の思いを言語化する能力が無ければ無意味だし、それ以前に他者に伝えるべき自分の意見を持っていなければ、どれだけ言語力が優れていようとも無意味だ。政府が本当に国際社会で通用する人材を育成したいのなら、小学校から英語を教えるよりも国語を充実させ国語力と考える力を徹底的に鍛え、少人数学級を実現させ国語の授業内容を充実させるべきだと私は思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.04

自衛隊でいい

改憲勢力は憲法を変えて、国土防衛と災害救助を任務とする自衛隊を、集団的自衛権の下、米国と共に海外で戦争する軍隊に変えようとしている。

軍事的挑発を続ける北朝鮮や中国には、軍事力で対抗するしかないと主張する。

改憲を主張している人の中に、実際に戦場に行く事になる人間が一人もいないのが、私などにとってはとても腹立たしく思えるのだが。

さらに、他国からの脅威への対処なら、現行の自衛隊法で充分な事は改憲派政党の有力者(石破茂幹事長)ですら認めている。自衛隊を国防軍に変えても喜ぶのは兵器を作る死の商人達と、有為の若者に「お国の為に死んでこい」と命令する右翼政治家だけだ。

人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出す事だ。世界を平和にする為には、憲法を変えて自衛隊を国防軍にするよりも、まずその種の悪質な寄生虫を駆除する事から始めるべきではありませんか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013.11.03

理想の選挙制度

過日のエントリーで選挙の事について書いた時のコメント欄でのやりとりで、この国の選挙制度は問題だらけだって事良く判った。(物的証拠は何も無いが)現行の機械式集票システムが、ソフトウェアを操作して得票数を水増し・鯖読みやり放題な事とか、死票の多い小選挙区制度とか、ある候補のAと言う政策には賛成出来るけどBは受け入れられない、どうしたらいい?とか、その他諸々。

で、そのあと自分なりに色々と考えてみた。理想の選挙制度ってどんなものだろう?って。

大前提として、投票者の意思がキチンと反映されるものじゃないといけない。それさえ為されていれば、「どうせ自分の一票なんて・・・、」って投票棄権させられる人を最小化出来るはずなのだから。

そう考えると、選択肢が一つしかない。っていう現行の投票制度では無理がある。で、それについての私の意見はこうだ。

1)一人の投票者が複数の候補を選べるようにする。

最も当選させたい人と、次に当選させたい人、二人に投票出来る様にするのだ。投票用紙は『一位』と『二位』の二枚あって、『一位』に書かれた候補が1票を、『二位』に書かれた候補は0.5票を得る事が出来る様にする。
或いは、『当選させたい人』と『当選させたくない人』の投票用紙があって、『当選させたい人』には1票が、『当選させたくない人』にはマイナス0.5票が加算される。

2)重要政策毎に国民投票を行う。

例えば先の参院選。圧倒的勝利を収めた自民党はその掲げる政策全てに支持を得ていたのではなく、経済政策への期待だけで支持を得た。消費税増税や原発政策、環太平洋経済連携協定や憲法改正、秘密保護法には反対する人の方が圧倒的に多いのだ。
だから、それらの是非は国民投票で問うべきだ。さらに、原発問題や米軍基地問題など、それら施設を受け入れる事になる自治体に住む住民が不利益を被る事になる政策では、賛成者が負担を背負うべきだ。つまり、原発政策で原発推進賛成者比率が最も多かった自治体が、原発施設や核廃棄物処理施設の受け入れ先になるのだ。原発賛成派だけが原発の生み出す利益を独占しコスト負担がゼロ。なんてのは許されない。原発賛成ならそのコスト負担もするべきだ。
米軍基地だってそうだ。日米安保は大事。日本には米軍基地が必要。そう考える者の比率が最も多い自治体が、米軍基地を引き受けるべきなのだ。日本には米軍が必要。と言いながら基地や訓練場を沖縄に押し付ける。なんてアンフェアな事はするべきではないし、米軍基地受け入れは嫌だ。と思うなら日米安保は破棄するべきなのだ。
憲法改正して自衛隊を軍隊にしよう。と言う意見に賛成の者が最も多かった自治体には、徴兵制を導入して兵役義務を負ってもらう。日本に海外派兵も可能な軍隊が出来たとして、「食い扶持を得る為に軍人になった」、貧しい家庭に生まれた若者だけが血を流す事を強いられるなんて間違っている。だから、この国に軍隊を持たせよう。と考える者が最も多かった自治体にそれを負担してもらうのだ。

3)開票作業は原則公開

これは選挙制度を論じる場合の絶対前提条件だ。誰が、どれだけの票を得ているのか、選挙管理委員会の人間しか見る事が出来ない。と言うのはおかしい。誰でも集票作業を観る事が出来て、そして見ている全員が、どの候補がどれだけの票を得ているのか一目瞭然で判る様にする。候補者毎に束ねられた投票用紙が集計される前に積まれていて、誰が最大得票者なのか大まかに判る様にする。タッチパネルを操作して電子的に投票する。なんて事は出来なくなるが、手間が掛かっても不正の介入余地を与えない制度にしないと意味が無い。

こういった事をやれば、この国の選挙も、政治と政治家も、そして社会全体が、もう少しマシになると思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »